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2013年4月30日 (火)

はれ予報とイカの甲

はれ予報」という
かわいい名前の
信金ゴールド会員むけの
月刊誌に
クルマの連載をしている。

ということは
今日ここで初めて書いた気がする。
1台ずつ
歴史に残る(と自分が思っている)
クルマについて書いている。

タイトルは
「路チュー万歳」で
路上駐車されたクルマを見て
かつて僕たちは
あこがれを募らせたことと
路上駐車が思うように出来ないと
クルマ文化は発達しない
(つまり駐車監視員という
くそったれな制度は
一刻も早くやめてほしい)という
思いをこめて
連載タイトルにさせてもらった。

1966_duetto

いま出ている号は
かつてイタリアで
「イカの甲」などと呼ばれた
アルファ(デュエット)スパイダー
あれはカッコいいクルマだった。
これに乗りたいと思わなかった
クルマ好きはいないのではないか。

映画にもいろいろ出てくることも触れたが
「ウェインズワールド2」にも
出てくることは書き忘れた。
AMCぺーサーばかり目立つ映画だが
アルファも活躍する。
ほんとアメリカ人は
クルマがわかってる。
クルマもファッションも
オーナーを語る文化なのである。

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2013年4月29日 (月)

ブルーノートのアスパラガス

青山「ブルーノート東京」の
タブロイドに
レストランの料理のことを書いた。

ホワイトアスパラガスで
各国の料理を
すこしずつアレンジして
ひと皿に盛ったという
欲張りな料理である。

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右に玉子が載っているのがミソで
なにかな?と思ってつつくと
中からトロリと黄身が流れ出す。
それをアスパラにつけて食べると
ドイツの料理みたいだ。

もうひとつ
デザートとして
さまざまなサクランボを使ったタルトは
気が利いていた。
甘いサクランボ
酸味の強めのサクランボなど
特徴に応じて
組み合わせるものを変え
しっかり各パートを担当させている。

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女性シェフの料理だが
色気がしっかりある。
ひょっとしたら
ことスウィーツについては
女性のほうが
上手に色気を出せるかもしれない。

ところでこの日は
客席で
リハーサルに来ていたTOKUのマネージャー
旧知のシガさんとミヤガワさんにばったり。
ZEEBRAとのリハを
間近で見させてもらうという
ものすごく得な思いをさせてもらった。

TOKUは昔から好きなので
逆説的になるが
いまさら驚かないが
TOKUのバンドで
ドラムスを叩いているのが
現役の藝大生だと聞いた。
気が利いていて上手なドラミングだった。

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2013年4月28日 (日)

宝石のパワー

先だって「Niles Nile」誌の依頼で
宝飾の原稿を書いた。
パールとダイヤモンドが主だったのだが
それでも
いろいろ文献を調べて
やっとこさというかんじだった。

ルパン「怪盗紳士」や
ホフマン「セラーピオン同盟員物語」
(「マドモワゼル・ド・スキュデリ」)まで読んだ。
副産物というか
それ以来
女のひとの胸元が気になってしようがない。

とくにレストラン。
男はネクタイの有無とか
ポケットチーフのこととか
さかんに書くが
女性はやはり宝飾品なのだろうか。

この話を
先日「カンテサンス」で一緒に食事をした
女性編集者にしたら
「私もレストランでは
上半身しか相手が見ないので
アクセントをなにかもってこようと
いつも思ってますヨ」という答えだった。

昨年コロンビアで会った日本のひとは
もともとエメラルドの貿易のために
首都ボゴタに住むようになったそうだ。
「最近はエメラルドの人気が落ちています」と
悲しいことを言っていたが
「日本人は宝飾品を財産と
イコール視しすぎる。
基本的に宝石は
自分が楽しむために買うものなんですよ」と
教えてくれた。
蒙が啓かれる思いでした。

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2013年4月27日 (土)

ル・クラヴィエールがウケるワケ

GQ」6月号で
前にも少し触れた
広尾の
ル・クラヴィエール有栖川」を取材した。

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港区元麻布2-1-21 有栖川ナショナルコートB1F/03-6721-7142

「グットドール・クラッティーニ」や
オープン時の「カンテサンス」のソムリエの
吉田正俊さんの店である。
15品の小さな料理と15種類のワイン
(1万5000円)か
20品に20杯
(2万円)という2つのコース。

3月に早くも入荷していた
フランス産の仔牛(真っ白)には
ボーヌロマネ(ダニエル・リヨン)。

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これはまっとうな
マリアージュだが
稚鮎のフリットには
サンセール(バンサン・ピナール)など
和な食材に
フランスワインというのが
吉田さんの得意とするところだ。

とてもいい店だと僕は思う。
いままでになかった業態ということもあり
常連も生まれているようだ。

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2013年4月26日 (金)

飯倉片町に首都高がなかった頃

雑誌界の言葉で
「連休進行」というのがある。
連休前に
テキストと画像を
印刷所に
サイアクでも
デザイナーに渡しておく
スケジュールを組むことだ。

僕も連日原稿をひたすら書いている。
やってもやっても
終わらない気分なのは
たんに遅筆だからだろうか。
きっとそうだろうな。

そんなときに
先月入れた原稿を掲載している
雑誌が届いている。
UOMO」誌は
連載「ガチメシ」
今回の6月号は揚げ物がテーマだ。

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港区東麻布3-4-17/03-3583-7054

これは小山薫堂氏が選んだ
東麻布「大越」の
トンカツ付きスパ。
僕も何度も行っている店で
ランチのところでも紹介したことがある。

特徴は
ライスがないこと
(かわりにスパゲティ)
そしてそのスパゲティが径の太いもので
すこし柔らかめに茹で
ケチャップのときの味つけも
やさしい。

まだ首都高速が上を通っていなくて
桜田通りも
飯倉片町の交差点の手前で
行き止まりだった時代から
同じ場所で営業しているのだという。

取材のときは
当時のことを記憶している先代もいて
そんな昔話がおもしろかった。
誰が食べにきていたんですか?と尋ねると
あたりには自動車の部品屋が多かったので
その社員たち
それにタクシー運転手だったという。

でなければ
交通がとても不便なところで
半世紀も営業などしていられないだろう。
東京は交通網が発達しているが
意外に自動車とともに発展してきた
店があるということだ。

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2013年4月25日 (木)

Peterの上質なステーキ

ザ・ペニンシュラ東京」24階の
「Peter」が
ステーキを提供するレストランに
すこし変わった。

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千代田区有楽町1-8-1ザ・ペニンシュラ東京/03-6270-2763

これは憶測だが
牛肉の根強い人気
輸入牛肉の規制緩和など
環境の変化も要因では。
実際のメニューは
ステーキハウスのような
メイン料理を軸にしながら
ネオアメリカ料理といったおもむきだ。

