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2013年10月31日 (木)

ドミニクの懸念

僕がいま好きなレストラン
「レストラン・ドミニク・ブシェ」。
なぜ好きかというと
ソースをしっかり作って
手がかかる料理が多く
いまは軽めだからと
手抜きに逃げていないからだ。

うまい料理はいろいろあるが
シグネチャーのひとつ
「ピエドコション」を
いま出ている「GQ」で取材させてもらった。

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ピエドコションとは
子豚の脚
沖縄をはじめとするアジアにはじまり
欧州各国でも大好きな素材だ。
ドミニクはこれをほぐして
メンチカツのように仕立てている。
そこにドミグラスソース。

カリッとした衣にナイフを入れれば
ぷりぷりとした食感で
メンチカツ好きにもたまらないはず。

「この料理は
伝統的なピエドコションを自分なりに
アレンジしたものだけれど
基本は昔からの味を守っているつもり」とドミニク。
「僕の原点は
いつも母が作ってくれた料理。
いつも一所懸命
おいしいものを作ってくれた」

この話は
かつてジョエル・ロブションから聞いた
「パン・ド・カンパーニュを
母はいつも
胸のところにあて
十字架を切るように
ナイフで十字に切れ目をいれた。
まるで自分の身を分け与えるように」という
話を思い出させる。

そんな母との親密な関係が
フランス料理のベースにあるのだ。
でも、とドミニクは言う。
「いまのパリでは
夫婦がともに働くので
子どもには電子レンジの料理ばかり。
これでは次世代のシェフが育たない。
もちろん
女性に働くななどと
反動的なことを言うつもりはない。
解決の手段を模索しないと
フランス料理の未来がなくなってしまう」

日本では
たとえば割烹や懐石のような
オートキュイジン(高級料理)と
家庭料理に
明確な一線が引かれていて
その結果
ドミニクが作る料理にあたる
懐石では
作り手にコマることもないかもしれないが
(同時に進化もない)。
でも味わうひとの味覚や
料理とのつきあいでいえば
塾がよいの子どもたちの
将来が不安になるのは事実だ。


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2013年10月30日 (水)

ランチ1週間

先週のバリは
からだが溶けそうな暑さだったが
東京はもはや晩秋ではないか!
寒すぎる……。
そんなバリを懐かしんで。
日曜日はバリ島ウブドで
料理教室体験。

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買い出しからはじまり
必死に
野菜を刻んだり
唐辛子をすりつぶしたり。
さまざまな意味で
ホットなランチとなった。

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そうやって作ったのが
野菜炒め
鶏のカレー
グリーンパパイヤスープ
サツマイモと混ぜたご飯
黒米のおかゆ(デザート)
それに辛いサンバルウレクというペースト。

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こちらはパパイヤスープ。
そして出来上がったものは
バナナの葉の上に盛って
グチャグチャに混ぜて食べる。
この食べ方をラワというらしい。

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緑のなかで食べると
じつにおいしい。
長いインゲン豆や
ぜんまいの炒めものがまたよく
カレーに合うのだ。
月曜日は「アマンキラ」で
スイカサラダ。

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軽いビネガーのドレッシングで
なかなかいける。
そしてアマンキラバーガー。

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しっかり現地のフレーバーが入っている。
バンズよく出来ている。
日本のへたなグルメバーガーより印象深い。
火曜日は
デンパサール発羽田行きの
ガルーダインドネシア航空の機内で。

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前菜的なアミューズ。
そして日本料理のつきだしなど。

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メインはたきこみご飯
というふれこみだったが
味つきチキンも添えられて
あきらかに「ラワ」で食べることが前提。

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そうやって食べると
たしかにおいしい。
郷にいれば郷にしたがえ、であるな。
水曜日はレストラン取材が2軒あり
食べたような食べなかったような……。
この日は朝から晩まで
打ち合わせと取材の嵐だった。
木曜日は早朝撮影があり
その流れで台場の「ホテル日航東京」内
「唐宮」なるチャイニーズで飲茶。

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上の叉焼は
いまレストランで焼き物が少なくなっているので
よかった。

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蒸し腸粉もまあ悪くない。
しかし全体にどうも手抜き感がただよう。

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北京ダックは
皮がぶ厚すぎだし
なかにはしょっぱすぎたり
すっぱすぎるものも。
台場だから甘いのか?
日航がんばれといいたくなった。

金曜日はみなとみらいで撮影。
そのあとアイドルタイム(ランチのあとの休憩)に
入ってしまったので
しかたなく
ワールドポーターズ内
ポルティチェッロ」なる
イタリアフレーバーのファミレスふうレストランで
ハンバーグとナポリタンの盛り合わせ。

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まじめに作って
組み合わせも考えた
味付けになっていればいいのだが
それぞれが主張する味付けであるうえに
スパゲティは
めちゃくちゃ酸っぱい。
オドロイタ。

土曜日は
平和島に映画を観にいったので
時間もなく流れで「ジョナサン」で
ハンバーグ。

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悪くはないが
890円というのは法外だと思う。
駐車場併設など
インフラへの投資が必要な郊外型店舗と
同じ価格体系を都市内店にももちこんでいるのは
消費者無視のような気もするゾ。
ジョナサンは
楽しく食事をさせようという
おもてなし感が不足ぎみ。
きびしすぎ?

