« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月31日 (土)

ある日の出来事

僕にとって
今週はあわただしく過ぎていった。
たとえばある一日は
こんな具合である。
朝は四谷・荒木町の四川料理「蜀香郷」で取材。

P1200550_2

そのあと銀座「すし家」に撮影に。

P1200560_2

カメラマンといったん別れて
僕は品川インターシティでの
トヨタSAIの発表会へ。

P1200570_2

真木よう子と車両の詳細は
昨日書いたとおりである。
それから神楽坂下の中国料理「膳楽房」で撮影。

P1200688_2

それからタクシーにとびのって
恵比寿の「鮨早川」へ撮影に。

P1200708_2

そして家へ戻り
急いでいる原稿を書き
こういうときにかぎって
いろいろ仕事の連絡がくるので
それをこなし
21時すぎにワインを空けて
仕事の打ち止めにしてしまった。
夜NHKで宮崎駿さんの取材番組を
再放送していたが
観ようと思っているいるうちに
寝てしまった。


| | トラックバック (0)

2013年8月30日 (金)

トヨタSAIで真木よう子に

昨日トヨタの新型車SAIの発表会が
品川インターシティで開催された。
僕は早く着きすぎてしまい
30分以上も開場を待っていた。
やる気まんまんというかんじである(笑)。
SAI(サイ)は
ハイブリッドの高級路線セダンである。
今回はサスペンションの設定や
ボディパーツの見直しにより
イメージアップと
燃費の多少アップが眼目。

P1200611_2

今回は僕の好きな真木よう子
イメージキャラクターで
発表会の最前列に座っていた
僕の前にホンモノが登場。
台本を読みながら
進行役とのやりとりをするだけだったので
リアリティには欠けたが(笑)

SAIはハイブリッドの4ドアセダンで
価格は321万円から421万円。
装備の違いが価格に反映されている。
今回は静粛性を強めたのと
一部のボディパーツを見直して
空力を改善したのが眼目。
同時にターゲットを
「色気あるおとなの男」としたといい
真木よう子も起用も
クルマを買うとこんな美女にもてる(かも)という
伝統的なCMの手法にのっとったもののようだ。
そういうのはなつかしくていいね。

トヨタが強調するSAIの特徴としては
「世界最大」という
ワイドなヘッドランプ。
LEDランプを使いながら
エックスを描くようなかたちになっていて
個性がはっきりとした。

P1200653_2

キャラクターが明確になって
これはけっこう売れるかもしれない。
運転支援システム
発表会ではあまり触れられていないが
レーダークルーズコントロールや
レーンキーピングアシストなどが
最上級グレードには用意されている。
こちらも体験したいなあ。

| | トラックバック (1)

2013年8月29日 (木)

ランチ1週間その20

先週のようにお盆にかかったときの
外食は困る。
麺とか肉とか
安いかけっこう高いか
どっちかに触れてしまいがちだ。
日曜日は
麻布十番の洋食「Edoya」で
大人のオムライスなる一品。

P1180918_2

港区麻布十番2-12-8/03-3452-2922

じつをいうと
玉子が崩してあって
ちょっとがっかりした。
僕はたまごをしっかり焼いて
ライスを包むのが好みだなあ。
月曜日は渋谷「天松」で天どん(2100円)

P1190094_2

渋谷区道玄坂1-6-1/03-3462-2815

やはりというべきか
このときの素材はいまいち感があった。
天ぷらは
基本的に浅草から新橋にかけて
銀座線に沿って老舗が並んでいて
新宿(つな八か?)と
渋谷に少しあるだけ……
これは茅場町の名店の主人の言だが
渋谷から天金がなくなって久しく
天松は貴重だ。

火曜日は赤坂見附「黒猫夜」で
海南鶏飯(890円)

P1190114_2

港区赤坂3-9-8 篠原ビル3F/03-3582-3536

ランチはこれ一品のみ。
座ると出てくる。
味はかなりしっかりしていて
塩味も効いている。
僕にはやや効き過ぎでしたが。
水曜日は広尾のインド料理「プリヤ」で
カレーセット(1500円)

P1190187_2

渋谷区広尾5-2-25本国ビル3F/03-5941-6996

悪い店ではないし
いつも満席なのだが
満席ゆえに
店がわとまったくコミュニケーションが出来ない。
ただ置かれたものを食べるだけ。
黒猫夜も同じだが。
いくらランチといっても
食事の醍醐味なし。
これはがっかりだ。
こういう飲食店はファミレスだけで充分だと思うよ。


| | トラックバック (0)

2013年8月28日 (水)

すっぱ辛い激うま料理

僕は比較的辛いものが好きなほうだ。
辛いものは
たいてい独創的で
ある種の楽しさがあるからかもしれない。
辛いだけでは誰も触れないので
そこに味の工夫が加わるのが
辛い料理の魅力になっているようにも思う。

このあいだ取材で出かけた
御成門の「味芳斎」も辛い料理で知られた
中国料理店だ。
僕はいぜん近くに勤務していたので
時どき出かけたが
ランチタイムはいつも激辛ならぬ
激混みだった。

取材が終わったあと
店主うの藤山振東さん(2代目)が出してくれたのが
牛のレバー炒め。

P1190241_2

なんていうか
うま辛い料理だ。
藤山さんが勧めてくれた食べ方は
これをキャベツの酢漬けで巻くこと。

P1190243_2

同店の初代になる
藤山さんのお父さんは
中国湖南省出身とのことで
聞くと
湖南省は
酸っぱくて辛い料理で知られているらしい。

キャベツは思い切り酸っぱくて
レバーはかなり辛く
この2つが調和を見せるのには感心した。

取材の役得は
こういうことを教えてもらえることだ。
これを書いていると
僕はまた
味芳斎に行きたくなってきた。

| | トラックバック (0)

2013年8月27日 (火)

うどんの若大将

24日発売の「UOMO
10月号での連載
ガチメシ」のテーマは
うどん。
小宮山雄飛さんおすすめの
中目黒・東山のうどん店
豊前房」を取材した。

僕も昔からすきな店で
うどんは岡山で作っているそうで
硬すぎずやわらかすぎず
個人的には好きである。

店を切り盛りしている
ハンサムな「若大将」
佐藤克明さんは
つねに新しいメニューの開発もつづけ
たまには違うものが食べたい
でもいつものメニューも好き、という
客の志向をうまくとらえていると思う。
毎日かよってくる老婦人もいるそうだ。

