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2014年5月31日 (土)

ビルバオのグッゲンハイム

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スペイン・バスク地方ビルバオで
取材の合間に訪れた
グッゲンハイム美術館。
カナダ人建築家
フランク・ゲーリーが
1997年に手がけた
有機的な造型で知られる建物だ。

特徴は
外壁がチタニウムで出来ていること。

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原材料から表面処理にいたるまで
4つぐらいの国を経て
ここに運ばれたという
かなり凝ったもの。

「高価だが
錆にも強く
100年持つという
彼の説明を信じれば
結局安くつくという考え方もあるね」と
連れていってくれた
BMWのひとが
夕食のときに語っていた。

もうひとつの特徴は
直線がほとんどないこと。
どの線も必ずカーブしている。

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ビルバオは
(バスク人の特徴でもある)
工業的な街で
かつて造船で賑わっていたという歴史がある。

美術館も川沿いに建っており
かつての造船所の跡地を使っている。
そこでゲーリーは
歴史的な記憶を込めて
船にも魚にも見える
曲線を多用した設計をしたとか。

今回はオノ・ヨーコのレトロスペクティブをやっていた。

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なかには
ジョン・レノンと出会うきっかけになった
お金を払って釘を1本打つ作品
(きっとそれだろうと思う)もある。

しかしレノンとのレコードなど
ジャケットをすべて展示しているなかで
その作品の解説に
なにもそのことが書かれていないので
違う作品なんだろうか。

1階にある
リチャード・セラの
分厚い鋼板をぐるぐると巻いて作った
巨大で圧倒的な
「マター・オブ・タイム」などを
観た後だと
なんとなくこじんまりと感じられてしまい
残念といえば残念。

でも今でも
空気の入ったカプセルを5セントで
ガチャガチャを回して買う作品など
「いいよね」とこちらの外国人も言っていた。

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これは
最近の「ムービングマウンテン」。
観客参加型で
毛布のような布を被ったひとを観る。
子どもたちにウケていた。
大きな布と小さな布とがあるので
大人と子どもが同時にやるといいのだろう。

ビルバオは天候に恵まれず
午前中は雨。
午後はこのように晴れたが
「2週間いるけれど
ずっと雨だよ」と
BMWの人間は
うんざりしたように話していた。


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2014年5月30日 (金)

航空会社のEチケット

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いま出張中なのだけれど
飛行機に乗ってから
そういえば
チケットもたないで
エアラインのカウンターに行ったなあと
気がついた。

最近はそういうことが多い。
というのは
Eチケットになり
事前に航空会社から
確認メールが送られてくるからだ。

でも以前
どこかの空港で
同行したひとが
Eチケットのコピー(印刷したもの)を見せろと
地上職員から詰め寄られて
困っていたことがある。
つまり
うっかり安心していては危ないということか。

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これはルフトハンザの昼食。
茶そばって
ほんと定番だな。
日本で食べたことないのは
僕だけではないのでは?

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主菜のすき焼き重
あいにく牛の味がしない
ご飯は昔に較べると
劇的にうまくなったが。
以前ルフトで
「カレーライスを試しに作ってみました(ハート)
ご意見をきかせてください」と
提供されたことがあった。

ご飯がかりかりで
全然おいしくなくて
乗客がみんな「おいしくない」と答えて
客室乗務員(ドイツ人)が憮然としていた。
隔世の感がある。

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フランクフルト空港のラウンジで
夕食時に出された
(「いかがですか?」と回ってくる)
チーズ入りのパン。
空港の、というただし書きはあっても
なかなかうまい。
さすがパンが200種類以上ある国。

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フランクフルト空港から
スペイン・バスクの
ビルバオ行き機内での「スナック」。
スナックというかんじではないのだが。
パンの甘酸っぱい香りと
オリーブオイルのドレッシングの香りとが
うまくマッチしていた。
スペイン行きの期待を盛り上げる演出だ。


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2014年5月29日 (木)

デリーに足が向いてしまう

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六本木には
おいしいものがいろいろあるが
カレー料理インド料理が
充実しているように思う。

