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2013年11月30日 (土)

ITSが進行中

僕はさきごろ
週刊ダイヤモンドのために
ビッグサイトで開かれた
ITS世界会議東京2013を取材した。

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前にも触れたが
ITSは
Intelligent
Traffic
Systemsを意味していて
路車間通信技術のことだ。

端的にいうと
道路にある各種センサーが
通行しているクルマに
情報を送り
安全性などを高めるもの。

右折時に対向車の情報を
信号のセンサーが自車に送ってきて
それをもとに
車載の警報システムが作動するとか
歩行者を横断歩道近辺のセンサーが感知して
やはりクルマに
巻き込みを警告するとか。

それといま進んでいる
クルマがわの
自動衝突防止システムなどと組み合わせ
将来の事故予防や
場合によっては自動走行化による
効率化などをはかっていくというものだ。

上の画像はトヨタ自動車が出展した
シミュレーターで
3つのモニターで走行イメージを体験できる。
横からクルマが出てきたり
歩行者が現れたり
それをどう回避していくか
トヨタの技術のイメージがわかるようになっている。
実際は画像の動きをフォローしようとして
頭がくらくらしたが。

こういう話をすると
まず「クルマぐらい自分で運転したい」と
しごくまっとうな反応が返ってくるが
もちろんそれはそうだろう。
でも本当にうまく機能すれば
学童の列にクルマがつっこんだりすることも
回避できるようになるかもしれない。

本来ぜったいにやるべき
人とクルマの完全なる分離が
実施できていない
警察の交通施策に問題があるのだが
それを少しでもカバーしてくれるという意味で
僕は期待をもっている。

だからといって
行政や監督各省庁が
ここに新しい利権をみつけるばかりで
本来やらなければいけないことを
おざなりにしないよう
きちんと監督していくのが
僕たちの義務なのだが。


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2013年11月29日 (金)

ENGINEは音楽だ

ENGINE誌の今月号で
編集部のアライさんに
誘ってもらって
音楽特集を手伝った。

ここだけの話だが
原稿書くのは
ものすごく時間がかかった。
キャプション1本書くのに
調べ物をするから約2時間。
効率の悪いこと
おびただしい。

しかし
楽しかった。
こちらも嫌いじゃないから
原稿書くのが楽しい。

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たとえば
もとJudy&Maryでベースと楽曲提供をしていた
恩田快人さんのインタビュー。
これがめっぽうおもしろい。

本来の筋は
クルマへの愛(恩田さんはクルマ好き)を軸に
音楽とからめた原稿に
させてもらうことだったのだが
途中でちょっと話してくれた
音楽理論(ベースとからめて)が
論理的でかつ内容が刺激的なのだ。

ベーシストは
バンドの中軸にいて
つねにロジカルでないといけないと思っていたが
(プロデューサーもベーシスト出身がけっこういる)
そのとおりだった。
これはなにかの機会に
また取材させていただきたいものだ。

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2013年11月28日 (木)

西武B館の思い出

堤清二氏が逝去した。
すぐに思い出したのは
ホテル西洋銀座と
西武B館。

後者は説明が必要だろうか。
ときは1973年
当時の渋谷西武B館は
1階から3階ぐらいまでが
吹き抜けになっていた。

そしてそこに
デイビッドボウイの
超がつく
巨大なポスターが。
これです。

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山本寛斎氏のコスチュームに
鋤田正義氏の写真。
ジギースターダストをリリースしたあとだ。
まだアラディンセインは出ていなかったような。
そして当時「キュリオ」と名づけられた
地下1階には
マークボランのポスターが。

当時はロックがとても身近だった。
(たぶんパンクごろまで)
そんなことを
ふと思い出したニュースだった。
ご冥福を祈ります。

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2013年11月27日 (水)

ランチ1週間

先週の日曜日に
僕が食べたのは
鎌倉の石窯ガーデンテラスの
ビーフカレーライス(2300円)

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知るひとぞ知る
(ってもはや観光名所)
お寺を抜けて
山の中腹に建つ
洋館改造型ベーカリー兼レストランだ。

価格は観光地値段だが
カレーライス
野菜がごろごろ入り
味も期待以上にいい。
いまが紅葉最後の見頃だ。

月曜日は静岡方面へ取材に。
吉田でそばか
小田原で中国料理か
いろいろ画策していたが
月曜日は軒並み休み。

結局東名高速・富士川SAで
とんかつ定食なり

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出版社にごちそうになっていて
こういうこと書くのもなんだが
まれに見るひどさ。

いちど揚げておいておいたものを
注文が入ると
もういちど揚げるのだろう。
衣はガリガリ
油ぎとぎと。
これ町場で出せますか?

