2005年10月 8日 (土)

安全から安心へ

10月末発売の「毎日が発見」で
徳大寺有恒さんにご協力いただき
自動車の特集を担当した。
安全をテーマに、というのがオーダーだった。
しかしエアバッグの数を較べても意味がない。
そこで考えてみると
いまの自動車は
衝突したときの安全性を踏まえたうえで
「プリクラッシュ・セイフティ」
つまり衝突を回避するための安全性能に
重きを置くようになっている。
たとえば、
レーダーを使って先行車との距離を計測し
一定距離をより近づくと自動的にブレーキをかける機構
とか
ハンドルを切った方向にヘッドランプの照射範囲を広げる機構
とか
車体の各所に取り付けられたカメラ
とかいったものである。
そこで僕としてはこれを「安心」性能
とよぶことにした。
安全ではなく安心。
快適
気持ちよく
守られている気分で
車に乗ることが出来るための装備なので
エアコンだって、
カーナビだって
ここに含まれる。
「毎日が発見」の中心読者はシニア世代なので
とくにこういうものが必要だろう。
電子技術は使えるものは使って
負担を減らす
というのが今の車選びには大切では
と思ったのだ。

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2005年10月 7日 (金)

感情か情熱か

先日、タイのバンコクにあるレストラン
The Dome
のジェネラルマネジャーと食事をともにする機会があった。
高層ビルの47階でオープンエアのレストラン、
といい
価格もバンコク一。
僕はあいにく訪れたことがないのだが
11月には星持ちシェフを各地から集めて
特別なフェアを開くのだという。
このとき、このGMがいろいろ興味ぶかい話しをしてくれた。
おいしいキャビアの食べかたとか
それと合わせるのにいい酒とか
そういうこともおもしろかったが
食事についてではなく
印象に残ったことがあった。
それは働く女性について。
女性の社会進出については、
東南アジアのほうが日本より先をいっているが
それを快く思わない男性もいるそうだ。
そういう人は仕事のパートナーである女性たちを批判して
エモーショナル(感情的)
というそうだ。なので仕事がやりにくい、と。
しかし−−とそのGMは言う。
彼女たちは
パッショネート(情熱的)
なのだ。仕事へのフォーカスの度合いが高く熱心。
それが人によってはエモーショナルととらえられてしまう。
だから自分のまわりにいる女性を
エモーショナル=負
と考えたら、その男は大きな損をする。
パッショネート=正
と考えれば、周囲へのベネフィット。
こういう言葉の定義において、
とくにアメリカ人はおもしろい。
おとといの新聞で、米国ジェネラルモーターズが
富士重工の株式をトヨタに売却したことが報道されていたが
その際GMの幹部の発言のなかに
この売却は「リフォーカス」だととらえている、
というのがあった。
GM本体の業務を前進するための「再集中」。
そうすると、資金繰りのための売却という印象が薄まり
前向きなかんじが多少でる。
話しが、冒頭に戻るが
The DomeのGMとのランチは銀座「吉兆」だった。
このときはなんと松茸づくし。
写真を忘れて貪り食ってしまった。
かろうじて向付けだけ撮った。
松茸にはエモーショナルでありパッショネートである。

kiccho

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2005年10月 6日 (木)

自分というブランド

知人の米国人ジャーナリスト、
ボブ・スリーヴァ氏が「デザインが会社を変える」
という新刊を出版。
そのパーティが六本木のSUPER DELUXEで開かれた。
この本、雑誌的なレイアウトもさることながら
いまの日本のものづくりの状況が概観できる
興味ぶかいつくりなので
書店で見かけたら、まず手にとってみてください。
このパーティでは
ケータリングはすべてボブの手によるというのが
なかなか。
かつて、オライアン
(ビスボッチャとかイルボッカローネを経営する会社)
と組んで「SAVEUR」という
ちょっと時代の先をいく感覚の食の雑誌を
少部数ながら作っていたボブらしい。
かぼちゃとキムチを合わせたり
極薄のチーズオムレツをフランスパンに入れたり
食材の合わせかたが
ひねりまくりで、
たとえハコは借り物でも
中に入ったら自分の家の感覚でゲストをもてなす
これもボブ・スリーヴァという人物の「ブランド」
がよくわかっている、ゆえだろう。

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2005年9月26日 (月)

バイクの夢

ちょっと前にバイクを手放した。
バイクに乗っている自分は
好きだったのだが
いかんせん、1週間にいちど乗るかどうか。
それではバイクがおかしくなってしまう
ということで
知人のデザイナー、Uさんが
ひきとってくれた。
ここで書きたいのは任意保険のことである。
僕がバイクで入っていたのは共済だ。
任意保険の場合、車両どうしの事故の処理が
やっかいなので
ケアをちゃんとしてくれるところを
僕は選ぶのだが
バイクはそれもあまり関係ないだろうと思い
掛け金が比較的安い共済に加入していた。
で、バイク売りました
と連絡すると
ここには休眠制度のようなものがあって
申請すると割引率はそのまま
毎年の掛け金なしで
今度またお願いするまで
ユーザー側の「権利」(のようなもの)を
持ち続けることが出来ると教えてくれた。
掛け金なし、というのが
民間の損害保険と違うところだろう。
もちろんこの手続きをした。
そして、将来のバイクライフへと
夢をふくらませる自分がいるのだった。

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2005年9月25日 (日)