スワガットのような
本格的な料理店があるいっぽう
ミッドタウン内の
「デリー」のように
適度に日本ふうのアレンジが
うまい店もある。


つい僕の足が
向いてしまうのである。
こちらはデリーのドライカレー。
やっぱり
コルマなどの敵でないが(笑)
なかなか高得点。

エビはいらないかなと思うが
これは僕の好みの話である。


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2014年5月28日 (水)

経堂の八昌に圧倒された

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僕は時として
料理の記事を書くにあたり
下取材に出かける。
店の雰囲気とか
メニュー構成とかも
記事の大事な要素だから。

カメラマンでときどき
行き当たりばったりで
料理写真を撮るひとがいるが
あれは大胆である。

先日出かけたのは
経堂の「八昌」。
なかなか入れない
人気の広島焼きの店だ。

味はしっかり濃いめ。
量もハンパなく
圧倒された。
「まず少し頼んで
少なかったら追加して」という
店のアドバイスどおりだ。

カウンターが特等席だ。
そして後日取材を申し込んだら
改装に入ってしまうという。

(ちょうどいまごろ)
6月末ごろ終わる予定というが
飲食店は
その間収入が途絶えてしまうわけで
大変だなあと思う。

僕が好きなのは
広尾の「高見」だが
ここはお好み焼きと
気軽にくくれない値段なので
ごくたまに出かけるのみ。
それがなんとなく悔しい。

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2014年5月27日 (火)

ヘッドフォン

Bw

いまヘッドフォンが百花繚乱のごとく
街中にあふれている。
イヤーパッド付きのものをしている
若いひとを見たときは
僕はあれは家庭用という固定観念があったので
ぎょっとしたが
慣れてしまった。

たとえば
この英国
バウアー&ウィルキンス(B&W)による
ヘッドフォンも
そんな大型で高音質を追求したタイプ。

僕はこのあいだ
このマセラティとの
コラボレーションで作られた
モデルを取材した。 

この日は
道がやたら混んで
クルマで大磯から川崎駅前まで
移動した僕は
1時間も遅刻してしまった。

ふつうありえない
大遅刻である。
しかし先方はにこにこしながら
待っていてくれた。

人間的に大きいなあと感心。
僕は自分は遅れるくせに
遅刻するひとには非寛容なので
いかんなあとさらに自戒したのだった。


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2014年5月26日 (月)

みんなのぱんやで思うこと

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取材のあと
小宮山雄飛さんに誘われて
東京駅脇のTOKIAにある
「みんなのぱんや」へ。
そこで出合ったのが
上掲コッペパン。

ここは
昔町のパン屋で売っていた
パンをいまふうに
すこし高いクオリティで作るのが
コンセプトのようだ。

コッペパンは
フォッカッチャのような食感で
少し甘みがある。
これにクリームをいれたパンもあり
それはクリームのクオリティが
それなりに高くてなかなか。

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シュガートーストや
焼きそばパンなど
そういえばあったなあ!というパン
(いまもあるけれど)がずらりと並ぶ。

15時にいったときには
もうほとんど売り切れだった。
フランスふうのパンを作る
VILONも同じ母体。

この2本立てが
日本人のパン志向を
端的に表しているということか。
ある意味
40年ほどあまり変わっていないともいえる。

アメリカ
イタリア
スペイン
ドイツなど
各国にすぐれたパン文化があるが
そういう広がりはまだまだ少ない。
アメリカのパンなど
いちど自分で手がけてみたいt
僕はずっと思っている。

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2014年5月25日 (日)

450グラムのナポリタン

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今月号の「UOMO」の連載は
テーマがスパゲティ・ナポリタン。
嫌いじゃないが
そんなに違いがあるのかな、という料理。

いや
違いがあってはいけないように
作っているのだ。
つまりこれほどのド定番はない。

そばでもうどんでも
カレーライスでも
スパゲティ・ナポリタンほど
味が均質化していない。

上掲の画像は
新橋駅前「むさしや」のもの。
茹であがり
450グラムだ。

なんでこんなに量が多いんですか?と
オーナーに訊いたら
先代(といっても現役)の
お父さんが
「このぐらいじゃないと食べた気がしないだろう」と
決めたんだそうだ。