Img_3909_2_2

これは小宮山さんおすすめの
夏野菜のサラダうどん(1050円)。
僕には初めての体験だったが
クレソンなど
香味のある野菜がいくつか使われていて
凝った味で魅力的だった。

Img_3893

酒も豊富で
小宮山さんは夜飲みにいっているようだが
食事の時間はかなり混むので
飲みはひんしゅく買いそうだ。
といっても若大将は
どうぞご自由にといういたっておおらかな姿勢だが。

取材は定休日に行われた。
これじたい珍しいことだが
(このへんもすばらしく融通を利かせてくれた)
何組もの客が
「あれ、やっていないの?」と
じつに残念そうに引き返していったのだった。
よくわかる、その気持ち。
うどんを食べたいときは
ほかの料理では代え難いよなあ。

| | トラックバック (0)

2013年8月26日 (月)

新型Sクラスとにっぽん丸

僕の世代は
メルセデスSクラス信仰が強いかもしれない。
とりわけ性格形成期に自動車好きだと
本や自動車雑誌を通じて入ってくる
メルセデスの魅力というのに感染する。
だからいまもSクラスについては
興味がつきない。

P1190532_2

金曜日に晴海埠頭に停泊している
にっぽん丸をまるまる使って行われたのが
新型Sクラスの発表会だった。
乗船時には荷物検査まである。
Sクラスがデッキに置かれたが
全長5mを超えるクルマですら
小さくみえるほどだった。

S_14_2

今回は「知性をもったクルマ」が強調されていて
コンピューター統合制御により
車線逸脱防止などの走行支援や
衝突防止を含めた衝突軽減策などが
たっぷりと盛り込まれ
自動運転の時代がそこまで来ていると思わされた。

こちらが人間の「脳」だとすると
「眼」とのつながりを強調していたのが
カメラを使って路面状況を判断し
一瞬のうちに乗り心地を調整するシステム。
さらにハイエンドオーディオシステムが「耳」で
専用のアロマを室内に漂わせる仕組みが「華」と
五官が強調されていたのがおもしろかった。l

P1190415_2

エントリーモデルは
S400ハイブリッド(1090万円)で
S550 long(1545万円)のみガソリンモデル。
加えてS63 AMG long(2340万円)と
それにスポーティ志向の
フルタイム4WDシステムを搭載した
S63 AMG long 4MATIC(同)が用意されている。

こんかいのSクラスは
初めてロングホイールベース仕様をベースに開発したものだそうで
となると
従来はスタンダードと
ロングホイールベースという構成だったのが
スタンダードと
ショートホイールベースとなるわけだ。
欧米では自分で運転するひとばかりだが
アジアでは後席に乗るひとが多いので
ロングホイールベース版に重点を置き
装備もファーストクラスパッケージなど
シートがリクライニングできたり
充実をめざしたという。

P1190352_2

僕はなにより
初めて足を踏み入れた
にっぽん丸の豪華な世界に感心した。
それに加えて外国人多数の従業員や
トイレなど印象に残るものが多かった。
なにしろトイレでは「ハンドルは直接手でもたないで
タオルでくるんでつかむように」という注意書きがある。
なんでだろう。

| | トラックバック (0)

2013年8月25日 (日)

六本木ヒルズ盆踊り

踊りっていいなあと思いながら
僕はほとんどそういう機会をもたないが
金曜日の夜は
六本木ヒルズの盆踊り前夜祭
友人家族らと行ってきた。

P1190685_2

とくに前夜祭は
楽劇・六本木楽」なる
特別の催しがある。
狂言師の故・野村万之丞氏が再現した
日本古来の芸能「真伎楽」と
市民参加で行われる「大田楽」を融合した六本木ヒルズ
オリジナルの演目というのがふれこみ。

アジアからアフリカまで
各国の芸能の要素を
踊りやリズムにとりいれ
ダンサーが1時間にわたって踊りを披露してくれて
とても楽しそうだった。

今週の麻布十番納涼まつりと連動するイベントとして
舞台は六本木ヒルズのアリーナで行われたが
会場使用料といい
大人数の手当といい
六本木ヒルズ自治会はそうとうな出費をしただろう。
さきごろ急逝した森ビルの森稔氏の夫人や
いまの森ビルの辻慎吾社長らも参加していた。

しかし
そのあと森ビル内で食事しようという段になり
家族づれで行くには
これぞという店がないことを
あららめて認識。
デスティネーションレストランが少ないのは
あの規模のビルにとって
痛手がどうかは
当事者でないtのでわからないが
少なくとも僕たちにとっては
つまらないとつくづく。

| | トラックバック (0)

2013年8月24日 (土)

ガンディーニの星の時間

僕にとって
ドリームカーをあげろといわれれば
眺めて楽しい部門の
ナンバーワンは
ランボルギーニ・クンタッチ(カウンタック)だ。
ランチア・ストラトスが次点かな。

L0166

僕はスーパーカー少年ではなかったが
(そんな若くない)
すばらしいデザインだ。
デザイナーのマルチェロ・ガンディーニ
どうしてこんなスタイリングが出来たのだろう。

すべてのひとには「星の時間」がある、と書いたのは
オーストリア人作家シュテファン・ツバイクだったが
このクルマ(73年)と
ストラトス(74年)をデザインしたとき
ガンディーニは
「芸術家の創造において成就される
本質的、永続的なものは、
霊感によるわずかな、
稀な時間のなかでのみ実現する」という
ツバイクの文章どおり
めったにない創造的なピリオドにいたはずだ。

L0170

なんであんなクルマをデザインできたのか
僕はいちどトリノ郊外の
ガンディーニ邸を訪れたとき
そのことを訊いたが
ちゃんとした説明はうけられなかった。

ロジカルにデザイン理論を組み立てる
ドイツ系デザイナーと違い
星の時間にいたガンディーニが
論理だって説明できるものではないようだった。

このとき僕のホテルまで
ガンディーニみずから運転する
アウディ90アバント・クワトロで送ってくれたときが
僕の「星の時間」になった。
そうそう
なんで急にクンタッチの話になったかというと
連載している朝日新聞ウェブサイト「&M」で
ランボルギーニをとりあげたからだったのだ。


| | トラックバック (0)

2013年8月23日 (金)