ラウンジから思いついた

以前、食の雑誌を一緒に作っていたスタッフと
久しぶりの食事をした。
待ち合わせ場所は
と考えて
六本木ヒルズに新しくできた店
にしようということになった。
イギリスのパブを今の日本っぽくアレンジした店
と思いこんでいて
おもしろそうじゃん
と出かけていったら
ちょっと前に流行ったラウンジ風だった。
「こういうところ、最近来ていないですよねー」
とふたりともなんだか妙に懐かしい。
以前、新しい店を一所懸命追いかけて取材していた頃
のことを思い出すのである。
でも居心地が悪くてビール2杯で退散することに。
それでふと思ったのだけれど
逆に酒1杯だけ飲む店があってもいいのでは、と。
たとえばスペイン・バスク地方のサンセバスチャン。
あそこではバーホッピングをみんなが楽しんでいる。
グループで行くのだがひとり幹事を決めて
そのひとに最初に2000円ぐらい渡しておく。
そして1軒1杯、つまみ1皿で
次の店へ。
長居は逆にかっこ悪いのである。
微発泡のワイン、チャコリが地元の酒
(タンブラーに高いところが注ぐのがやりかた
←でもチャコリの生産者に猛烈に反対されている)
そしてお金が袋からなくなった時に終了。
現地ではバーホッピング用マップまで
用意されている。
こういうの、日本でもどこかの地域でやったら
流行らないかな。
で、話しを戻すと
僕たちは結局、日赤前の気取っていないバーに
(日本風に)腰を据えて飲み直し。
以前、編集部があった恵比寿で
少し感傷的な気持ちになって別れたのである。


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2005年9月20日 (火)

大事なのはボール

自分で言うのもなんだけれど
メモ魔である。
僕の場合、メモをとる速度が速い
という意味においてだ。
自分しか読めない字だけれど。
ノートはRHODIA。
これが日付入りで段ボール箱いっぱいにたまっている。
ボールペンは発売されて以来のドクターグリップ派なのだが
最近はカランダッシュのものが
とてもいい
ことを知った。
このスイスのボールペン、
よく高価な贈答品として
スターリングシルバーのボディのものが使われるが
一般ユースに向けて
1500円でプラスチックボディがある。
これがめっぽう書きやすい。
インクの出が最高なのだ。
高級なボールペンはボールに金がかかっているらしい。
高級な自動車はブレーキに金がかかっているようなものか。
ちょっと違うか。
ところがこの高価(1500円でも高い)なボールペンを
時どき紛失するのである。
それでまた買う。
そんなことの繰り返しだ。
最近は万年筆にも食指が動いており
伊東屋の本を作った知人に
(伊東屋でなく)青山の専門店を紹介された。
PCも新調しなくてはならず
意外なもの2つの間で
どちらを先に買うべきか悩んでいる。

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2005年9月17日 (土)

最初は勇気が

ライター仲間のMさんと
汐留の広告代理店のMさんとで
友人レベルの夕食を中目黒で食べた。
当初、
どこで食べるか、
店選びで困り
最近ずっとpenの、グルメ別冊の取材で
ミシュラン・ギドルージュの
覆面調査員ばりの
食べ歩き苦行?をやっていたMさんに
いい店があったらそこに
と頼んだのだが
「なんだか恥ずかしいからイヤ」
と言われた。
その心情はわかる。
僕も
取材で出かけたお店に行くときは
けっこう勇気がいる。
いちど行けば、
あとは2度3度と出かけるのだけれど
最初の1回は決心しなければならない。
そんなこと思っているのは
僕だけかと思っていたら
Mさんもそうだったというわけだ。
なので
Mさんがどんな「いい店」を見つけたかは
その雑誌が出るまでわからない。

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2005年9月14日 (水)

新・プロの仕事

先日、千葉のイタリアン、カステッロに行った
とはここで書いたが
そのとき
料理の盛りつけがきれいなので
撮影しようと思ったが
なかなかうまく撮れない。

castello_0913



屋外のテラス席でしかも快晴で明るく
と条件がいいはずなのに……。
すると
同行していたカメラマンのYさんが
白(テーブルクロスとか皿)が強すぎて
料理が暗くなってしまうせいでしょう
と分析してくれた。
ではお手本を
と頼んだが
補正の出来ない僕の携帯ではさすがに無理
とのことだった。
要は記憶に残ればいいのである。

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2005年8月31日 (水)

疑問解決

今日は朝から車の撮影。
夜が明ける前にボルボXC90TEで。
この時は写真を撮ってくれた小川義文氏も
一時的に借りているXC90TEでやってきて
なんと2台が並ぶことになった。
ところでボルボが時どき使うサブグレードのTEって
トップエグゼクティブの略だったということを
先日はじめて知った。
子どもの時は、
このアルファベットの数が多いほうがえらそうだとか
そんなことをよく考えていた。
ゴルフでいうとEよりGTがなんとなく上で
それより上にGTIがあるみたいな。
でもこれって上下の問題ではないことを悟ったのは
社会人になってからである。

volvo

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2005年8月28日 (日)

ハートヒルズツアー参加記

東京タワーでやっている
「リカちゃんハートヒルズ ツアー」に。
取材の下調べである。

rikarealsize




「等身大のハートヒルズであそべる体験型アトラクション」
というのが謳い文句で
それだけに子どもしかいなかった……。
僕はもちろんリカちゃんとは縁がなかったが
(GIジョーもあの好戦的な雰囲気がねえ)
女性にはけっこう響くようである。
では自分に懐かしいオモチャってなんだろう
って考えると−−。
学研の「科学と学習」だろうか。
とくに「科学」の付録は好きだった。
しかしそれが今の自分に全然役立っていない……。
もうすこし科学的な大人になるかと思っていたのに。

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