どんなお父さんだ、と
すごい巨漢を想像していたら
ほっそりしたダンディでびっくりした。
おしゃれが好きな様子で
店のイメージと真逆。

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でもそれとは別だが
むさしやはロメスパの店のように
僕はかってに思っていたが
じつは洋食店なのである。

洋食メニューも人気で
ご飯もの(オムライスとかドライカレー)が
よく出るそうだ。
ナポリタンで独自というと
横浜のニューグランドぐらいだろうか。
いや
きっとほかにもあるはず。
僕にほかのランチをあきらめて
ナポリタンを注文する勇気があれば
これからもリポートを続けてみたい、かな。


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2014年5月24日 (土)

やきとり文楽の楽しさ

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先日ここで触れた
釜浅商店の熊澤大介社長と
飲んだのが
「やきとり文楽」。
上は名物のもつ煮込み。

同店は
上野のアメ横のなかにある。
ほんと久しぶりに
アメ横に足を踏み入れた。
活気があって
夜が更けても人通りが絶えない。

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「やきとり文楽」は
通りにテーブルを並べて
そこに入れ替わりに
若いお客さんがやってくる(女子率多し)。

もつ煮込みはもちろんうまくて
焼き鳥もとてもよい。

僕はホッピーも頼んだが
焼酎の量がハンパでなく
ホッピーを注ぎ入れる空きがない。
外国のカクテルのようである。

向かいには
もつで有名な「大統領」。
箸立てはすべてのテーブルにないので
隣にもらいにいったりする。
そこで会話が生まれる。

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「ちょっと前の上野は
やばかったですよ」と
熊澤社長はいうが
いまはたしかにクリーンで
適度に猥雑。
いいかんじだが
これ以上クリーンになったら
つまらないだろう。

やはりJRが駅周辺を
もっと地元に安いレントで貸すとか
アトレとかやっていないで
地域振興策に積極的であってほしい。


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2014年5月23日 (金)

オープンカーでの出合い

Mini

24日発売の「GQ」誌で
オープンカーの小特集。
MINIコンバーチブル
メルセデスE250カブリオレ
ポルシェ・ボクスターを借りて
東京で撮影した。

へんな天気の日で
けっこうな降りだと思うと
ぴたっと止んで
また降り出す始末。

GQらしく
モデルを使った撮影だったが
おかげでモデルはびしょびしょで
かわいそうだった。

リヨン出身の
好青年である。
ランチのとき
トロ丼をほおばりながら
「日本に暮らしたいんです」と
言っていた。

こういう出合いも
おもしろい。


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2014年5月22日 (木)

ミッドタウンの釜浅商店

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プロに愛用される道具を扱う
合羽橋の「釜浅商店」が
ミッドタウンガレリアB1に
6月15日までの期間限定ショップをオープン。

「来てね」と
友人でもある
釜浅商店の熊澤大介社長から
誘われていたので
雨のなか足を運んだ。

コンパクトながら
商品は密度こく並べられていて
たとえば
バーベキューに興味あるひとなら
炭も
炭おこしも
焼き台もすべて
揃っている。
しかもプロスペックだから
モノ好きは心惹かれる。

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ミッドタウンを訪れたり
リッツカールトンに宿泊している
外国人客にも人気のようだ。
プロの包丁とぎの実演など
新鮮だろう。

釜浅商店の成功をみて
ふと思ったのだが
たとえば
自動車メーカーは
こういう親しみやすいかんじで
技術展示とかしたら
どうだろう?
製品並べるのは
販売店でも出来るのだから。

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2014年5月21日 (水)