高速のSAはほんとにまじめにやってほしい。

水曜日は
東京モーターショーのプレスデイ
といって
報道陣向け事前取材。
アウディのブースで
バイシュブルストとザウアークラウト。

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サイタブリアがケータリングを担当とのこと。
すこしなんちゃって風だが
さすが南ドイツのブランド
ビールも持ち込んでいたし
こだわりがある。

土曜日は祐天寺駅前の
COCO壱番屋で
キャベツメンチカレー。

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白状すると
このチェーン店
初めて入った。
まず思ったのは「意外に高い」。
辛さを調整するとエクストラ
ポークのルーをビーフに替えると
やはりエクストラ。
すぐ1000円に行ってしまう。

僕は60円をよけいに払って
辛さ3倍をオーダー
はたして
たんに辛い調味料を足しただけというのが
すぐわかる
インスタントな味わいだった。
キャベツのメンチは
意外にうまかったが。


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2013年11月26日 (火)

マカンが読まれている

マカンとは
ポルシェが東京モーターショーで発表した
新型のSUV。
カイエンよりひと回り小さく
スポーツカーなみの操縦性をもつ
クラス随一の運動性能を
ポルシェでは喧伝している。

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このクルマのことを
GQのウェブで書いたら
ヒット数が多い。
編集部のトミタさんからも
「かなり読まれています」と連絡があった。

リアは911のスタイリングイメージも盛り込んだと
ポルシェではしている。
3リッターターボと
3.6リッターターボ
日本の導入時期も価格も未定とのことだが
これはヒットするかもしれない。


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2013年11月25日 (月)

NAVI carsで軽井沢

自動車誌
NAVI carsの今月号で
僕はボルボS60 T6 AWD R-DESIGNという
長い名前をもつ
ボルボの新しいモデルで
軽井沢の取材をした。

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このボルボ
こんなに速かったっけ、と驚くぐらい
とにかく速い。
ものすごい加速力だ。
なぜか
90年代のポルシェのターボを
思い出した。

11月初旬の取材だったのだが
軽井沢は
紅葉を楽しむのに最高の時だった。

今回のテーマは
グルメとドライブというものだったので
最初は栃木とか静岡へ
そばの旅もいいなと思ったが
別の特集で
イマオ氏がオリニナルミニでもって
そばを食べにいっているので
(この雑誌はやたら
クルマと食べ物の記事が多い)
僕は一計を案じ
友人の大崎純氏に相談した。

そこで取材したのは
誰もが出来ないが
誰もが出来る
軽井沢グルメのドライブ。

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大崎さんは
もとはエンボカというピッツェリアの
マネージャーもやっていた
料理人で
いまは自分の会社
カフェビスコンティを作り
本格的なエスプレッソと料理の
ケータリングサービスを
軽井沢で行っている。
上の画像のように
自分のアルファスパイダーに道具を載せて
地元をまわる。
かなりかっこいいね。

夏のあいだはとくに
パーティとウェディングで
大忙しの模様だ。
詳細は雑誌を参照してもらいたいが
レストランから材料を集め
それを料理にまとめていく
(おもにフィンガーフード)という手法
これはすばらしい。

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これはそのごく一部で
モロッカンサラダ(大崎さん)
酒かすのブランマンジェ(ハウスオブ軽井沢)
パテドカンパーニュ(無彩庵池田)

1人からでも対応してくれるそうだ。
場所も大崎氏が確保してくれる。
このときは
ルシャモイーブル
無彩庵池田
ハウスオブ軽井沢が協力してくれた。

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うえの無彩庵池田など
もとはエルミタージュ・ド・タムラの料理人だった
池田さんが独立して
店を買い取ったもので
テリーヌなど古典的な料理をしっかり作る店。
冬のやっているといい
雪景色の午後など
気持ちよさそうだ。

そのあと
大崎さんは
「リュードヴァン」という
ブドウ自家栽培から瓶詰めまで
ぜんぶ自力で行っている
ワイナリーを紹介してくれた。

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「目をつぶって飲んだら
フランスのワインだと言われます」と
オーナーであり
ワインメーカーである小山英明さんが言うように
ほんとうにおいしいワインを作る。

そービヨンブランが人気だそうだが
今年は売り切れ
来年春前のリリースだそうだ。
そして自慢の1本として
小山さんが選んだのは
このスパークリングだ。

僕たちが行ったときは
2013年のリリースは売り切れ
2014年のものの
デゴルジュマン中だった。
軽井沢をふくめた
長野の食の
充実をこれから期待できる取材になった。


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2013年11月23日 (土)

煮こみやなりた人気の理由

僕たちは
あまり評価軸に入れないが
世のレストランの重要なポイントのひとつが
ボリュウムだ。

たっぷりは
やっぱり好感がもてる。
味よし量よしで
人気がつねに高いのが
代々木駅前のビストロ
「煮こみやなりた」だろう。

今日発売の「UOMO」誌の
連載「ガチメシ」で
小宮山雄飛推薦の
この店の
サラダランデーズを取材した。

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オーナーシェフの成田さんが
仏ランド地方で出合ったサラダがベースで
葉もの野菜に加え
鶏もものコンフィ
フォアグラ
鴨の砂肝のコンフィ
バイヨンヌ地方の生ハムと
どっさり載っている。