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前菜は上のシーザーサラダ(2300円)や
クラブケーキなど
おなじみのものが並ぶ。
さらに
フレンチオニオンスープ
グリルした北海道産ホタテ
ビーフカルパッチョ……
おなじみの料理をすこしアレンジしたものだ。
素材はさすがに上質で
クラブケーキなど油もよく
軽さが印象的だ。

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メインとは別に
「グリル」と分類される肉料理は下記のよう。
US産グレインフェッド牛リブアイ300g(6500円)
オーストラリア産グレインフェッドのプライムカット
250g(6000円)
40日間熟成国産牛のストリップロイン
250g(7500円)
近江牛フィレ 150g(1万2500円)
金華豚肩ロース 300g(7000円)

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上の画像は
USリブアイと
カナダの乳飲み仔牛(300g/5500円)盛り合わせ。
いちばん左は仔牛の骨つきの部分。
意外というか
USリブアイにうまみがあり
印象ぶかかった。
ソースもさまざま用意される。

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ペッパーコーン
ベアルネーズ
ディジョンマスタード
ボルドレーズ
ローズマリーミント
サルサ
好みでステーキと合わせる。
まあいい肉なので
塩こしょうで十分だと思うけれど。

そんなわけで肉が楽しめるレストランに
変身した「Peter」だが
インテリアは従来とほとんど変わらない。
知らないと
メニューを見るまで気がつかない。
「併設されているバーにいるお客さんが
匂いで”あれ?”と気づいて
食べにいらっしゃることもあります」とは
広報のサノさん。
やはりステーキは
コンテンツとして強力だということか。

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2013年4月24日 (水)

ランチ1週間その3

日曜日は用賀「田燕居」で
ジャージャー麺。

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世田谷区用賀4-17-8/03-3709-3910

流れでここへ行った。
久しぶりにいったが
このジャージャー麺はないだろうと思った。
1300円ぐらいするのだが
ラーメン屋のほうがはるかに
一所懸命つくっている。
それよりひとつ300円程度の
饅頭がおすすめ。

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月曜日は
三の橋「麻布ラーメン」で炒飯(750円)

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港区南麻布2-5-2カド南麻布/03-5443-0434

ここはいつまでも客が切れない日と
とつじょガラガラになる日があるようで
この日はけっこう空いていた。
火曜日は原宿「レストラン・アイ」。
同店が展開する
「ニース・カマクラ」というコースと
「東京ガストロノミー」というコースから
代表的なものを
組み合わせて提供してくれた。

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渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F/03-5772-2091

上の画像は
「鎌倉春野菜、レモングラス風味のアンショワイヤード」
アンショワイヤードとは
北イタリアのバーニャカウダと似た料理(らしい)
こちらはその
レストラン・アイ的解釈。

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メインは「真ゴチと長野産直送天然山菜のフリット」
テーマは「東京」と「旬」といい
食材には
かならず東京と近郊のものが
使われるし
この日はイチゴが多かった。
それが無理なく料理に溶け合い
場合によっては
引き立て役になっている。

久しぶりに食事をたべて
今橋シェフの才気に感心し
レストラン・アイはいいなと改めて思った。
森のなかにあるような
ロケーションもよく
本当はもっともっとはやってもいいはずの
レストランである。

木曜日は
アークヒルズのカレー専門店「FISH」で
チキンカレー(780円)

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港区赤坂1-12-32アーク森ビル3F/03-5562-4305

ロールスロイスの新型車の発表会前に
腹ごしらえというかんじだったが
実は僕はこの店嫌いではない。
いろいろ研究して
まじめにおいしいカレーを作ってくれている。
家の近所にほしい1軒だ。

金曜日は御殿山に
取材で使った
フォクルスワーゲン車を返却にいったついでに
ペルー料理「アルコイリス」で
ロモサルタードという
ステーキ細切りと
ざく切りタマネギを
甘辛いソースでさっと炒めたもの。

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品川区東五反田1-15-5第5本宮ビル2F/03-3449-6629

フライドポテトが入っているのも
なかなかいいアクセントになっている。
ライスがつくが
本当は
粘り気がすくないロングライスがいいだろう。。
軽くなって。
日本のご飯はベターっと重いなあと感じる。
でも僕は
この料理がなぜかとても好きなのだ。

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2013年4月23日 (火)

ボルボV40に高性能版

ボルボが売れているそうだ。
「メルセデスの新型Aクラスが
販売2カ月で5000台
それに対して
V40は4000台。
販売ネットワークや宣伝効果などを
考えると
ボルボとして大健闘している」とは
広報部長の弁。

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2月に発売されたV40に
新たに加わったV40 T-5 R-DESIGN
本日発表された。
ひとことで特徴をいうとパワフルさ。

スタンダードモデル(269万円~)が
180馬力の
1.6リッターターボエンジン搭載であるのに対し
T-5 R-DESIGN(399万円)は
213馬力の2リッター5気筒ターボを搭載する。

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サスペンションも固められていて
乗り心地はかため。
そのぶんコーナリングなどは
ロール少なく
いわゆるロードホールディングはすばらしい。
軽快なダッシュ力を持ち
どこまでも加速していく感覚は
VWポロGTI(295万円)や
メルセデスA250スポーツ(430万円)の好敵手だ。

ポロより質感が少し上で
A250よりソフトである。
もうひとつ
印象に残ったのは操舵感。
メルセデスのような
重さをともなった独特の感覚がある。
これがメーカーのテイストだとしたら
僕は嫌いでない。

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同時にボルボカーズジャパンが掲げる
このクルマの
ライバルに対する優位性は
安全装備の数かず。
アダプティブ・クルーズ・コントロール
車間警告機能
ドライバー・アラート・コントロール
(運転者の疲労を感知して警告)
ブライドスポット・インフォメーションシステム
(死角にいる車両を知らせる)
シティセーフティ
(自動ブレーキで衝突を回避またはダメージ軽減)
レーンキーピング・エイド
(車線を守るようにサポートする)
クロストラフィックアラート
(後退時に左右からの車両接近を知らせる)
レーン・チェンジ・マージ・エイド
(後方から急接近する車両を知らせる)

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たしかにこれらの機能
日常生活で慣れると
ほんとうに便利なのだ。
ついていないクルマに乗るのが
いやになってくる。

こういう人間の能力をクルマがカバーするシステムと
スポーティな走りという
人間の欲求にしたがったキャラクター
その併存が
いまという時代のクルマなのだと感心した。

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2013年4月22日 (月)

寿司の旬をめぐる話

今月発売の「東京カレンダー」で
マッキー牧元氏と
寺尾妙子氏と
寿司の話を。
旬をめぐる座談会。

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座談会の場所は
マンダリン・オリエンタル東京
「鮨そら」
ここを仕切っている
今泉料理長は
寿司がマニアックなほど好きなので
話を聞くと勉強になる。

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たとえば寿司酢。
江戸前の
昔ふうの寿司酢をブレンドして使っている。
かなり強い味だが
これがあると
江戸っぽい雰囲気が出るとか。

2週間空けて
同店に行ったところ
劇的に魚の味が濃くなっているのに
驚いた。
「寿司のおもしろさは
そういうところです」と今泉料理長。
これこそ寿司の「旬」だと知った。

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座談会は
そのあと
同ホテルの秘密?の
ワインセラーで行われた。
チーズとスウィーツとワインが
どっさり用意されていて
そちらに夢中になってしまった……!

