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2012年2月29日 (水)

ランチ1週間その301

先週のランチ報告です。
月曜日は外苑前の「金華飯店」で
季節野菜の素揚げ丼(945円)

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港区南青山3-1-30 B1/03-3479-4967

なにも特筆すべきものは
見当たらない。
料理ってむずかしい。
火曜日はランドローバー・イヴォークの試乗会で
小田原ヒルトンにてカレーライス。

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小田原市根府川583-1/0465-29-1000

ブッフェだったので
ほかにもメニューでは
カニとか寿司とかあったのだが
長蛇の列で断念。
なんでも
ブッフェを食べにくるバスツアーがあるらしい。
だったら眼の色変えて並ぶよね。
来た目的なのだから。
水曜日は本郷「ファイヤーハウス」で
ダブルチーズバーガー。

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文京区本郷4-5-10/03-3815-6044

これは取材の流れで。
さすがボリュウムがある。
僕はふだんはチーズバーガーですら食べないのに。
木曜日は撮影の流れで
銀座東武ホテルB1の「むらき」で
天丼(1000円)
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中央区銀座6-14-10/03-3546-0111

今週はほとんどが
「流れ」で食べていたようなものだった……。

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2012年2月28日 (火)

創業300年馬場本店の酒の味

クオリテ」というクラブマガジンで
佐原の取材をしたとき
馬場本店という
歴史ある造り酒屋で
蔵出し原酒」というのを購入した。
それがこのあいだ届いた。

ここはなんでも
創業300年とかで
いまは30代の夫婦で酒づくりに励んでいる。
(事務をとっている主人のお姉さんも美人)
昔ながらのレンガ造りの建物が
とてもいいかんじだ。

さっそく家で飲んだ。
日本酒を飲むのは
久しぶりだったので
海苔をサカナにというのが
ワインなどと違って
新鮮でよかった。

日本酒は
ほんと酒肴がいいね。
僕は海苔いがいだと
じゃことか豆腐が好きだな。
このちまちまっとしたかんじも
日本酒のよさなんだろう。

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五合で1200円

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酒づくりに情熱を燃やすご夫婦

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2012年2月27日 (月)

フレンチレストランのカレーライス

レストランの売上げを
東北大震災の被災地に寄付するという
目的で
都内のフランス料理店による
特製カレーライスをふるまうイベントがあり
東京最高のレストラン」の
オオキ編集長に誘われ
目白のレストラン「ラムジカ」に行った。

3000円の会費制で
特製カレーライスは5種類
参加店は
「オギノ」
「レフェルヴェソンス」
「ルブルギニヨン」
「ラムジカ」
それにもう一軒はシークレットとのこと。

各店が鹿だったり牛だったり
魚貝だったり
それぞれの持ち味を活かした
カレーソースを作っている。
なので1軒がシークレットとは
どういうことなのだろうか。
仕上がりに満足しなかったのかな。

お皿のサイズはいろいろ選べる。
ワインは1杯500円。
もちろんひととおり食べたが
興味ぶかいことに
どれもなんだか
少しずつ違和感がある。
ゴハンと合わないなあと思いはじめた。

カレーライスではない。
カレーソースのゴハンだけなのだ。
むしろカレーソースだけ
スープのように食べたほうが
自然なかんじのものすらあった。

あとでその話しを
カレーライス専門店でしたら
「バターを使うとか
重く作りすぎたのでは」と言われた。
試みじたいはすばらしいので
このまま続けてもらいたいが
カレーライスより
もっと正攻法でいくというのは
どうでしょう?