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2013年10月29日 (火)

小林彰太郎さんご冥福を

僕が以前たいへんお世話になった
カーグラフィック誌の初代編集長
小林彰太郎氏が
28日永眠なさった。
このあいだまで
お元気な姿を拝見しただけに
大ショックである。

僕のキャリアのスタートになったのも
カーグラフィック
学生時代
小林さんの作るこの雑誌の
筋にとおった自動車評論が大好きで
この道に進んだのだった。

いろいろな業界で
いま原稿チェックと称して
雑誌に掲載する前の原稿に
広報担当者が目をとおす
悪しき慣習が横行しているが
自動車メーカーは
基本的にそういうことをしない。

「ご自分の名前の原稿なのだから
こちらがどうこういう権利はありません」が
基本スタンスである。
これも小林さんのカーグラフィックが
愛のある辛口批評を展開して
自動車ジャーナリズムの礎を作ってくれたからだと
僕は思っている。

僕じしんの体験でなく
自動車メーカーに勤める知人のものだが
僕が大好きな
小林さんのエピソードがある。

80年代の話だが
首都高速で
小林さんが乗るクルマを遠くに
発見した知人は
大好きな雑誌の編集長に
ひとこと声をかけたくて
先行車を猛烈ないきおいで
ジグザグに追い抜き
小林さんのクルマの横に並ぶことが出来た。

窓を開けると
小林さんも気づいて窓を開けたので
「いつも雑誌拝読しています!」と言うと
小林さんは
「あなたのような運転をするひとに
うちの雑誌を読んでいただかなくて
けっこうです」と言いすーっと窓を閉めたそうだ。

それを聴いて
知人はますます小林彰太郎さんのファンになった。
僕は以前小林さんが軽井沢にもっていた
別荘におじゃましたとき
朝のトーストに小林さんがバターを塗ってくれたのに
けっこう感動した。
でもそのとき
小林さんは奥様に
「バター塗り過ぎよ」とたしなめられていた。
それがとてもおかしかった。
ご葬儀はとりあえず
近親者のみでということだが
ご冥福をお祈りする次第である。

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2013年10月28日 (月)

レストランの秘密

僕も子どものとき
読んでいたメンズファッション誌
男子専科」の復刊1号が
まもなく発売される。

そこで僕は
インテリアアーキテクトの
谷山直義さんに
ひとを呼べるレストランの作り方という
取材をさせてもらっている。

谷山さんはグランドハイアット東京や
ハイアットリージェンシー箱根などを手がけており
最近では
銀座のドミニクブシェの内装も。

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同店は
2フロア構成になっていて
上が画像にあるようなバースペース。
下が真っ白なレストランスペースだ。

ここは男がウィスキーを飲みたくなるような空間だが
下は女性向け。
女性が直感的に喜ぶ内装とか
あるいは女性が美しく見える仕掛けとか
レストランの内装には
専門家ならではの秘密がいろいろ
隠れている。
そんなことを話してもらったら
自分でもずいぶん勉強になった。

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2013年10月27日 (日)

並木藪蕎麦で伝説を目撃

昨日につづいて
UOMOの取材の話だが
そばというテーマの取材で
いいものを見せてもらった。

浅草「並木藪蕎麦」に
天ざるそばの取材にいったのだが
そのとき
かえしを入れている
噂のかめが見られた。

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僕も昔
NAVIという自動車雑誌をやっていた頃
編集部でヒマなときに
スピリッツで連載中の
「美味しんぼ」で
このかえしを土中に埋めているという
エピソードを読んだ記憶がある。

それがこれですか!というかんじで
なんだか嬉しかった。
保健所の指導で
表面が土というのはいけないそうだ。
(くだらない指導)
なので表面はコンクリートで
覆われている。

建て替えたときにも
やはり残そうということになったそうだ。
ご主人がフタととってくれると
しょうゆのいい香りが
ふわっと漂う。
これがあの
日本一しょっぱいともいわれる
辛汁になるのである。

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2013年10月26日 (土)

港屋で感心すること

僕が担当している
UOMO」誌のグルメな連載
ガチメシは
選者が
小山薫堂氏と
小宮山雄飛氏なので
僕とはまったく異なるテイストで
うまいものを選んでくれるのが
たいへんおもしろい。

いま出ている号のお題は「そば」なのだが
薫堂氏が選んだのは
愛宕「港屋」の肉そば。

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港区西新橋3-1-10/03-5777-6921

「アンダーズ」という高級ホテルが入る
虎ノ門ヒルズ(どこがヒルだか不明だが笑)の
はす向かい(になってしまった)という
すごいロケーションだが
店も負けていない。

有名店なので知っているひとも多いと思うが
バーのような洒落た外装と
外光を活かした
暗い店内で
磨かれたテーブルにディスプレイに
すべてにオーナーの菊地剛志さんの
美意識が貫かれている。

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そばのことは
UOMOを読んでいただくとして
僕がもうひとつ感心したのは
サービス。
そもそも菊地さんの客への対応が
じつにきちんとしているし
従業員の女性たちの
目配りもすごい。

立ち食い(!)なのだが
空きスペースを詰めるよう依頼するときも
ホテルなみにソフト。
僕はしばし感心したのだった。


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2013年10月25日 (金)

町を走る楽しみ発見

帰国してさっそく
早朝ロケなどやっているが
真冬か?っていうぐらい寒くて
びっくりした。
(いっしょにいた仕事仲間は
「朝食食べてないから
寒いんですよ」と言っていたが)

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アウディA3スポーツバック
東京を走ったら
アウディコネクトという
WiFiを介してインターネットとつながる
サービスが思いのほか
エキサイティングなのを発見した

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とくにグーグルアースを使った
ナビゲーションはおもしろい。

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これは台場から芝浦へと渡る途中の画像。
そして芝浦あたりは
まだまだ運河が多いことがわかる。