ソニービルの矜恃

僕にとっての銀座の思い出といえば
高校のときはJENA
中学のときは生キャロルをただで観た
ローディプラザと
伊東屋と
それにここ
ソニービルであった。

P1180272_2

夏のはじめが蛍で
夏には熱帯魚。
いまも熱帯魚の展示をやっているのだと
先日取材の前に通りかかって観て
嬉しくなった。

ソニービルについては
1966年に開業だから
誰でも知っている銀座のランドマークだろう。

音階と結びつけられた階段や
いまはやめてしまったのかな
エルメス側にはフロアごと
たしか季節ごとに
色を変えたライトアップがされていた記憶がある。

マキシムやサバティーニなど
いいレストランも入っていて
このへんは一流企業たらんとした
ソニーの矜恃だったのだろうか。
もちろんソニーのコンテンツと
関連づけられた展示がおもしろく
スティーブ・ジョブス
これを観て
アップルストアを作ることを思いたったとか。
内容的にはソニービルのほうが
”開かれ”ていて
僕には好ましいが。

アップルストアはいま表参道にも
建設中のようだが
かつてのソニーががんばったような
ソニービルならぬアップルビルにならないだろうか。
そのためには「ストア」ではだめかも。
この夏こんなことを
僕はつらつらと思った次第である。

| | トラックバック (0)

2013年8月22日 (木)

ランチ1週間その19

僕のランチは
先週も取材がらみが多かった。
取材がらみでないものといえば
台場のシネマ-ジュにいったとき
ふらりと入ったアクアシティの「ふらんす亭」での
牛すじカレー(767円)

P1180766_2_2

港区台場1-7-1 アクアシティお台場 5F

悪くはないが
印象に残らない。
しかし……
「リピーターをつくるなら
印象に残らないもののほうがいいんです」と
レストランでは聞く。
悪かったら論外だが
ランチを友人との
語らいの場にするひととかにとっては
強い印象の料理はじゃまだとか。

木曜日はぴあの
「東京最高のレストラン2014」の収録。
ランチは編集長が用意してくれた
まい泉のカツサンド。
それで足りずに渋谷駅前の
チャオタイ」で
バミーヘーンムーデン(650円)

P1180824_2

渋谷区渋谷2-22-10 タキザワビルB1/03-3797-7767

汁なし玉子麺である。
チャオタイはチェーン店だから
これまで入ったことなかったが
なんだか妙に空腹感をおぼえていたのと
MSG(化学調味料)入っていても
それはそれでもういいや、と
カップヌードル世代の開き直りで注文。
はたして……悪くなかった。

悪くないと思ったのには
もうひとつ理由がある。
タイ料理は卓上の調味料を使い
塩味
酸味
辛味など
味つけを自分でするからだ。
そのときからだがほしがっているものが
最もおいしいものだから。
土曜日は六本木ミッドタウンの
ベーカーバウンス」で
プレインバーガー(945円)

P1180880_2

港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア B1/03-5647-8311

はたして今回は
いつもよりバンズがフワフワしていて
いっぽうたたいた肉を使うパテは
いつもより硬め、のようだった。

| | トラックバック (0)

2013年8月21日 (水)

月火という新店

きわめつけ?の新店。

P1180748_2

オープンしたばかりを
UOMOで取材。
僕も友人のダイスケさんに誘われて
食べにいこうと思ったのだが
予約がいっぱいで入れなかった。

この題字は小山薫堂さんのものである。

| | トラックバック (0)

2013年8月20日 (火)

吉田類さんにひたすら感心

僕がずっと会いたいと思っていたひとりが
吉田類さん。
ご存じ「酒場放浪記」の類さんである。
先日雑誌の取材でインタビューさせてもらった。

ご本人は
テレビのまんま。
やさしい語り口で
けっして質問者に挑むようなことはしない。
包容力すら感じさせる。
まさに吉田さんが通う酒場のようなひとというか。

もうひとつ感心したのは
こちらがいまひとつ理解していないなと思うと
(推測)
うまく背景を説明してくれる。
たとえば「大衆酒場」と「居酒屋」は違うんですという話。

「大衆酒場とは
敗戦後
復興期にはいった東京で
東北から集められた労働力のために
生まれたのがきっかけです」 「東北から来るから
上野駅を中心に部屋を借りる。
夜はひとりものが多いから
外に食べに出る。
そのひとたちに
安価にしかしリラックスできる雰囲気で
食事と酒を提供したのが大衆酒場です」

「だから山の手にはないのです。
あくまでも下町の文化。
飲食店では
親から習った料理を見よう見まねで再現する。
でもそれが懐かしく
自分の家のお茶の間にいる気分になりたくて
同郷のひとが集まる」

「カウンターがコの字型なのは
調理場からどの席も等距離で
おなかを空かした客に
すぐに料理を出せるため。
もうひとつは
他の客と目線が会うため
どうしても会釈をしたりする必要が出てくる。
それによって連帯感が生まれる。
故郷にいるような気持ちよさにつながります」

それに対して居酒屋は
東京(いがいでも)のどこにでも
駅前にあって
仕事帰りのサラリーマンが寄るところ。
客同士が値踏みするし
店も金をもっている客を優遇したりする。
そういうものだとか。

それを聴いてから
酒場放浪記」をもういちど観ると
それまでは
「この料理は美しくないなあ」なんて
思っていたのががらりと変わり
胃袋のなかから
お客を元気してやれ!なんて応援したくなる。

僕にとっては
いまさらながら目からウロコの出合いでした。
深く感謝です。

P1180858_2

これは撮影のために
用意された高知の「豊の梅
手の出演は吉田類さん。
ちょうどそのとき
銀座の物産館「まるごと高知」では
吉田類さんが勧める高知の酒のイベントをやっていた。
これもそのなかの1本。
吉田さん撮影中に飲み始めた。
「むかし休肝日は寝ているときとおっしゃっていましたね」と
ふると
「いまは違うの。
いまはビール3本までは休肝日っていってるの」と言い
豪快に笑った。
僕はひたすら感心しましたよ。


| | トラックバック (0)

2013年8月19日 (月)

アマノフーズに感心している

僕がこのところ
感心している食べ物がある。
料理でなく
食品というべきだろうか。
アマノフーズ(天野実業)のフリーズドライ食品だ。

60年代にカップラーメン用に
お湯を注げば3分で戻る
真空凍結乾燥技術を確立した会社で
丸の内「KITTE」B1の直営店舗にいくと
多彩なラインナップに驚く。

スーパーマーケットで扱われている
味噌汁やスープに加え
カレーや
丼ものも多い。
僕はこのあいだ麻婆茄子丼の素を試した。

P1180688_2

小さな器に入れて
そこに熱湯を注ぎ入れる。
するとあっというまに
麻婆茄子が出来上がる。
それをご飯のうえにかける。

P1180694_2

興味本位で買ったのだが
これを黙って出されたら
ほとんどのひとが
鍋で作ったものだと思って食べるに違いない、
それほどのクオリティだ。
通販だと6食入りで882円と
信じられない値段。