切手の品質が下がっている

Photo_2

僕は職業柄?
請求書など
郵便を出す機会が
わりと多いが
ずっと気になっていたことがある。

それは切手。
小泉郵政民営化のあたりから
クオリティがいちじるしく
ダウンしているように感じていた。

その内容は……
1 切り離しが悪くなった
2 版面がやたら大きくなった
3 図柄にセンスがなくなった

たとえば昔は
シートから1枚
切り離すとき
気持ちよくぴっと切れたものが
下手をすると
びりびりっと
ほかの切手を切ってしまう。

サイズについては
80円切手がどんどん大型化していて
定型サイズの一般的
縦型封筒には貼れないほど。

図柄は
たとえば
いまの季節は花のものがあるが
ポピーとか
シャクヤクとか
とっくに散ってしまったものばかり。

なんでも
僕の感覚はそのとおりらしく
紙質は落ちているし
意味のない大型化は
郵便局でも不評のようだ。

切手のなかには
英国に外注しているものもあり
(シートの下に記載がある)
それらはとくに
クオリティが低いとみられている。

外注の理由は
コストダウンにあるらしい。
紙幣でも
同じことが言われている。

僕は切手を集めているわけではないが
そのときどきで
図柄を選んで貼るのが好きである。
なので
切手のクオリティが上がることを
心から望んでいる。
そのほうが文化的だし。

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2014年5月18日 (日)

ロールスロイスの特注

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金曜日に
六本木のクラスカ東京で
ロールスロイスによる
「アイコンツアー」という
展示会が行われた。

当初は
僕は行くべきか
迷っていたが
意外にいろいろなメディアが
「興味あるから原稿書かない?」と
言ってくれたので
出かけてきたのだった。

ここでは
英国からクラフツマンが来日して
ペイントや刺繍などの
技術を披露してくれた。

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これは僕はいぜん
ニースでのロールスロイスの試乗会でも
見せてもらったことのある
寄せ木細工の技術のサンプル。
ものすごく薄い木を
組み合わせて
このパターンを作っている。

これからのロールスロイスでは
「ビスポーク(特別あつらえ)」と呼んでいる。
あらゆる特注に対応するそうで
その分野は
カラー
マルケットリー(ガラス象嵌)
エンブロイダリー(刺繍)
スティッチング
エングレービング
ペインティング
レザー
ウッドというように
多岐にわたるという。

住宅は転売するとき
改造した部屋をもとに戻す技術があるが
「中国で発注されたビスポークは
欧州ではまず売れない」なんて
言葉を聞くと
ロールスロイスではどうなるんだろう。

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これなんか
その一例。
すごいきれいな技術だけれど。


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2014年5月17日 (土)

ザビートルレーサーに感心した

Photo

ザビートルレーサーとは
かつてオリジナルビートルで
限定発売されたスポーティなモデルの
イメージを現代解釈したもの。

黄色いボディに
黒いデカルが貼られたボンネットが
特徴的だ。
これもオリジナルのイメージを出している。

でもまあ中身は
ザビートルターボなので
正直いって
以前乗ってあまり感心しなかったクルマだけに
このあいだ
乗る機会があったときも
どうなのかなあとあまり乗り気ではなかった。

ところが
これが意外にもとてもよかったのである。

走りは「レーサー」とはまったく無縁だが
トルクがたっぷりあって
扱いやすく
適度に速く
けっこう快適。
気持ちよいのだ。

約405万円のプライスは
購入に真剣にならざるを得ないが
どうなんだろう。
ザビートルが欲しければ
これはとてもいいと思う。


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2014年5月15日 (木)

ランドローバーはクルマではない?

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朝日新聞「&」でランドローバーを取り上げた。
ランドローバーは
英国の四輪駆動で
これだけ世界の自動車メーカーが
競合車種を出しているなかで
しっかり生き抜いているのがすごい。

僕は何度もスコットランドなどで試乗したことがあり
たしかに悪路の走破性はたいしたものだと思う。
それと機械機械していないというのか
ゆるいかんじの作りが
どことなく生物的な雰囲気で
そのあたりが人気の理由だろうか。

以前知人が乗っていた90という
ショートホイールベースの2ドアを
売るとき
中古で買った価格より高く売れたと
びっくりしていたこともある。

快適性などは
メルセデスベンツやトヨタのほうが
はるかに上である。
でもほかには代えがたい魅力が
ランドローバーにはあるのだろう。

これが自動車が
趣味の乗りものとして
愛されているゆえんなのだ。

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2014年5月14日 (水)