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東京再発見の気分で
へたなエンターテイメントより
助手席のひとは楽しめるだろう。
あとは道を選ぶとき
これまではこちらが近いと思っていたものが
空からの画像では
かなり遠回りだったことがわかったし
塀のなかにどんな施設があるか知れたり
東京ってこうだったのかと
目からうろこの気分だ。

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僕が子どもの頃から
知っていたつもりになっていた
田園調布
あらためてこんな道だったのだなあと
環状8号線で横を通りながら感心した。

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2013年10月23日 (水)

ランチ1週間

先週のランチは
火曜日の渋谷駅前「チャオタイ」から。
ゲーンカリーガイレカオ(880円)

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甘い鶏のカレーである。
次に用事があったので
かきこむように。
水曜日はBMWの試乗会があって
嵐が過ぎ去っていくなか
箱根「山のホテル」で
ハンバーグドミグラスソース。

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傑出はしていないが
まともに作られたハンバーグ。
ドミグラスソースがたっぷりかかっているのは
ホテルの料理長の矜恃だろう。
金曜日は「アマヌサ」で
スターターにガスパチョ

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気温が30度を超えているから
苦みのあるガスパチョがうまい、
ここはシェフがベトナム人なので
ブンチャーギオを

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ブンチャージョだと思っていた。
どっちなんだ。
麺がほとんど入っていないのは
アマンリゾーツに共通する傾向のようだ。
ヘルシー志向?
土曜日は同じレストランで
ソムタム。

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ビーフがかりかりに仕上げてある。
この日は週末なので
ベトナム人シェフが休みで
厨房をあずかっていた料理人の国籍にあわせて
タイ料理を頼んだ次第。
メインはパッタイ

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やはり麺ほとんどなし。
今週はいわゆるエスニック料理づくしであった。


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2013年10月22日 (火)

ガドガド再発見

僕はインドネシアの料理は
ゆるいとか
特徴がないと思っていた。

最初の出合いが
「インドネシアラヤ」だからだろう。
この店といえば
ピーナッツソースが
ゆでたキャベツのうえにかかった
ガドガドサラダというイメージだが
こちらのガドガドは
もっとスパイシーで
香りも味も強かった。

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決めては
シュリプペーストと
唐辛子数種類で作るサンバル
それにコブミカンの香りにある(と勝手に判断)。

そもそも
しゃれた店では
料理人が客の要望を聞きながら
その場で作ってくれる
いってみれば
シーザーサラダの複雑版のようなものらしい。

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意外だったのは
バリの料理は辛いこと。
いちばん上の画像にある
小さなチリペッパーは強力だ。
触っただけで
指が燃えるようになる。

きっと帰国してから恋しくなるだろう。

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2013年10月21日 (月)

バリの米のたまもの

バリでもうひとつ
僕にとって
おもしろい発見は米とのつきあいかた。

まず水田には
区画ごとに神様が祀られている。
これは同じ米文化の国から来た身としては
敬虔な気持ちにさせられる。
ここではお寺にいったり
満月のお祈りをしたりで
敬虔な気持ちになってばかりだが。

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そして
もうひとつの発見が
米の炊き方。

日本だと
「拝むように炊きなさい」と
取材先の日本料理屋で言われたりしたが
(強くこするなということ)
バリは意外に頓着なしで
水も炊く10分前に吸わせる程度。

で、水を切るわけだが
この水切りがとてもよい。
編んであるから
米へのダメージが少なそうだ。

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バリには
何種類も米があり
目的で使い分けている。
日本ほどむちむちしていないが
けっして悪くない。

カレーのようなものをかけるのにぴったり。
こちらではおかずを載せて
何種類も皿のうえで
グチャグチャにかき混ぜて食べるから
この米が向いている。
というか
すこしパサパサの米だから
こんな食べ方が定着したのだろう。

もうひとつの発見は
おかゆのうまさ!
「アマンダリ」で
ブブルアヤムという
鶏おかゆを朝食べたが
びっくりするぐらいうまかった。

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上にココナツで作ったソースがかかっているのだが
ココナツがこんなにうまい
(香りがすばらしい)とは知らなかった。
2日連続で食べしまった。
これもバリの米文化の
たまものだろう。

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2013年10月20日 (日)

満月のお祈り

僕はいまバリ島にいるわけだが
東京と違い
こちらは快晴つづき。
昨日は満月の祈りを捧げる
プルナマン(と聞こえる)という
宗教的儀式が盛大に
行われたいた。

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これは頼んで
お祈りのための
盛装をさせてもらったもの。
サロンを巻いて
さらにサプッをもう1枚
サファリというジャケットを着て
頭にはウダンをかぶる。
暑いよ。
30度Cあるからな。

でもヒンドゥー(バリはヒンドゥーが多い)の
お坊さんが
ブラフマー
ビシュヌ
シバという
3つの神への祈りを捧げるのを
手を合わせて聞いていると
知らない宗教でも敬けんな気持ちになってくる。

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バリではこのように
竹のトレイに
ブラフマーを象徴する赤い花
ビシュヌの黒っぽい花
シバの白い花を入れて捧げる。
祈るときは手にもったり耳にはさんだりする。

最後はお坊さんが
3つの神を象徴する
飾り紐をその場で縒って
手首につけてくれる。
神の加護を祈るものらしい。

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ちくちくして
くすぐったい。
7カ月ぐらいとれないらしい。
「どうする? 巻きっぱなし?」という
会話を日本人どうしでしていたのだが
聞けば
切ってしまってもいいらしい。
もったいない気もするが。

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バリにいったことのあるひとは
先刻ご承知だろうが
いたるところにお寺がある。
そしてそこに
さきのようなかわいい
竹皿のお供えが置いてある。
こういう光景は
日本では忘れられていたものだ。