これはダマシなのか?と思ったりするが
これを概念的に定義するのはむずかしいな。
その前は
ご飯に載せて水をかけるだけの
冷や汁の素を試したが
こちらもうまかった。

丸の内店では
お湯とカップの用意があるので
ランチには人気があるようだ。
それはそうだろう。
僕がいま
ひたすら感心している食品会社だ。


| | トラックバック (0)

2013年8月18日 (日)

ダントン氏が愛する日本茶

僕はほとんど知らないのだが
吉祥寺というのは
いまもおもしろい街のようだ。
歩くといつもそう思う。
先日、取材で出かけた際
商店街をあるいてみると
「こんな店で商売になるの?」という
店が少なくない。
個人の趣味全開というか。
なんだか楽しくなった。

このとき出かけたのは
ステファン・ダントン氏という
フランス人へのインタビューのため。
おちゃらか」という茶舗/カフェを
中通りで営んでいる。

P1180628_2

これはダントン氏が得意とする
フレーバーティーで
夏に合わせてミントのフレーバーが効いている。
嫌みがなくさわやかですっと飲めてしまう。
インタビューをしている横で
スタッフが茶葉を計量しており
違うフレーバーの函を開けるたびに
お、ラフランスだとか
お、オレンジだとか
店内に漂う
フレーバーに包まれる楽しさもあった。

なぜ日本茶をビジネスにしたのか、というのが
インタビューの核だった。
「僕が日本茶には大きな可能性があると
一所懸命説いても
言葉だけででは完全な信用はない。
リアルがなければ、ということで
開いたんだよね」ということだった。
そのとおりだなと僕も思った。


| | トラックバック (0)

2013年8月17日 (土)

ランチ1週間その18

先週のランチも
あまりゆっくり出来なかった。
僕はがっかりである。
なにしろ駆け足が多かった。
まず日曜日は
馬事公苑横の「ロイヤルホスト」で
ロイヤルドライカレー(1080円)。

P1170927_2

ファミレスにしては
ロイホは僕は高得点だ。
僕は30年以上感心している。
わざわざ食べにいくことはないが
行くとカレーライスしか頼まない。
このカレーも悪くない。
ただ……残念ながら味に深みがない。
ライスも惜しい出来。
がんばってほしい。
そうそう
これには別にルーがついてくる。
なぜドライカレーにルーが。
ドライカレーを知らないひとが
これはカレーじゃない!と怒るのだろうか。
客商売は大変だ。
月曜日は六本木「メルセデス・コネクション」で
Eクラス・クーペ/カブリオレの発表会。
その場で用意されたのが
バゲットサンド。

P1180079_2

昔ふうの
ソフトなフランスパンだ。
一緒にいたGQのスズキ編集長も
「うーん、やわらかすぎるネ」と言っていた。
酸っぱさとしょっぱさのある
チーズが入っていて
なんとなく後を引く味なのだが。
一個だけ皿にとってみると
ビジュアル的にはさびしいな。
水曜日は
SONYビル上「あるでん亭」で
カルボナーラ。

P1180256_2

わざわざ銀座にいて
どういうわけか
ここになってしまった。
はたして
あえて書くが
こんなダメなカルボナーラ
食べたことないってほどひどい。
マストのパルミジャーノレッジャーノチーズを
使っていないせいか。
ベーコンの扱いもおざなり。
パンチェッタとか使って
コクと塩味を加えるべきなのだが。
タマゴの黄身もからんでいない。
なにかでうすーく(あえて音引き)延ばしたものが
底にたまっていた。
こういうときにこそ
「猛省をうながしたい」という言葉を使いたい。
そのあとイタリア人カップルが入店してきた。
いったいどう思ったろう。

そういえば
この週はツキがなくて
週末は横浜みなとみらい
クイーンズスクエアで「更科一休」という
そば屋に入り
おかめそばを注文した。
僕はおかめそばを好んでいるゆえに。

P1180535_2

これがまたなんというか……
麺は立ち食いそばより劣るレベルで
生涯のワーストワンである。
ホームページをみると
ここは「横浜の老舗」と自分で書いている。
ほんっとここにも猛省をうながしたい。
僕に言われたくないだろうが。
ほとんど残しました。
もったいない。合掌

| | トラックバック (0)

2013年8月16日 (金)

ギブソンと僕

三つ子の魂百までもとは
よく言ったもので
僕の場合
ギターを見ると
毎日何時間もロックを聴いていた
少年時代の記憶のせいか
ふらふらっと寄っていってしまう。

最近ときどき
寄らせてもらっているのが
ミュージシャンたちが愛してきた
アメリカのギターメイカー
ギブソンの日本法人だ。
ここにはミュージシャンを招待する
金庫のようなヒミツの部屋が
地下にある。

Img_4278_2

ほかにも
エピフォンをはじめ
クレイマー
ステインバーガー
バレー・アーツ
ベースギターのトバイアス
ピアノのボールドウィン
ドラムスのスリンガーランドといった
子会社の製品も並んでいる。
どれだけ貴重な宝が入っているか
よくわかるでしょう?

ここでひとしきり
ギブソンジャパンのYさんらと
話をして帰ってくる。

ギターのオーラは強いので
いるだけでシアワセな気分になる。
あるひとにとってはクルマ
あるひとにとってはマックも
そんなオーラがあるだろう。
ギブソンは重厚すぎるという
いまの若いコたちは言うらしいが
これもまた
ギブソンのよさなんだけれど、と
少年の僕は言うだろうな。

このあいだ
家で食事したあと
レッド・ゼッペリンの
75年のマジソンスクエアガーデンでの
ライブDVDを観た。
あのジミーペイジをみたら
誰でもギブソンが欲しくなる。


| | トラックバック (0)

2013年8月15日 (木)

6000円のパスタ

いま出ている「UOMO
小特集はパスタである。
小山薫堂氏が好きなパスタを
僕が取材した。
選ばれたのは
六本木ヒルズの
ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション」のものだった。

見かけはこんなかんじ。
長方形から盛りつけを考えていくのは
ほかの料理と同じコンセプトだが
なんともきれいである。

Img_2580_2

カペリーニを使い
酸味あるトマトソース。
上にキャビアがたっぷり載せられている。
コースのなかの1品で6000円。
コースが6000円でなく
このパスタ単品で6000円。
いったいいくらのコースになるのやら。

僕が選んだのは
以前も書いたように
シャングリラ東京内「ピャチェーレ」の
ハマグリの入ったピチ。
これは皿が大きすぎて
雑誌を見ても
どんな料理か皆目見当がつかない有様である。

| | トラックバック (0)

2013年8月14日 (水)

アイスウォッチはアリか

そういえば
いま出ている「AERA」8月12・19日合併号で
「アイスウォッチ」のCEOに
インタビューしたのだった。

アイスウォッチとは
ファッションウォッチで
カラフルなのがウリで
日本でも女性の多くは
この手の腕時計を好んでいる模様。
ですよね?