ふたりでこれひと皿と
メインひと皿シェアすれば充分という
シェフの言葉に納得するボリュウムだ。

ほかにも
高田馬場「ラミティエ」も同様で
ステック&フリットを頼むと
テーブルに運ばれてきたとき
フリット(フレンチフライ)が
あまりに多いので
ぼろぼろこぼれ落ちている始末。

こういういのが嬉しいのだ。
豪快さというのは
意外につねに大事な
キーワードかもしれない。

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2013年11月22日 (金)

ランチ1週間

先週のランチになにを食べたか--。
慌ただしい週だった。
月曜日は
NAVI CARSで試乗した
ボルボを芝公園のボルボジャパンへ返却。
あのあたりは
昔から中国料理が多いので
じっくり選ぶと楽しいのだが
今回は急いでいたので
大門を背に
最初にあった「楓林」で
特製チャーシュー入り麻婆豆腐。

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水曜日は
浜町「ラグー」でキノコとナスのグラタン。

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グラタンは意外に
おいしいものが少ない。
ベシャメルソースが手がかかるけれど
ここで手抜きをすると
ダメなのだ。
ラグーのものはしみじみとおいしかった。

土曜日は用事で出かけた
二子玉川高島屋「新橋亭」で
細切り肉やきそば(1250円)。

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可もなく不可もなく。
価格から期待するほどのパフォーマンスはない。
しかしこのデパート内のレストランとしては
良心的な価格設定だ。
しかもここはいつも空いているし。

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2013年11月21日 (木)

東京モーターショー開幕

いまから10年以上前なら
大騒ぎになるはずの
東京モーターショー
昨日プレスデイだった。

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僕も朝8時に出かけていって
夕方暗くなるまで
ずっと会場を歩き回っていた。
朝起きたら脚も足も痛かった。

今回のショーはなにが注目ですか?と
訊かれるのだが
今回のショーは現実的だ。
多くのメーカーが
プラグインハイブリッド
(充電できるハイブリッド)をもちこみ
脱化石燃料化が加速していることを
うかがわせた。

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上の画像は
アウディがもってきた
アウディA3スポーツバックe-tron(左)
やはりプラグインはイブリッドだ。

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トヨタは
2015年に実用化するという
燃料電池車のコンセプトモデルを発表。
水素から電気をとりだし
電気モーターを回す
エコロジカルなモデルである。

そして
もうひとつ
ショーで興味ぶかかったのは
安全装備の数かず。
車内のインフォテイメントシステムの拡充に
各社かなり力を入れている。

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こちらは
フォルクスワーゲンがもちこんだ
「twin up!」というプラグインハイブリッド。
800ccのエンジンに電気モーターを組みあわせ
リッター91kmという
驚異的な航続距離を誇っている。

もうひとつ
このクルマでVWがアピールしたいのは
インフォテイメントシステムの充実ぶり。

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タッチスクリーンを使い
あらゆる操作を指で行える。

動力源とインテリア
(それに衝突安全装)
すべてクルマの内部での革命だ。
内側の価値をどうみせていくか
成功したメーカーもあれば
いまいちだったメーカーもある。
むずかしい時代である。

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2013年11月20日 (水)

フォルクスワーゲンおそるべしという話

今日からモーターショーの
プレスデイが始まっているのだけれど
昨晩は
フォルクスワーゲンとアウディの
日本法人が
ジャーナリストを集めて
リッツカールトン東京で
大々的な技術説明会と懇親会。

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トヨタの社長も
「うかうかしていられない」とする
プラットフォーム共有化戦略と
リーズナブルな価格を維持しながら
性能と
安全技術のてんこ盛りという
同グループの
戦略の背景が語られた。

あまり難しい話もなんだけれど
フォルクスワーゲンは
最新型のゴルフで
エンジンを横置きするクルマのための
プラットフォーム共有化戦略を
本格的に稼働。
これを同グループの
すべての車種に採用することで
多額の開発費の償却と
車両のコストダウンをはかるというもの。

これこそ
いまの自動車界における
とても重要なテーマなのだ。
ひらたくいうと
お金をたっぷりかけて
いいものを開発し
それをいかに多くの車種で採用して
かけたコストを回収していくか。
それがうまく出来る会社が
生き残るのだ。

BMWが先日の「i」で採用した
カーボンファイバー製のキャビンを
安く作っていく手法も
ある意味おなじところを見たものだ。
ドイツのメーカーのすごさは
こんなところにあると
トヨタも脅威を感じているわけだ。
今年のモーターショーでは
フォルクスワーゲンは
電気自動車や
気筒数が少ないモデルを
重点的に展示する模様である。

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こちらは電気自動車のe-up!