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2013年10月19日 (土)

初バリ中

僕はいまバリに出張中である。
日中の気温が
30度Cある。
初バリは
「これがあの」と
本で読んだりしていたことの
再確認の連続でおもしろい。

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ここは宿泊中の「アマヌサ」のレストラン。
海を見渡せるロケーションがすばらしい。
夜になるとこんなふうに。

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2013年10月18日 (金)

HHhHと馬の毛

僕が最近読んだ本で
感心したのが
「HHhH」
フランスのローラン・ビネの小説(?)で
この原題の意味は
「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと言う」という
ドイツ語のフレーズの
頭文字をとったもの。

邦題として「プラハ、1942年」という
脱力系のものがついている。
これは第二次大戦中のチェコを舞台に
ヒトラーの片腕として
ユダヤ人をはじめ
チェコ人や
スロバキア人や
少数民族を虐殺した
ナチスのラインハルト・ハイドリヒの
暗殺計画を主題とした
歴史小説のような
私小説のような
独自のスタイルを確立した小説である。

種あかしをしないほうがいいのだが
最後のほうで
ハイドリヒが
みずからの乗るメルセデスが
爆発にまきこまれ
そのとき敗血症になるくだりがある。

その原因が
クルマのシートのクッションに
使われていた馬の毛だったというのだ。

僕もこれで
以前メルセデスは
馬の毛と棕櫚を編んだパームロックという
独自のクッションをシートに使っているので
乗り心地がよいと
喧伝していたことを思い出した。

1980年代までは使われていたと思う。
だんだん馬の毛が少なくなっていますと
修理工場で聞いたこともある。
戦争中はたっぷり使われていたのだなあと
妙なところに感心。

でもたとえそれがなくても
とてもよく書かれた小説である。
僕の最近のおすすめ。

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2013年10月17日 (木)

クルマとITS

僕にかぎらず
クルマのことを書いているひとたちが
いまみな注目しているのが
自動運転システムだ。

最近は
自立走行といって
コンピューターが
自動でクルマを走らせてくれるシステムが
かなりの部分実用化されている。

やりかたはいろいろで
18日までビッグサイトで開かれている
「第20回 ITS世界会議東京2013」では
最先端の情報通信技術を活用する
新しい交通システム
「ITS(Intelligent Transport Systems)」への
さまざまな取り組みが紹介されている。

トヨタは道路インフラに絞っての展示だが
なかには
自立走行とか
衝突防止装置などの技術に力を入れている
メーカーも。

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これはダイハツだが
急発進による衝突を防ぐ
センサーがついている。
厳密にいえばITSではないだろうが
なにはともあれ
かつてはコンピューターでしか
お目にかからなかった
電波マークが
クルマでもなじみが出てきているのが
僕にはおもしろかった。

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2013年10月16日 (水)

ランチ1週間その26

先週のランチは
六本木農園」での
クラウディーベイ(ワイン)の
2013年ソービニヨンブランのお披露目から。

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こちらは岩手の「アサヒ農園」の
トマトや
ピメントスを使った前菜ふう温野菜サラダ。
火曜日は時間がぜんぜんなかったが
腹はめちゃくちゃ減ったので
仕事仲間と
原宿「バーミヤン」で
バーミヤンラーメン(419円)

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期待以上においしかった。
少なくとも高速道路のサービスエリアなどより
価格は半分でクオリティは倍以上だと思った。
較べちゃ悪いかな。
木曜日は
恵比寿B社の旧知のAさんらに
ほし」でごちそうになる。
おもしろい寿司屋でまず温野菜から。

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にぎりは
小ぶりだがむっちりした米と
やわらかい種をのせるときは
ご飯のもっとも下の部分を
硬く握るのが特徴。

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それでやわらかい種を
思い切って使うおもしろさがある。
さすがAさんと感心。
金曜日はGQのコマツさんと銀座「天壇」で
ロースとカルビの定食(1500円)。

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1500円より安いものがないのに
長蛇の列
「今日もダメか」と苦笑いしながら
帰っていくビジネスマンも少なくない。
さすが銀座だ。
土曜日は新橋「明石」でかつ丼(1350円)。

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ここのカツのファンなのだが
いちど食べてみたかったかつ丼は
意外に凡庸。
卵で閉じていず
汁もあまりかけないほうが
とんかつ屋のかつ丼としては
いいのではないかと思った。
食べ放題というキャベツも
なくなったらお皿を下げてしまった。

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2013年10月15日 (火)

フレデリック・カッセルのショコラ

このところ
チョコレートの新作発表会が続いている。
どうしても行けないものもあるが
基本的に僕は
嫌いじゃないので
ほいほい足を運んでいる。

そのうちのひとつが
パリのフレデリック・カッセル
2013年クリスマスと
2014年バレンタイン
そしてホワイトデイに向けたコレクション。
日本が欧米のように
レストランでデートのときも
チョコレートを手みやげに持っていくという
習慣がないから
どうしてもこの時期に
商戦が集中して
その結果作るほうはたいへんな思いをするようだ。

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「Moments de Chocolat」(5個2,100円)という

今回のカッセルのコレクションはおもしろくて
ひとつは
起きている時間つねにチョコレートを食べるひとに
もうひとつは
自分の人生をチョコレートに込めてみたら

どちらも僕の意訳が入っているが
最初のものは
朝起きたときから
寝る前まで
一日でチョコレートを食べるシチュエーションを
5つに分け
それぞれガナッシュや
クーベルチュールに工夫を凝らした
ボンボン・ドゥ・ショコラ。