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2012年2月26日 (日)

シャングリ・ラは2年で50増える

シャングリ・ラ東京
プレスを招いて
これから数年のシャングリ・ラ・グループの
事業展開を説明する会があった。

高級ホテルのなかでも
かなり上位に位置するシャングリ・ラだが
今年から来年にかけて
およそ50件の事業計画を展開中というから驚く。

なかでも集まったひとたちの中から
おーっという声があがったのが
2013年に開業予定の
シャングリ・ラ「ザ・シャード・ロンドン」
欧州一高いビルの中間部分に
18のフロアを使ってオープンという。

「客室とロンドンアイの最も上とが
同じ眼の高さになる」と
アメリカ人の広報ディレクターの説明があったが
レンツォ・ピアノ設計になる
個性的なデザインの建物は
いまも欧州で高さがひとつの価値になるのだという
興味ぶかい事実とともに印象的だった。

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説明会で見せられたザ・シャードはロンドン南岸に建つ

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記者会見のあと提供されたフォアグラ入り茶碗蒸し

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2012年2月25日 (土)

リニューアルUOMOでスパゲティ

リニューアルした「UOMO」。
家に届いた封筒を開封して
ぶ厚いのにオドロイタ。
気合いが入っているな。

僕はここで
「ガチメシ」という
ちょっと(笑)なタイトルの
連載を担当。
小山薫堂氏と
ホフディランの小宮山雄飛氏に
毎回ひとつのお題(食べ物)にまつわる
おすすめ店を挙げてもらう。

第1回めは(イタリアレストランの)パスタ料理。
小山氏は「イルマンジャーレ」(麻布十番)の
スパゲッティ・ラットゥーガ。
レタスが和えてある
シャキシャキした食感のスパゲッティ。
鵜野シェフがイタリア修業中に
シェフの奥さんのまかないで知った料理だとか。

小宮山氏は
ダノイ」の
「スパゲッティーニ、キャベツとアンチョビの
アーリオオーリオ」。
そもそも原宿育ちの小宮山氏
広尾にダノイがあったころ
たまに家族で行っていたので
思い出の一品でもあるとか。

取材したのは日本橋にオープンしたダノイだが
広尾の店は
雰囲気もこじんまりしていてよかったな、たしかに。
今回は上品にまとまったが
次回はかなり強烈な「ガチ」メシになるよ。

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イルマンジャーレのレタスのスパゲッティ

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ダノイ日本橋のキャベツのスパゲッティーニ

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2012年2月24日 (金)

アレックス・カー氏に会いにいった

今日発売の「GQ」誌の巻頭特集のために
京都・亀岡在住の
アレックス・カー氏にインタビューに出かけた。

米国東海岸出身のカー氏は
いってみれば
現代のラフカディオ・ハーンで
日本名こそ使わないが
かつてハーンが
日本についてさまざまな考察を
著作にまとめていったように
美しき日本の残像」や「犬と鬼」など
日本人が読んでもおもしろいエッセイを
何冊も著している。

2000年に書かれた
「美しき……」の中で
カー氏は
いままさにこの瞬間
世界に誇るべき
日本の伝統的な美が
無用な土木工事や
長期的な視野と美意識に欠けた
為政者の都市計画によって
失われつつある、と書いている。

それからもう12年も経って
いまの日本の状況を
カー氏はどう思っているんだろう、というのが
僕の興味だった(いや、雑誌の興味だった)。
カー氏の日本における住居は
亀岡市の矢田天満宮の境内にある
かつては尼寺だったとかいう
日本家屋だ。
外観は古いが
室内は照明も空調もモダン。

「日本人は街並み保全という意識に乏しい。
外観はなるべくいじらないで
内部を快適にする
西洋的なやりかたをとれば
美しい町が残るのに」と残念そうに。
それを実践しているのだ。

カー氏に言わせると
木造家屋は配線や配管を加えるのが
とても楽で
その点、西欧の石造りの建築物の
現代的改装とは比べものにならないぐらい
やりやすいそうだ。
なので「やらない手はないと思うですが」と
いうことだった。

カー氏に
これからの日本はどうすればいいか訊ねると
「いまも工業が中心にという考え方が
古すぎる。
90年代以降はどの国でも
観光が産業のメインになってきている。
自然とか歴史とか
しっかり守り
国内外からの観光客を誘致して
お金をかせぐ。
それをやらない国はもうかりません」