新国立競技場がまずい

最近仕事で
国立競技場近くに
行くことが多いのだが
まもなく(7月)
ここが新国立競技場建設のために
解体される予定だ。

あらたに
建設されるのは
イラク出身英国在住の建築家
ザハ・ハディドの作品。

この案が
コンペで入選したときから
「でかすぎる」
「詳細が不明」
「現実的でない」等
批判にさらされてきたものだ。

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上はGQの記事より。
「新国立競技場のなにが問題なのか」と題して
中沢新一氏と
伊東豊雄氏が
ザハ・ハディド案の実行に
疑問をなげかけるシンポジウムの
取材で構成されている。

ザハ・ハディドは
そもそも理論派なので
スケッチはとてもおもしろく
今回の案も
ぱっと見には派手でおもしろそうだ。

しかし記事を読むと
両氏の反対意見は
とても興味ぶかい。

こんなもの作って
あとでどうするんだ?
長野五輪と同じわだちを踏んでもいいという
役人の頭の構造はどうなっているのかな?と
つくづく考えさせられる記事である。


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2014年5月13日 (火)

焼肉矢澤がオープンした

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「ミート矢澤」で知られるビータスが
東京駅前・八重洲の路地にオープンした
焼肉矢澤・東京」にでかけた。

焼き肉とホルモンの店で
特徴は
同社がシンガポール(すでにオープン)を皮切りに
夏にミラノ
冬にベバリーヒルズと展開する
「Yakiniku Yazawa」の東京店であること。

東京店は
30席を効率よく並べたつくりで
ついたてがあり
卓ごとのプライバシーが守られているうえ
個室が2室もある。
ビータスはこういう部分に
いつも配慮しているな。

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上の肉は
赤身厚切り
いわゆるシンシンの部分
実際にはここまで厚い肉は出さないとかいうが
今回は
スタッフが
慣れていない僕のために
特別に焼いてくれた。

キモは鉄板の隅っこを使うこと。
じっくり火入れしていく。
ステーキのおいしさだ。
これだけ焼くと
「雑味が混じるから」と
すぐ鉄板を交換する。
焼肉屋の極意は手間のかけかただなあと
あらためて思った。

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これは
「サーロインの矢澤焼き」なるもの。
薄い肉を表裏「3秒」焼いたあと
とろろと玉子を合わせた
たれで食べる。
すき焼きの風味だ。

たれはさまざま用意されていて
ひと皿だいたい4、5枚の肉を
塩ダレや
粒マスタードや
梅の実を叩いたものや
さまざまな風味と合わせて食べるようになっている。

僕がとても関心したのは
肉のあとで出してくれた
「琥珀の牛テールスープ」だ。

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ブロスのような
うまみが
まさに透明感のある味とともに
仕上げられている。
これはいくらでも飲めるかんじだ。

当面ランチ営業はなく
夜のみ
客単価は「7000円ぐらい」とのことだ。
中央区八重洲1-5-10
03-3242-2914


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2014年5月12日 (月)

BOSE発新しい音楽の楽しみとは

Photo

日産でなく
インフィニティブランドで
発売された
新型スカイラインに試乗した。

トヨタに対するレクサスのように
日本でも
インフィニティブランドを確立させるかというと
どうもそうでもないようだ。
やや不思議な展開。

ついに、というかんじで
ステア・バイ・ワイヤという
電気信号で
ハンドルを切る技術が採用された。
自動運転化が進むと
避けて通れない技術である。

このクルマは
BOSEオートモーティブから借りたもので
同社の最新の
「BOSEアドバンスト・ステージング・テクノロジー」が
採用されている。

全部で14個あるうち
フロント5つのスピーカーを使って
立体的な音像を作るシステムだ。

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詳細は
GQのウェブの連載で書いたが
たしかにボーカルなどは中央の前にでてくるかんじで
楽器も位置がはっきりしている。

けっこう楽しめるシステムだ。
以前は「どれだけリアルか」などと言ったが
いまはきっと
疑似的な音場を
まるで映画の3Dのように
ひとつのエンターテイメントとして
楽しむ時代に入ったかもしれない。