そして下記は
自分の奥さんと会ったときの思い出から
京都を散歩していて落ち葉がきれいだなと
思ったときの思いまで
詩的なイメージをこめたというもの。

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「Love Stories」(8個入り2940円)には「サクラ」も

他人の思い出はさすがに
チョコレートを食べただけでわからないが
それでも説明を聞いて
チョコレートを口に入れると
ははあなるほどと
思いを共感できる気分になってくるものだ。

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こんなダイアリーのような
ケースに入ったバージョンもある。

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試食会では
終始にこにこしていたカッセル氏だが
これらをみていると
コンセプトの煮詰め方が
ハンパなく大変だとわかる。

カッセルの場合
視覚的に驚かせる仕掛けは少ないが
舌だけでなく
頭も楽しませようという試みは
かなりすごいことだ。

そういえば
なんで今回は木の菓子皿かというと
発表会場が
原宿の金田中茶酒だったからだ。
なぜ金田中でなくてはならかったかは
よくわからないが。

この菓子皿にしても
どこが上で
どっちが表だか
けっこう混乱があった。
そういうときは
金田中のひとが説明しながらサービスしてくれると
また別の意味で
印象ぶかい会になったかもしれない。


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2013年10月14日 (月)

F1と新しいメディア

僕の週末の楽しみはF1グランプリ
レース観戦なのだが
よりにもよって
昨日の日本GPは来客があって観られず(涙)

それでも最初のうちは
インターネットで
レース中継を観ていた。
観ていた、というより
読んでいた、というほうが正しい。
オートスポーツのサイトが
鈴鹿で観戦しているファンのツイッターによる
レース生中継をやっていたのだ。

これは一般的なのだろうか。
僕は知らなかったが
そもそもモータースポーツのメディアなので
投稿者も
(おそらく)シロウトだろうが
めっぽう詳しい。

そしてスタート直後は
ロータスのグロジャン
レースをリードするという
おもしろい展開になったこともあり
ツイッターはかなり盛り上がって
僕もそれを追っかけていると
新しい娯楽という感を強くした。

レースは結局
セバスチャン・フェッテル優勝という
おきまりの結果だったが
(ほんと強いなあ)
どう見せるか
どう楽しませるか
そしてどう楽しむか。
実況中継だけがレースではないと
思わせてくれるネット上のプログラムだった。

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2013年10月13日 (日)

好きな色のクルマ

僕の見果てぬ夢は
好きな色にクルマを塗ること、カナ。
これは自動車好きなら
だいたい誰もが考えることだろう。

でも
どのクルマでも好きに塗れるわけではない。
オーダーがきくのは高級車と
相場が決まっている。
たとえば
英国のベントレー
カタログを開くと
こんなページが目にとびこんでくる。

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「自分が好きな色のものを
持ってきてくだされば
私たちが合わせます」とある。
たとえばこの万年筆。
そして次のページには
こんな写真。

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この軸の色と同じに
クルマを塗ってくれるというのだ。
たしかにベントレーのカラースキームは
特別感を重要視している。
このあいだ乗ったコンチネンタルGTカブリオレの内装は
かくのごとし。

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僕はむかし
シュトゥットガルト=ツッフェンハウゼンという
ところにある
ポルシェの工場を見学させてもらったが
そのときペイントショップという
塗装工程が印象的だった。
あらゆる色に塗れます(特許のある色いがいは)として
塗装の見本や
内装の見本がずらりと壁に並べてあった。

「記憶に残っているのは
これと同じ色に塗ってくれと
愛人のマニキュアを持ってきた
ドイツのお客さんですね-」と
工場の担当者はにやにやしていた。

ちなみにポルシェの持ち株会社の社長が
当時オーダーした993のシートは
オストリッチだった。
こういう楽しみかたは
外国っぽいと思う。
革とのつきあいかたに
一日の長がある。
ということだろう。

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2013年10月12日 (土)

ホルモンの焼き方

一般的な事柄でも
まだまだ自分が知らないことがある。
僕はホルモンの焼き方。
このあいだ
「皮をしっかり焼いてから」と習った。

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雑誌の取材だったが
教えてくれたのは旧知の
加藤牛肉店の加藤さん。
場所は渋谷「ゆうじ

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なるほどたしかに
加藤さんの言うとおりにやるとうまい。
加藤さんがなぜ「ゆうじ」を評価するかは
11月にでる「Momentum」に書くことになっている。

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2013年10月11日 (金)

ナポリスタカ2周年

僕が好きなピッツェリアは
あまりないのだが
数少ない一軒が
神谷町で
ナポリ人のペッペが開いている
ナポリスタカ」だ。

数年前にまだ彼が駒沢の店で
雇われピッツァイオーロを
やっているときに出合い
「これはうまい!」と感激したのが最初だ。

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先日ペッペの店が
2周年を迎えてパーティがあった。

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イタリア人だらけで
陽気な会だった。

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神谷町の駅から
ペッペの店がある
飯倉の交差点に歩いていくと
途中に
小山薫堂さんプロデュースの「月火」がある。
ちょうどこの日は
ダンチューの仕込み(らしい)で
パラダイス山元氏が
店先でパフォーマンスをしていた。

それにひとがたかっていたし
ペッペの店でもひとが路上に溢れていたし
知らない通行人だったら
どうしてこの日の神谷町は
やたらひとが多いのか
不思議に思ったはずだ。

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2013年10月10日 (木)

