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2012年3月31日 (土)

味坊は印象深いうまさ

いま話題の中国料理
神田「味坊」に
友人たちと。
店頭ではご主人が
羊を金串に刺して焼いている。
これに香辛料のクミンをまぶして
出してくれる。

店内は老若男女が入り乱れて
つねに満席。
餃子もあればラーメンもあるが
目玉は中国・東北地方の料理で
もそのひとつのようだ。

辛い料理も多く
唐辛子入りのサラダは
最初うわーっというかんじで
脳天直撃だった。

後日この店の話しを
ホフディランの小宮山雄飛氏にしたら
「延辺料理はこれから
もっとくると思うんです」と言う。

延辺料理とは
中国と北朝鮮の国境の
中国側にいる朝鮮系の延辺族の料理と
聞いたことがある。
僕が最初食べたのは15年ぐらい前で
しばらく凝っていたことがある。
羊の串を炭火であぶったあと
さまざまな香辛料をまぶして食べる。

味坊の羊は独特の匂いも少なく
肉質もよく
上等だった。

こういう店は
どんどん増えるのだろう。
食の多様性はいっこうに廃れることがない。
次々に「新手」が出てくる。
そこがおもしろいところだ。

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店頭で羊を焼いている(クミン風味)

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生の青唐辛子の入った辛いサラダ

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カレー風味のスープ炒飯

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焼きそばのようだがモチモチ食感の炒餅

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ワインは自然派もあったりする(自分でとりにいく)


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2012年3月30日 (金)

秘境の旅

いま発売中の「週刊ポスト」のグラビア
秘境の旅」というのがおもしろい。
ははあと感心しながら読んでしまった。

東日本篇では
鴨川の仁右衛門島という
先祖が源頼朝から貰っていらい
代々一戸だけが住んでいる島とか
写真とともに紹介されている。

西日本篇は
もっとおどろおどろしく
「近づくこともタブー視される」という
長崎・対馬の「オソロシドコロ」とか
黄泉の国からの通路を
イザナギが塞いだという
島根・松江の「黄泉比良坂」など
想像力が豊かだと
さわさわっと毛が逆立つような場所が出ている。

東日本は
米軍ヘリポートとかなのに
西日本はオカルト的。
支配者がどんどん入れ替わって
神話が作られたり
それまでの「神」が零落して
妖怪になったりしてきた歴史のせいだろうか。

行きたいなあ
本当に行ったらどうなんだろうと
オソロシドコロの写真とか見ると思う。
この感覚は
ふだん忘れているものだ。
というわけで
今週の週刊ポストはよかった。

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2012年3月29日 (木)

雨の日のバードソングカフェ

旧知の友人たちと
自由が丘でおちあって食事
となったが
なかなか店が思いつかない。

悩んだすえに
奥沢のビストロ「ル・ブイヨン」に。
スコティッシュサーモンと
野菜のフリカッセを前菜に
豚のソテをメインに。

そのあと自由が丘まで歩き
バー「バードソングカフェ」に。
中目黒にあった当時は
時々おじゃましたが
地元に引っ越してきてくれたというのに
訪れたのは
今回が初めてという不義理ぶり。

アメリカのものを中心に
アメリカ的な音楽を
いろいろと聞かせてくれるいいバーだ。
この日は高木麻早を
常連客と楽しんでいた。
アメリカのルーツミュージックっぽい
アレンジがおもしろいのだそうだ。

僕たちは隅のほうで
「ははあ」と聴かせてもらっていた。
それはそれとして
雨の日に訪れたが
そんな日になぜだかぴったり。

バーというのは
そもそも
雨の日が似合う気がする。

レストランはそうでもないが。
これがフシギだ。

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「ル・ブイヨン」の野菜のフリカッセ

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2012年3月28日 (水)

ランチ1週間その304

先週のランチ報告です。
月曜日は渋谷の「精陽軒」で炒飯。

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渋谷区渋谷2-1-9

それに餃子がついた定食(850円)

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餃子なんかころがっちゃっている。
炒飯は
ゴハンを炒めただけ。
これでいいのだろうか。
火曜日は明治記念館「羽衣」で
バラちらし(2980円)。

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港区元赤坂2-2-23 明治記念館内/03-3746-7729

明治記念館はゆったりしていて
駐車場も広く
いつもなごむ。
バラちらしも悪くない。
玉子にもうすこし気を遣ってくれると
さらによいという気がする。
水曜日はジャガーの試乗会で宮崎へ。
羽田空港で出発を待つあいだに
唐揚げ弁当

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楽しませようという気持ちのない弁当である。
往々にして
「空弁」はこの傾向がある。
それでは日本的な意味における弁当として
失格ではないかと思うのだが。
木曜日は宮崎・都城のロードサイドにある
きっちょううどん」なる店で
デラックスうどん(のさらに大盛りで850円)。

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エビ天、さつま揚げ、揚げ玉
それにわかめとこんぶ。
うどんは下から出てくる。
汁は上品で悪くないのだが
ほかのものは
うどんを含めて存在感が希薄。
あとで日南出身のカメラマン氏に聞いたら
宮崎には総じてうまいものはないとのこと。
にわかに同意は出来ないが
自然の恵みがゆたかなところは
調理に手をかけなくなる傾向にある。
愛知県とか石川県も
同様の傾向がみられる。
金曜日は神保町で打ち合わせがあったので
久しぶりに「揚子江菜館」で
五目焼きそば(1410円)。