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2014年5月11日 (日)

ビートルのカブリオレ

Photo

先だって
ひさしぶりに
ザビートルカブリオレに
取材で試乗。

幌をきれいに格納できる
クルマも多いが
ザビートルは
幌の存在感を残している。

それは
1940年代のおわりから
すでにプロトタイプが完成していた
オリジナル・ビートルの
カブリオレへのオマージュだろう。

大きな幌の存在感が
トレードマークになっている。

僕はけっこう好きで
「ブルージャスミン」が話題の
ウディ・アレンが
1977年に制作した
「アニーホール」に出てくる
マンハッタンでの
ビートルカブリオレの存在感にも
しびれたくちである。

ザビートルを
オリジナルに出来るだけ
近づけてほしいというつもりはないが
オリジナルは
クロームパーツが雰囲気を出していたので
ドアハンドルとか
ウィンドウまわりとか
モールとか
すこしコスメティックスをいじってくれると
当時のファンとしては
より嬉しいような気がする。

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2014年5月10日 (土)

スフレはうまい

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ほぼ絶対に
家では作れないもの。
スフレではないか。
作れるひともいるかもしれないが
僕は逆立ちしても無理。

広尾の「ルスフレ」など
すごいと思う。
スプーンをいれたあと
すーっとしぼんでいくさまは
アラミニュットの極である。

銀座の
ドミニク・ブシェでデザートに出た
スフレはとても美味だった。
すずしげな容れ物もよい。

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2014年5月 8日 (木)

法服の王国にハマっている

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いま読んでて
おもしろいのが
「法服の王国」(産経新聞出版)。
産経新聞だが
内容は日本国憲法を
護持したいという
作者の思いが通底していて
ヒューマニズムがきちんとある。

内容は司法修習生たちが
裁判官や
検察や
弁護士になり
政府の思惑のなかにからめとられていくさまを
”暴く”ものだ。

内容は完全な事実ではないが
元最高裁長官
矢口洪一の回想録を大きく参考にしたと
1957年生まれの著者
黒木亮氏の談話が
雑誌で紹介されているのを読んだ。

なかに出てくる事柄は
事実とは思いたくないものが多いが
やはり著者が
佐藤栄作日記の傍証などを明かして
法曹界の流れは
事実に沿ったものと述べている。
へたな推理小説より
はるかにおもしろい。

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2014年5月 7日 (水)

水族館よがんばれ

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八景島シーパラダイスに
初めて行った。
しかし……3600円以上払って
おもしろいのは
いちばん手前の水族館だけなので
高すぎるという印象が強い。

僕が印象に残っている
水族館は
ひとつは米国の
モンタレーベイ水族館。
ジャイアントケルプと呼ばれる
高さ6mにおよぶ
巨大コンブの水槽があるところで
ここで夜
魚の水槽の前に
テーブルを並べての
パーティに出席したことがある。

他に客がいない水族館での
しゃれたパーティだった。
ストックホルムでは
スカンセンという
島がまるごと
ミュージアムと動物園になっている。
雰囲気はいいが
動物の種類がいまひとつ少なかった。

フランクフルト動物園に隣接した
水族館はそうマニアックなものはいないが
水槽が大きいところがよい。
ベニスは熱帯魚ばかりで
まるで熱帯魚屋の店頭にいるみたいだった。

パリの水族館は
アルゼンチン出身の作家
フリオ・コルタサールの短編に登場し
そこで主人公は
アホロートルの幼生を見るという
場面もあるのだが
僕は見つけられなかった。

16区のトロカデロ近くにあるようだが
そこがそれだろうか。
バルセロナの水族館は
動物園に隣接していて
小さかった。

比較してみると
日本の水族館は
エンターテイメント性ではいまいち
(八景島は高得点)
でも展示されている動物は
マニアックだ。

クラゲやイカに
あれだけ力を入れているところは
ほかにそうそうないのではないか。
僕が最もすきなのはタコなのだが
マイケル・クライトンによると
タコはイヌなみの知性をもつらしいし
実際かわいらしい。
なのに説明は乏しい。