クラウディーベイのソービニヨンブラン

僕が好きなブドウ品種は--
というどうでもいい話からスタートなのだが
それはソービニヨンブランなのだ。
なぜかというと
料理のときは合わせやすいから。

そのソービニヨンブランのなかでも
個性派が
ニュージーランドのクラウディーベイだ。
量産ワインなのだが
個性的な味わいだ。
ガソリンのような刺激と
柑橘系のつんつんした香りのなかに
甘みと
輪郭をはっきりさせる適度な酸味。

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ニュージーランド南島の北端
マールボロにワイナリーをもち
気候は冷涼で日照時間が長い気候ゆえ
熟成度の高いブドウが収穫できるのだそうだ。
その2013年ビンテージのリリースのお披露目が
さきごろ「六本木農園」で行われた。
並べられたワインとともに
同レストランで人気の作り手たち
4人の食材を使った料理を提供するという催しだ。

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これは岩手・遠野の
アサヒ農園」が手がける
ピメントス・デ・パドロン。
スペインのパドロン地方原産の
小さめのピーマンである。
これを炒める。
実がつまっていて
ピーマンのおいしいところが凝縮した味だ。

塩だけでワインにぴったり。
なかには辛いものもあるようだが
それにあたっても
平然と食べ続けるのが
現地流のマナーなのだとか。
生産者はもとアサツーDKという経歴の持ち主で
そのひとが
こんなにおいしい野菜を作るというのは
ニーズをきちんとつかまえるのが
仕事だったゆえか。なんて。

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ここでは
上級ブランド「テココ」の
ソービニヨンブランも飲めた。
抜群の味わいだった。

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2013年10月 9日 (水)

ランチ1週間その25

先週のランチは
桜新町「ロイヤルホスト」で
ビーフジャワカレー(913円)。

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世田谷区桜新町1-34-6/03-5707-8811

「昭和40年代誕生」と謳っているが
それにどういう意味があるのか。
味も変わっているだろうし。
でもなにはともあれ
僕は意外に好きである。
高いが。

ファミレスはクルマに乗っていて
ひとりで入るのが最も経済的だ。
駐車場代が相殺されるから。
逆に人数が増えると
価格が高いぶん割高になる。
利用するがわからすると
納得いかない経済だ。
月曜日は神谷町のパブ「モリガンズ」での
フィッシュ&チップス。

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港区虎ノ門3-18-21久栄ビル2F/:03-3459-5888

イギリスで
「フィッシュ&チップスは
しようもないファストフードと
考えている外国人もいるが
魚がおいしいと
ほんとうにおいしいよ」と聞いたことがある。
実際海辺の町とかの「名店」に入ると
魚の種類も選べるしおいしい。
それが逆説的によくわかった
神谷町のフィッシュだった。
素材選びをもうすこしちゃんとしてほしい。
2片は食べられなかったよ。
火曜日は荒木町「キッチンたか」で
名物のポークジンジャー

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新宿区荒木町3-1/:03-3356-2646

豚肉のソテーに
しょうが風味のしょうゆソースがかかっている。
これとハンバーグが人気で
カウンターしかないこの店は
つねにひとが行列している。
水曜日は幕張「ディズニーランドホテル」内
シャーウッドガーデンレストランでブッフェ。

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豚とチキンのローストの盛り合わせ。
ほんとは豚をどんっと
載せてもらいたかったのだが
そう言っても
係は聞こえないふりをするのだった。
それからカレーライス。

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浦安市舞浜29-1/047-305-3333

ロイホ-ぐらいはうまい。
なかなか高得点だ。
星のやは見習ってほしい。
木曜日はトヨタ・クラウン・マジェスタの試乗会で
軽井沢プリンスイーストへ。
出席者全員で
「信濃」で
鮎の塩焼きやキノコの炊き込みご飯のランチ。

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北佐久郡軽井沢町軽井沢

金曜日は青山「デイルズフォード」で
カレーライス。

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渋谷区神宮前5-51-8/03-3486-0012

タイ風ココナツカレーだった。
なぜ英国のオーガニックプロダクトを扱うこの店で
タイ風カレーライスなのかは
よくわからないが
清潔で明るくて居心地がよい。
土曜日は黒川駅ちかくの「ビッグボーイ」で
大俵ハンバーグ(699円)

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川崎市麻生区黒川655-1/044-989-2290

ここで時間をつぶしながら
原稿を書く目的があった。
ほかにめぼしい店がない。
本来なら目抜き通りがあり
それは駅の真ん前というのが
通り相場だったはずだが
そういうものは消滅してしまったのか。

ドリンクバーとカレーバー
それにサラダバーがオプション
ぜんぶつけると1000円を少し超えるが
(結局フツウのレストランと同じ)
価格の仕組みがわかるようでおもしろい。

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2013年10月 8日 (火)

シトロエンDS3カブリオレの魅力

世のなかには「マジックワード」というものある。
むかし米国人の友人から
その言葉を教わった。
「たとえばカリフォルニアと聞くだけで
米国人には
わくわくするような憧れの気分が広がるものだよ」と。

僕にとってある種のマジックワードは
「シトロエン」だろうか。
かつてその個性的なプロダクトに憧れ
オーナーにもなっていただけに
いつも気になるのだ。

最近試乗したシトロエンDS3カブリオ(311万円)も
なかなか楽しい
ユニークなキャラが散見されるプロダクトだった。

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ベースになっているのは
1.6リッターターボエンジン搭載の
2ドアハッチバックであるDS。
現在のシトロエンは
フツウのセダンには「C」を
ちょっとイジったモデルには「DS」という
プロダクトコードを与えている。

DS3はDSラインナップのなかで最もコンパクト
(といっても全長4m近くあるけれど)
かつ太いBピラーに特徴を持つ。
これまでもルーフとボディを
デュオトーン(2色)にしたり
ルーフに模様をつけたり
色で変化をつけたモデルもあったが
今回のカブリオは電動ルーフに特徴がある。