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千代田区神田神保町1-11-3

昔よく食べたなあ。
でも具材によっては冷えていたり
そもそも麺がコシなく
主張のないひと皿に成り下がっていた。
残念だ。
テーブルの上の溶きがらしも
いっこうに辛くならなかった。
がんばれ。
土曜日は京都で取材があったので
品川駅で買った
平清盛たこしゃぶちらし

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見ると神戸・東灘区で作られている。
それを東京駅で買って
関西行きの列車の中で食べる不思議さ。
たこしゃぶやあなごは
瀬戸内海の波の荒さを表すなど
デザインにも凝ったらしい。
いま清盛は二枚目のイメージがあるが
煮だこで出家したあとの清盛を表現とあっては
コミカルなイメージだ。
デザートは「なだ万」の黒蜜白玉ぜんざい。

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あんこがいまいち。
しょせん駅弁なのか……。

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2012年3月27日 (火)

寿司は手渡しにかぎるか

浅草ビューホテルの隣にある
すし游(ゆう)
「はいどうぞ」と
握りを手渡ししてくれる
スタイルで知られている。

親方の手の平から
客は握りをつまみあげる。
なんでこのスタイルに?と訊ねたら
「以前はふつうに台の上に
置くスタイルだったんですが
あるお客さんが
あまりに食べないで
喋りに夢中だったから
”はいどうぞ!”と差し出したら
ぱくって食べてくれたので
乾かないで食べてもらうには
これしかない!と
思いついたんです」との答え。

別の寿司屋で
手渡しのことを話題に出したら
「それは
我われにとって理想ですよ」と
言われた。

「だって
寿司のごはんの部分は
理想は軽く握ることなんです。
でも置くことを前提にすると
どうしても硬めに握らないといけない。
女性は箸が多いから
さらに硬く
外国人は二つに切ったりするから
もっとガチガチに硬く握る。
それよりふわっと
握るのがイチバンおいしいですから」

たしかに
僕も寿司屋では
握り方を観察するのは好きだ。
ごはんを手のひらで
平らに延ばすようにしてから
最後にロールケーキのように
くるっと巻くひともいる。
あれはたしかに軽い。

そういう興味もつきないのが
寿司のおもしろさで
だから本に残したいという
ジャーナリストも多いのだろう。
うんちくが山ほどある分野だ。

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2012年3月26日 (月)

カレーでガチメシ

24日発売になった「UOMO」の連載
「ガチメシ」
今回のテーマはカレーライスだ。

好きなカレーライスと訊かれたら
僕だって
いろいろリストを出せるぐらいだ。
話者の
小山薫堂氏と小宮山雄飛氏からは
僕が行ったことのない店ばかり
リストが出てきた。

どちらもくせ球だ。
小山氏は
サンライン」(高輪)という
メニューはひとつ
辛いが
「水は絶対に飲まないでください」という
ポリシーのある店。

もうひとつは「nagafuchi」(新橋)。
ここはもっと常識的だが
やはりスパイスを豊富に使っていてうまい。

小宮山氏からは
カレーライス協会」(恵比寿)という
連絡先も出していない
やはりメニューは単品の店や
スパイス使いがいい「草枕」(新宿3丁目)が。

そこを下取材するのが楽しかった。
カレーライスの店を
あげてもらうとき
そこにはほぼ必ず
自分史のかけらがついてくるのがよい。

「あんなとき通った」とか
「こういうときに行くことが多い」とか。
だいたい内省的な気分のときに行くようだ。
僕もそうだものなあ。
みんなでカレー、というのは
あまり聞かない気がする。
おもしろいものだ。

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ルーだけよりゴハンと一緒だと辛いサンライン

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洋食メニューも自慢のnagafuchi

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茹で野菜が妙に生臭い(笑)カレーライス協会

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ゲイバーなど不思議な雑居ビルが雰囲気の草枕

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2012年3月25日 (日)

浅草のおもしろさ

(承前)そのGQ誌で
浅草のガイドというのも手がけた。
これは釜浅商店の熊澤大介社長に
大いに助けてもらった企画だ。

大介社長のご尽力なければ
知られざる浅草の楽しさを
観られることもなかっただろう。

芸者さんと投扇興(とうせんきょう)という
遊びをすること
握る寿司を手渡しで出してくれる「すし游」
それに以前ここでも触れた「見番」や
浅草の裏事情に通じている
小料理屋の主人など
いろんなひとを紹介してもらった。

熊澤大介社長は歩きながら
「この店にはこんなエピソードがありまして」とか
いろいろ教えてくれる。
こうなると
次にどの町を取り上げるかわからないが
大介社長みたいなひとがいないと
取材がおぼつかないのではと
不安になるほどだ。

思い返すと
取材を通じて好きになった街には
たいていこういうひとがいた。
日本でもそうだし
ロサンジェルス
パリ
ミラノなど
ひとがいて街があるというかんじだ。

よくよく考えれば
ひとがいて成立しているのが街である。
だからフシギでないのだが。
日本でも外国からの観光客を集めたいのなら
ガイドより一歩踏みこんだ
コーディネイターを用意したらどうだろう。
と、話しが逸れてしまった。

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瓢庵で投扇興を習ったがむずかしくておもしろい

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人力車と458イタリアを撮るとおもしろいかなと思った

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釜浅商店では包丁の名入れを見せてもらった

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2012年3月24日 (土)

