2005年10月15日 (土)

究極の嗜好品

友人から台湾みやげに
からすみ
を貰った。
嬉しい。
魚卵ってなんであんなにうまいのか。
サカナも魚卵が好きなのは
釣りをやる人には知られた話しで
いくらを付けると釣れる
という話しはよく聞く。
フライにもいくらフライなんてのがあるし。
僕の究極の嗜好は
数の子をどんぶり一杯
であるから、嗜好がサカナ並みということか。
しかしこの歳になると
怖さが先にたって
思いきれない。
正月になると
数の子をくれる人も多いのだが
いつも冷蔵庫の前で悩むのである。
からすみ
さっそく日本酒といただくことにしようかナ。

karasumi

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2005年10月12日 (水)

青山の赤と黒

以前から気になっていたもの。
それが青山プレジデントホテルの
カレーである。
「赤カレー」と「黒カレー」とあり
前者が豚のバラ角煮
後者が牛
を使ってルーも違う。
というので
まず「赤」のほうを試してみた。
すごいボリュウム感に圧倒される
というのが最初の感想。
ソースは酸味がきいており
新宿中村屋本店のチキンカレーを
連想させる。
「黒」を食べたら改めて報告します。
この2つのカレー、ティールームで提供される。
僕が食べているのを見て
中年3人組のビジネスマンが
「あ、いいな。僕たちもあれ、食べよう」
と言って頼んでいた。
カレーっていろいろなところに
潜んでいるのだ。

president

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2005年10月10日 (月)

ノーMSGの店

先日、編集者の友人たちと
そのひとの友人のカメラマンとで
岩本町の四川料理を食べた。
辛い
うまい
そして、
うまみ調味料(グルタミン酸ソーダ)
を使っていないのが謳い文句。
米国などで見かける
NO MSG(モノ・ソジウム・グルタメート)
日本の食のジャーナリズムの隠語でいうと
無化調
での味つけなのだ。
わりとこってりした調理なので
あまり数は食べられないが
香りのいい花椒を使っていて
いける料理が多い。
紹興酒も後味のすっきりしたものを
扱っていて
こういう店が家の近所にあれば
1時間ほど料理と酒を楽しんで
なんていいよなとつくづく。
しかしこの日はひたすら眠く
帰りの電車で偶然、
一橋の出版社の編集と一緒になったので
彼が「小川さん降りる駅ですよ」
と起こしてくれた。
助かりました(冷や汗)。
hasshokku


mabo

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2005年10月 4日 (火)

水とワインとグラス

仕事の打ち合わせの帰り
ヴァンピックルに。
銀座の裏通りにある
串焼きワインバーである。
僕たちは奇跡的に入れたが
店内は満席。
次から次へと人が来る。
ここがいいのは
ワインをきちんとしたグラスで
出してくれるところ。
水だってリーデルのグラスで飲むと
倍ぐらいおいしくなる
と言う人もいるが
その真偽はともかく
やはり気分的にも違うと思う。
ブラッスリーで
いいワイン置いていてもグラスがしょぼい
なんていうところがある。
それだと頼む気が起きないのでもったいない。
仕事帰りのカップルが多いのだが
バカ笑いするひともなく
いい雰囲気なのはやはり銀座
とついえこ贔屓的に考えてしまうのである。

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2005年10月 3日 (月)

宮殿とロンドンと神保町

神保町はカレータウンと呼ばれている
らしい。
たしかにカレー専門店やカレーを出す店は多い。
そのなかでもけっこう気に入っている店が
駿河台下にある。
しかしこの店、ちょっと前に値上げをした。
それもどうも納得いかないやりかたでだ。
というのは
以前はルーがこぼれんばかりによそってあった
のに対して
最近は皿のヘリが1センチも見える。
カレーのかかっている面積が
正方形になおして10×10センチだとすると
100立方センチも同じ料金で損をしたことになる。
(今度もうすこしよく測ってみます)
むしろ値上げしてもらいたかったのに。
こういうのはイカンよ。
そんな神保町なのだが
おいしいインドカレーの店はない。
おいしいインドカレーは店はどこにもない、
あるとすれば
マハラジャの宮殿の中かロンドンだ
という意見もあるし
(腕のいい料理人にとってそのほうが稼ぎがいいから)
東京で出合うインド人たちも
悲しいかな同じことを言う。
では今のままで、神保町をうろうろしていたほうが
幸せなのかもしれない。
ehiopea

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2005年9月28日 (水)

ガニエール・ア・東京

フランスの3ツ星シェフ
ピエール・ガニエールが11月に
青山にレストランを出店する。
その記者発表会が溜池山王であった。
ガニエール氏のレストランはパリの
オテルバルザックにあるが
僕は、日本でしか食べたことがない。
そのときはニューオータニ大阪のグランドシェフ
ダニエル・コルビ氏が招聘しての
特別フェアで
ガニエール氏は1週間ちかく
日本に滞在して料理を披露してくれた。
誘ってくださったのは山本益博さんだったが
山本さんいわく
「ガニエールの料理はフランス人でないと
十全に理解できないと言われているんだよ」。
子どもの時から四季おりおりの食材を
彼の国の調理法で味わい
つね日頃からさまざまな料理に接することで
みずからの血や肉とする−−
そんなふうにフランスの料理に接している人でないと
ガニエール氏による解釈が堪能できない
といわれているのだ。
はたして僕が食べた料理も
「難しい」ものだった。
ただ、本人は科学者とコラボレーションして本を書いたり
学究肌の料理人で
このひとに接すると
フランス語が喋れたら!とつくづく思うのだった。
でもまあ、
あの「オブラディオブラダ」が
その当時イギリスでジャマイカ移民よる
市民権要求のストライキに対する
ビートルズからの応援歌
だと知らなくても、いい曲であることに
変わりないわけで(かなり強引な展開)
ガニエール氏の料理、純粋に
うまいまずいで判断していいのだ。
青山にはフランスから2人の若きシェフを連れてくるが
「日本の素材も積極的に使う」
というガニエール氏
どんな料理を「ピエール・ガニエール・ア・東京」で
作ってくれるだろうか。

ganaire

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2005年9月24日 (土)