たしかに僕がみていても
カラフルで楽しい。
ブレスレットの感覚だ。
でもって
昼間はブライトカラー
夜はシックなものにと
つけ替えるのもいいとのこと。

このあたりは
一点豪華主義でなく
時と場所とのマッチングを重視する
欧米ならでは。

Img_2874_2

アイスウォッチの
ジャン=ピエール・リュートゲンCEOは
「ギフト市場も大事。
だからパッケージにも凝る。
買うことが
コミュニケーションになることを
重視している」と
マーケティング哲学を語っていた。

スウォッチブームと
Gショックブームが去っていらい
男の手首は寂しいかもしれない。
こういう腕時計アリだなと
本気で思えてきた。

| | トラックバック (0)

2013年8月13日 (火)

NAVI carsのなつかしさ

以前一緒に仕事をしていたひとたちとは
多くの場合
いまも仲間意識を共有している。
このあいだは
ひさしぶりに
NAVI cars」の河西啓介編集長から
原稿依頼があり
新車にまつわるエッセイを2本
寄稿させてもらった。

NAVIという雑誌を一緒にやっていた
同僚との仕事というのは
なんだかなつかしさがある。
今回僕が書いたのは
プジョー208GTiと
ボルボV40クロスカントリーT5・AWD
この2台についての寸評だ。

ボルボのほうは
クロスカントリーと
T5と
AWD
3つの順番でいつも混乱する。
それに気をつけて
慎重に原稿を書いた。

どちらにも共通するのは
コンパクトなハッチバックということだが
ボルボV40は最新の安全装備がウリで
コンピューターが
自動運転に近いことまでやってのけてくれる。

P1100876_2

最近ハッカーの祭典という
「デフコン」で
プリウスなどのコンピューターが
ハッキングできるという発表があったのを
新聞で読んで
ブレーキも
車線維持も
加速・減速も
コンピューターがやってくれるシステムに
少々憧れを持っていた僕だが
考えを変えるべきか迷っているので
いまは
ボルボになにか安心できることを
言ってほしい気分である。

いっぽうプジョー208GTi
コンピューターにそこまで依存しない
いわば肉体派である。

P1160548_2

それはそれとして
NAVI cars
昔のNAVIのようなかんじで
すこし懐かしい思いとともに読んだ。


| | トラックバック (0)

2013年8月12日 (月)

汐留にも美食の誕生

先週は美食つづきであった。
こんなシアワセなことはない。
ドミニク・ブシェにつづき
汐留のコンラッド東京の
シグネチャーレストランが新しくなり
そこでのディナーに招待された。

Collage(コラージュ)」と名付けられ
モダンフレンチを標榜するそこは
これまでの
「ゴードン・ラムゼイatコンラッド東京」で
シェフを務めてきた
前田慎也さんが
総料理長になる。

料理は
その日の食材をつかった1万円のコースにはじまり
1万5000円の「セゾンコース」
2万円の「キュイジニエコース」が用意される。
僕が食べ(させてもらっ)たのは
キュイジニエコース。

P1180311_2

上はアミューズブーシェで出てくる
カリフラワーのパンナコッタ(左)と
イカスミを使ったビスキュイ。
冷と温
なめらかさとクリスピー感
円と四角
そういう対照がある。

12品で構成されていて
「ポーションを少なめにして
コースを楽しんでもらえるようにした」と
前田総料理長は言うが
なかなか食べ応えがある。
楽しいから
こういうディナーでは
心を決めて
料理の時間に自分の時間を合わせるのが一番だ。

とりわけ印象に残ったのは
「ウズラの二重奏」という料理で
胸肉は塊のまま
ゆっくり3回の火入れをして
ジュースを逃さないようにし
そこに別にクリスピーに揚げた皮を合わせる。
いっぽうモモ肉は軽いミンチにして
パトフィロで細い筒状に巻いて
出てくる。

なんとあろうことか
僕はこの大事な皿の撮影に失敗してしまった。
でもないよりあるほうがマシかと思うので
お見せしておこう。

P1180351_2

調理がめんどくさいウズラを使いながら
上品な味に
力強さが加わり
さらにそこにエスプレッソのムースが添えられることで
おもしろさが出ている。

いっぽう南部鉄器で調理された
牛肉は
ボルドレーズソースが添えられ
モダンななかに
きちんとしたフランス料理の伝統が残されていた。
こちらの画像も失敗した。
なぜ……(反省)

ランチは3800円からで
料理人たちの矜恃を感じさせる
上等なレストランの誕生だ。

Collage_11_2


| | トラックバック (0)

2013年8月11日 (日)

サザンのベスト10

この夏はサザンオールスターズがブームなのか。
フォルクスワーゲンは
新型ゴルフにサザンを起用して
大当たりしているらしい。
そもそも新型ゴルフがたいへんよい出来だから
そういうときこそ
最高のプロモーションを、という狙いが
どんぴしゃだったようだ。

8月7日の朝日新聞の朝刊では
3ページにわたるマルチ広告。

P1180414_2

おもに著述業にたずさわるひとが
さまざまなメッセージを寄せている。
名をあげると下記のようである。
小山薫堂
俵万智
内田樹
森永卓郎
斎藤環
有田芳生
太田光
阿川佐和子
泉麻人
香山リカ

驚いた。
僕は熱心なリスナーではないのだが
その理由を
加藤和彦氏が「エゴ」という
インタビューをまとめた本のなかで
「音楽家には作曲のルーツというものがあるが
桑田佳祐の作る曲からは
ルーツがうかがいしれない」という趣旨の発言で
うまく説明してくれたように思う。

そんななか
7月26日の夜
ふとつけた「ミュージックステーション」で
サザンの特集をやっていた。
そんな僕だがしっかり観てしまった。
新曲の発表の加え
過去のベスト10の映像を流すという企画だった。
これにはびっくりした。

10位「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」
これは妥当なかんじである。
9位「君こそスターだ」
8位「マンピーのG☆SPOT」
ふむふむというかんじである。
7位「愛の言霊~Spiritual Message~」
6位「HOTEL PACIFIC」
5位「LOVE AFFAIR~秘密のデート」
4位「真夏の果実」