ところで
原稿ではなぜか
僕の名前表記が「オガワフミオ」となっている。
他人が
自分の名前を決めるというのは
なんだか不思議な気分である。

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2013年4月21日 (日)

南仏ワインのやさしさ

「ワインと食文化は切っても
切り離せない」という
ソムリエとしてよく知られた
石田博さんがモデレーターを務めた
南仏ワインについて教えてくれる
テロワールの会」が
先日原宿の「レストラン・アイ」で開催された。

僕も嫌いじゃないから
ほいほいでかけていった。
このときは
同レストランのディレクターを務める
松嶋啓介氏がニースから来日していて
料理のデモストレーションもしてくれた。

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南仏のワインとは
4つの地方からなります」と石田氏。
ジュラ
サボア
プロバンス
コルス
「ローマ軍が洗練された
ワイン作りを持ち込んだ地方で
いまもローヌなどには
当時の畑が残っています」と
じつにロマンチックなことをおっしゃる。

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「またサボアは
イタリアピエモンテ地方まで含めて
サボイア王朝に属していたため
松の実を料理によく使うという
共通性もあるし
ワインへの嗜好も近いものがあります。
パスタはサボアでよく食べられるし
北イタリア人が好きな
バーニャカウダと同じ料理が
ニースでは
アンショワイヤードと呼ばれる
伝統料理として確立しています」と石田氏。

石田氏が強調したのは
土壌とワインの関係。
最近は日本をはじめ
インドや中国のワインの質が
上がっているとさかんにいわれるし
実際飲むとけっこう感心するものがあるが
テロワールとフランス語を使う
土壌が与えるワインへの影響については
新新世界(新が二つ)のワインでは
語られることはめったにない。

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フランスでは
ブルゴーニュにしても
南仏とくにプロバンスにしても
石灰質がワイン(というかブドウ)に
与えている影響がつねに
とりざたされる。
南仏の説明でも
石田氏
ルノワールで有名な
サントビクトワール」の画像など見せてくれた。
僕もクルマで何度か走ったことがあるが
冷涼な気候とともに
白い土地といった視覚的な印象が強い。

「プロバンスでは
ワインを表現するとき
ガリーグという言い方をします。
サントビクトワールの風景のことを言い
ワインでもガリーグの香りがする、と言います」
ガリーグの香りとは?と疑問のひとは
ロクシタンからも
この香りのフラグランスが出ているといい
参考にするといいそうだ。

この日出してくれたワインは
下記のとおりとなる。
コト・ド・プロバンス/キュベ・マガリ
 Saint Andre de Figuiere 2010
セセル/クロ・ド・ラ・ペクレット
Maison Mollex 2009
コルス・フィガリ
Clos Canarelli 2010
ジゴンダス
Chateau de Saint Cosme 2005

合わせる料理は下記。
1
グラトン、エクルイビスとモリーユ茸のラグー、
カエルのモモのベニエ
2
野菜のファルシ、プロバンス風
3
ニジマスのグラチネ、レンズ豆のブレゼとそのジュ、
ポレンタのチップス、シャトーシャロンのソース
4
子羊鞍下肉のロースト、ガリーグの香り、
柑橘の香りのするジュ、リコッタチーズのラビオリ、
空豆のソテー黒コショウ風味
5
シャトリューズのスフレ、チョコレートのソース

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松島氏のディレクションの下
ニースでも修業をした
今橋英明シェフが手がけたもの。
これがとても上手でおいしい。
もちろんワインに合うが
料理として印象に残る。
とくにニジマスはよかった。
香ばしさとともに
さまざまな食材の香りが複雑にからみあい
味だけでなく
香りが料理の本質にあるということを
明確に感じさせてくれる。

P1090959_2 最後はスフレで
大人数同時に出したため
ふくらみかたは
いまひとつの感をまぬがれないが
でも意表を衝かれたかんじでよかった。

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南仏のワインは
たとえばルーションや
ラングドックのような
いろいろな意味での個性には欠ける。
口あたりよく
やさしく
料理とよく寄り添うタイプだ。
僕は南仏を旅すると
だいたいやさしくしてもらうので
あちらに好意をもっているのだが
そのかんじが
ワインにもよく出ていると思う。

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2013年4月20日 (土)

A250のブレーキに驚く

メルセデスベンツ
もっともコンパクトな車種
Aクラスがさきごろ
フルモデルチェンジをした。
キモはプラットフォームにあり
ベースは同じものを
BクラスやCLAなどと共用する。

さらにAクラスにも
近い将来
高性能のAMGバージョンが登場するといい
当然ここはかなり
力をいれるだろうと思っていたら
案の定
かなり出来がいいと
新型Aクラスで印象ぶかかった。

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さらにその印象を深めたのが
AMGそのものではないが
開発からAMGのスタッフが関与したという
A250スポーツだ。
210馬力の2リッターターボエンジン搭載車で
全体にスポーティな仕上がりが
謳われている。

今週取材で
このクルマに乗って
伊豆修善寺方面にでかけたところ
想像以上にスポーティでびっくりした。

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最初おっと思ったのは
足まわり。
とくにリアサスペンションががちがちに
固めてある。
高速の目地段差を通過するとき
どんっというショックが伝わり
肩の骨がはずれそうだった(ややおおげさ)。

それとエンジンの設定も
かなり個性的で
2500回転を超えたあたりから
トルクバンドに入る。
高速道路だと
とうていここでは書けない速度域で
ようやく
微妙なアクセルペダルの踏み込みに
繊細に反応して加減速を行える。

このクルマの最大の美点は
シャシー性能の高さで
ハンドリングがすばらしい。
そのことはA180でも体験ずみだったが
よりスポーツ性を強調した
A250に乗ると
屈曲した山道がすばらしく楽しい。

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かつ下りでは
高性能スポーツカーなみの
ブレーキの性能に目をみはった。
ごくわずかな足のタッチに反応して
じつに微妙な制動コントロールが可能。
ドリルで軽量化のために孔を空けた
大径ローターは伊達ではなかった……!

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これで420万円。
外見からも想像できるように
スポーティな要素が強いクルマなので
4ドアといっても
まあ「おもちゃ」と思って買うのがいいだろう。
その点はボルボT-5 R-Designと少し近い。
A180がフランス車のような
ソフトな乗り心地が特徴的だったが
だいぶキャラの異なる2台である。

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2013年4月19日 (金)

ノワールなロールスロイス

ジェイムズ・ボンドが乗っても
おかしくないような
ロールスロイス
日本で発表された。
それが「レイス Wraith」だ。

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レイスとは
スコットランド方言で
目に見えない力とか
そういうもののことをいうらしい。
ロールスロイスは
1938年に
この名前をつけたモデルを発表している。

今回のレイスは
2ドアのパーソナルクーペで
「(これまでで)最も
大胆なデザインと
最高に
ドラマチックな性能を備えた
史上最もパワフルな
ロールスロイス」と
同社の
アジアパシフィック担当
リージョナルディレクターの
ポール・ハリス氏は説明する。

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007ふうプロモーションフィルムのひとコマ

6.6リッターV型12気筒エンジンを搭載し
最高出力は624ps。
ボディは5mを超える大ぶりなものだが
静止から時速100km/hまでを
わずか4.6秒で加速するという
スポーツカーなみの性能を有する。

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僕はラフォーレ六本木で開かれた
発表会に先立って
本国からやってきた
サウス・アンド・イースト・アジア
パシフィックのジェネラルマネージャー
ダン・バルマー氏にインタビューしたのだが
そのとき
バルマー氏が
このレイスのことを「ノワール」と
表現したのが
とてもおもしろかった。

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フランス語で黒を意味するノワールとは
いい意味でのダークサイド
日本語にかみ砕いていうと
すこし悪い、というときに使うらしい。
「このレイスはノワールなんだ」と
バルマー氏は言う。
南仏で遊び人が乗ったり
そんなパーソナルな市場開拓に余念がない
ロールスロイスにとって
けっしてニッチ(すきま)ねらいの商品などではなく
「とても重要なモデル」だという。

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3195万円で
この夏なら生産開始だそうだ。
「すでにオーダーが何件も入っています」と
販売を担当するコーンズ・モーターズのひとが
そう教えてくれた。
週刊朝日今週号の億ションのオーナー特集も
興味を惹かれたが
こんなノワールなクルマが似合う連中だろうか。

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2013年4月18日 (木)

長崎の食材をHIGASHI-YAMAで

いま中目黒の
HIGASHI-YAMA TOKYO」では
FOOD NIPPON 2013」と題して
日本の地方食材を使った
特別コースを作っている。

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「日本の食文化の再発見を目的とする
イベント」と同店を運営する
シンプリシティではする。
代表の緒方慎一郎氏はさらに
「毎回特定の都道府県や地域を取り上げ
その地に息づく
郷土料理や家庭料理をアレンジした
特別コースメニューを提供します。
食材・酒・器はいずれも
地元の農家や蔵元、工房へ足を運び
その価値や魅力を広く伝えたいと
自ら選んだものなのです」と話す。

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今年は「初年度」と位置づけ
緒方氏出身の長崎県と
「東日本大震災以降まだその真価を
発揮する機会が少ない岩手県」(緒方氏)を
テーマに4回にわたって開催。
第一回目の「長崎県本土」は
4月15日にスタートしており
27日(土)までランチとディナーで
コースが用意されている。

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うちわ海老の椀(新長崎漁港)
卓袱(しっぽく)盆(舞茸の里など)
あらかぶの煮付け(新長崎漁港)
ふしめん(本村製麺工場)
あかね豚の角煮(あかね牧場)
長崎牛の炭火焼き(おがわ牧場)
ご飯
みそ汁
甘味
ランチは3800円
ディナーは7800円
加えて長崎の酒もさまざま用意される。

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シンプリシティ
この「HIGASHI-YAMA TOKYO」をはじめ
「八雲茶寮」
「HIGASHIYA GINZA」などの飲食業や
「エス」といったプロダクトブランドを展開。
日本の食材へのこだわりが
強烈に感じられるコースの背景には
これまでの緒方氏の活動があると知れる。

このあとの展開は下記のとおり。
第2回 長崎県壱岐島
 7月1日~13日
第3回 岩手県盛岡市
 9月2日~14日
第4回 岩手県太平洋沿岸部
 12月2日~14日

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2013年4月17日 (水)

ランチ1週間その3

先週の月曜日は
トヨタ東京本社の食堂で
カレーライス。

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なかなか味わいのある
日本ふうカレーライスだったが
話が忙しくて
味わえず涙
火曜日は駒場「千里眼」で
ラーメン(680円)

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目黒区駒場4−6−8佐藤ビル1F/03-3481-5773

これでもフツウ
というか麺すくなめのオーダー。
学生たちは
さらにもやし増量とか
麺多めとか頼んでいる。
う~。
木曜日は玉川高島屋「藪そば」で
おかめそば(1450円)

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本館6F/03-5716-2721

安くはないが
僕は意外にこれが気に入った。
そばは更科系の白いもので
腰がある。
かまぼことか
卵焼きは
実際はかなり厚い。
だからいいというわけではないが
ボリュウム感を出しているのが
おもしろい。
金曜日は
駿河台のカレーライス「エチオピア」で
チキンカレーライス(880円)。

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千代田区神田小川町3-10-6/03-3295-4310

久しぶりにいったら
だいぶ変わっていた。
ルーの基本的な味は同じだが
昔はチキンカレーしかなかったものが
ポークや豆や野菜など
増えていて
食券を買うときにとまどった。
でもきっとチキンがイチバンうまいと思う。
以前はこれに
豆サラダというのが定番だった。
僕が神保町で働いていた頃には
ここと
中古レコード屋によく通ったものだ。

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2013年4月16日 (火)

便利な道具が埋もれている

世のなかには
いろいろな道具がある。
男は道具が好きで
僕も例外でない。
最近手にいれた
おもしろいものがふたつある。

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これはアメリカみやげにもらった
イチゴのヘタとり。
ヘタの部分を最小限
くりぬくようにとれる。
意外に活躍してくれた。
アメリカでイチゴの季節はいまだが
日本だともう終わりかけてるな。
また来年~!

もうひとつは
リッパーというもの。

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こちらは女性には
おなじみの糸切りだ。
手芸店で売っている。
なぜ僕がというと
スーツなどのしつけ糸を切るのに便利と
最近教えてもらったからだ。
カッターだと生地切りそうで怖かったから。
ポケットチーフなど買ったときの
タグを外すときも便利だ。
糸をひっかけるとすぐ切れる。

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2013年4月15日 (月)

今度はPCが

昨日、レッツノートが壊れた。
僕はマイレッツ倶楽部といって
パナのサイトから購入しているので
今日引き取りにきてくれて
持っていかれた。
データの保存すらするヒマなし涙。

いまは昔の
レッツノートをひっぱり出して
原稿とか書いている。
やれやれ。
このところたたられてるなあ。
そんなわけで
今日はなんのオチもなく……

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2013年4月14日 (日)

アップルはこれでいいのか?

iPhoneのon/off用スイッチが
壊れた。
まったく操作できなくなってしまった。
聞けば同じような
トラブルに見舞われたひとが
周囲に多かった。

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これはコマるので
原宿のソフトバンクに行くと
「アップルに行ってください。
私たちは
直す権限を与えられていません」と言われた。

ドコモだとあり得ないな。
そこでアップルストアに行ったところ
つづめて言うと
こういうトラブルは日常的に起こるので
いちいち対応するのも大変だから
有償で直すことにしていますと
木で鼻をくくったような
対応ぶりだった。

こういうことでいいんだろうか。
周囲では
しようがないから13000円払いました、という
ひともいる。
はーあ。

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2013年4月13日 (土)

ルーションワインは自由だという話し

日本料理に合うワインとして
多くのレストランで
勧められるのが
南仏のもの。
そのうちのひとつ
ルーション(ルシオンというかんじの発音)地方の
ワインの
生産者が集まっての
試飲会が先日
センチュリーハイアット東京内
「キュイジーヌ(S)ミシェル・トロワグロ」で開かれた。
日本を訪れた作り手は4人。

Photo

左から
エルベ・ビズール
(le Clos des Fees)
マルジョリ・ガレ
(Domaine le Roc des Anges)
オリビエ・ピトン
(Domaine Olivier Pithon)
ジェラール・スタンドレイ
(le Soula)

若い作り手で
なかには地元出身のひともいるが
「新しいワインを作りたくて」
ルーションにワイナリーを開いたと語る。
ほとんどのひとが
「ラ・ミュンタダ」で知られる
ビオディナミ農法の作り手
ドメーヌ・ゴビの下で
働いた経験を持つのが特徴的だった。
彼らのワインはセパージュ株式会社が輸入している。

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「ルーション地方のワインの特徴は
ブドウに古木が多いこと。
19世紀後半フランスのブドウが
フィロセキラ(ブドウアブラムシ)によって
甚大な被害をこうむったときも
ピレネー山脈によって
フィロセキラの蔓延が妨げられ
昔からのブドウの木が守られたのです」と
ルーション地方の特色が
生産者によって語られた。

赤も白も味が濃厚で
他の地方のワインとの違いが
すぐわかるのが特徴的だ。
日本のレストランなどでは
あまり置かれていないが
強い白などとてもウケそうなものもある。

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ピトンがグルナッシュグリと同ブランで作る印象深いD18

「私たちは土壌といい気候といい
良質なワインづくりに向いている土壌を持っている。
しかもこの15年ぐらいで
新しい作り手が次々に
意欲的なワインを作るようになっている。
知名度が高くないのは
メリットもある。
かくあるべしというしばりがないので
作りたいワインが作れる自由がある。
名前も自由だし。
ボルドーのように
投資の対象になっていないという
いい面もある。
品質のわりにリーズナブルな価格で
ワインが買えるから」
ジェラール・スタンドレイ氏の言葉だ。

ちなみに
「よくラングドック・ルーションと
ひとくくりにされますが
まったく異なる文化をもった地域で
ワインにも同じことが言えます」
そう強調していた。

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トロワグロによるショコラとブラックベリーのデザート


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2013年4月12日 (金)

多崎つくるフィーバー

村上春樹さんの新作
色彩を持たない多崎つくると、
彼の巡礼の年
」が
昨日発売になって
町の話題になっている。

今朝
神谷町駅前のTSUTAYAをのぞいたら
「完売」と出ていて
その直後会った
UOMOのスケガワさんは
「買いました。
20ページ読みました。
そこで内容は……」と早くも購入ずみ。

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そのあと神保町にいったら
三省堂書店
「村上春樹書店」に変わっていた。
ここではとてもおおきなコーナーを作って
いったい何冊仕入れたのだろう……というほど。

どんどん売れている。
ここで買うと
刊行記念フリーペーパーなるものをくれる。
文藝春秋の担当者のコメントなどで
構成されている。
誰が先に手に入れるか、のつぎは
誰が先に読み終わるか、だな。

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2013年4月11日 (木)

パスタのフルコース

フルコースの
前菜からデザートまでパスタを使う。
東京駅前の高級外資系ホテル
シャングリ・ラ東京」の
メインダイニング「ピャチェーレ」では
そんな特別コースを
こんどの日曜日(14日)まで提供している。

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これは唯一パスタを使っていない
アミューズ
タコを使った
ブルスケッタ
(パンにトマトとニンニクとオリーブオイル)の変形。
口にいれる直前
ぱっとレモンの香りが鼻に抜ける。

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同レストランのシェフはトスカーナ出身のイタリア人。
この特別コースは
「からの提案だった」とホテルが教えてくれた。

前菜は
「ブラータチーズのラヴィオリ、トマトとバジルのソース」
モッツェレッラチーズを使う
カプレーゼにパスタを噛ませたもの、かな。

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このラビオリの食感がすばらしい。
なんというか
日本語の「もちもち」とも違う。
すこし求肥のような
和菓子にある食感のようでもある。

最近は
内部がクリーミーなブラータで
カプレーゼを作るのが
流行っているようだが
僕はいまひとつ好きになれない。
ピャチェーレの解釈は
ブラータを上手に活かしている。

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プリモピアット(パスタ)は
「鮑と菜の花のタリオリーニ、鮑の肝ソース」。
アワビの肝はどこかでアクセントになっているのだろう
あまり存在感は強くない。
魚は「タイム風味のオマールエビと浅利のラザーニャ
サフランとポテトのクリーム」

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オマールは上等だ。
サフランソースも
オマールの繊細な風味を活かすよう
仕上げられている。
上にふわっと
毛布のようにかけられたパスタは
下からりっぱなオマールが姿を現す
驚きの演出になっている。
肉料理は「カチャトラ風鶏もも肉のグリル
ガルガネッリ、オリーブと茸のソース」