カー氏じしん
四国や岡山で
景観保存と観光客誘致のプロジェクトの
相談役を務めている。
僕はそれを聞いて
日本の雇用が減少するいま
思い切って
国をあげて観光立国宣言をするといいと思った。

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骨董品にも目利きのカー氏のリビングルーム

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昔の尼寺というカー氏邸

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2012年2月23日 (木)

イヴォークはデザインがいい

クルマには二つある。
ひとつはコンセプトモデルとか
ショーモデルといって
1品製作の特別なもの。
自動車ショーとか
投資家向けに作られる。
たいていものすごくカッコいい。
走らない場合も多いが。
もうひとつは
その評価を活かしながら
作られた量産車。

ショーでコンセプトモデルが公開されるときは
すでに量産車がスタンバイしていることもある。
レンジローバー・イヴォーク
2008年に初公開して
発売されたのが2012年だから
ショーの評価を確認しながら
詰めを行っていったのだろう。

「このクルマの最大の特徴は
コンセプトモデルに
出来るだけ忠実に量産化に成功したこと」
このあいだ僕が出かけた
小田原での試乗会会場で
輸入元の
ジャガー・ランドローバー・ジャパン
広報担当者はそう説明してくれた。
たしかに
イヴォークが発売されるというニュースがあったとき
(よくやったなあ)と思ったものだ。

ボディは2ドア(クーペという)と4ドア。
コンフォート(ピュア)
豪華(プレステージ)
スポーティ(ダイナミック)
3つの方向性を強調したサブグレードが用意される。
エンジンは2リッターターボで
ハルデックスのシステムを用いた
フルタイム4WDシステムを搭載する。

操縦性はものすごくスポーティでも
かなりヨンクっぽくもなく
乗用車としてよく出来ている。
ピュアはとくに
適度に適度にスポーティで
ハンドルのギア比と
サスペンションの設定が合っていて
ふつうに走れば快適
とばせばそれなりに気持ちいい。
ダイナミックもタイヤが大きくてカッコいいのだが
すこしやりすぎ感がある。
僕なら450万円で買えるピュアがいい。

「大半のひとが4ドアを選んでいます」と
広報が言うように
日常の使い勝手はこちらだろうが
後席はシートが小さくて
ふだんおとながリラックスするには
不満が残りそう。
ならばクーペと割り切って2ドアがカッコいいと思う。
「いままでとまったく違う顧客が
興味をもってくれている」ということで
ムリしてでも昨年秋の東京モーターショーに
出品してよかった、と胸をなでおろしていた。
しかし受注が多すぎて納車は半年待ちだとか。
でもそのぐらい待つのも楽しそうだ。

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2ドアのクーペ(ルーフは2トーンの仕様)

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ウェッジシェイプのプロファイルが最大の特徴

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内装はバリエーションがかなり豊富

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人工スウェードと表革の組み合わせがよかった

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雰囲気のいいダッシュボードも魅力的だ

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特別にスポーティなシートが選べるオプションもある

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ダイヤル式のギアセレクター(ジャガーと同様)

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4ドアのリアビュー(荷物はけっこう積める)

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2012年2月22日 (水)

ランチ1週間その300

先週のランチ報告です。
火曜日は魚藍坂のカレーライス専門店
サンライン」でカレーライス(それしかない)。

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港区高輪1-5-15/03-3441-0170

さらさらのカレー。
スパイスの効用を強く謳っていて
店外まで
スパイスの香りがする。
さらに
「からだの火照りが収まるまで
水は飲まないでください」と言われたり
妙なおもしろさがある。

水曜日は
シャングリ・ラホテル東京」の「なだ万」で
寿司を中心としたコ-スを。

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千代田区丸の内1-8-3/03-6739-7888

ホテルや旅を得意とする
ジャーナリストや雑誌編集者の
小さなプレスランチョン。
話題は以前も書いたように
フカヒレ料理提供禁止から
リゾートホテルのサステナビリティ
そしてクルーズの楽しさまで多様に。
木曜日は千葉の「ホキ美術館」に取材で。
「はなう」というイタリア料理のレストランで
ナスの入ったラグーソースとからめた
スパゲッティーニ。