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2013年11月19日 (火)

国技館でのレクサス

このあいだも
すこし触れたが
東京モーターショーの
プレスデイを
明日に控えて
昨日は両国国技館で
レクサスのプレスレセプションが開かれた。
豪儀だなあ。

僕はその前に
取材があったので
(500kmほど走った)
その足で駆け込んだら
一番のり(おそらく)だった。

レクサスは
東京モーターショーで
RCというクーペと
LF-NXというSUVのコンセプトモデルを発表する。

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土俵があるところが
この日はアリーナになって
青いライトと
プロジェクションの洪水。
ます席も
こういう光でみると
ステンレスのパイプだけが
きらきら輝いて異次元のおもむきだ。

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これがRC
かなり強烈な印象を残す
フロントマスクだ。
世界初公開になる。

このときは
米国や中国からの招待客が多く
スピーチは英語
同通レシーバーは
日本語と中国語だった。
おもしろいネ。

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こういう美人を前にして
クルマの写真を撮っているひとがいる。
だいじょうぶだろうか。

このときは
レクサスの新しいCFに登場する
クワッドローターのホンモノが
ブーンと空を飛んだり
(ほんとうにロボットのように動いた)
驚きがあったのがよかった。

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2013年11月18日 (月)

東京モーターショー

僕にとって
今週はどたばたと忙しい週になりそうだ。
20日に東京モーターショーの
プレスデイが始まり
それと前後して
各社が都内各所で
パーティを開くからだ。

いままでで
僕の思い出に強く残っているのは
フォードが
21Cという
マークニューソンにデザインを依頼した
モデルを東京で発表するのに
プリンスホテルの
プールサイドを使ったときかな。

夜のプールサイド
アメリカ人が好きそうな
プールパーティのノリで
彼らは
ある種の文化も
いっしょに持ってきたのが
印象に残っている。

今回のモーターショーでは
いろいろニューモデルや
発売はしないコンセプトモデルの数かずが
もちこまれる。

とても未来的な
トヨタのFV2がある。

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いっぽう
ファンの要素を強くした
レトロスペクティブなモデルもあり
フォクルスワーゲンは
ザビートルカブリオレ「フィフティーズ」を出展する予定。

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「ブラックボディにクラシカルなホイールデザイン
クロームのドアミラー等
特別な内外装がコーディネートされ
1950 年代のビートルカブリオレを
現代風に解釈し直したモデルです」と
フォルクスワーゲンではしている。

またBMWモトラート(二輪)は
90 周年」を記念して
「BMW R nineT(アール・ナインティ)」を出展する。

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「クラシックな雰囲気を残しながらも
極めてモダンな最新型モーターサイクル。
この「カフェ・レーサー」は、
110 psのパワフルなボクサー・エンジンに
革新的なテクノロジーとモジュラー・コンセプトを採用」と
BMWはしている。

今年のビラデステ・コンコースに出展された
米国のローランド・サンズとの
コラボレーション「コンセプト・ナインティ」を
彷彿させるが
「モジュラーコンセプト」というのが
実体はわからないが
僕としては興味を惹かれる。

さて今晩は
国技館でレクサスのパーティである。


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2013年11月17日 (日)

993に乗り続ける理由

外国車の中古を買おうと思うと言われて
僕がアドバイスするのは
中古車店でなく
ガレージ(整備工場)から
買いなさいということだ。

ガレージは
だいたい自分が
メイテナンスしているクルマを
融通してくれるし
そのクルマの状態にも精通しているからだ。

僕も911では
主治医ように
大森町のSPCを頼っている。
シモムラさんというひとがやっている
ポルシェ専門のガレージ。
このあいだは
久しぶりに玉笑の浦川さんと
待ち合わせて
2台を連ね
ブレーキパッドとオイルを見てもらった。

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僕がつねに言われるのは
「もっと乗ってくださいよ~」である。
クルマは乗らないと調子が悪くなる
それから
ついている機構はつねにすべて使え
(エアコンとか)というのが
シモムラさんの主張である。

そこで
僕の911はいまタマ不足なので
大事に乗るといいですよ、と言われた。
993のマニュアルは少ないそうだ。

じつは僕も
自分のクルマ
かなり気に入っている。
いまの911も悪くないが
993とそれ以前のモデルの
軽快感は得がたいものである。

冒頭で専門のガレージ
つまりフェラーリやフェラーリ
メルセデスはメルセデス
4WDは4WDの専門工場で
探してもらうといいと書いたが
シモムラさんによると
いま993以前のポルシェは
かなり市場で払底していて
由緒ただしいモデルが売りに出ると
聞いてそれっと押さえようとしても
中古車店がもっていってしまうことも
多々あるとか。

そういうクルマを
店頭で偶然買ったひとは幸せである。
そういうこともあるのだ。、
こう書きつらねているうちに
なんだか中古車が欲しくなってきた。


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2013年11月16日 (土)

なつかしのモデルカー

僕も昔は
モデルカー(ミニカー)集めていたが
先日「GQ」の取材で出かけた先で
その頃のことを思い出して
すこし懐かしくなった経験をした。

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町田駅前の「トラットリアマリー」という
イタリア料理店のオーナー
小嶋さんが
イタリア車好きが昂じて
レストランの隣に併設した
イタリア車に関する書籍や
モデルカーなどのメモラビリアを
展示販売する店舗である。

レストラン店内にも
小嶋さんが所有する
1935年型のフィアット・バリッラ508Sが
展示されている。

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クラシックカーのレース
ミッレミリアにも出走した
かなりレア度の高いモデルだ。
「これ目当てというより
ご飯を食べにきた
お子さんにウケています」とのこと。
いい話であるなあ。