今月の大失敗GQ篇

今日発売になったGQ誌は
リニューアルで横組みという
大胆な変更が注目だ。
ふだんPCでは横書きで
原稿を書いているが
頭のなかで縦書きに変換して作業している。

なので
へんな言い方だが
横書きしながら横組みを意識するというのは
まだあまり慣れない作業だ。
ウェブの原稿ぐらいだから。

僕はここで何本か担当しているが
今回焦った事件があった。
〆切直前に
デザイナーから
「オガワさんこのページ
どうなっているんですか?」と訊かれた。

まったく意識の外にあった企画だった。
翌日校了で
まったく真っ白。
こういう出来事は
夢のなかだけだと思っていたが
現実にも起こるのだった。

これを助けてくれたのが
著者のフェルディナント・ヤマグチ氏と
取材先の方々。
午後9時からの楽しみというコラムなので
フェルちゃん(と呼ばせていただいている)が
店をリストアップしてくれて
なかには取材拒否店「なるきよ」に
強引に頼みこんでくれた。

あとは突然の取材依頼を
快諾してくれた
パークハイアット東京
トゥーランドット臥龍居
深く感謝である。

まったくもって
深く反省する想い出が詰まった
GQ5月号
書店で手にとってみてやってください。

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パークハイアットNYグリルのサンドイッチ

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朝3時まで食べられる臥龍居の坦々麺

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2012年3月23日 (金)

なつかしの宮崎へ

宮崎まで
ジャガーの試乗会で出かけた。
国内で飛行機に乗っての
試乗会はひさしぶりだ。

航空券代やホテル代など
海外のほうが安いかもしれない。
なぜ日本の航空運賃は高いのだろう。

思い起こすと
僕が最初に国内試乗会に出かけたのが
ここ宮崎。
1985年のFFジェミニだった。

泊まったのも
同じシーガイヤ
(いまはシェラトングランデ・オーシャンリゾート)だったような。

その話をすると
「そういえば
いすゞも自動車を作っていましたねえ」と
自動車ジャーナリスト仲間が
感慨ぶかげに言っていた。

都城などに足を延ばしたが
目抜き通りが
シャッター商店街になっていて
ビックリした。
ひょっとしたら
街の中心が移っただけかもしれないが
(それを祈る)。

ひと気のない建物が並ぶのを観ていて
職住近接を進めて
建物の上に住宅を設けていたら
街は栄えていたのでは、とふと思った。
「日本はどうなってしまうんでしょう……」と
カメラマンのイガラシ氏が
となりでぽつりとつぶやいていた。

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シェラトングランデの朝食は冷や汁

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2012年3月21日 (水)

昔のクオリティは高い

自動車と工業デザインの話のつづき。
あちらとこちら
つまり西欧と日本の
工業デザインの違いはなにか
それは質感にある。

自動車でいえば
1950年代
あるいはそれ以前の製品を較べると
西欧はじつに豪華で
シートやダッシュボードや
それにボディ
どれも
いまよりクオリティが高くかんじる。

いっぽう日本だと
50年代のクルマは紙細工みたいだ。
そこをスタートに
いまようやく
西欧と比肩しうるようなクオリティに達した。
あちらは下がり
こちらは上がり
それが交差したかんじだ。

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アウディの前身ヴァンダラーのW25K(1938年)

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ダッシュボードの作りの質感の高さ

Dscf9817 アウトウニオンのスクーターも細工が細かい

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合成樹脂のない時代のものはよい

では日本で同じような話しはないかというと
木工製品などは
昔のほうがクオリティが高かった。
鉄の文化か
木の文化か、という違いに起因しているのかもしれない。

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2012年3月20日 (火)

意表をつくデザイン

工業デザインは
変わるものと
なかなか変わらないものとがある。

自動車でいうと
ギアセレクター
なかなか変わらないものだ。
一直線のデザインに
どっぷり慣れてしまったからだろうか。

なかには
ミニのように
リバースがいちばん奥にある変則タイプや
メルセデスベンツのような
ジグザグタイプという
バリエーションもある。

もっとも変わりだねは
ジャガーや
ランドローバーが採用した
ロータリー式だ。

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これはランドローバー・イヴォークのもの

これは変わっている。
急いでリバースとドライブを切り替えるときなど
焦って
うまくいかない。

でもダイヤルの質感はあるし
オーナーになれば
ちょっとした喜びを与えてくれるものかもしれない。
直感で使えるものが
いいデザインといわれる。

なかには
慣れるという行為を通して
ある種のプライドを
与えてくれるものもある。
その典型例かもしれない。
採用に踏み切ったのは英断だが。

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2012年3月19日 (月)

ファイヤーハウスに習う

24日発売のGQ誌で
ハンバーガーの作り方を
「ファイヤーハウス」に教わった。

といっても
「そんなに難しいものじゃないですよ。
好きなハンバーガーをイメージしてください」と
”先生”はおおらかだった。

しかし--
「最も難しいのはバンズの入手方法です」とのこと。
「市販のバンズは
甘すぎて
いまひとつ違うんですよ」という。

たいていのハンバーガー専門店が
わざわざバンズを注文しているのは
そのへんに理由があるようだ。

ファイヤーハウスのバンズも
甘くない。
それゆえに肉のうまみが強く感じられる。
僕は以前
アメリカ人が屋外でやる
パーティでハンバーガーを食べたが
そのときバンズは
超いいかげんだった。
いってみれば
たんに「パテ(肉)をはさむ道具」。