こう続くと
知らない曲ばかりで
あとは
「涙のキッス」とか
「ミスブランニューデイ」とか
「チャコの海岸物語」とか
もちろん「いとしのエリー」とか
入るんだろうと思っていたが……

3位「勝手にシンドバッド」
2位「希望の轍」
そして
1位「TSUNAMI」だった。
オッサンのセレクションとは違うんだなあと
妙に感じ入った。
そのあと打ち合わせで合った
「LEON」前田編集長にも
そのことを力説したら
「僕たちカセット世代とは
世のなか
違っているんですよねえ」としみじみ。

しかし世代を超えて
愛されるものは強い。
いま若い世代に
ザビートルズがまた人気だが
1位が「レットイットビー」というのと
似ているかもしれない。
レットイットビーは
僕のベスト20にも入らないんだけれど。


| | トラックバック (0)

2013年8月10日 (土)

ドミニク・ブシェのぶっとぶ味

なんの料理が好きかって訊かれたら
そりゃあいろいろがあるが
改まって食べる料理ならフランス料理だ。
でもって
僕は濃厚なフランス料理が好きなようだ。

その証拠に
いまっぽいグリルに
野菜のピュレをかけたような料理は
ぜんぜん響かない。
そして響くのは--
さきごろ
オープン前に試食させてもらった
ドミニク・ブシェ・トーキョー」だ。

ドミニク・ブシェ氏はかつてパリでは
ロブションの片腕として
ジャマン」のシェフも務めたことのある
フランス人で
ラ・トゥール・ダルジャン」の総料理長もやっていた。

Bouchet_2

本人は右端、スーシェフとシェフパティシエとともに

パリで2004年にオープンした
「ドミニク・ブシェ」についで
今回の東京店の開店のようで
「料理は基本的にパリと同じものを出します」と
本人が語っていた。

すばらしいのは
ソースの出来!
牛テールの煮込みなど
もうぶっとぶ!
「ソースが出来ない料理人は認めない」というぐらいで
伝統こそ大事と語るブシェ氏だけあって
ソースは濃厚で繊細
僕はシェイノなどと並んで好きだ。

P1180162_2


| | トラックバック (0)

2013年8月 9日 (金)

牛肉ざんまい

このところ牛肉づいている。
先々週から先週にかけて
1日おきに牛肉を食べているかんじ。
僕はほとんど焼肉屋にいかないので
店主の話をきくのも
新鮮でおもしろい。

P1170335_2

たとえば
お茶の水の「焼肉ランド・マルタケ」では
カルビも脂はほとんど外して出すのだそうだ。
「脂をよろこぶお客さんは
ほとんどいませんからね」とのこと。

僕はむかしはカルビは脂があって
好きだったが
時代も変わったなあ。
でもみんな焼肉は好きなんだよな。

| | トラックバック (0)

2013年8月 8日 (木)

アップル帝国とつきあうには

僕のデスクの上では
ほとんど無用の長物だが
捨てられない巨大なオブジェが
大きなスペースを占めている。
それが2代目iMac(G4)だ。

半球の本体の上に
アームでモニターが載ったこのデザイン
いまでも新鮮で
すばらしい作品だと思う。
これが出たのが2002年。
すごく前ともいえるし
そんな前ではないともいえる。
つまんないデザインになった
現在のiMacからなくなった
ある種のオーラがいまもある。

P1180008_2

どんなアップルに関して
最近出版された
アップル帝国の正体」(文藝春秋)を読んだ。
ダイヤモンド社の二人の記者によるもので
シャープやソニーまで含めた
日本企業が
アップル(とくにiPhoneとiPadに焦点があてられている)の
部品供給業者になってしまい
生産計画に翻弄されているかを
丹念な取材で明かした本だ。

日本各地の
小さいが他では真似できない技術をもった
会社への取材まで含めての
取材力に感心する。
なかでも、ははあと思ったのは
守秘義務が徹底しているという個所で
アップルの仕事をしていると公表だけでも
莫大な違約金をとられるのだとか。

アップルに関しては
工業デザイナーの山中俊治さんによる
デザインの骨格」での
詳細なiPhoneのデザインの
(肯定的)分析がおもしろいが
それとまさに表と裏の関係にある本だ。
いかにモノづくりとして卓越しているか
デザイナーの視点から見た場合と
部品メーカーの視点から見た場合
それを同時に読むととてもおもしろい。

「アップル帝国……」を読み終わると
しかしながら
アップルが嫌いになるわけではない。
文中で描かれたアップル社員の
製品づくりにかける
パラノイアックな情熱に感心するからだ。

とはいっても
僕は自分のiPhoneの起動ボタンが
2年しないうちに壊れ
2万円を超える修理費を請求されたときに
これは製造者の責任であるはずなのにという
釈然としない思いと同時に
銀座のアップルストアの
アンドロイドのような店員の対応に
慄然として以来
僕がつきあう企業ではないと確信したが
アップルがあるから
日本では倒産をまぬがれている企業が
多くあるという記述には複雑な思いだ。

ただ
この本の著者たちが言いたいのは
日本の企業それではマズいだろ、ということなのだ。
ここで提案されているのは
次世代へのブレークスルーの鍵は
もはやプロダクトのハードウェアでなく
クラウド上の覇権にあるということ。
となると脱アップルは大変だ。
でもがんばらないと
日本には未来はないという主張にも
また納得できてしまう。

| | トラックバック (0)

2013年8月 7日 (水)

エレガンスコンクール

最近の日本では
すこし縁遠くなった感もあるが
クラシックカー趣味というのはいいものだ。
いま出ている「UOMO」誌で
北イタリアのコモ湖畔で5月に開かれた
ビラデステ・コンコルソ・デレガンツァ
(エレガンスコンクール)の
取材の記事を書いたので
ふとそんなことを思ったりしている。
なにしろ東京の路上は新車ばかりだからなあ。

38_vde_2013bmw_ag_5415_2

このコンクールは
クルマの美しさを競うもので
クルマのデザインはもちろん
乗るひとのスタイル
さらに砂利の上を通るときに
どんな音をたてるかまで
審査の対象にされてきたとか。

1929年に第一回が開催されて
一時期
(おそらくクルマに
エレガンスはいらないというひとが
増えたのか)
中断があったが
1999年からは
BMWのスポンサーシップを得て勢いを盛り返している。