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スイッチひとつで
キャパスルーフが大きく開く。
いちど止まるので
そこでもういちどスイッチを押すと
リアウィンドウが格納されて
さらに開口部が大きくなる。

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外からみてるより
中に乗っていると開放感がたっぷりあるのがわかる。
ほとんどフルオープンの気持ちよさだ。
そもそも
フルオープンのクルマに乗っても
全開にしないのが日本人。
ならば
「ときどきフルオープンの”気分”を味わえる」と
シトロエンが言うこのクルマが最適かもしれない。

時速120kmでも開閉可能というが
今回は試すことが出来なかった。
ふつうのサンルーフのように
少しだけ開けることもできる。

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クルマはけっこうパワフルで
乗り心地は多少硬めだが
シトロエンではボディ各所の
重量増を最低限にとどめ
かつ前後のバランスをとって
スポーティな操縦性を損なわないよう
最大限の配慮をしたという。
それもよくわかる。

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マニュアルシフトしかないのだが
それでもいいではないかと思う。
ただしスポーティカーではないので
ギア比も
2速と3速が離れていたりと
運転が積極的に楽しめるモデルではない。
でもマニュアルはやっぱり楽しい。

もうひとつ感心するのが
ディテールへのこだわりで
トランクには複雑なリンクを使い
リッドがほぼ垂直にスライドするように開く。

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容量もそれなりに確保されていて
このあたりの手のかけかたが
クルマづくりにとって
ほんとうに大事だと思った。
またシトロエンがいまも
個性ある実用車づくりという伝統を
守っている証左ともいえる。
ボディカラーは4色あって
キャンバストップも素材やカラーが異なるものが
組み合わせられる。
ここで紹介したのはブラックの車体で
幌にはDSモノグラムといって
模様のはいったジャガード織りが使われていて
たいへん好ましい。


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2013年10月 7日 (月)

ドミニク・ブシェ氏と連続性

ものごとには
いきおいというのか
習慣性というか
惰性というか
はたまた流行性というか
そういうものがある。

それを僕にあてはめると
取材で同じひとに会うことが
連続することだろうか。
たとえば最近でいうと
ドミニク・ブシェ氏。
それに奥様の百合子さん。
銀座の
レストラン・ドミニク・ブシェ
(店名がこれに変更)の
総料理長だ。

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レストラン試食会を皮切りに
お店の取材があり
最近では青山にある
お気に入りのレストランに
同行してもらった。

日本では
和食はもちろん
「敵情視察(笑)」で
フランス料理にいくことも多いそうだ。
どんなソースが
日本で流行っているのか
そんなことも勉強になるらしい。

いっぽうレストランが
銀座4丁目交差店の至近距離にあるせいで
築地への買い出しが楽しみといい
iPhoneのデータで見せてもらった
試作料理は
ちょっと日本ふうのテイストが入っている。
これでフランスも変わるのかな。
僕にとって
こういうふうに
相手のことをより深く知れるから
連続した取材は好きなのだ。


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2013年10月 6日 (日)

僕のデザインアイコン二輪篇

世のなかには
あらがいがたい魅力をもった
プロダクトがある。
僕にとってそれらは
アイコンともいえる。

たとえば二輪だと……
まず
僕のドリームモデルが
BMWのR90S(1973年)だ。

R90s

そもそも昔から
(免許もないくせに)
水平2気筒エンジン搭載の
BMWのバイクに憧れていた身である。
塗装もきれいだし
今年の5月イタリア・コモ湖畔の
「ビラデステ
コンコルソ・デレガンツァ」で
美しい実車を見て
いらいまた情熱をもっている。

二輪では
僕の家のすぐそばに販売店がある
オーストリアのKTMのプロダクトも
かなり迫力がある。
デザインスキームも
オレンジと黒を主体にした
色づかいなど
徹底しており
高性能ぶりと
エクストリームなデザインとで
いつもショールームにはりつくようにして
実車を眺めているほどだ。

Ktm_rc8_1280

もうひとつ
バイクでずっと気になっているのが
フィリップ・スタルクがデザインした
アプリリアのMOTO6.5(95年)である。

Moto65

アプリリアは
レースでも活躍してきたイタリアのメーカーだが
シャレで?こんな
デザインバイクを作っていたことがある。

特徴は卵型のクレードルフレームと
色づかい。
エンジンはロータスの汎用650ccで
BMWも使っていたぐらいだが
悪いものではない。

またがるとシート高がかなり高く
女性はまずムリ。
体重のない僕みたいな人間だと
調整してもらわないと
ダンパーも沈まない。
もうひとつ問題は仕上げのクオリティ。
塗装などの質が低い。
スタルクのデザインも台無しだ。
でもいまでもカッコいい。
グレーとブルーの2トーンもあったが
圧倒的にこの
イエローとシルバーのものがよい。

二輪は機能的にならざるをえないといわれつつ
いまもおもしろいデザインが
生まれている。
人間の創造力の可能性を見られるようで
そこが気に入っている。


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2013年10月 5日 (土)

アウディコネクトに感心中

僕が感心している
アウディA3スポーツバックの
通信システム
「アウディコネクト」
まわりで
関心をもっているひとが多いので
もうすこし説明しようかな。
こんなかんじになっている。

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まずこの
上面には
手書き文字入力ができる
ホイールバッドを操作して
アウディコネクトの画面を呼び出す。

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今回のアウディの
MMIインフォテイメントは
操作系にトグルスイッチも採り入れられ
ブラインドで使いやすくなっている。