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千葉市緑区あすみが丘東3-15/043-205-1500

雪が降る日だったが
予約でほぼ満席という人気。
夜も美術館とは関係なく営業しているそうだ。
隣が昭和の森公園だから
5月になったらきれいそうだ。
金曜日は新宿で取材のため
その前に韓国料理「長春館」でピビンパ。

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新宿区新宿3-8-10/03-3354-5141

有名な店でもなんでもないが
シンプルで素朴なピビンパ
なんだかうまかった。
土曜日は釜浅商店のクマザワさんと
角萬」で肉そば(汁いり)。

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台東区竜泉3-13-6/03-3872-5249

刀削麺のようなそば。
つなぎも少ないかんじで好み。
でも小麦粉ではないのだろうか。
汁がうまく
雰囲気がよく
「病みつきになる」と地元のひとが言うのも
よくわかる。
「冷や肉」と2杯食べたら
夜まで腹がすかなかった!

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2012年2月21日 (火)

これやこの浅草ばなし

浅草は僕のような
城南地区育ちには
魅力がつまった未知の世界だ。
このあいだは
合羽橋「釜浅商店」の
クマザワ社長の紹介で
観音裏にある「見番」で
芸者のおけいこを見学し
これもまた
知らなかった浅草をひとつ体験できた。

見番(けんばん)は
料亭が多い観音裏にある
芸者のおけいこ場
とくに今回は
今週の金土に平成中村座である
これやこの浅草ばなし」のためのお稽古である。

細帯を締めたすっぴんの芸者さんたちが
踊りの練習をするのだが
それでも充分華があって
見飽きない。
見学はふだんは許されていないそうだが
クマザワ社長の懇意にしているひとが
置屋の鑑札を持っていることで
こういうところに入れてしまった。

浅草の芸者はいま50人弱で
見番でうかがうと
「赤坂さん(さんづけがおもしろい)と
同じぐらいの規模」とのことだ。
若いひとたちが
もっと入ってきてくれるといいのだが
稽古が大変だからと
見番で聞いた。
でも芸者のひとたちは
真剣にやっていて
たいへんすばらしい世界を
のぞみ見することが出来た気分だ。

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2012年2月20日 (月)

458イタリアは9000回転

フェラーリ
いつ乗ってもいい。
所有するのは大変だろうけれど(憶測)。
デパーチャーズ」誌のために
フェラーリ458イタリアを借り
飛行場の格納庫を借りて撮影を行った。

当初予定した日には
積雪があって延期。
つぎはよく晴れてほっと胸をなでおろしたという
経緯がある。

458イタリアはようやく
フェラーリがまともになったというかんじの
官能的なスタイリングだし
乗ればウルトラスムーズで
ウルトラ速い。

眼の前に置かれた回転計をみると
9000rpmからレッドゾーンが始まっている。
下から太いトルクが出て
あっというまに法定速度に達してしまうので
いったいここまで回せるのは
どんなときなのだろう……と思う。

昨年マラネロという
中部イタリアのフェラーリ本社を訪れ
テストコースを走らせてもらったときも
とてもそこまでは回せなかった。
もったいなかったな。

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4.5リッター570馬力で2830万円なり

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9000rpmからがレッドゾーン

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2012年2月19日 (日)

ヴァンピックルのよい香り

久しぶりに
銀座のヴァンピックルに。
ここは炭焼き肉とワインのビストロ。

以前はよくここで
モクモク上がる煙を見ながら
ワインを飲んだものだった。
NILES NILE」誌の取材でと頼まれたときも
即座にあの香りがよみがえるほどだった。
吉田豚という
埼玉県の一種の銘柄豚を
銀座店と丸の内店で
一頭買いし
半分ずつ分ける。
それが店内にどんとおかれている。

炭火で焼き
最後にブドウの枝をくべる
あの香りがいいのだ。
それだけでワインに
「プレミアム」な価値がついた気になる
といったら言い過ぎ?