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2013年11月15日 (金)

ルーテシアRSは楽しい

乗るたびに
感銘を受けるのは
ルノーのスポーツモデルだ。
さきごろ発売された
ルーテシア・ルノースポールにも
僕はびっくりした。
ものすごくと強調したいほど
楽しいクルマなのだ。

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全長4.1mというコンパクトな4ドアボディに
1.6リッターエンジンを搭載。
200psの最高出力と
240kWの最大トルクを持つ。

このクルマの魅力は
操縦してみなとわからない。
ハンドリングがものすごく楽しいのだ。
エンジンは
ウルトラパワフルでないが
なによりスムーズで気持ちよい。

カーブをこなしていくときの
身のこなしなど
みごととしかいいようがないほどだ。

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日本には2グレード
シャシースポール(299万円)と
足まわりさらにスポーティになった
シャシーカップ(309万円)がある。
乗っての印象は圧倒的に
シャシーカップがいい。
硬いかなと思っていたが
じつはこちらのほうがしっとりしている。

変速機はデュアルクラッチなので
女性が乗っても
ふつうに走れるのも魅力的だ。

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もうひとつ
僕がマニアックに感心したのが
塗装である。

もともとFRPボディの
スポーツカーを製造していた
アルピンの工場にある
ペイントショップで行われるのだが
低温で焼き付けているのだという。

通常は140度Cあたりのところ
ここでは80~90度Cで焼き付けを行う。
なにがいいかというと
プラスティックパーツも組み付けたまま
塗装の焼き付けが行えるところだ。

通常は
別のサプライヤーが
塗装したものを持ち込み
アセンブリーラインで
組み付けるのだが
最初から同じ窯で焼くため
色合わせがきれいに出来る。

僕は前から
クルマのバンパーと車体の
微妙な色の違いが
気になったいたので
ルーテシアRSは
それも大いに魅力的に思えた。

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2013年11月14日 (木)

BMWから肝いりのアイ

僕はぜんぜん知らなかったのだが
11月30日に
六本木ヒルズの向かい
中國飯店の並びに
「Ex Roppongi Theater」という
コンサートホールが出来る。

こけらおとしはB'zらしいが
昨日そこを借り切って
BMWが「i」(アイ)という
サブブランドの発表会を行った。

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iは「次世代のモビリティ」を追求するのが
ブランドのミッションで
今回は「i3」と「i8」という
ニューモデルがお目見えした。

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手前のハッチバックは
全長4mほどのi3で
電気自動車。
2気筒直列エンジン搭載の
レンジエクステンダー仕様もある。

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奧が
プラグインハイブリッドのスポーツカー、i8。
1.5リッター3気筒ターボエンジンに
電気モーターを組み合わせ
システムトータルでなんと362psの最高出力と
570Nmの最大トルクを発生する。

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BMWが大々的に
代替燃料車を発表したことはニュースだが
この2台の技術もまた革新的だ。
それもニュース。
なにしろBMWは
ライフドライブという概念をつくり
乗員のコンパートメントと
メカニカルコンポーネントのシャシーとを
2階建て構造にした。

そしてキャビンは
頑丈で軽量なCFRP製とし
シャシーはアルミニウムで作っている。
そのメリットは軽量化であり
同時にわけて作ることで
生産性が向上し
部品点数も少なくてすむという。

さらにモデュール化によって
ライフモデュールと呼ばれるキャビンは
米国で水力発電を使って作られ
のちにライプツィヒの工場で
シャシーと合体させる。

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コンパクトにまとめた
電気モーターはリアに搭載し
高電圧ケーブルなど
高価で
かつ衝突時に安全性などを
考慮しなくていけないものを
極力短くすることした、と
開発担当者はその意義を語ってくれた。

僕は先日
ドイツに来れば
ドライブする機会をあげると
BMWから誘ってもらったものの
アマンリゾートに行ってしまったので(!)
まだドライブをしていないのが残念だ。

BMWではこの2モデルはどちらも
前後50対50の重量配分を守り
高効率化とともに
運転する喜びをきちんと実現していると語る。
彼らはそれを
エフィエント・ダイナミクスと表現する。
「10年前なら
そんなこと絶対にムリと思ったでしょうね」と
開発総指揮の
ドクター・マルティン・アールトが話してくれた。

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BMWでは
この2車の開発過程で
航空機やF1用ほど強度は必要としない
CFRPを安く早く作る技術を会得したので
今後「i」でない乗用車部門にも
応用していきたいとしていた。

「進歩と革新」とは
今回のプレゼンテーションで使われた言葉で
革新はまさに「i」
進歩はここで開発した
生産技術やリサイクル技術などを
ブランド全体に適用していくことだそうだ。

ドイツのメーカーは
まことロジカルである。
いずれにしても僕もi3に興味を惹かれる。
価格は下記のとおり。
2015年4月発売のi3
499万円
レンジエクステンダー仕様のi3546万円
i8は1917万円

