2005年10月 5日 (水)

形態は機能に従うべし?

メルセデスベンツSクラスの新型発表会に出席。
東京国際フォーラムで開かれたりっぱなレセプションで
これまでの「Sクラス」がすべて展示されていた。
(照明はちょっとけちっていたけれど)
Sクラスの最大の特徴はいうと
S350とS500、
価格帯は1000万円を中心に幅をもたせたものだ。
(高くなっている)
安全装備と
操作性の向上にある
ような気がする。
操作性でいうと
BMWのi-Driveのような
空調からオーディオまで
ひとつのダイヤルでコントロールする機構と
やはりBMW7シリーズのような
変速コントローラーが印象に残る。
どちらも、僕としては気に入っている機構なので
いいと思うのだけれど
最大のライバルと同じ方向に行くのは
どうしてなのだろう?という疑問もある。
それでいうと
Sクラスでなくては手にはいらない!
という強いアピールポイントに欠けるのも気になる。
もうひとつさらに気になるのが
スタイリング。
内容は時代にキャッチアップしているのだけれど
それが形からは感じられない。
もちろんそれを実現するのは
なまやさしいことではないのだが
車のスタイリング(外観をデザインすること)が
表現力を失っている。
とくに大型セダンはどこも迷っているなあ
という印象を昨日は強めた。
S

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2005年9月23日 (金)

世界市民に告ぐ

連休前は打ち合わせラッシュである。
その合間を縫うように
ホンダ・シビックの発表会に行った。
4ドアセダン
ハイブリッドもあり
というのが最大の特徴だ。
シビックも8代目という。
初代からずっとハッチバックスタイルが
看板だったのに
今回はそれがなくなった。
ということで賛否両論がわき起こるのだが
もし時代に合わせて
スタイルも変えるべき
という主張が背景にあるなら
「シビック」の名にこだわる必要もなかったのでは
という気がしないこともない。
その一方、
そもそもシビックの名は
「市民の」
という英語から来ており
初代は石油ショックの時にでて
燃費のよいことがウリだった。
つまり世界的に石油を大事にしよう
という車の背景にあるコンセプトと
世界市民という感覚のネーミングの
マッチングが絶妙だった。
そのあと「迷走」の時期もあったのは
世界的なレベルでの問題意識の共有が
あまりなかったからでは
などと僕は勝手に思っていた。
いまはやはり環境保全が世界的レベルで
問題になっている。
まさに「世界市民」の出番なのだ。
その意味ではシビックの名を捨てないことは
見識かもしれないが
だとしたらいっそハイブリッドのみ
という思い切りのよさがあれば
僕はもっと拍手を送りたくなっただろう。
civic

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2005年9月12日 (月)

便利と不便の間

このところ取材でクルマに乗る機会が増えて
そうなるとやっぱり気になるのが
ETC。
これまではあれに投資をするに見合うほどの
高速の利用がなかったのだが
最近では各メーカーの広報が用意するクルマにまで
ついているし
先日、取材でETC装着車に乗っているG誌編集Kさんのクルマが
スイスイと料金所を通過していくのを見ていて
悔しい思いをしたのだ(笑)。
それともうひとつ、
ETC装着を考えるきっかけになったのが
首都高速回数券の払い戻し。
偽造券が出回った
という理由であの、割引きまで受けられるという
便利なものを廃止してしまうのだが
その払い戻し額が
現金なら590円(だったかな)なのに対して
ETCに振り込ませると額面の700円というのだ。
当時は100枚買うと7掛けになって1枚490円とか
いろいろ先払いの恩恵がある
消費者中心の制度だったのだが。
これでハイウエイカード廃止とともにまた不便になる。
とくに「痛い」のがバイクに乗っている時で
カードや回数券はポケットから取り出すのが楽なのだが
現金はめんどうくさい。
紙幣と硬貨があるから。
僕はバイクの場合、バーコードのようなものをタンクに
シールで貼って、
それを料金所のリーダーで読みとって
後日口座からの引き落としにするとか
いろいろユーザー本位の徴収方法があるはず
と思っているのだが
そういう噂はとんと聞かない。
バイク用ETCを開発中といっても
しょせん風雨に弱い機械を細工しようとしても
徒労に終わるのでは?
なにからなにまで関係団体の利権とかがついてまわる
ということだろう。
便利さと不便さのあいだ
といったような状況、
選挙結果をみていても
変わりそうもない……。

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