「最近はアメリカでも
バンズに凝る店が出てきています」と
ファイヤーハウスは言うが。
いずれにしても
いいバンズとの出会いが
家庭のハンバーガーの味を決めるということらしい。
ちなみにケチャップは
繊細な味をなくしてしまうのでNGとのこと。

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文京区本郷4-5-10/03-3815-6044

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2012年3月18日 (日)

アウディA6アバントはよく走る

アウディの話題が続くけれど
先日東京で
ニューモデル
A6アバントの試乗会があった。
場所はコンラッド東京。

アバントとは
アウディが1970年代に打ち立てた
スタイリッシュな
ステーションワゴンという
コンセプトにのっとった名称で
荷物を運ぶクルマでなく
運ぶための荷物があるひとのクルマ、となる。

ステーションワゴンは
メルセデスベンツのEクラスがいい例だが
通常
テールゲートが垂直に近く立っていて
出来るだけ
多くの荷物が積めるようにデザインされている。

それに対してアウディのアバントは
あえてスタイリッシュに寝かされて
実用よりスタイルが優先されている。
思い切ったポリシーだ。

新型A6アバントも例外でない。
クルマとしては
とてもよく出来ていて
今回は2.8FSIクワトロ(640万円)と
スーパーチャージャーを備えた
3.0TFSIクワトロ(865万円)
ともにたいへんよく走る。

動力性能は2.8でも充分だし
乗り心地もゴツゴツ感がなく快適。
とばすのが好きなひとなら3.0TFSIのほうが
足まわりが硬めで
ハンドルもやや重めでシュアで
より楽しめる。

室内騒音がとくに後席でやや大きいのは
大きな開口部を持つ
ワゴンの宿命なのでしようがないだろう。

運転しやすく
室内も快適でかつ豪華で
このブランドを選ぶポリシーを感じさせるところが
なによりの美点だ。

試乗会は
首都高速を使って
汐留と台場の往復ぐらいしか出来ないのだが
街中での使用感としては上々だと感じられた。

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アウディA6アバント3.0TFSIクワトロ(845万円)

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リアビューは流麗なラインが活かされている

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運転席まわりは装備も豊富で気持ちよい

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荷室はそれなりに大きいし奥行きも充分にある

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2012年3月17日 (土)

セオリーで55歳からの仕事

55歳から65歳で始める
ちょっといい仕事--。
これがいま書店で並んでいる
セオリー」誌のテーマである。

エラそうに言うわけでないが
なかなかいい目のつけどころだ。
まあ誰もが
転職とか
第αの人生を
簡単に歩みだせるわけではないのだが。

僕はここで
代官山蔦屋書店
文具コンシェルジェを務める女性に
インタビューして原稿を書いた。

それまではアパレル系の会社で
広報を担当していたが
会社の業務内容が変わったので退職
新聞でいまの職場の
求人を発見して応募して合格したという。

そのとき56歳。
それまで文房具の知識なし。
ここがすごいなあと思う。

ご本人はとてもそんな歳に見えないから
そもそも体力もあって
気も若いのだろう。
「若いひとと一緒に働くのが楽しい」そうだ。

蔦屋書店の文具売り場は
女性的な品揃えだなあという印象が強かったので
それも担当していますか?と訊いたら
べつの女性が担当なのだそうだ。
やっぱり女性なのだ。

なぜそう思ったかというと
万年筆が
簡単に手にとれるような
ディスプレイになっていないからなのだが。
その話しは
先日知人も偶然言っていた。

でもまあ
女性目線の文具売り場があってもいいかと思う。
その意味では
もっと新しさを期待する。
がんばってもらいたいなあ。

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2012年3月16日 (金)

アウディのすごい子ども玩具

クルマまわり、という言葉があって
派生商品のことをいう。
そのひとつがオモチャ。
ミニアチュアモデルが有名だが
スケールダウンした玩具としては
ペダルカーがある。

僕も子どものとき
好きだったが
自分で運転したくなる幼児のとき
ハンドルを切れば曲がる
自動車原体験がこれだ。

自動車メーカー各社は
いわゆる「刷り込み」のために
子ども向けペダルカーの開発に熱心だ。
たとえばアウディ

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299ユーロ

これはカッコいい
ABS樹脂(だと思う)のボディをもったもの。
ノーズがとんがっているデザインが
おとなもかっこいいと思う。
もうひとつがこれ。

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クワトロという部門が製造

これは精巧に作られたペダルカーだ。
1936年にグランプリレース
(当時はF1とは言わなかった)を走った
アウトウニオン(アウディの前身)の
タイプCを2分の1スケールで再現したもので
身長135センチまでの子ども向け。
ペダルを漕いで
チェーン駆動する。

左右にスムーズに曲がるために
ディファレンシャルギアも備えている。
ギアは7速まで切ってある。

ボディはアルミ鋼管フレームで
「ウルトラ」ではないが
当時のスポーツカーと同様の構造だ。
225万7500円。
納期は半年ぐらいらしいが
日本で1台余っているらしい。

すごいプレゼントというと
映画「ホワイトクリスマス」に出てきた
ライオンが思い浮かぶが
タイプCのペダルカーも相当すごいな。
なにしろフォルクスワーゲン・ポロより高いのだから。

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2012年3月15日 (木)