動物園の学芸員とか
ますます人員削減されそうだが
こういうところが
おろそかになっている国は
文化的でない。

聞くところによると
水族館で1日に死ぬ魚の量ははんぱでなく
どんどん入れ替えているとか。
そういう負の側面もあるが
まあ能天気にいえば
もっともっと
楽しめる施設が増えるといいと
思ってしまうのだ。


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2014年5月 6日 (火)

古いクルマが多くなった

先日
ある海外の自動車メーカーの
広報担当者と食事をしていたとき
おもしろい話が出た。

最近グーグル+(プラス)などで
海外の高級車メーカーが
過去のモデルの画像を
けっこうアップしているという
話題なのだが
それは若いひとへのアピールなのだそうだ。

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たとえばこれは
アストンマーチン。
ひんぱんに過去のモデルの
引用をしている。

それには(おそらく)
理由があって
若いひとは昔のDB4やDB5といった
僕たちなら
憧れの、と形容詞をつけたくなるモデルのことを
知らないので
ヘリティッジを強調したいというのだ。

知らないけれど
知れば伝統に惹かれる、というマーケットなのか。
海外の服飾ブランドが
最近60年代のクルマを
宣伝写真のなかに
写りこませたりするのも
潜在的に古いクルマの魅力を
感じるひとが多いことの証明なのだろうか。

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2014年5月 5日 (月)

BMWの鮮烈な印象

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BMWの新型車
M235iは
昔のBMWのよさが凝縮している。

僕はこのあいだ
箱根で乗ったのだが
80年代に
BMWって楽しいんだな!と思った
その記憶がよみがえった。

ステアリングもよくなっているし
カーブのときの
車体のロールのしかた
シフトフィール
エンジンの回転マナー
どれも
BMWならではと思われた
特長がみごとに出ている。

1シリーズのクーペという
位置づけからすると
600万円という価格は
けっこう高いと思わないでもないが
この感覚は忘れがたい。

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2014年5月 4日 (日)

パークハイアット東京に新料理長

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これはタコのセビーチェ
コリアンダーとフィンファーライムが
酸味のきいた
パッションフルーツのソースに散らしてある。

さきごろ
パークハイアット東京が
あらたに
アルゼンチン出身の
フェデリコ・ハインツマンを
ニューヨークグリルのシェフに迎えた。
そのお披露目で
ディナーに呼ばれた。

ハインツマン料理長の持ち味は
新鮮な食材の扱いのうまさと
ハーブの使いかたに
表れているようだ。

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魚料理は
ブラックコッドとホタテのパンフライと
やはり食材のおいしさを
ストレートに引き出したもの。
ディルと
スパイスシトラスソースなるものが
全体をひきしめている。

このおいしさを味わっていると
ひょっとしたら
レストランはもうすこし
明るくていいかもしれないし
テーブルクロースでなくて
塗装のない木のテーブルが
もっと雰囲気に合うかもしれない。

もちろん
外資系ホテルには
勝手にいろいろ変えられない
決まりがあるので
これはないものねだりかもしれないが。

僕がおもしろいと思うのは
ハインツマン料理長を
東京に配属させたのは
本部の判断という点だ。

どういう理由で
アルゼンチン出身の
こういう料理を作る料理人を
いまのパークハイアット東京に
配属させたのか
そういう裏側の事情を
ふと知りたくなった。

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2014年5月 3日 (土)

MINIクーパーSに感心した

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MINIが7年ぶりに
フルモデルチェンジして
クーパーと
クーパーSが
まず日本発売開始された。

特徴は
クーパーが1.5リッター3気筒
(266万円〜)
クーパーSが2リッター4気筒
(318万円〜)と
効率も考えたエンジンラインナップが採用されたこと。

僕はクーパーSのMTしか
乗っていないが
かなり楽しかった。
一説によると
クーパーSのほうが
乗り心地もいいとか。

Minis

いい点は
エンジンがよくまわって楽しい
カーブを曲がるのが楽しい
つまり
クルマを走らせるのが好きなひとなら
好きになる出来のよさだ。

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外観は
かなりこれまでのモデルとの
近似性が強いが
内装も同様。