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2013年11月13日 (水)

五石と荒木町

僕はいま出ている「GQ」で
荒木町の取材をした。
荒木町は四谷三丁目交差点すぐ近くの
飲食店が集まった一角の総称で
僕は大学の頃から
たまに顔を出していたし
80年代には
パザパとか
ビストロの走りが
荒木町(厳密には舟町か)に出来たりと
思い出深い街である。

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荒木町のよさは
大きくいうと2つあると
僕は思っている。
ひとつはあらゆる種類の飲食店があること。
もうひとつは
大資本や外国資本の
コストパフォーマンス重視のチェーン店がないこと。

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でも最近は
タクシーに乗って
「荒木町お願いします」と告げても
「それどこですか?」と訊かれること。
また
東京在住で
荒木町を知らない40代もけっこういる。

でもなにはともあれ
荒木町は行くと楽しい。
今回の取材では
荒木町進撃隊という
荒木町を愛するひとたちに
おすすめなどを聞いた。

このかたがたは
意外にグルメジャーナリストの
情報ソースになってくれていたりして
すごいのだ。

タキギヤうちお勧めの一軒「タキギヤ」という
居酒屋で話を聞いた。
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日本酒の品揃えのよさで
人気のある店で
わりと若いご夫婦でやっている。
とりわけおもしろかったのは
奥さんがお店に立つようになって
女性客を呼びこむために
半合(5石)で日本酒を提供したところ
客が増えたということだ。

半合は
すこしずついろいろ飲みたいという客に
強くアピールするようだ。
そんな飲み方をしいていいのかという
気がしないでもないが。
どうなのだろう。


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2013年11月12日 (火)

和包丁の深い世界

昨日は
僕が「Momentum」誌で取材した
炊き込みご飯のことを書いた。
同じ特集で
合羽橋にある
「釜浅商店」が扱う和包丁も取材した。

推薦人は広尾「鮨真」主人の
鈴木真太郎さん。

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僕も好きな店である
「鮨真」の鈴木さんは
釜浅商店の柳刃包丁を使っている。
理由はもちろんクオリティ。

包丁の評価としては
切れ味と
使い勝手が大事なのは
言うまでもない。
さらに
研いだあとの持ちも重要だそうだ。

研いでも
すぐに切れ味が悪くなってしようがない。
そのためには
包丁も大事だし
砥石も大事とのこと。
感心したのは
鈴木さん
つねにいいものを探しているということだ。

そのなかで
銘などを(意味なく)入れて
価格を上げるより
無印でもそのぶん
価格を下げるほうを選ぶという
釜浅商店のものが
お眼鏡にかなったとのこと。

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前にも触れたと思うが
包丁は工程ごとに
職人が分かれているため
本当はひとりの銘を入れるのは
おかしいというものだ。

僕たちはつい
銘があるものはいいものだろうと思いがちだが
(クラフツマンシップ神話……)
そうではなく
もっとも大事なのは目利きであるという
シンプルだが
むずかしい事実を
あらためて認識させてもらった。

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2013年11月11日 (月)

シェフおすすめ炊き込みご飯

炊き込みご飯は
まじめに作らないとうまくない。
白飯のクオリティをゴマ化すために
炊き込みご飯にしているのでは、
なんて思うものも
世のなか少なくない気がする。

そこにあって
僕が最近おおこれは!と
かなり感動したのが
ドミニク・ブシェ氏に教えられた
青山「(まる)」の秋刀魚の炊き込みご飯だ。

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秋刀魚を焼いたあと
最後に出汁で炊いたご飯と合わせる。
そして食べるときは混ぜて。

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しょうがとネギの香りも
みごとにマッチ。
さらに大根を鬼おろしですって載せると
食感もよく
ばっちり。

ドミニクに言わせると
「ご飯の炊き方がすごいし
味もすばらしい。
毎日でも食べられる」そうだ。

これはいま出た
Momentum」(日経BPコンサルティング)での取材。
銀座の
レストラン・ドミニク・ブシェ」開店直後の
いそがしい時期にもかかわらず
ご夫人と取材に足を運んでくれた。
大感謝。

そういえば
ドミニクのレストランも
圓も
ともに僕が気に入っている店である。

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2013年11月10日 (日)

304馬力で軽井沢へ

僕は今週
NAVi cars」の仕事で
ボルボV60 T-6 AWD R-DESIGN
(3リッター304馬力)で
軽井沢まで行った。

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もう紅葉もそろそろ終わりということで
からまつの葉が
雨のように降っていた。

友人の大崎純さんがアテンドしてくれたのだが
いろいろ回って
最後に連れていってくれたのが
ワイナリー。

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これはまもなく収穫という
カベルネソービニヨン(だったと思う)
長野のぶどう畑の収穫は
これからということだった。
天気は快晴で最高の気分。
あいにく帰路は大渋滞にはまったが
それでも気分のよさは
余りあるものだった。

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2013年11月 7日 (木)