御厨さとみは残るのではないか

クラシックスという言葉があって
時代を超えて残る作品のことをいう。

日本文学では
源氏物語とかの古典は別として
近代だと
夏目漱石は確実にここに入る。
ほかの作家はなかなか難しいとされる。

なぜかというと
日本人作家が得意とした
美文が時代に合わなくなるからだそうだ。
で、文章は詩的だが
内容はそれほど強く言いたいことがあるわけでもない
そうなると翻訳されるのもむずかしい。

漱石は思想性があるので
飾りの少ない文体とともに
時代を越えて生き残る力を持つ。

ではマンガは?
最近思うのだが
昭和20年代に描かれた「鉄腕アトム」は
時代背景や思想的背景がしっかりしているので
いま読んでもおもしろいが
ロボットがいろいろ出てくるようになると
とたんに古くささが目立つ。

手塚治虫
医学ものにしても
技術が重要な要素なので
時代の変化の影響を受けやすいのかもしれない。

そのなかで
いま読んでも
おもしろなあと思うのが
1970年代の御厨さとみだ。
かつて70年代前半には
小学館の学年誌に
イラストルポを描いており
そのあと
70年代後半に
ビッグコミックに
失われた旅券」という
名作を連載した。

この漫画はいま読んでも
充分おもしろい。
主人公は
パリに住む日本人。
ガールフレンドは
若きフランス人の女の子。

「自由はちょっぴりある
平等はない
友愛はところによってはある、
パリにはない」という
フランスの硬貨にも
かつては刻まれていた
「liberte, egalite, fraternite」を
もじった言い方も
この漫画で学びました

それとこのひとがすごいのは
フランス人の表情の描き方のうまさ!
これも一見の価値がある。
マンガが手に入ったら
ぜひ読んでほしい。

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2012年3月14日 (水)

ランチ1週間その303

先週のランチ報告です。
月曜日はGQ編集部ちかく
火曜日は取材で「トゥーランドット臥龍居」の
三種の麺セット。

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港区赤坂6-16-10/03-3568-7190

上は脇屋シェフのお得意
ごぼうとあさりの豆腐麺。
それから坦々麺

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そして黒胡椒の焼き肉麺

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どれも印象深い
クリーンナップというかんじ。
デザートはマンゴーのプリンなど
やはり印象に残る。

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水曜日は
コンラッド東京で
アウディA5アバントの試乗会
そこで帰り道に
」で五目ちゃんぽん。

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港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館/03-3571-6078

あいかわらず
あっさりしている。
木曜日は
デパーチャーズの打ち合わせ。
新宿小田急上の「トロワグロカフェ」で
トマトとチキンのカレー

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新宿区西新宿1-1-3小田急百貨店新宿店8F/03-5325-2493

打ち合わせをしながら食べると
印象が希薄になってしまう。
もったいない。

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2012年3月13日 (火)

映画館で思い出した

ラストピクチャーショー
映画館の最後の上映
小さな地元の映画館を
愛していたひとたちには
衝撃的に悲しい出来事だという。
とくに映画が大きな娯楽だった時代はそうだろう。

そのことについて
劇作家の宮沢彰夫
毎日新聞に書いていた。

宮沢彰夫は
静岡・掛川市出身で
そこに掛川座という
小さな映画館があって
小学校のときから
週に一度は通っていたという。

週がわりの上映というのもすごいが。
そこで観た映画で
印象に残っているのが
「夕陽のガンマン」と
同時上映されていた
明日に向かって撃て」だったという。

とくに後者は
アメリカンニューシネマの思潮の中で
撮られた映画だから
アウトサイダー対国家という
図式にのっとっており
イージーライダー」の
タイトルは裏腹の
悲惨な最期と共通するものがある。

「イージーライダー」は
監督のデニス・ホッパーが
ボブ・ディランに
「イッツ・オーライト・マ」の
使用許可を求めたところ
試写を観たディランが
「もっと明るい結末にしてくれたら
使っていい」と言ったとか。

しかしそこが
ホッパーのすごいところだ。
「ならばいい」と
ディランのアドバイスを一蹴したのだった。

で、話を前半に戻すと
宮沢章夫は
掛川座が閉館してしまってから
十数年後
ラスト(ピクチャー)ショー」という
映画の存在を知って
朝鮮動乱の時代の
アメリカのド田舎で
唯一の娯楽だった映画館が
閉館してしまうストーリーと
自分の体験を重ね合わせて
胸に迫るものがあったのだという。
(映画のなかで
最後の上映はたしか「赤い河」)

僕もこの映画は
大好きな映画だ。
ラリー・マクマートリーの原作もいいが
(「女の子にごめんなさいなんて言ったら
殺されるわよ」という名台詞がある)
映画のアーネスト・ボーグナインが最高だ。
(「北国の帝王」もよかったが)

こんな映画をアメリカ人が撮れることにも
いま観ても
おそらく驚くが
たしかにいい映画だった。

そのあと
監督のピーター・ボグダノビッチ
(日本だとテイタム・オニールの
ペーパームーン」が最も有名かも)は
続編を撮るのだが
それはしようもない映画だった。
シビル・シェパード
あまり変わっていなくて
そこだけはよかったが。
そんなことを思い出した。

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2012年3月12日 (月)