応募は多いというが
そこからエントラントは50台に絞られる。
ここで賞をとると
クルマの価値があがるといわれるが
それを目的とした参加を防ぐためとか
いろいろな理由があげられている。

P1130501_2

今年の賞を総ナメにしたのは
世界に4台しかない
ブガッティ57SCをもちこんだ
ラルフ・ローレンだった。
P1130818_2

「少しずつオリジナルと違う」という
意見もあったが
・審査員賞
・一般投票による黄金杯(BMWグループ杯)
・一般投票による黄金杯(BMWイタリア杯)
・一般投票(アンダー16)による黄金杯
・「サラブレッド部門」優勝
・「アウト&デザイン」誌杯
これだけの賞をものにしたのであった。

最近一般公開日も設けた
同コンクールとしては
大衆的な人気も必要だったのだろう。
たしかに俳優とかが来てくれれば楽しいし。

Como_2013_bmw_6246_2

それとこのショーを
現代的にしているのが
BMWが設けた「プロトタイプ」クラスだ。
これはまだ市販されていないクルマが対象。
上はBMWのグランルッソクーペ
このために
ピニンファリーナと共同開発した。
インテリアにも力が入っており
ニュージーランドのカウリウッドという
4万8000年前に沼地に埋もれて
空気を遮断されていたものを
掘り出した木材も使っている。

P1130279_2

最近はとみに安全要件がきびしく
衝突安全性確保のために
使える部材も制限されているが
「オーダーメイドで作るクルマなら
なにを使っても大丈夫」とデザイナーは語っていた。

ほかにも
世界中の自動車メーカーがエントリーしており
日本からは
日産自動車や
富士重工業などが
コンセプトモデルをもちこんでいた。

P1140341_2

こちらはスバル
トリノで制作されたハイブリッドモデルの実走車で
しゃれたスタイリングだ。
優勝はツーリング・スーパーレッジェラが出品した
アルファロメオ・ディスコボランテ・バイ・ツーリングクーペだった。

P1130658_2

また二輪にも力が入っていて
BMWはコンセプト90という
二輪部門の90周年を記念しての
コンセプトモデルを出品していた。

Vde_2013bmw_ag__bsc6555_2

クラシックカーのおもしろさは
背景のストーリーにある。
たとえば
ここのトップの画像のモデルは
1948年のアストンマーティン

本来はDB1と呼ばれるべきモデルなのだが
レースに出走させたのち
英国の自動車ショーに出展させようとしたところ
当時はレースカーが認められていなかったため
「スパ・レプリカ」という
一時しのぎの名前をつけて
かつ本来は厳密に一つとされている
車台番号が2つついてしまったモデル。

こういうことは本では知っていたが
ホンモノで見ると
ものすごく得した気になるものだ。
ほかにも
フランソワズ・サガンの実弟がオーダーした
世界で1台しかない
ユニークなデザインの
ランボルギーニ400GT(66年)も
ある意味目を惹くモデルだった。

P1130576_2

BMWがプレミアムブランドに
大きく成長したのは戦後だが
戦前も328という名車を作って
レースで活躍していた歴史がちゃんとある。

P1130302_2

このころから
英国のコーチビルダーが考案した
「キドニーグリル」が
BMWのデザインアイコンとなっていくのである。

僕にとっては
イタリアのイソ・イセッタのライセンス生産だった
戦後のBMWイセッタもかわいかった。

P1140106_2

オリジナルは
ミラノのリボルタ侯爵が
理想的なピープルムーバーを作るという
理想に燃えて開発したもので
本家では油圧ブレーキ
フルシンクロメッシュの4段ギア
さらに衝突時に乗員が
すみやかに脱出できるように
ゴムのルーフを備えていた。
作りもアルミニウム削りだし材を多用するなど
たいへん質が高かった。

BMW版は
車輪こそ転倒の危険性をはらんでいた
前2輪、後ろ1輪でなく
後ろ2輪としたが
総じて簡略版だった。
でも2013年にビラデステで出合っても
欲しくなる魅力を備えていた。

P1140110_2

旧知の諸先輩がたに
お会いできたのも収穫だった。

P1130608_2

左から
松山猛さん
自動車デザイナーの内田盾男さん
仕事仲間の今尾直樹さん
隠れてしまっているが
スバルのデザイン部長、難波治さん
日産自動車のCCO、中村史郎さん
自動車が好きでつながる人脈なので楽しい。

| | トラックバック (0)

2013年8月 6日 (火)

新型Eクラス・クーペの注目点

意外かもしれないが
メルセデス・ベンツ
クーペやカブリオレづくりがうまい。
いや
まわりには実際に
オーナーが少なくないから
そのひとたちのほうが
よっぽどわかっているということになる。

僕もメルセデスの
クーペは1960年代からずっと好きなくちだ。
昨日の5日は
新型Eクラス・クーペとカブリオレの発表会が
六本木の
メルセデス・コネクションで行われた。

E_6_2

なかなか派手である。
シートもAクラスのような
いわゆるハイバック型となって
若々しいイメージが強くなっている。

E__2

僕は先月
発表前に
E350クーペを試乗して
オウプナーズへの原稿も入稿しているが
306馬力の3.5リッターV6エンジン
とてもよかった。
価格も875万円と”いい”が。

Img_3808_2

もうひとつ
僕にとっておもしろかったのは
この2モデルで導入された
ドリームリース」という
「満足評価期間つき」を謳ったリースプログラムだ。
3年間のオープンエンド契約を結んだあと
3カ月間乗って気に入らないときは
契約を中止できるという。

新型Eクラス・クーペ/カブリオレは
「女性にも積極的に乗ってもらいたい」など
販路拡大に熱心なようで
リースでもこのようなかたちで
敷居をさげようという試みは
たいへんおもしろいと思うのだが。


| | トラックバック (0)

2013年8月 5日 (月)

世田谷ナンバーってどうよ

世田谷ナンバーを国が認めたという。
僕はむしろ
「そういう話があるが
反対している住民もいる」という程度の
認識だったが。
日曜日に世田谷区の馬事公苑で開かれた
「世田谷ふるさと区民まつり」に行ったら
「導入決定」というステッカーを
(嬉しそうに?)貼った
のぼりが何本もひるがえっていたので
自分の認識不足を知った。

P1170940_2

いまのところ
2014年の導入予定だそうで
太田国土交通大臣
閣議のあとの記者会見で明らかにした。

ほかにも
岩手県の「盛岡」と「平泉」
福島県の「郡山」
群馬県の「前橋」
埼玉県の「川口」と「越谷」
東京の「杉並」
愛知県の「春日井」
鹿児島県の「奄美」が認定されたという。