トヨタの懇親会

僕にとって今日は
目がまわるような一日だったが
最後の仕上げは
紀尾井町で開かれた
トヨタとジャーナリストの懇親会。

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ちょうど今日
トヨタ自動車が
9月中間決算を発表
1兆円の最高益を発表したタイミングだった。

すごいのは
会場にいくと
僕の顔をみるなり
すかさず名札を渡してくれる。
もうひとつおもしろいのは
「クルマですか?」と訊かれること。

「はい」と答えると
シールをぺたりと貼られる。
なにかなと思っていたら
あとでWebCGのプロデューサーであり
昔の同僚のコンちゃんに聴いたら
「シールが貼られている人間は
クルマだから
絶対に酒を出すな、ということですよ」と
わかりやすく教えてくれた。

豊田社長のスピーチは
先日亡くなった小林彰太郎さんのことや
最近のドイツのライバルの評価
そして最後は
「クルマ好きをもっともっと増やすために
いいクルマづくりに励みます」で
しめくくられた。


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2013年11月 6日 (水)

ランチ1週間

好きなものが
食べられることはシアワセだと
思った1週間だったような……。

僕の先週のランチは
なかなか思うように食べられなかった。
試乗会があったり
打ち合わせがあったり
原稿書きがあったせいだ。

金曜日は古川橋の「レストラン大越」で
ビッグハンバーグ(1000円)

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港区南麻布2-13-13 コーポミナモト1F/03-3453-2788

頼むと
手でぱんぱんと
空気抜きをしている音が聞こえてくるのが嬉しい。
ソースは
ドミグラスか和風か選ぶ。

ドミグラスにしたが
あっさりした和風?ドミグラス。
パテにはチーズが混ぜ込んであるのだろうか。
そんな風味が印象的だ。
とまあ
書けることはこのぐらいである。

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2013年11月 5日 (火)

そろそろ東京モーターショー

奇数年の晩秋といえば
東京モーターショーだ。
僕はこれまでどのぐらい
通っただろうか。

僕は事前に
事務局から
プレスパス申請用紙が郵送されてきたので
プレスデイという
報道陣むけ公開日に入場できる
パスを申請した。

ところが後日
事務局からメールで
「貴殿がプレス登録の対象で
あることが確認できません」ときた。

これには多少びっくりした。
そもそも
プレスパス申請を送ってきてくれたのは
事務局なのだから
不思議といえば不思議ななりゆきである。

同時に反省も。
そうかオレは
(ひとは内省的なつぶやきだと「オレ」と書く……)
認められていないか。
いちおう
事務局に
なぜこんなことになったのか
問い合わせたら
説明とか抜きに
すんなりとパスが発行された。
それもよくわからない話だが。

Lexus_lfnx_2

話は違うが
今年のモーターショーでは
上のレクサスFR-NXの2リッターターボ版のような
おもしろいクルマも出てくる。
軍用車両のようなデザインであるな。
レクサスはこういう角ばったデザインがうまい。
市販モデルも
ここまでとんがってくると
日本の未来も明るいような気がする。


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2013年11月 4日 (月)

片山さんのワンダーウォール

僕が圧倒されるのが
デザイナーの片山正通さん。
内外の商業施設の内装を手がけるなど
あらゆる分野のデザインを対象に
八面六臂の活躍だ。

その片山さんが
じつははく製を集めていると聞き
GQ」12月号のために取材させてもらった。

神宮前にある
片山さんのりっぱなオフィスには
現代美術作品が多く飾られているが
なかでも異彩を放っていたのが
北極グマなどのはく製だった。

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なぜはく製か?
そう訊くと
片山さんの答えはシンプル。
「動物の造形は
人間がかなわない。
神の摂理でしか作りえなかったような
合理的で
かつ美しいシェイプに
観るたびに感動するそうだ。

ただはく製は
買いあさったのではなく
偶然で街で通りがかりにみつけて
どうしても連れて帰りたくなったり
そういうものが多いようだ。

バンビとかは
パリの専門店で買ったとか。
僕の実家の近くに
むかしはく製製作をしている店があり
ショーウィンドウがなんとなく
怖かったが
それいらい意識したことがない。

そうか
求めていると向こうから
やってくるのかもしれない。
ムースの大きな頭部もあり
片山さんの天井高20m?ぐらいの
ミーティングルームの上のほうから
下界を睥睨している様子は
かなりの迫力だ。

壁抜けをする人間の
ミステリーというのは
昔からあるが
壁と頭とは
不思議と相性がいい。
片山さんのオフィスは
壁が現代美術のコレクションために
捧げられていて
感心するが
壁からひょっこり顔を出しているムースもまた
ワンダーウォールを作っている。

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2013年11月 3日 (日)

ハーレーデモライドいいね

僕は昨日
朝日新聞「&M」の取材で
晴海埠頭で行われている
ハーレー・デモライド・キャラバン」に
行ってきた。
ハーレーダビッドソンの
おおがかりな試乗会だ。

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2014年イヤーモデルが勢揃いし
そのまわりを
東京のハーレーディーラーのブースが囲むように
並んでいる。
感心するのは
デザイン的な統一性による高級感の演出と
ホスピタリティの高さ。
かわいい女性は
きちんと来場者をリードして
登録からイベントの説明まで行ってくれる。