外観上の識別点は
グリルの形が
バンパーで切れずに
六角形となったことと
ヘッドランプが大きくなったこと
それにリアの
コンビネーションランプと
トランクリッドの
切り欠きの関係が変更されている。

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インテリアでは
速度計と回転計が
ドライバー正面に移され
ナビゲーションが中央の
サークルメーター内にビルトインされた。
そしてエンジンスタート/ストップボタンが
新設された。

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そのぶん
ずらりと並んだトグルスイッチの
スペースがきつきつになり
サイドウィンドウ開閉スイッチは
ドアのほうに移された。

MINIはドイツ車の作りが好きだし
BMWのようなスポーティなクルマに
乗りたいが
高すぎるといったひとから
大きな支持を得ているわけで
(勝手な推測)
今回も人気がでそうだ。
安蔵装備も増えたし
洗練度があがっているから。


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2014年5月 2日 (金)

欲しいデンマーク家具

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さきごろ
外苑前にオープンした
デンマークの家具会社
カール・ハンセン&サンの
ショールーム。

そこでは
デーニッシュモダンとよばれた
家具がいろいろ
展示してあり
僕は家でもデンマーク家具を愛用しているため
なかなか楽しいショールームだ。

これはハンス・ウエグナーをはじめ
数多くのデンマーク家具デザイナーを育てた
コア・クリントによるランプ。
デザインのよさ(この場合複雑さもある)が
価格以上の価値をもたらすという
近代デザインにおける
正しい考えかたの実証例だ。

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もうひとつ
僕がこのショールームで気に入っているのは
1階に展示されている
ルド・ラスムッセンの家具。
伝統的な職人技で作るメーカーで
倒産しそうになったのを
カール・ハンセン&サンが手をさしのべたそうだ。

木の細工もさることながら
座面のクッションは
椰子の繊維と
馬の毛をまぜた
いわゆるパームロックを
いまも使っている。

そのため
最初はやや堅めだが
えもいわれるよい座り心地なのだ。
重くて
家具の位置を固定できる家にはいいが
しょっちゅう動かす必要があると
うんざりするかもしれない。

僕はさいきん
こういう工芸的なものに
惹かれるようで
自分のなかでの
1950〜60年代の
メルセデスベンツや
戦前の英国車への興味とも
つながるのかも。

ルド・ラスムッセンのカタログには
デイベッドという
クッションの厚いベンチ型の
家具もあり
それがかなり欲しいが
日本では発売されていないようだ。

このあと
偶然丸の内で
アメリカの家具メーカーのショールームを
通りかかったら
ある意味華やかだが
ブリキ細工のようで
その差にびっくりした。

もちろん生活のスタイルが違うひとが
好みにしたがって選ぶのが家具だから
どっちがよくて
どっちが悪いというのはないのだが。

http://www.carlhansen.jp/

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2014年5月 1日 (木)

ウー・ウェンさんごちそうさま

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僕が好きな料理研究家のひとり
ウー・ウェンさんのお宅で
ディナーをごちそうになった。

友人のテルコさんの紹介で
これはかなりうれしかった。
ウー・ウェンさんの本では
北京うまれだけあって
小麦料理の数かずに触れているのが
たいへん斬新だった。

(日本ではあまり
そういう視点で中国料理について
触れているものがないような)
けっこう読み込んできたから。

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今回も
手作りの饅頭を出していただいた。
しっかりした食感と
独特の(なんと表現していいか…)香りが
印象に残った。
興奮したなあ。

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だんだん冷静になったころ
出してもらって
これはうまいなあ!と
(何度目かの)感心をしたのが
新タマネギのスープだ。

中国のだしのうまさと
新タマネギの
フレッシュな甘さと食感が
すばらしい。
中国の流儀で
食事の終わりに出してくれるのも
リフレッシュ感があってよいな。

集まったひとたちは
半分がジャーナリスト
半分がウー・ウェンさんの
料理教室のお弟子さん。
お弟子さんといっても
金融などのプロフェッショナルである。

みんなで
ひたすら
シャンパンを飲んだのも楽しい気分だった。

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