でも僕はこういうのは
ほんとばかばかしいと思うので
なんで小さな四角のなかの地域に
こだわるのかな~と思う。
だって「湘南」ナンバーは
かつて地元の悲願だったけれど
1994年に相模から分離されて
設定されたあと
導入賛成者が唱えていたような
カッコよさとか
地域振興につながっっているとは思えない。

ナンバー読み取りNシステムの
データを扱う業者に発注が増えて
そのひとたちは
確実に喜びそうだけれど。
どうなんだろう。

| | トラックバック (0)

2013年8月 4日 (日)

フィアット500の楽しさ

大衆的な自動車のエンジンは
どんどん小さくなる傾向にある。
言うのは
環境対策。
エンジンを小さくして
軽くして
燃焼効率もよくして燃費をよくする。
いっぽうで
高級車は大きなエンジンそのままだから
どうなの?というかんじもあるが。

さきごろ
オウプナーズの取材で
フィアット500ツインエアに
久しぶりに乗った。
厳密にいうと
1台はひさしぶりで
もう1台は初めて。

Img_4353_2

久しぶりのほうは
デュアロジックという
2ペダル式のマニュアル変速機搭載車で
初めてのほうは
マニュアル変速機搭載車。

Img_4336_2

900ccにも満たない
2気筒エンジン搭載ながら
よく走ると評判の高いのがフィアット500ツインエア。
たしかに意外なほど加速力もあり
同時に乗り心地がよく
カーブでも粘る。

たしかに
マニュアル変速機の500S(225万円)は
3000rpmあたりから
もりもりと力を出すエンジンの特性に
ぴったりのドライブが出来る。
そのため
デュアロジックより活発に
クルマを走らせられる。

Img_4316

バンパーにクロームの飾りがないのが500S

暑い日に
千葉の富津での撮影となったが
なんだか
むかし小さなルノー5というクルマに
乗っていたことを思い出した。
小さなクルマには
夏と海が似合う、気がする。
フィアット500ツインエア
おそらく
友達と海へいくと楽しいだろう。
そんな気がする。


| | トラックバック (0)

2013年8月 3日 (土)

ロイヤルベイビーのパーティ?

英国政府観光庁から
ロイヤルベイビー誕生を
お祝いしましょう!」と
パーティの招待が届いた。

場所は
青山・骨董通りの「ヴァルカナイズ」。
どんなものかと出かけてみると
ジョージの写真は
どこにもない。
英国政府観光庁のTさんに
「ないんだけど……?」と訪ねると
「あ、そのお祝いということで
みんなで楽しもうと思って」と
笑顔で交わされた。

P1170762_2

たしかに僕はここで
10年ぶりで
英国の友人に再会したり
有意義なパーティだった。

「いちども外国車に乗らないで死ぬのは
あまりにもつまらないから
今度買おうと思うんです」というひとに
相談を受けたり。

でもジョージって
どんな顔しているんだろう。


| | トラックバック (0)

2013年8月 2日 (金)

アウディが大きなショールーム

アウディ・ジャパン販売株式会社
みなとみらい21地区に
アウディとして日本最大
CIも最新という
ショールーム
Audiみなとみらい」をオープン。
僕ものぞいてきた。

大きさの規模としては
18台が並べられるといい
たしかに広い。
かつ天井が高い。
2階は商談スペースとなっていて
そこかしこが
ドイツで見るような
エッジ-な雰囲気で
アウディらしい。

外装はパンチング加工した
アルミニウム板のファサードを使っていたり
隣のカップヌードルミュージアムより目立つ。
レストランやキッズルームもある。
気軽に立ち寄れる雰囲気づくりが出来れば
同地区の新名所になる可能性が
充分にある。

P1170745_3

上の画像は2階の商談スペースの一角。
僕がやらせてもらった
Audi magazineが並べてある。


| | トラックバック (0)

2013年8月 1日 (木)

ランチ1週間その17

先週の下取材で食べる、なんてことが多かった。
月曜日はその第一弾。
中目黒の「豊前房」で豊前房うどん(1050円)。

Img_3774_2

目黒区東山1-11-15/03-3710-5425

下関からかまぼこ
北海道の(昆布を秋田で加工した)おぼろ昆布
岡山の手延べうどんといったように
素材を目利きしながら作るうどん屋さんで
どれもおいしい。
火曜日は自由が丘で
食事をしなくてはならなくなり
駐車場の前にあった
なんちゃってチャイニーズの「謝逢紅(シャークと読む)」で
冷やし担々麺(900円)

Img_20130723_134559

目黒区自由が丘1-3−15/:03-3725-4889

フカヒレに特化した店かと思ったが
そうでもないようだ。
味はラーメン屋の冷やし中華のような濃さだった。
水曜日は池袋「ハヌリ」の
ピビンチョル麺(850円)

Img_4059_2

豊島区東池袋1-4-6 高和ビル5F/03-3980-0678

昔はシンプルな
辛い麺だったが
サラダのように生野菜のトッピングがされていた。
「岩手冷麺のような」と解説がついていた麺は
硬すぎず
ラーメンほどやわらかすぎず
独自の食感でよい。
水曜日は田町「倶楽湾(くらわん)」で倶楽湾冷麺(1260円)

Img_4167_2

港区芝浦3-11-4/03-5444-7788

中国飯店系列の同店
冷麺はべつにごまだれがついてきて
自分でかけて食べる。
基本的には超がつきそうなあっさりした味。
蒸し鶏も麺もよい味だ。
しかし自分で味つけさせるやりかたは
どうなのかな。
僕はいまひとつ納得いかないが。
金曜日は取材で千葉・富津へ。
そこの「大定」で看板の「焼あなご重」(1200円)

Img_4381_2

富津市富津2027/:0439-87-2021

うなぎの蒲焼きのようなあなごである
あなごってでも淡白さがいい。
味はともかく
ロケ先で
取材にいったひとたち全員と
食事をするのは楽しい。
土曜日は渋谷「大常うどん」で
かけうどん(450円)とかき揚げ(100円)

Img_4425_2

渋谷区渋谷1-6-5 インテリックス青山ビル1F/03-6418-4275

以前(といってもたしか今年オープンしたはず)は
あちら(四国方面)のように
揚げた天ぷらをカウンターに並べておいて
客が順番に好きなものを
とっていくスタイルだったものを
揚げたてを提供することにしたそうだ。
天ぷらとしての出来はともかく
悪くない。
楽しいから。


| | トラックバック (0)

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »