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2012年4月29日 (日)

ふたつの鶏料理

今月の「UOMO」の連載
「ガチメシ」では
小山薫堂氏が選んだ「竹とんぼ」の
とりつみれのちゃんこ鍋と
小宮山雄飛氏の「とりまる」の
焼き鳥をとりあげた。

竹とんぼ」は
魔法のスープと銘打って
鶏ガラ(と昆布とかかなあ)スープが人気で
薫堂さんも
「印象に残っています」というもの。
文春のすぐそばの路地。

奥にあるので
ふらりとは入らないような店だが
有名人が
けっこう訪れている模様。
取材慣れしていて
だいぶおもてなしにあずかってしまった。

とりまる」は中目黒で
谷川じゅんじさんの事務所の真ん前。
軽井沢にもお店をもっている。
避暑地で焼き鳥って
食べたくなる。

昔は旧軽に一軒だけあって
東京の基準からすればたいしたことないのだが
嬉しかったものだ。
いまは増えているのだろう。
いい目のつけどころ。

小宮山氏は必ず取材に同行してくれ
このときは近くに
引っ越したばかりで
ママチャリでやってきていた。
とにかく食に詳しい。
いつも勉強になります。

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「竹とんぼ」千代田区麹町4-3/03-3262-4002

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「とりまる」は目黒区青葉台1-22-3/03-5721-1737

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2012年4月28日 (土)

オープンテラスで風邪を

いま発売中の「GQ」で
オープンテラスが気持ちいい店として
青山「TWO ROOMS」に取材させてもらった。

周囲に高い建物がないので
青山の丘の上からの眺めが
本当に気持ちいいバーだ。

そのGQで打ち合わせを兼ねて
1時半に出かけた。
ひとが多いのでビックリした。
肌寒かったが
乾燥した季節の気持ちよさもあったので
調子にのって
外で飲んでいたら風邪をひいてしまった。

それをずっとひきずって
今週はハナミズが止まらず
各所で「花粉症? 風邪?」と
心配され
最後はバタンと倒れました。

早く治って
また「TWO ROOMS」のバーをめざしたい。

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東京都港区北青山3-11-7 AOビル5F/03-3498-0002

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グリルが開いている22時まではハンバーガーなど食べられる

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2012年4月27日 (金)

ランチ1週間その308

先週のランチ報告です。
日曜日は明治記念館「羽衣」で
天ぷら

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港区元赤坂2-2-23 明治記念館内/03-3746-7729

この日の羽衣は満席。
最後はとろろかけかき揚げ丼

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火曜日は
渋谷のタン焼きチェーン「ねぎし」で
牛タンととろろの定食。

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ねぎしは
意識しだすと
やたら看板を目にする気がする。
都内に何軒あるのか調べたら
28店だそうだ。
それほど多くない。
むしろ狭いエリアに何軒も出すことで
消費者に名前を印象づけようとしているのか。
水曜日はレクサスの試乗会のため
ミュゼオ御殿場
前菜盛り合わせ。

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御殿場市東田中3373-20/0550-70-5111

それに
スパゲッティーニのアマトリチャーナ。

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木曜日は
打ち合わせをかねて
キャンドルウィックのナガラさんたちと
原宿の「ケン・ベンティクワトロ」で
椎茸とほたてのスパゲティ。

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渋谷区神宮前5-6-5/03-5468-8800

時間がなくてこれだけ。
50gぐらいかな。
あとでかなり腹が減ってしまった。
(しかし取材で食べることになった)
金曜日は
京橋のクロアチア料理「ドブロ」で
プリエスカビッツァ

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中央区京橋2-6-14/03-5250-2055

ハンバーグである。
下取材で。
土曜日は旗の台「でらうち」で
味噌煮込みうどん

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品川区旗の台2-7-3/03-3787-0591

ひさしぶりにうまかった。
いい店である。

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2012年4月23日 (月)

ストラトとウィードンとレココレ

中川いさみ作
ストラト」というマンガがある。
これは50代を前にした作者が
人生でやり残したことは、と探して
ギターに行き着くという出だしから始まる。

偶然書店で
そのマンガを手にした日の夕刊で
英国人ギタリスト
バート・ウィードン
4月20日に他界したという訃報を読んだ。

エリック・クラプトンも
ピート・タウンシェンドも
ジミー・ペイジも
キース・リチャーズも
ポール・マカートニーも
このひとの教則本
「Play in a Day」を読んで
ギターを勉強したとか。

ご冥福をお祈りする。
さらにその前の日に
レコードコレクター」誌を買ったら
今月は
20世紀のベストギタリスト100人」という特集だった。
1位はジミ・ヘンドリクスで
100位はロイ・ブキャナン。

評論家の投票により
得票数で決めたらしい。
べつに順位をつける必要はないので
適当に読めばいいのだが
ポール・マカートニー
「ホワイトアルバム」の
「ブラックバード」で披露している
ギタープレイが絶賛されているのは
ははあと目からウロコだった。

あと
もうひとつおもしろかったのが
「歌えるリフ」を作れないと
バンドのギタリストとしては
ダメではないかという話し。
リッチー・ブラックモアや
サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」の
クラプトンが評価されていた。
なるほど~。
それは冒頭の「ストラト」のテーマと重なるのだった。
とまあ
それだけの話しなのだが。


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2012年4月22日 (日)

ジャガーに宮崎で乗る

先だって
ジャガーの試乗会で
宮崎まで出かけた。
その原稿を「Departures(デパーチャーズ)」に書いた。

オールラインナップ試乗会で
もっともホットな
550馬力のクーペ
XKR-Sも用意されていた。
犬が舌出すように
「はっはっは(乗りたい)」と思ったが
残念ながら今回はおあずけ……。

でも久しぶりの
XJサルーンも
XKコンバーチブルも
とてもよかった。
僕はとくにいまのジャガーのXKシリーズには
その操縦性の楽しさで
感心しているのだが
その印象は宮崎でも変わらず。

宮崎ではシーガイヤから
霧島や都城まで走った。
シーガイヤは僕が自動車雑誌に務めはじめた
1985年ごろ
いすゞFFジェミニの試乗会で
訪れた記憶がよみがえった。
ホテルの窓から海の上に
大きな虹がかかっていたのと
空港の滑走路脇に
ハニワのディプレイが置かれていたのが
印象に残っている。

シーガイヤを僕たちが去ったあと
セガサミーホールディンクスによる
管理運営会社の完全子会社化が発表され
将来的に
ここでアジア人をあてこんだ
カジノ経営という
経営者のビジョンが話題を呼んだ。

「たくさんのひとに来ていただきたい」と
今回であったシーガイヤのマーケティング担当者も
話していて
LCC(格安航空会社)などが就航すれば
またそれなりに人気を取り戻すのでは。
そんなことを思った。

ジャガーは5リッターエンジンなりのよさがあるが
そろそろダウンサイジング化にも取り組む時期だろう。
ベントレーも小さなモデルを計画しているとかで
よき時代にあぐらをかいていてはいられないはず。
シーガイヤもジャガーも
「変革はよきこと」の精神で
ことに臨んでもらいたいなあ。

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霧島アートの森でXKコンバーチブル

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XKのこのオープン状態が毎日楽しめる場所があれば最高

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都城のメタボリズム建築とともにXJ

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個性という点で他の追随を許さないXJの室内

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シーガイヤで食べた冷汁(赤坂「かさね」のほうがうまい)

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2012年4月21日 (土)

バーになににしに行くか

バーとは
食事の前に行くところか
食事のあとに行くところか
食事とは関係なく行くところか--。

外国人の多いバーに行くと
食事しないで
飲んでいるひとが多いようだ。

たとえば青山「TWO ROOMS barlgrill」。
ひさしぶりに深夜をまわってから
出かけたが
外国人たちがなにも食べずに飲んでいる。
スナックも
レストランが閉まった後は
ナッツしかないといさぎよい。

最近は肌寒いが
テラス席は
その寒さもまた気持ちがよい。

風に吹かれて1杯飲んでいると
バーとは
働く人間にとって
大事な場所なのだと思う。
食事とは関係なく。

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これは朝の写真(夜景も美しい)

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外国人の中にはハンバーガーを「しめ」に食べるひともいるとか

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2012年4月19日 (木)

アクアを欲しくなった

ここんところ乗ったクルマで
感心したのがトヨタ・アクア

4mを切る4ドアハッチバックボディに
1.5リッターエンジン+
電気モーターのハイブリッドシステム搭載。

「まあ
またハイブリッドラインナップに
1台増えたのネ」ぐらいに思っていたが
乗ったところ
これがヨイ。

1トン程度の車体なので
軽快感があるし
ハンドリングもシャープ。
タイヤのせいで
ハンドルの切り始めの反応が鋭すぎたり
乗り心地に
ややごつごつ感があるものの
全体としてなごむのだ。

加速感もそれなりにいいし
法定速度では風切り音も静か。
ロードノイズは意外にデカいが。

ふつうに使ったら
リッター20kmを超える燃費。
これで街乗りはいいのでは、と思った。
オプションでG BOOKもあるし
(これは輸入車に対するメリット)

自分の街乗りグルマとして
買いたくなったのであります。

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車体はシトラスオレンジマイカメタリック

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価格は169万円から


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2012年4月18日 (水)

ランチ1週間その307

先週のランチ報告です。
月曜日は渋谷「吉成」で
ぶりと鮭のづけあぶりと若鶏唐揚げ。

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渋谷区渋谷1-7-1/03-3409-1322

サラリーマンのランチである。
ここはいつもずっと混んでいる。
水曜日は
上野毛「アンクルサムズ・サンドイッチ」で
ハムのサンドイッチ。

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世田谷区上野毛3-1-3/03-3704-8578

ハムにもトーストにも主張らしい主張がない。
おそらく
ひょっとしたら
メニュー数が多すぎるのだ。
どれにもマヨネーズ使ってしまうとか
やや雑なのが気になる。
木曜日は
オーディオ評論家のマユズミさんと
京橋「ドブロ」で
サルマという
クロアチアふうロールキャベツ。

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中央区京橋2-6-14/03-5250-2055

酸味がかなり強いのが特徴らしい。
パンの合わせ方でだいぶ
味わいが変わってきそうだ。
ランチだからか
そこまで詰め切れていない印象。
金曜日は
T'SUKI sur la mer」で
アウディA4の試乗会があり
そこでビーフシチューのランチ。

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港区海岸1-15-5

ときどき思うのだが
これがこのレストランの食事なのだと
思われるのはよくないと
考えたことはないだろうか、と。

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2012年4月17日 (火)

写実的絵画

千葉にある「ホキ美術館」に
カード誌の取材で
編集ハラダさんと出かけた。

いまは半袖でもいい日があるぐらいだが
そのときは雪がちらついていた。
まだ1カ月少々しか
経っていないのに
季節は変化にあらためて驚く。

ホキ美術館は
日本初の写実絵画専門美術館を銘打っており
扱うのは40にのぼる作家で
ほとんどを日本人が占める。

医療器具メーカーの社長が
個人的な趣味で始めた
コレクションがもとになっていて
その内容は多岐にわたる。

ひとくちに「写実絵画」といっても
3Dみたいなひともいれば
独自の解釈で
「ふーむ、これが写実かあ」と
首をかしげたくなる作品を
作るひともいる。

そこがおもしろい。
外観から想像するより
展示作品の数も多く
けっこう楽しめる美術館だ。

なかにはあまりに立体的に
見えるため
来場者が触るので
「作品には
触れないでください」と
大書された注意書きが
掲げられている作品もある。

思えば
通常の学校教育で
「本物そっくりに描く」と教わることはなかった。
絵画の授業で写実は
最初から放棄されているのだ。
だから最初
超写実的な絵画を観たときは
かなりショックだった。

なぜかというと
最初は理解できないからだ。
こんなジャンルが成立していることに。
その「驚き」を
感じさせてくれた美術館だった。

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石黒賢一郎作「存在の在処」

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2012年4月15日 (日)

アウディA4は質感高し

アウディA4がマイナーチェンジを受けた。
その試乗会が
浜離宮そばの
TSUKI sur la Merで行われた。

今回の眼目は
燃費の向上と質感のアップ。
ごくごく簡単につづめると
日常の使用において
「いい買い物をした」と
思える瞬間を多く持てるようになったと
いうことだろうか。

つまり
信号待ちや渋滞で
手持ちぶさたなとき
クルマのインテリアに触れて
いいもの感を感じるのと
ガソリンスタンドで
意外に燃費がよくて嬉しい。

クルマを買ってよかったと思うのは
あくまでも個人的な感覚だが
この2つと
あと乗り出して
ハンドルを切ったときの
反応のよさ。

だいたいこの3つではないかと思う。
その意味で
新しいA4はよくやっている。
スタート&ストップシステムといって
アイドリング時にエンジンを切る機構が備わり
パワーステアリングも電動となり
直進時は
パワーカットして燃費をかせぐようになった。

以前は
電動と油圧
どちらがナチュラルでダイレクトな
フィールか……という議論を
さかんにしたものだが
いまは燃費至上主義で
電動が当たり前となってしまった。

クルマは2リッター直列4気筒に
インタークーラー付きターボチャージャーを組み合わせた
2.0TFSIクワトロに乗った。
中回転域でのトルクがやや細いかなという印象はあるが
とてもよく出来ていて
質の高いプロダクトだ。

オプションで1インチ大きな
18インチタイヤ装着だったが
サスペンションのダンピングは効いていて
乗り心地もよい。
この日はGQのイマオ副編が
新型BMW328iに乗ってきたので
乗り較べることが出来た。

3シリーズはよくも悪くも不変だった。
楽しさは強いが乗り心地や内装の作りこみはいまひとつ。
A4は質感という点で
Cクラス3シリーズの上をいっている。
アウディはちゃんとマーケティングが出来ている。

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2.0TFSIクワトロはセダンで523万円

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同アバントで541万円

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インテリアのクオリティ感は高い

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シートはオプション(48万円)のS-lineパッケージのもの

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BMW328iは2リッターターボで570万円


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2012年4月14日 (土)

Shinoriで焼き鳥とワイン

焼き鳥といえば
友人のダイスケ氏といった
武蔵小山「Shinori」もよかった。

フレンチなどを経験した主人が
ソムリエールの奥さま?と一緒にやっている
きれいな焼き鳥屋だ。

特徴はメニューが豊富なことがひとつ。
3回以上通わないと
全制覇はむずかしいだろう。

それから店内にいい雰囲気の
ガラス張りのワインセラーがあること。
フィリップ・パカレのワインが
どんっと置いてあったりする。
ビオだけではないが
僕たちは甥のクリストフ・パカレの手がけた
ボジョレー・ブランを飲んだ。

シャルドネ100%なのだが
ちょっと変わった
ある意味濃厚な飲み口が特徴で
一般的なシャルドネの香りではない。

これが焼き鳥に合う。
「店のワインはすべて
メニューに合うように選択しています。
先にワインを選んでいただければ
それに合わせて料理を出します」と言うことだった。

僕は以前
すぐ近くの洗足とか大岡山に住んでいたのだが
武蔵小山がけっこう変わっているのに
やや驚いた。
急行(目黒線)が止まる駅は
このように栄え
両隣りの
止まらない駅は
さびれていく……。

それではいけないのだが。
僕は以前
知人に誘われて
急行が止まらない駅の
商店街活性化計画というのに
すこし顔を出したことがある。

電鉄会社がやっているのだが
地元の振興策を練る係は
一所懸命でも
不動産部門のほうは
そんなこと知らんと非協力的だったりして
なかなか大変らしい。

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品川区小山3-25-14 2F/03-5749-3144

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名物のフォアグラ+卵(かきまぜてパンで)

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クリストフ・パカレのワインはおいしかった

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2012年4月13日 (金)

鳥政で焼き鳥

コラムニスト
フェルディナント・ヤマグチ氏と夕食。
表参道かいわいで
焼き鳥がいいなと思い
こういうときに頼りになる
高校の同級生たちが作っている
焼き鳥の会の
フジモリくんに情報提供を依頼。

結果
交差点から近い「鳥政」を勧められる。
ここは伊勢廣出身。
大ぶりの焼き鳥が特徴で
コースは6本か12本なのだが
6本で充分だ。

ジューシーでうまい焼き鳥である。
焼き鳥は
以前はたまに食べる程度だったが
行き出すと
店の個性がしっかりあって
雰囲気はどこもそれなりによいし
接待でも
友人とでも
使い勝手がとてもよいと再認識。

これに似た感覚が
フランスだとビストロになるのだろうか。

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港区南青山3-13-2/03-3405-4515

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大ぶりな串が特徴

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玉子焼きは出汁か砂糖(唐揚げなどもある)

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2012年4月12日 (木)

せどり男爵

せどり男爵数奇譚」なる
梶山季之のオムニバス短編集を読んだ。
だいぶ前に
古本屋で買ったものが
眼にとまったので。

ビブリオファイルというのか
古書にとりつかれたひとが主人公。
とくに最初の数篇は
古書(和書はこう呼ぶ)と
古本(外国の本やいま出ている本はこう呼ぶ)の違いや
江戸時代の稀覯本の知識などが出てきて
神保町の古書店を
あらためてのぞいてみたくなったりする。
かなりおもしろい。

タイトルの「せどり」とは
新規開店の古本屋で
おなじ業界の人間が
めぼしい本をごっそり買ってしまう行為のことで
そうなると
店としての魅力がなくなってしまうから
よくないことなのだそうだ。

週刊文春創刊の頃から
もっとも活躍したライターだっただけあり
梶山季之
取材をベースにしたのだろう
情報力に裏付けされた描写がおもしろい。

ただし
後半はそのバックグラウンドが裏目に出て
1970年代前半の世相におもねるような
悪い意味での娯楽性が強調されてしまうのが
惜しい。

一時期
「日本で最もかせぐ作家」と言われた梶山季之だが
時代を越えて残るというのが
いかに大変なことか。
とくに時代の興味に合わせてものを書くことを
習い性とした職業の人間にとって
それはことさら困難なことだというのを痛感。

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2012年4月10日 (火)

ランチ1週間その306

先週のランチ報告です。
月曜日は八重洲の「シャングリラ」の
ピャチェーレ」で。

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千代田区丸の内1-8-3/03-6739-7888

総支配人のモスカー氏にご招待いただき
広報のハヤタ氏と3人でランチ。
上は椎茸の入ったタリアテッレ。
下はメインのパンチェッタ。

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そしてデザートは
コーヒーのクレームブリュレ
上にトンカ豆のジェラートが載っている。

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トンカ豆はベネズエラなど
熱帯雨林で採れる豆で
バニラビーンズのように
芳香ゆえお菓子などに使われるもの。
ピャチェーレは
ホテルのメインダイニングとしては珍しい
イタリア料理店。
天井が高く
ホテルはこういうところが豪華でいい。
水曜日は
代官山「アルシエンダ・デル・シエロ」で
エンチラーダス(1000円)。

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渋谷区猿楽町10-1 マンサード代官山9F/03-5457-1521

エンチラーダスは
トウモロコシの粉で作った皮
トルティーヤで
鶏肉などをくるみ
それに豆のソースやチーズをかけて
オーブンで焼くメキシコ料理。
この店も天井が高くて気持ちがいい。
通し営業なのでにぎわっている。
木曜日は渋谷「吉成」で
かつおのたたきと豚角煮(1100円)。

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渋谷区渋谷1-7-1/03-3409-1322

夜は魚料理と酒を楽しむ店だが
ランチはバリエーションが多く
豚角煮のように
肉系のがっつりした料理が提供されるので
混んでいる。
金曜日は溜池アーク森ビルの
カレーライス専店「FISH」でチキンカレー(850円)

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港区赤坂1-12-32アーク森ビル3F/03-5562-4305

ベントレージャパンに出かけた際に
ここで食事。
このところアークヒルズ界隈は外国人従業員が
めっきり減り
飲食店も空いているそうだ。
一時期は外国人だらけだったのだが。
土曜日は白金「imakara」で
カレーつけ麺。

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港区白金台5-4-7 BARBIZON25/03-3444-6333

取材の流れで
大人気アイドルグループのプロデューサー氏に
連れていってもらった。
このカレーつけ麺が大好きだそうだ。
うどんのようなラーメンのような
腰のある中太麺。
酒のしめにとてもよさそう。

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アイスクラッシャーがマイブーム

男はふと
へんなものが欲しくなる。

僕がいま
おもしろいなあと思っているのは
先日
バーでカクテルの作り方を習ったとき
出合ったコレ。

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上から氷の塊を入れ
ハンドルを回すと
モヒートなどに使う
クラッシュドアイスが出てくる。

ようするに
かき氷器みたいなもの。
鉄製なので
適度な重さがあるところがまたヨイ。

2万円ぐらいだそうだ。
しかし
家で氷を飲み物に入れない主義だし
こんなのあったら
ほんともてあますだろう。

しかし
これがモノの魅力ということか。
あのガリガリと
氷を砕くかんじ
いいんだよよなあ。

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2012年4月 9日 (月)

釜浅商店のリニューアル1周年

合羽橋の厨房器具専門店
釜浅商店」でリニューアル1周年のパーティ
(と「エイトブランディングデザイン展」
オープニングパーティ)があり
日曜日におじゃました。

東京の一流店の多くが
釜浅商店の焼き台などを使っている。

パーティは盛大で
うまいものが山ほど用意されていたのはさすが。
エイトブランディングデザイン
釜浅商店のリニューアルに際して
ブランドロゴから
店舗までデザインを手がけた。

川越のコエドビールのパッケージデザインも
こちらのお仕事。
すっきりしたデザインが特徴だ。

釜浅商店は
ひさしぶりにお邪魔したので
ついいろいろ欲しくなり……
昨日は焼いた肉をつまむトングを購入。

いま僕が欲しいのは
オレンジ絞り器と
アイスクラッシャーなのだが
こういうのは扱っていないだろう。
一軒家に住んでいたら
釜浅商店の十八番
炭を使った焼き台も欲しいものだ。

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藍染めののれんと白い店内が美しい「釜浅商店」

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釜浅商店の買い物袋もCIが効いている

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大人気だった蟹(興奮してブレている)

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2012年4月 8日 (日)

マーシャルが他界

このところ忙しくて
新聞を読まずに
2、3日ためていました。
そこでさきほど
前の日付の新聞を読んでいたら
4月5日にジム・マーシャルが他界したという
死亡記事が出ていてびっくりした。

マーシャルは
オールドロック好きには
ギブソンやフェンダーと並ぶアイコン的な
アンプメーカーだ。

僕などはマーシャルを愛したミュージシャンの
音楽をいろいろ聴いて育ったから
他界と聞くと
何か大事なものがなくなった気がする。
まあアンプと音楽を残してくれたから
喪失はしていないのだろうが。

ギターアンプは
ギターソロという概念が
バンドに採り入れられた30年代に登場したが
もとドラマーだった
英国人のマーシャルは60年代に
みずからの名前を冠したアンプを発表

「音を歪ませると新しい」という
概念を持ち込んだ。

もうひとつマーシャルの功績は
スタックと呼ばれる
アンプ部とスピーカー部を分けた設計で
大きなステージ用に
大きな音を出せる性能を確立したことだ。

映画「ゲットラウド」の中で
U2のジエッジが語っているように
いまのロックのギター奏法は
アンプとエフェクターで成り立っている。

たとえ一音でも演奏が成り立つ
それがロックが
おそらく他の音楽と一線を画す
独自性を保っている
最大の要素かもしれない。

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2012年4月 7日 (土)

アウディA4が変わった

日本で売れる乗用車のうち
ガイシャが占める比率は多くない。
2011年度は過去最高の7.7%だったと
騒がれたが
東北大震災の影響で
日本車の生産が減少したせいも大きい。

こんなに自国生産車ばかり
売れている国は
工業先進国ではまれだ。

ところが
その日本車も
いまひとつ振るわないのが
セダンのマーケット。

ここでは輸入車が強い。
とくにドイツ車。
メルセデス
BMW
アウディといったクルマが
健闘している。

そんななかで
メルセデスCクラスと
モデルチェンジしたばかりの
BMW3シリーズに
キャッチアップすべく
アウディA4がてこ入れされた。

その発表会がさきごろ
原宿のアウディフォーラムで行われた。
爆弾低気圧がやってくる
ぎりぎり前だった。

今回のポイントは
スタイリングの一部変更で
ボディ側面のキャラクターラインが変わり
ヘッドランプの意匠も新しくなった。
加えてアイドリングストップ機能と
電動パワーステアリングが備わり
燃費が向上したのも注目点。

当日は建築家の谷尻誠氏がゲストで登場。
みずからが手がけた住宅を例にひき
丘に立てるのに
地面を整地しないで
高床式の住宅することで
「常識にとらわれるのをやめた」と語った。

「建築を作るとき
従来の常識ばかり考えていては
未来の常識は作れない」と語っていたのが
印象に残った。
僕も以前インタビューしたことがあるが
語りの上手な
頭の切れるひとである。

A4は乗るとどんなクルマであるか。
もう少ししたら試乗会があるので
あらためて書きたい。

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2.0のセダンで440万円から

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中央が谷尻誠氏


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2012年4月 6日 (金)

ラムスとジョブズ

柏木博氏の原稿を仕事として担当している。
言うまでもなく
デザイン評論の第一人者だ。
このあいだブラウン(ディーター・ラムス)の
影響力の大きさについて原稿をもらった。

50年代からドイツのブラウンの
デザインディレクターとして活躍した
ディーター・ラムス
製品からロゴや展示会のブースまで
いまでいうCIを導入した。

言うまでもなく
最大の功績は
シンプルさは力強さにつながることを証明した
デザインの数かずで
日本だとブラウンといえばひげそりという感もあるが
一時はテレビからラジオからオーディオから
さまざまな生活用品を手がけていた。

とくに影響を受けたのは
いまの60代から80代だろうか。
僕の父もブラウンが好きで
折に触れて
扇風機だの時計だの
買ってきていた。

僕もブラウンの壁掛け時計や
目覚まし時計は
デザインが好きで
時々買った。
「時々」というのは
よく壊れるからだ。
なんであんなによく壊れたのだろう。

話しはもどるが
柏木氏は原稿のなかで
ラムスの影響を強く受けたひととして
スティーブ・ジョブズ
ジャスパー・モリスンを挙げている。
ジョブズはかなりのラムス・ファンだったようだ。

もうひとつ
無印良品の製品にも
ラムスの影響が見てとれると柏木氏は指摘。
そこで製品の画像を借りたのだが
後になって無印良品から
「そんな事実はない(影響力のこと)」と
掲載を拒否する連絡があった。

これにはオドロイタ。
柏木氏の評論なのだから
掲載を許可するとか拒否するとか
そういう問題ではないし
そもそも
僕に言わせれば
無印良品のプロダクトは
劣化コピーである。

クオリティ感がなさすぎる。
だからアップルの製品と
並べて置かれるだけでも
光栄なことではないか。
こういうことが起きると
ホントがっかりする。

ところでいま我が家に
ラムスデザインがなにかあるか
探したが
見つからない。
どこかリプロダクトしてはどうだろう。
パナソニックとかソニーとか。

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2012年4月 5日 (木)

野口さんの誕生日会

僕がお世話になっているホテルパーソン
ハイアットリージェンシー箱根
リゾート&スパで総支配人を務める
野口弘子さんの
誕生日会が六本木ヒルズで開かれた。
何歳のだったかは秘密にしておきますが。

会の雰囲気もよかったし
おもしろかったのは
4人テーブルだったこと。
来たひとは空いている席に座る。
なので「はじめまして」なんてことも。

僕もなかなかすてきなゲストと
同席することができた。
お世話になっている
PR会社の友人ジュディの
小学校5年生の息子さん
ユウタロウくんだ。

おとなの雰囲気に気圧されず
マイペースで
食事をしている様子がたいしたもの。
そのユウタロウくんが驚いたのが
テーブルでのマジック

僕も銀座のマジックバーを思い出した。
あれは体験してみる価値がある。
ほんとうに不思議だ。
種もしかけもあるのだろうが
眼の前で不思議なことが起こる。
人間の感覚のあやふやさに気づくためか
技に感心するためか。
お誕生日会もよかったが
マジックのことばかり書いてしまった。

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シャンパンが途切れることなくサーブされた

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マジックに驚く小5の図

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2012年4月 4日 (水)

ランチ1週間その305

先週のランチ報告です。
月曜日は雑誌の下取材で
小石川で印刷工場跡にオープンした
イタリア料理「青いナポリ」にて
ピッツァのクワトロフォルマッジョ。

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文京区小石川3-32-1/03-5805-1605

1850円もする
高いピッツァ。
いまはだいぶ暖かくなったが
このときは寒くて
テラス席で食べているひとは
僕いがいいない。

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最初はテラス席で食べることを渋った。
なぜ渋ったのかは不明。
ヒーターを回してくれた。

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なにより小石川の雰囲気が印象に残った。
こんにゃくえんまの商店街は
かろうじて
昔からのおもしろい商店が残っている。
古本屋にも
それなりの活気があった。
火曜日は大磯プリンスにて
トヨタ86の試乗会。
仕出し弁当を
試乗会を訪れた
自動車ジャーナリスト全員で。

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水曜日は明治記念館の「竹游林」にて
牛ひき肉と青菜のオイスターソース炒飯(1600円)

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港区元赤坂2-2-23/03-3746-7777

炒飯ではこのところ
貧乏くじをひきっぱなしだ。
もうしばらく食べるのはやめよう。
木曜日は中目黒「たい樹」で
黒豚とんかつ(1230円)

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目黒区上目黒3-3-6/03-3760-3981

軽く揚がっていて
意外というのもなんだが
おいしかった。
とんかつ
久しぶりに食べて満足してしまった。
金曜日は恵比寿「春秋ユラリ」で
ブッフェランチ(1000円)。

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渋谷区恵比寿南1-7−8/03-5725-7970

写真はその一時で
葉タマネギと安納イモの天ぷら。
最近春秋ゆらりどうなっているんだろう、という
興味で出かけた店。
ブッフェはぱっとしなかったなあ。
天ぷら
2回もおかわりしてしまった。
ほかに食べるものもないし。

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2012年4月 3日 (火)

トヨタ86はよく目立った

トヨタ86
久しぶりによく目立つクルマだった。
大磯から箱根まで走っていき
写真を撮っていると
「ハチロクですね!」と
ミニバンに乗っているカップルに
話しかけられたり。

僕の人生において
過去にしょっちゅう話しかけられたクルマは
下記のものだ。
トヨタMR2
日産Be-1
トヨタRAV4
クーペ・フィアット

クーペ・フィアットは90年代だったから
だいぶ久しぶりに
目立つクルマに乗った。
目立つクルマには
当然「なにか」がある。

86の場合
トヨタが「気合いを入れて
走りが楽しめるクルマを開発した」と
言うだけあって
実際に楽しい。
よく出来ている。

エンジンは高回転型で
乗り心地は16インチタイヤでも
17インチタイヤでも
比較堅め。
法定速度以内では意外に静かで
シートは薄いデザインが好ましいが
かといって
座り心地が犠牲になっていることもない。

変速機は
マニュアルとオートマチック
2種類があるが
マニュアルは楽しさがあり
ショートストロークの操作感が気持ちよいが
オートマチックも悪くない。

ギアを固定するマニュアルシフトをすれば
エンジンの回転に合わせて
トルクの増減を味わえ
マニュアルに準じる楽しさがある。

スタイリングは予想以上に
印象がよく
ほどよく個性がある。
個人的にはもっと個性があったほうがいいと思うが。

このクルマが売れなければ
この市場は日本にもうない、と
トヨタの誰かが言ったとか聞くが
まあ
デザインとか
まだやるべきことは残っているようにも思う。

それでも早くも
街で得意げに乗っているひとを
見るようになってきた。
その得意顔を見ていると
外国のスポーツカーに乗っているひとと
共通のものを感じる。

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200馬力の2リッターエンジンに後輪駆動

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価格は241万円から

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内装のクオリティ感は高い

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マニュアルの操作感は楽しいがATも捨てがたい

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3000rpmからが本領発揮

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2012年4月 1日 (日)

スマイルカーブとは無縁で

いま話題のクルマといえば
トヨタ86(ハチロク)だろうか。
さきごろ大磯で試乗会があった。

そのとき開発責任者がおもしろいことを語った。
トヨタ86では
スマイルカーブを意識した」というのだ。

スマイルカーブとは
電子産業などで使われる用語で
収益構造を3つに分ける。
左端は商品開発
右端はアフターサービス
そして2つの中間に製造がある。

いま儲かる企業では
左端と右端に力を入れていて
製造は外注していたりする。
アップルが好例とか。

それをトヨタが
あれが理想的というと
わかるが
なんだか不安になる。

自動車はiPhoneとは違うのだから
やっぱりモノづくりの核心があってほしい。
86はいいモノだが
スバルが作っているわけで
トヨタがアップルのような
ビジネスを意識してはコマる。

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