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グーグルアースや
通常のナビゲーションの画面に加えて
このように
ニュース(読売新聞ってとこが……)
天気予報
ちかくの空港のフライト情報
ちかくの時間貸し駐車場の情報
画面で簡単に見られる。
ただし更新頻度が1時間ぐらいだそうで
課題は再読み込みの容易性かな。

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グーグルの情報は
周囲のことがわかって
とてもおもしろい。
そして3Gによる
Wi-Fiがつかえること。
スマートメディアは
いちど8台使える、そうだ。

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ただし通信容量は
情報を得ることを前提に
月400MBだそうで
通信ばかりしていると
本来の機能が使えなくなってしまう。
購入後3年はアウディジャパンの負担だそうだが
自分でソフトバンクと
契約を更改して
容量を増やせるかどうかは不明。
おそらく出来るだろう。

国内最大手自動車メーカーの技術者も
「アウディのシステムは
顧客満足度も高いだろうし
たいへん興味もっています」としているほどだ。
自動車って
ほんとに新時代に入ったなあ。
その感ひとしお。


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2013年10月 4日 (金)

アウディA3スポーツバック

僕が試乗を楽しみにしていた1台
アウディの新型A3スポーツバック
箱根で乗ることができた。

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このクルマの特徴を列記すると
以下のようになる。
・バリエーションは1.4の前輪駆動と
 1.8のクワトロ(4輪駆動)
・軽量ボディ
・WiFi搭載
・グーグルアースなどを使える

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これはMMIインフォテイメントという
システムにオプションで組み込む
「アウディ・コネクト」で使える
グーグルアースによるマップ。

外国でも僕は経験あるが
広い道は言うにおよばず
ナビゲーションがおいつかない
狭い市街地で使い勝手がよい。

最大で60kgを謳う軽量ボディに関しては
試乗会場に
おもしろいデモンストレーションが設置された。

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旧型のボンネットと
新型のボンネットの重さの違いを
実際に手でもって実感できるのだ。
はたして
前のモデルのボンネットは
片手には重すぎたが
新型はひょいと持ち上げられるほど
軽くなっている。
これは会場の誰もが感心していた。

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乗ったのは
1.4TFSI(308万円)と
1.8TFSIクワトロ(393万円)
1.4は低回転域からトルクを出す
小型ターボチャージャーをもち
たしかに出足はすっすっと気持ちがよい。
それと遮音性が高く
とくに市街地だと
魔法のじゅうたんのようだ。

いっぽう
1.8は
1.4の122psに対して
180psの最高出力をもち
ターボチャージャーも大型。
そのため
めりはりがあり
2000rpmあたりからもりもりと力を出す。
マニュアルシフトを使うと
スポーティな乗り味が楽しめる。

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インテリアはいうにおよばず
ボディパネルも
手が切れそうなくらい
エッジがたっていて
(このプレスにはお金がかかる)
あいかわらず
わかるひとにはわかる高級感で
アピールするA3スポーツバックだった。

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2013年10月 3日 (木)

コーヒーとミルク

僕はこのところ
どばばたと
都内をかけまわっていて
コーヒーを飲む時間もなかなかとれない。

そんななかで
ふと発見したのだが
コーヒーをブラックで
それとは別にミルクを用意して
交互に飲むと
コーヒーのコクを感じてうまい!

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写真の銀座トリコロールみたいな店では
そんなバカなこと
なかなか出来ないのだが(笑)
とにかく苦みのあるコーヒーには
グラタンをはじめ
あらゆるミルクを使った食べ物が
異常なぐらい(おおげさ)マッチする。
そんなことを「発見」して
喜んでいるからバカである。


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2013年10月 2日 (水)

宝塔仕立てに感心

僕は取材で訪れた
レストランで
いくつも再訪したくなるところを
持っている。

基本的には
ここはいいと思う
レストランを取材のために
選ぶのだが
そこで知らなかった料理を
出してくれるとなおさらだ。

そのうちのひとつが
上海料理が得意な「ジャスミン」の
「東坡肉(トンポーロー)の特製宝塔仕立て」(5000円)

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渋谷区広尾5-22-3広尾西川ビル/03-5421-8525

1枚の肉をぐるぐると巻いて
このように仕立ててある。
これはいつ観ても感心する。
レストランというのは
味も雰囲気も大事だが
こういう料理をみると
プレゼンテーションの大事さも
よくわかる。
3日前に予約してほしい、と
シェフが言うのもよくわかる
凝った料理だ。


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2013年10月 1日 (火)

ランチ1週間その24

このところ
僕はろくにランチが食べられていない
いかん。
それではいかんと思うのだが
移動の時間にあたったりで
ランチが犠牲になってしまう。
というわけで
先週の外食は
火曜日にENGINEアライさんと
Two Rooms Grill/Bar」で。

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これは前菜の
「タスマニアサーモンのシトラスマリネタルタル」
そしてメインは
「TR BBQ グリルバーガー」

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200g プライムビーフパティを使い
チェダーチーズとレタスとトマト
それにオニオンジャムが入っている。
うまいなあ。
このまえはランボルギーニの発表会
そして今週はべつの会でと
Two Roomsにはこのところ
ご縁がある。
土曜日はGQコマツさんと
ドミニク・ブシェ・トーキョー

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こちらはメインの
「牛テールの煮込み「2000年ミレニアムカップ」 ジャガイモのピュレ」
たいへん美味である。
いつも少しずつ味が違うように思うのは
こちらの体調もあるだろうか。
今回はすこしあっさりしていた。
肉を食べすすんだあと
ジャガイモのピュレを入れて
混ぜて食べるとまたおいしい。

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