編集される言葉について

昨日は各地で昨年の
東北大震災の追悼式があった模様。
国立劇場では政府主催の追悼式があり
天皇が20分間出席したと報道されている。

手術の直後で
さぞかし辛いんじゃないかと思うが
もうひとつ感心させられたのは
下記の言葉を追悼文に
しっかり盛り込んだこと。

「さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより
危険な区域に住む人々は住み慣れた
そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。
再びそこに安全に住むためには
放射能の問題を克服しなければならないという
困難な問題が起こっています」

ここの部分がほとんど報道されず
たんに哀悼の意を評しますという言葉だけ
編集されて使われているようだ。
いまさら言うまでもないが
テレビもひとつの言論機関である。
だからそこにあるのは
あるひと(たち)の目から観た「真実」にすぎない。
天皇の思いがぜんぜん伝わらない報道も
ある種の意図で編集されている。

いっぽうで野田首相が
原発再稼働はわが国の経済のために必要と
発言したことについての報道も
いろいろ見られる。
ここではそのことと同時に
いきなり再生可能エネルギーへの言及が出てきて
買い取り価格が電気料金に上乗せされるとして
原発でないとさらに電気料金が高くなると
暗に示唆するようにして記事が結ばれていたり
(東京新聞ウェブニュース)

関係ない事実が強引に
くっつけられているのは
野田首相が
念仏のように唱える「税と社会保障の一体改革」に似ている。
それ、切り離すべきでしょう。
こんなになって
ますますまずいなあと思う。

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2012年3月11日 (日)

あれから1年

1年がすぎた。
あの日のあの時刻は
美容院で髪を切っていた。

となりが原宿の
新しい109を建設中で
「おお!
なんだかクレーンがすごい
揺れてる!」とスタッフ一同
大騒ぎだった。

まさかそれが
こんなに長いあいだ
日本中を悩ませて
しかもこれからも
当分のあいだ
悩みの種になるとは……。

あのとき僕は
国立新美術館で取材だったので
とことこ歩いていった。
そうしたら広報の女性が
表に立っていて
「全員退去の指令が出てしまって」と言いながら
立ち話での取材になった。

そこまでは笑い話しだったのだけれどねえ。
そんなことを
まるで昨日のことのようにおぼえてる。
言うまでもなく
問題の渦中にいるひとには
1年というタームで区切るには
あまりに鮮烈で
さらに悲惨だろう。

原発廃止は
すくなくても決定決議があれば
この長く続く悪夢への
ひとつの区切りになるはずだ。

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2012年3月10日 (土)

イヴォークとカイエンの差

自動車メーカーの
多種多様化が進んでいるという話。
さきごろベントレー
SUVのプロトタイプを発表して
まさかこの高級サルーンのメーカーが、と
驚かされた。

リスクヘッジの面で
大から小まで
スポーツカーからSUVまで
多様な布陣は
避けられないのだろう。

そのさきがけがポルシェ
カイエンというSUVを
2002年に発表。
いらいモデルチェンジをしたりして
現在にいたる。

V6搭載のマイルドなモデルから
高性能のターボまで
スポーツカーメーカーとしての
自負を持ちながら
開発を続けている。

そのなかで
500馬力という超ド級の
カイエンターボ(1573万円)で
箱根まで出かけた。
借りてくれたのは
オウプナーズ。
「なんでマイルドなV6にしなかったの?」と
意味なく責めてしまったが
ターボはすごかった。

ひたすら速い。
ピリオド。
味があるのはV6で
ターボは高速走行が多いひと。
宇宙の乗り物だ。

乗っていった先は
レンジローバーイヴォークの試乗会場だったので
2リッターターボと
ダウンサイジング化が進められた
イヴォークとのパワー差は
圧倒的に感じた。
こういう時代はいつまで続くのだろう。
いや
すでに始まっているのかもしれない。

富裕層向けには
相変わらず4リッター超のエンジン。
一般向けには小さなエンジン。
でもそれでいいのだ。
小さなエンジンで悪いことはないからね。

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2012年3月 9日 (金)

帝国ホテルよ大きな声で

都市型ホテルはなにをしてる?
こういう質問が
このあいだ
リゾートホテルの取材を
専門的にしているジャーナリストから
発せられた。

どういうことかというと
リゾートホテルは近頃
野生動物の保護をしたり
珊瑚礁や
原生林の保護をしたり
現地の雇用を増やしたりして
大きな意味での「環境」に
拝領しているのだという。

ひるがえって
都市のホテルは
そういうことをやっているのか。

おもしろい視点だ。
ホテルにかわって僕が多少なりとも
答えると
都市ホテルは先だっての大震災のとき
帰宅難民になったひとを泊め
食事と毛布を提供した。
都市内シェルターの役目を果たすこともある。

一昨日
帝国ホテル東京で記者懇談会が開かれた。
「3.11を境に
それまで85%あった稼働率が
昨年の4月には30%台に落ち
どうなるかと思いました」
そう語ったのは小林哲也社長だ。

「外国人客は8割減でした。
でもそこで価格を下げることは
しませんでした。
3割下げて
3割戻ってきても
それではとんとんにすぎない。
でもそのあと
客足が戻って
2011年の第3四半期は
前年度を抜きました」

というように
嬉しそうに話す小林社長だった。
帝国だなあと思ったのは
宴会のしつらえの豪華さ。
満開の桜の枝が
高い天井に届かんばかりに飾られ
料理は豪華。

いっぽうで
手渡された飲み物は
水割り
ジントニック
カンパリソーダ
白ワイン
やっぱり帝国っぽい、

この日はその前に
コンラッド東京で
アウディの小規模な
プレス懇親会があり
はしごをしたのだが
そちらはシャンパンフロー。
このへんの違いがおもしろい。

居心地はいいが
たとえるなら祖父の家みたいな
帝国ホテル。
外資系が声を大にして
サステナビリティを口にするが
あえてそういうことは秘す
奥ゆかしさが身上か?
屋上緑化や水のリサイクルや
LEDライトへの切り替え(熱は出るが)など
いくつもの取り組みをしているようだ。
それをもっと大きな声で
教えてくれるのが
いまのホテルっぽい。

多少厚かましいと思っても
伝えるべきことは大きな声で。
それは基本だと思う。

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ホテルの底力をみせつける氷細工に豪華食材

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名物ローストビーフは箸で切れるやわらかさ

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提携ホテル、ハレクラニによるエッグス・ベネディクト

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2012年3月 8日 (木)

懐かしくなるもの

ドイツにいくと
必ず持って帰ってくるものがある。

うまい肉の思い出だ。
ふつうのステーキばかりでない
豚肉のあれこれや
加工肉もうまい。
たとえばミュンヘンなら
朝食で食べるバイシュブルスト
英語でいうホワイトソーセージに
「また食べたいなあ」という思いが残る。

縦に半分に割って
ナイフで皮を向いて
中身だけ食べる。
皮も食べられるが
多くのミュンヘン人は
「皮を食べるのは田舎もの」と
はばかりなく言って食べない。

きっとなにか歴史的な経緯があるのだろうか、
でも食べるひともいる。
ハニーマスタードがとくに合う。
でもこれは
夜に市内のビアホールで食べたもの。
すぐに傷むから
朝だけに限定しているのだ、ということらしい。

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2012年3月 7日 (水)

ランチ1週間その302

先週のランチ報告です。
月曜日は青山「Two Rooms Grill/Bar」で。

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モッツァレラ・ディ・ブッファラとアメーラトマトとルッコラの前菜

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国産牛ハラミステーキ(フォアグラのせ)

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チョコレートケーキ

チョコレートケーキは同店が誕生したときからの
定番だが
この日はとくにうまかった。
またこれを食べにいきたいと思わせるほど。
火曜日はフランクフルト行き
ルフトハンザ機内で。

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ザ・ペニンシュラ東京とのコラボレーション

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こちらはメイン

水曜日はアウディ本社にあるレストランで
ウィーナーシュニッツェル。

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乳飲み仔牛の薄いカツ

木曜日はやはり同じレストランで
鶏のロースト
いわゆるプレロティ。

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日本ではあまり人気がないのはナゼ

金曜日は
ミュンヘン空港ちかくの
イタリア料理店「Il Mondo」でミックスサラダの前菜。

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イタリアふうというのでもない

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メインは魚貝のリゾット

土曜日は成田に戻るルフトハンザの機内で。

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魚は鮭

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2012年3月 5日 (月)

アウディのデザイン美学

「デザインはつねに
クルマ購入にあたって
最も重要視されるファクター」
そう言ったのは
アウディのシュタードラー会長だ。

たしかに
あるていどまであたっていると思う。
そこで自動車メーカー(この場合アウディ)は
なにをやるか--?
そのいい例に出合った。
アウディ主催のイベントに参加したからだ。

たとえば先日の
ミュンヘンの特設会場での
夕食時のレセプション。

アウディが好む白を基調に
ディスプレイのグラフィクスから
ナプキン
グラス
はてはサービスのサロン(前掛け)にいたるまで
すべて誰が見ても「アウディ」と
納得する統一感なのだった。

これはそうそう出来ることではない。
国産メーカーでも
専任があたっているところがあるが
本社からディーラーショールーム
それに試乗会の特設会場まで
すべて同じイメージで統一するまでには
なかなか至っていない。

これでこそ「デザイン」を前面に出す
アウディというメーカーの面目躍如だろう。
マーケティングとセールス担当の重役に
「アウディはなぜここまでCIに金をかけるのですか」と
あえて訊ねた。
すると「アウディというブランドの
周知をはかるためです」という答えが返ってきた。

重ねて
「あとどのぐらいかかると思っていますか」と
質問を重ねると
「5年ぐらいでしょうか」と答えてくれた。
まだ充分でないのか……というのが
むしろ驚きだった。
でもそれはドイツなみ、という意味だったようだ。

「ドイツでは
(クルマの)
プレミアムブランドというと
メルセデスやBMWより
まずアウディの名が挙がるという
市場調査のデータがでています」とそのひと。

物事はとことんやりきらなくては
結局すべての努力が水泡に帰してしまうということか。
徹底的に。
それがアウディが教えてくれる教訓だ。

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インゴルシュタットの本社もグラスハウス

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ミュンヘン空港近くのアウディフォーラム(手前はA8)

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試乗会場にわざわざウォールディスプレイ

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こちらはレセプション会場の入り口

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シェフの画像がおもしろい

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サロンにもアウディのロゴ

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年次報告会でのディスプレイ(ハイブリッド)

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2012年3月 4日 (日)

ビーフは赤身にかぎる

レストランで話しを聞いていると
とくに外国人客の多い店だと
赤身肉と霜降り肉の話題がでる。

たいていの外国人客は
赤身肉を食べたい、という
オーダーをするそうだ。
でもほんとうの赤身肉だと
日本人が食べないので
歩留まりが悪いんだとか。

でもしかし
赤身肉はうまい。
僕が牛の脂を嫌いなせいもあるのか
個人的には外国人客の好みに同調する。

先日ミュンヘンの
ケンピンスキホテル内の
「チャールズ・リンドバーグ」という
レストランで食べた
バイエルン地方の牛のステーキは
完全な赤身の分厚いものだったが
これがうまい。

たんに塩でローストしたもののようだが
食べ飽きない。
肉はしっとりしていて
噛んでいると甘みが出てくる。
肉がいいのか
調理がいいのか
それとも赤身はそもそもうまいのか。
きっとすべてが揃っているのだろう。
久しぶりに感心した。

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250グラム!