おそるべき鉄鍋

取材で、軽井沢へ。
「カーセンサーEDGE」10月15日発売号のために
「鉄鍋おじさん」で知られる、菊池仁志さんに
ダッチオーブンの取材をさせてもらった。
こんなおいしいものを作りに自動車で
どこかに出かけよう
というのがテーマである。
今回つくってくれた1品がこのローストチキン。

dutch1





こうやって1羽まるごと
洗っただけの野菜とともに鍋にいれ
あとは塩と胡椒とローズマリー。
火をおこしていた炭を上と下にのせ
(実はこれはけっこう技がいる)
1時間ほおっておく。

dutch2





すると出来上がり。

dutch3





これがめっぽう美味なので驚いた。
ジャパンダッチオーブンソサエティ会長
だけあって
菊池さんは簡単に作ってくれたが
自分でやると大変なのか
と想像するのだが
プロセスを思い返しても
自分で出来そうだ。
菊池さんによると家庭用オーブンに
ダッチオーブンを入れたほうが
もっとパーフェクトに作れるとのこと。
屋外と家庭
どっちでも、
このアメリカ生まれの鋳鉄製の鍋
おいしいものを食べさせてくれるそうだ。
10月から新宿センチュリーハイアットの
レストランで
ダッチオーブンフェアをやるそうな。
行ってみるか。

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2005年9月22日 (木)

壊れるけれど買った

展覧会2連発である。
ひとつは六本木・飯倉片町のアクシスギャラリーでの
「ブラウン展」(10月16日まで)。
ドイツ工業デザインの範として1980年代まで
世界中の工業デザイナーに影響を与え続けてきた
ブラウンの製品(と思想)を並べた展覧会だ。
1950年代のブラウンの製品は
いまでも欲しくなるところがすごい。

braun





ものすごく理想主義的に作られていて
たとえば壁かけ型のテープレコーダーと
ステレオアンプとスピーカー。
B&Oのコンセプトを20年先取りした製品だ。
こんなのがわが家にあれば
かっこいいなと思うのだが
実際この製品を知っている人に言わせると
重くて、
日本の家屋だと壁が壊れる
とうことだった。
そういえば、アラームクロックだって
すごくきれいで買ったけれど
すぐ壊れた。で、また買う。
3回繰り返したところでばかばかしくなってやめた。
でもブラウン展をまわると
心のどこかが熱くなる。
それはもの作りにかけた理想主義と情熱が
響くからなのだろう。
工業製品でこれだけのものを感じさせるのは
ブラウンだけだ。
壊れるけれど、思いはすごいよ。
もうひとつは吉岡徳仁さんがセイコーインスツルと
一緒に開発した腕時計の展示
「ヨシオカ トクジン展」(9月30日まで)。
六本木のギリシア大使館の隣のギャラリー・ル・ベイン
でやっている。
工業用ロボット4基を使っての
おもしろいインスタレーションだ。
照明が暗くて腕時計の特徴はいまひとつクリアに
わからないが
時計をもったロボットアームの動きは見る価値がある。
動きと、音楽に合わせたプログラミングが大変だった
とご本人が言っていたが
お疲れさまでした。

TO

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2005年9月15日 (木)

右からか左からか

先日、プレス向け試食会に参加。
ペニンシュラホテルの辛くてうまい調味料
XO醤が日本で輸入されることになったので
それを使った料理を
脇屋友詞シェフがコース仕立てで出してくれる
というものだった。

xo



場所は赤坂のWakiya一笑美茶樓。
当日は2007年に日比谷で開業する
ペニンシュラ東京の準備にたずさわっている
スタッフも同席して
にぎやかな会だった。
僕は山本益博さんと同じテーブルで
久しぶりに最近、山本さんが凝っている
フランスのレストランの話しなどを
聞くことが出来た。
パリの16区に小さいけれどすばらしいレストランを
見つけたそうだ。
それはともかく脇屋さんの料理は
軽く、かつ楽しく
というかんじで構成されていて
5品でたが満腹の苦しさはない。
これは前菜。
辛い、甘い、酸っぱい、苦い、塩っぱい
の5味をそれぞれ強調した味付けで
つまんで味わっていくのが楽しいものだった。
「どう食べていくか、それも大事だよね」
と山本さんは、
右端から下に行くべきか
あるいは左端から横に行くべきか
と悩んでいた。

wakiya

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2005年9月13日 (火)

ア・ラ・リューン

仕事関係の友人たちと
東麻布のフレンチ「ラ・リューン」で
夕食をたべた。
ここは特に、同行した某ドイツ自動車メーカーで
企業広報を務めるSさんのお気に入りでもある。
永田シェフは探求心旺盛かつ上がり調子というかんじで
行くたびに料理がこなれて
おいしくなっている気がする。
わかりやすくなっている
ともいえるかもしれない。
昨日は緑のガスパチョ仕立てのソースのうえに
鮎の切り身をポワレした前菜や
若鶏のポワレにほんのりカレー風味をつけた主菜などを
頼んだが、
どれもたいへんおいしく感じられる。
ワインに合わせてか
食材の特長を少し強調した味つけも
レストランとしては正解では。
画像はスポーツ誌N誌のK編集長が頼んだ
クレームカラメル・アラ・リューン。
きれいなのである。

lalune_desert

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