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いちばん人気は
試乗で
10モデルが用意され
それを晴海埠頭の
交通量が少ない一般道で乗れる。

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さらに普通二輪免許(中免)所持者でも
会場内の特設コースで
スポーツスター(883)か
フォーティエイト(1200cc)の試乗ができる。

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これはめっぽうおもしろい。
ハーレーの
独特なビートを実体験として感じることが出来るからだ。
大人気なのがよくわかる。
実際に体験する価値がある。
今日(3日)も開催しているから
二輪に興味あるひとは
ぜったい行ったほうがいいと思った。
イベントの詳細は追って
&M」に書きますが。

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2013年11月 2日 (土)

BMWはクーペが得意だ

さいきん僕のまわりで
「あれいいよね」という声が多いのが
BMWのニューモデル
4シリーズというクーペだ。

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「3シリーズは
セダンとステーションワゴン
それと差別化する意味で
サスペンションなど
独自のセッティングにした
新シリーズとして開発しました」と
BMWジャパンが説明してくれる
カッコよいクーペだ。

そもそもBMWはクーペがうまい。
そしてクーペに特別の思い入れをもっている。
今回の4シリーズは
ほんらい3シリーズクーペの
4代目となるはずだった。
これまでも3シリーズのクーペは
ボディ外板のほとんどが
専用というのが
BMWのこだわりだ。

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モデルラインナップは
245psの2リッター4気筒ターボの
428iクーペ(604万円~)と
306psの3リッター6気筒ターボの
435iクーペ「(738万円~)

台風が過ぎていく日の早朝の箱根という
ドラマチックなシチュエーションでの試乗で
おかげでキャンセルもあり
僕は2つのモデルを
じっくり乗ることが出来た。

当然ストレートシックス搭載の
435iクーペはウルトラスムーズ。
胸のすく加速をする。
いっぽう428iクーペ
(ここでの画像)も
負けていない。
このクルマの4気筒はとてもよい。

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そしてやはり
BMWだけあって
コーナリングは
大きいカーブでも
小さいカーブでも
じつに気持ちよく回っていく。
キャンバー角の設定が絶妙である。

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最近のBMWの
複雑な立体を組み合わせた内装は
ファンが多いようで
このクルマでも
その魅力が堪能できる。
そしてリアシートもおとなが座るのに充分。

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こんなふうにシートベルトのガイドアームが
自動で出てくる。

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クーペは
不便といえば不便だが
自動車は本来
クーペがかっこよく見えるものだ。
それがよくわかる4シリーズである。


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2013年11月 1日 (金)

ハイメ・アジョンの魅力的な仕事

僕が好きな
デザイナーのひとりが
スペインのハイメ・アジョン。
さきごろ
来日したアジョンが
スペイン大使館で
みずからのデザインについて語る
講演会を開いた。

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「すべてのものには手仕事がある」と
語るだけあって
アジョンは
キャリアのスタートとなった
アートのインスタレーションでも
マンガチックなペイントを施した
磁器のオブジェを作るなど
そもそも
アーティストであり
クラフツマンであり
プロダクトデザイナーだった。

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だから
「あなたは
デザイナーなのですが
アーティストなのですかと
ジャーナリズムに質問されるのがこまる」と言うのだ。

たとえばアジョンは
「職人の手仕事を知ることで
新しいものを作る」ことを重要としており
イタリアの家具メーカーの仕事では
コストカットと
審美性を同時に追求するために
工房でずっと一緒に仕事をしたという。

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これもおもしろくて
ネットのような金網を
ひとつずつ
手仕事でつけていたため
ものすごい作業時間と
結果ものすごく高価なプロダクトとなり
メーカーじしんが困っていたのだそうだ。

そこでアジョンはどうしたか。
運動場のフェンスに使われている
金網を使う提案をした。
それによって
コストダウンが大幅にはかれるとともに
現代的なプロダクトに
仕立てることが出来たというのだ。

なかには
かなりふざけているものもある。
これはKDDIのためにデザインしている
スマホのプロトタイプ。

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スケッチだとわかりにくいが
上部にアナログ式の時計が
埋め込んである。

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なぜこんなデザインを?
「スマートフォンは
電池がすぐなくなるから
時計をみることも出来なくなりますよね。
だから最初から
その機能は外に出しました」
ひとを喰ったデザインである。

そんなアジョンが
「自分のデザインのなかで最も好き」という
デザインがある。

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「なんの役にも立たない」と
作者じしんが笑う金色の鳥。
なにをしているかというと
遠くを観ているのだそうだ。
「希望を探しているんですよ」
いまを一所懸命生きていれば
やがて明るい未来がやってくる。

そんな希望を持ち続けて
生きようというメッセージが
この金色の鳥には
込められているというのだ。
ふざけているのは
哲学的だから
ふざけていられるのだ。
という事実を教えてくれる講演会だった。


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