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鶏のインボルティーニである。
キノコはアミガサダケ。
もうすっかり春だなあというキノコだ。
フランスでは5月になると
このキノコが食材店にならぶ。
あの独特の香り
すばらしいのだ。
デザートは
「マンゴーのカンノーリ
ココナッツムースとパッションフルーツ」

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小麦粉で作った薄めの皮で
チーズや生クリームをまいた
シチリアのお菓子
カンノーロ(単数形)のイメージで
実際には水飴を使っている。
期間は2013年4月1日から4月14日まで
料金はコースディナーで1万5000円となる。
僕はピャチェーレの内装も大好き。
デートにもよさそうな
洒落たインテリアだ。

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2013年4月10日 (水)

ランチ1週間その3

先週のランチはこんなものを
食べていた。
月曜日は西麻布「すし通」。

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港区西麻布3-1-15 RFビルB1F/03-3404-2622

熟成寿司で知られた店。
昼は焼き魚定食とか
サラリーマン向けメニューもあるのが意外。
テーブルは予約制だが
焼き魚定食でも予約だろうか。
そのあとマンダリンオリエンタル東京
寿司店「そら」で取材。

火曜日は
大雨のなか
仏ルーション地方のワインの
輸入元「セパージュ」による
試飲会が「キュイジーヌ(S)・ミシェル・トロワグロ」で。

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ハイアットリージェンシー東京1F/03-3348-1234

ひとつの料理と2杯の
作り手が違うワイン。
「違いを楽しんでもらうため」とは
シェフのギヨーム・ブラカバルの言葉。
最初は「マカダミアナッツの小さなラビオリ、燻製バター」

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ナッツはワインとの相性が
とてもよいとされているもので
これもコクのある白とよく合った。
魚は「スズキ、蕎麦の実と赤ワインソース」

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フランボワーズと赤ワインを合わせた
酸味のきいたソースが
スズキによく合っている。
肉は「シャラン産の小ガモ、エピスの香り」

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「バターを燻製にしてワインに近づけようとした」とは
シェフの言葉だ。
水曜日は東麻布「大越」でメンチつきスパ(赤)。

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港区東麻布3-4-17/03-3583-7054

太いスパゲティはご飯のかわり。
スパつきでなくメンチとかハンバーグとかが添え物?
でもたしかに
ご飯つきとんかつなどと言わないな。
とんかつとご飯だったら
ご飯が主役である。
金曜日は清里の「中村農園」で
地鶏の親子丼(945円)。

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山梨県北杜市高根町東井出4986-524/0551-47-5030

しっかりした噛みごたえの肉と
かために仕上げた玉子が特徴。
肉と玉子の風味を大切にするため
三つ葉などはかけないのが店のこだわりとか。
シャモの唐揚げなどあり
こちらの噛みごたえもかなりしっかりしている。
西荻にも店を出したという。
土曜日は駒澤大学「ラビコッカ」で
ハムとキノコのピッツァ。

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世田谷区上馬4-5-1/03-3410-7700

久しぶりに出かけたら
生地はすこし薄めになって
もちもち感が強くなっていた。
いろいろ変えているのだとか。
僕はここのピッツァが好みだ。
食後はピスタチオのセミフレッド。

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こちらも風味があってよい。


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2013年4月 9日 (火)

ボウイのスターズ

こう見えても?
意外に音楽が好きで
アイコンというと
ひとりはデイビッド・ボウイだ。
中学のとき
初来日を観に行って以来
(もちろんレコードはその前からだけれど)
ずっとファンだ。

いまさらながら
アラディンセイン中
「ウォッチ・ザット・マン」の歌詞に出てくる
「タイガーラグ」が
ジェリー・ロール・モートンらによる
初期のニューオーリンズジャズに特徴的な
クォードリルであり
ワルツやマズルカなどの要素を
とりこみながら
出来上がった曲と聞き
へえー!と感心したりしている。

そのボウイの新譜
The Next Day」をよく聴いている。
これがいい。
いわゆるベルリン三部作につながるものと
言われているが
歌詞を読むかぎり
どうなのだろう。
反戦をテーマにしたものが多いような気がする。
まあ
そう思って歌詞を読むと
そう読めてしまうというものかもしれないが。

でもそんなふうに
読んでみてください。
ただ……日本語訳がいまひとつなのだ。
誰かがダブルチェックするとよかったと思うが
最大の問題点は
歌詞の大意をくみ取っていないということだ。
もうひとつは誤訳。
「Stars (are out tonight)」では
そのサビの部分を
「今夜星々は空になく」としてしまっている。

実際は逆で
「今夜星たちは空に出ている」のである。
往年のヒーローたちを歌った曲なのだが。
でもそんなことを措いといても
いいアルバムだ。
しつこいようだが。

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2013年4月 8日 (月)

デバイスタイルへ

コーヒー豆を
手で挽くか
機械にするかは
長年の課題だった(ややおおげさ)。

でも
先日もすこし触れたように
家で挽いた豆と
プロが挽いた豆と
基本的には同じ豆なのに
あまりに味が違うので
確認したら
細かく挽いてみたらいい
それには機械を勧めると
プロに言われ
機械式のコーヒーミルを導入。

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買ったのは
「いい」と勧められた
デバイスタイルのGA-1(9000円弱)
もうひとつカリタのナイスカットミル
デバイスタイルのほうが
場所をとらないのでこちらに。
手挽きモードといって
ゆっくり
熱をもたないように挽けるモードは
ちゃんとついている。

実際に使ってみると
コーヒーが濃く
濃くというか
奥行きを感じさせる味わいになる、が気がする。
それにはもうひとつのポイントである
ゆっくりお湯を注ぐことも
貢献しているかもしれない。


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2013年4月 7日 (日)

ピピカレーの驚くべきタコ

行ってみたいレストランはいろいろあるが
もっとも強力な
モチベーションになるのは
友人・知人が
「大好きだ」とその店を評価していることだろう。
そのうちの一軒が
週刊文春で「カーナベ」を連載している
渡辺敏史氏が連日のように
通っている
新代田駅そばの「ピピカレー」だ。

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世田谷区代田5-28-4第二代田ニューハイツ1F/03-6805-4419

先日誘われて
初めて訪れた。
おもしろいのは
「金曜日だから貸し切り」だったこと。
聞けば
金曜日はいつもガラ空きなのだとか。
これはPPカレーにかぎったことでなく
私鉄沿線でよく聞くこと。

理由としては
週末は繁華街で食事をするひとが多いと
言われているが
さだかではない。
僕は曜日を
店選びのパラメターに加えたことがないからだ。

でも周囲の
ビジネスマン連中に確認すると
「そういうえば
そういう傾向はあるかもしれない」という
答えがいくつもあった。

で、貸し切りのピピカレーでは
肉料理がいくつも出て
カレーにいたるまでに
シェフの豊富なバックグラウンドを
垣間見せてもらえた。

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なかでもとくにビックリしたのがビーフタコ
タコシェル(トルティージャ)が
パンのようにパリッと仕上がっており
なかの肉も上質で
サンドイッチの1バリエーションといえる
りっぱな出来。
うまい。
ひょっとしたら
トウモコロシの粉を使ったタコシェルでなく
小麦粉だったかもしれないし
ハラペーニョも
グワカモレも
そう多くないし
タマネギももっとあってもよかったかもしれない。

しかし完成度が高い。
定番にはないメニューだろうが
ひとつしか出てこなかったのが
(けっこうデカい)惜しい料理だった。
もちろん看板のカレーはうまかった。
こんどまた出かけてみようと思う。
いちど出かけただけで「うまかった」はともかく
ひとが何度も何度も出かけている店には
それなりの理由があるのだと
よーくわかりました。

そうそうこれがカレー。
今度は最初に食べようと思う。

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2013年4月 6日 (土)

なんともユニークなワインの楽しみ

GQ」の取材で
ワインを15杯~20杯
厳選素材のひと口料理とともに
楽しませてくれる
ル・クラヴィエール有栖川」の取材をした。

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たとえばこれは
コース前半に出てくる
カリスマ漁師とひとは呼ぶ
鳴門の村公一氏が釣ったスズキと
ペネ・シャルトドネ」のシャンペンの
マリアージュ。

意外な組合せだが
全編こんなかんじだ。
村公一氏はテレビでも
とりあげられたことがあり
釣ったあとの処理の手際の良さなど
出荷する魚の質の高さで
知られている。

いわゆる「沖ジメ」で
適切な熟成感が出た
スズキの刺身に
同店オーナーの吉田正俊さんは
白トリュフオイルを1滴おとし
「厚みのある」と表現する
ブリュットのシャンパンとの
相性のよさを追求している。

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コースの最初には
日本酒も出る。
市場にはごくわずかしか出回らない
青のりと合わせたり
旬を次々に楽しめるのが
このお店の真骨頂だろう。

1品とワイン1杯あわせて1000円だから
かなりコストパフォーマンスは高い。
コースは15品(×15杯)と
20品(×20杯)で構成されている。
あまりに種類が多いので
いちどに入れる人数には限りがあるようだが
今度は新しいシェフを迎える計画もあるようで
もっと多くのひとが
この他に類のない店を
楽しめるようになるだろうか。


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2013年4月 5日 (金)

キャディラックは3シリーズと戦う

キャディラックと聞いて
ジーンとくるのは
65歳以上かと思っていたが
六本木にある
キャディラックカフェの壁面の
Cadillacのロゴをみると
僕ですらなんとなく
ジーンとくる。
なんでかな。

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キャディラックというのは
自動車好きには
マジックワード
(あらがたいがたい力をもった言葉)
なのかもしれない。
それゆえ
キャディラックATSという新型セダンには
試乗会に出かけてゆく前から
妙に気分がたかまってしまった。

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ATSはキャディラックセダンのなかでは
かなりの小型。
2リッターターボ4気筒エンジン搭載の
後輪駆動で
ボディ全長は4.7m。
ライバルはメルセデスCクラスや
BMW3シリーズなのだそうだ。

ドイツのプレミアムブランドの
小型サルーンと戦うというのは
日本の話しではない。
米国での話しだ。
「キャディラックは
豪華で大型車というイメージは
日本で勝手に作りあげられたもの」とは
輸入元のジェネラルモーターズの日本法人の
広報担当者の言葉だ。

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そもそもキャディラックが
米国で高級ブランドになったのには
ちゃんとした背景がある。
技術的なコンテンツが豊富なゆえなのだ。
戦前に16気筒エンジンを作ったり
電気式ヘッドランプを初めて採用したり
電気式スターターを初めて装備したり
ヘッドランプのオートレベリング機構を採用したり
エンジンからサスペンションにいたるまで
現代のクルマの基礎になった観が強い。

なるほど
ATSを操縦すると
トルクがあるエンジンの力強さ
ハンドリングのたしかさ
コーナリング中の挙動など
ドイツ車にひけをとらないと思われる特徴が多々ある。

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さらにATSは安全装備の充実ぶりも
セリングポイントだ。

前方の車両などとの
衝突の可能性が高まった場合
自動的に制動をかける
オートマチックコリジョンプレパレーション

衝突手前で自動的に制動をかける
オートマチックブレーキ

斜め後ろの死角にいる車両の存在を教える
サイドブラインドゾーンアラート

後退時、接近する車両の存在を警告する
クロストラフィックアラート
5
車線を逸脱しそうになったとき
ハンドルグリップへの
バイブレーションで知らせる
レーンデパーチャーウォーニング
6
減速してもセットした速度へ戻る
アダプディブクルーズコントロール
ほかにもいろいろある。

スタイリングも
縦基調のヘッドランプと
50年代のテールフィン時代のモチーフを援用したという
やはり縦基調の
リアコンビネーションランプなど
2000年代の初頭から新たに組み立てた
新世代のキャディラックの
デザインアイコンがATSにもたっぷりある。

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後席はやや乗り降りしにくい

価格も439万円だから
キャディラックのアイコンに惹かれるひとなら
男女年齢とわず
乗ってもいいのではないかと思う。
ただ左ハンドルしかないとか
販売店の数が東京都内3個所しかないとか
いろいろ問題はある。
昔から「アメリカ車は
日本市場を相手にしていない」とは
折に触れて言われてきたことだけれど
その言葉また
脳裏によみがえった。


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2013年4月 4日 (木)

スリードッツが登場した

本日オープンする
オーク表参道
表参道の
かつてのハナエモリビルが
この名前で新たに
商業ビルとしてリニューアルした。

その発表会が昨日行われた。
アルマーニや
コーチ
それに2フロアにおよぶ
ネスプレッソカフェなどが入るビルで
それに加えて
ロサンジェルスの
プレミアム・カット&スウンのブランド
スリードッツ」が
初めての日本での路面店を開いた。

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スリードッツは
なんでもpure
effortless
luxuryの3つの要素を表していて
そもそもは
着心地のよいTシャツを原点にしている。

女性に人気のブランドだが
男もののジャージー素材のポロは
かなり着心地がよい。
1着1万~2万円
まずますの価格だ。

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当日は
生の演奏と
eatripによるケータリングも入り
本国からもスタッフが来日し
静かに盛り上がった。
静かにというのが
このブランドらしいと僕は思ったのだが。

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2013年4月 3日 (水)

ランチ1週間その2

先週のランチで
僕がなにを食べたか--。
日曜日は
近所の深沢から駒沢にかけての桜を観ようと
紀ノ国屋」のおむすび弁当」。

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月曜日は
取材の流れで
広尾・愛育病院
その名も「愛育グリル」でオムレツカレー(600円)

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僕は公共施設の食堂に
つねに惹かれて
こうして病院にも積極的に入ってしまう。
しかし……あまりにも食が等閑視されていることが多い。
これもそのいい例。
なぜオムレツと合わせるのか
合わせるなら
どういうカレールーが望ましいのか。
オムレツの内容を真剣に考えたのか。
僕がみるに
どれもしていない。
スープのような味のないカレーが
オムレツとの出合いを
ますます悪い方向に持っていっている。
火曜日はボルボの試乗会で
箱根ハイランドホテル」の
シグネチャーレストラン(ほかにないか)の
「ラフォーレ」でビーフカレー。

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足柄下郡箱根町仙石原品の木940/0460-84-8541

重い。
水曜日は蛎殻町の洋食屋「ラグー」で
ハンバーグステーキ・シャリアピン風(1370円)。

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中央区日本橋蛎殻町2-16-9/03-3663-6740

シャリアピンステーキとは
帝国ホテルが
音楽家のフョードル・シャリアピンのために
やわらかいステーキを作ろうと
タマネギのみじん切りにつけこんだものに
端を発しているが
ラグーの場合は
タマネギのみじん切りをソースに使ったもの。
手間がかかっていて好感度高し。
木曜日は六本木「小天地」で
五目焼きそば(900円)

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港区西麻布3-1-22 クレストビル/03-3405-5508

そばのびきっているし
あんはなんだかいいかげんな甘さだし
900円は高いなあとつくづく。
中国飯店の系列だし
昔はもうすこしきちんと
作っていたように思うのだが。
サービスと料理ともにクオリティ下降中。
金曜日は中目黒「HIGASHIYAMA TOKYO」で
レセプションランチ。

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目黒区東山1-21-25/03-5720-1300

長崎の食材で構成されたコースと
長崎の(日本)酒のマリアージュ。
詳細は後日書きます。

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2013年4月 2日 (火)

Today's Speciaolおめでとう

自由が丘「Today's Special」で
1周年のパーティがあった。
誘われて出かけて
ひとの多さにビックリした。

自由が丘は僕の地元で
中心地からは離れて
それほど経済活動が
活発でないのを知っていただけに
大勢のひとには
違和感すらあったほどだ。
]
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レセプションでは
ドリンク券がもらえるので
これでワインとかに交換する。
1階には
オーナーの横川正紀氏をはじめ
スタッフの方々がいるので
もっとも混雑しているフロアだが
2階のファッションフロア
3階のカフェと上がると
余裕があり
そこではみんなまったりしていて
いいかんじだった。

僕はずいぶん知り合いに会った。
同窓会の雰囲気である。
これはパーティの楽しさだ。

1階では目黒のビストロ「Beard」のシェフが
料理を手伝っていたり
そういうのを見ると
お祭り気分が盛り上がるものだ。
出来ればクロークがあって
コートをあずかってもらえると
いっきにオシャレなかんじが加速するものだが
しようがないか。

ここで僕は並んで
「eatrip」の冊子を購入。
野村有里氏のレシピ集。

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そのうち作ってみるか!

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2013年4月 1日 (月)

アウディは売れているという話

世界中で22秒に1台の割合で
アウディが売れているという。
とくに、中国や北米で販売は絶好調--。
先月僕は、
ドイツはミュンヘンから40分ぐらい
クルマで行くインゴルシュタットでの
アウディAG本社における
年次記者会見に出席
そこで
2012年の総括と
2013年の展望が
ルーパート・シュタートラー取締役会会長によって
語られたのだった。

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アウディにおける2012年の売上げは145万台。
経済状況が不透明な時代にあっても
前年より14.5万台増と好調なのだそうだ。
2012年(1月~12月)の業績は
売上488億ユーロ(約6兆1000億円)。
前年比110.6%だったという。

シュタートラー会長は
「重要な市場」という言葉を使い
北米では2012年の販売は対前年比118.5%
ロシアも
販売は台数こそ3.3万台だが、
前年比では144%という著しい伸びとする。
アジアパシフィックは128.1%の伸び。
「(2012年に)私たちはプレミアムブランドとして
初めて40万台超の販売を記録」
これは「1995年の全生産台数に匹敵する数」とのことだ。
そしてさらに中国の販売は伸びると語られた。

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親企業のフォルクスワーゲンは薄利多売だが
アウディはプレミアムブランドとして
高収益性を期待されているだけに
この数字は同グループにとって
おおいに満足いくものだったろう。

そしてアウディのプレミアム性を支える
柱のひとつが先進技術であるため
今回は
シュタートラー会長がスマートフォンを操作すると
完全自動操縦システムを組み込んだ
無人のA7が舞台の袖から出てくる
デモストレーションがお披露目された。

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また
プラグインハイブリッドのe-TRONや
メタンガスを燃料に使う
g-TRONといった
新世代の環境適合技術搭載モデルも登場。
とくにドイツで注目されているのは
g-TRONで
メリットはガスモードで走るかぎり
排ガスがクリーンなことで、
かつドイツでは
すでに国内にガスのパイプラインが巡らされているうえ
CNGスタンドも市街地にあるため
インフラの対応はすぐに出来るのがメリットだという。

シュタートラー会長は
さらに海外での増産計画にも言及した。
「現在私たちは
ハンガリーのジュールと
中国の佛山に工場を持っており
生産量は段階的に増えています。
この2つの工場で
2013年は30万台の生産を
積み増しすることが出来るでしょう。
さらに
メキシコのサンホゼ・チャパにも
新工場を建設することも決定しています。
この工場が稼働すれば米国市場が拡大し
関税なしで米国と欧州への輸出が可能となります」

販拡にとって
従業員の訓練も重要なことと
シュタートラー会長は語る。
「2013年に私たちは
世界最大規模の訓練センターを北京に開設します。
ディーラー拠点が増加しているだけに
アウディにふさわしいサービス(修理など)技術を
習得してもらう必要があるからです。
私たちが重要視しているのは
“数は質によってのみ確保できる”ということです」

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「成長に伴って
企業責任も増します。
私たちはこれからも変わりなく
効率のよさと安全性の向上を目指します。
原料の使用の最小化を目指し
燃費効率もさらによくしていきます。
現在アウディ車の平均燃費は
2011年に対して15パーセント以上も改良されているのです」
シュタートラー会長は
スピーチをこのような言葉でしめくくった。

現代の企業をめぐる状況が
じつによくわかる報告会だった。
日本でも前年比増はクリアしているそう。


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