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2012年3月 3日 (土)

ルフトハンザのエンターテイメント

ルフトハンザ航空
フランクフルトまで。
困る(って勝手に困るのだけれど)のは
機内の映画が
1カ月前とほとんど同じこと。

ドイツ映画と中国映画が多くて
二度観たい映画が少ない。
機内で映画なんか観ないというひとも
まわりには多いが
ふだん映画をなかなか観ないので
この機会に楽しみたいクチなのだ。

そんなルフトハンザだが
いい点もある。
音楽の充実ぶりだ。

エアフランスほど
民族音楽は多くないが
多くのジャンルで
新作から旧作まで
かなり充実したコンテンツなのだ。

なかでもかなり楽しめたのが
milestone(道標)と題された
過去の「名作」を集めたセクション。
ざっと列記すると下記のような
タイトルが並ぶ。

「ケルンコンサート」
「クールの誕生」
「マッシーホール」(C・パーカー)
「ミュージック・フォー・エアポート」(B・イーノ!)
「リボルバー」
「炎」
「エレクトリック・レディランド」
「四重人格」
「エグザイル・オン・メインストリート」
「ベルベットアンダーグラウンド&ニコ」

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すばらしいエンターテイメント

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2012年3月 2日 (金)

アウディの運転体験

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ここに写っているひとの名は
マルコ・ベルナー
モータースポーツといって
自動車レース
それもルマン24時間レースが好きなひとなら
2010年のウィナーのひとりとして
先刻ご承知だろう。

ベルナーが乗ったのは
ディーゼルエンジン搭載の
アウディR10。
僕が訪れているミュンヘンで
このひとがクルマの操縦を
(ごく簡単に)
教えてくれるという
ちょっとした嬉しい驚きがあった。

空港わきにコースを作って
そこにパイロンを並べ
A1、A6、A7、A8といった
クルマを走らせる。
それでお察しのとおり
主宰はアウディだ。

内容はABSというブレーキ制御装置の効果検証。
ABSは急ブレーキをかけたとき
タイヤがロックして
制動距離が長くなるのを防ぐため
ごくごく短いインターバルで
ブレーキディスクを挟むパッドの力を
ゆるめたり強めたりする。

もし高速で走って障害物を前に
急ブレーキをかけたとき
タイヤがロックしてしまったら
路面をつかむ力を失い
ハンドルを切っても
クルマは前につき進み
障害物にぶつかってしまう。

それを防ぐのがABSだ。
といっても特殊な装置でなく
いまやほとんどのクルマに標準装備されている。
ただしベルナーが伝えてくれようとしたのは
思いきりブレーキを踏むことの難しさで
ふつうそれがなかなか出来ない。
でもやればABSのおかけで
悪い事態に陥る可能性がより低くなる。

このとき同時に感心したのは
アウディ車そのものについて。
たとえば運転手つきで乗られるA8Lにしても
ディーゼルエンジン特有の
強大なトルクで
1000rpmぐらい回っていれば
ものすごい加速を見せ
狭いパイロンのあいだも
まるで小さいクルマのようにすり抜ける。

このようなレッスンは
なにも特別なものではない。
アウディでは
ドライビングエクスペリエンスと名付けた
この種の一般向け
運転の講習会を開催している。

これで思ったのだが
自分たちの子どもが運転するようになったとき
この種の講習会を受けさせるといいだろう。
クルマの運動性について
ロジックこそなにより大事なものなのだ。

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よりナチュラルなフィールのA6

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2012年3月 1日 (木)

アウディはハイブリッドでルマンへ

いまドイツ・ミュンヘンに
アウディの取材で来ている。
なにかというと
世界中のジャーナリストに
アウディの今年の計画を伝えてくれる
イベントに出席するため。

皮切りは
2月29日に行われた
2012年ルマン24時間レース出場計画だった。

これまでにも
ディーゼルエンジンでいきなり出走して
優勝してしまうなど
型破りのことを実現してきたアウディ。
今年はR18 e-tronクワトロという
ハイブリッドで優勝を狙う、と謳いあげた。

その内容が
基本はディーゼルエンジンによる後輪駆動だが
ストレートなどで
電気モーターによって前輪も駆動して
より強い駆動力を得るというもの。

日本人はルマンに興味が薄いので
欧州のように
ここまで努力しても
なかなか「技術による前進」という
企業スローガンが浸透しない……と
アウディの広報担当者は残念そうだった。

e-tronとは
アウディが新世代の代替燃料車に
与える名称なので
今後
量産車でも前輪は電気で駆動する
新世代のクワトロが出てくる可能性もある。

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ルマンに出走する4台のドライバー勢揃い

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4台中2台がe-tronクワトロ

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オシャレなアウディはサロンにもブランドロゴを

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