じつはこの1階が
僕がときどきお邪魔するワイン屋さん。
この取材のときも
店外でばったりオーナーと会って
家飲み用を12本
買ってしまった。

「卸より安いですよ」と
以前知り合いのワインバーで
教えてもらっただけあって
種類は豊富
価格は低い。
僕など
「今日はカレーなんですが」と言って
ワインを選んでもらったりする。
セレクトは的確だ。

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中央区銀座4-3−4/03-3567-4122

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吉田豚の香り焼き骨つきロース(1575円~)

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2012年2月18日 (土)

フカヒレで考えたこと

高級ホテル「シャングリ・ラ」が
1月17日
つまり昨日から
全世界72の系列ホテルでの
フカヒレ料理の提供中止を実施した。

理由として
ホテルでは「サステナビリティ」という言葉を
使っているが
サメが絶滅を危惧されている魚であることと
一部のサメ漁が残酷であることゆえ
あちらで禁止の声が高まっているのが
背景としては大きいようだ。

たしかに米国の水族館に以前行ったとき
乾燥したフカヒレが飾られていて
「サメは数が減少しています。
フカヒレを食べる国がありますが
食べないようにしましょう」と書いてあった。
子どもへの刷り込みが
いま効果を現しはじめたということかな。

日比谷にもある
ザ・ペニンシュラ
昨年からフカヒレの提供を中止している。

「これって(一般のひとに)どう思われるでしょう」と
シャングリ・ラ側に問われたので
基本的にいいことだと思われるでしょう、と
答えた。
ただしシャングリ・ラがすでに行っているように
中国・成都でのパンダを保護するための
サンクチュアリへの寄付などの活動と
同じ軸で
一般のひとに理解してもらうのは
多少むずかしいだろう、とも答えさせてもらった。

なぜならパンダとサメでは
一般のひとの感情が違うからだ。
パンダは「私も好きだから
守ってあげるの賛成!」という感情が働くが
サメはなかなかそうはいかないだろう。

なので
この活動を充分に浸透させるには
おそらく一般のひとに
「あなたにとってサメは大事な生き物なのですよ」と
気づかせることから始めるのが大事だろう。
自分とサメの距離が近くなったとき
ひとは守るべき対象として
真剣に考えはじめるような気がする。
フカヒレ提供中止も
なかなか大変だ。

さらにいま
マグロがやはり絶滅を危惧されている。

「幼魚を根こそぎさらってきて
水槽で大きくしていくようなやり方を
日本の業者はやっているが
それでは数がなくなってしまう。
少し乱暴な言い方だけれど
マグロは高級魚として
成魚のみ獲って
多少高い値段になるかもしれないが
それだけを提供するような
方向しかないのではないでしょうか」とは
僕がこのあいだ行った
寿司店の主人の意見だ。
正しいと思う。

シャングリ・ラによると
フカヒレのつぎはマグロ
そしてスズキも規制の対象に入っているとか。
生物資源としての魚の大切さ
真剣に考えるべきときなのだろう。

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2012年2月17日 (金)

蔦屋書店から広がるもの

いま発売中の「ENGINE」で
代官山の
蔦屋書店の自動車書籍コーナーについて書いた。

蔦屋書店
TSUTAYAではないように
販売が主体の
新しいコンセプトを採用したのが特徴。
とくに
専門書店的な側面を
強化したのが注目点。

自動車書籍売り場をはじめ
料理
旅行
ファッション
建築
アート
それに文具や旅行といったように
セクションが
明確に区切られている。

なかでも自動車書籍は
尾山台にあった
リンドバーグ」が引っ越してきている。
僕の家から比較的近いこともあり
リンドバーグは時々のぞいていたが
路面的時代と違うのは
在庫が大幅に増えたことだ。
取り寄せが多かったが
代官山に移転して
平積みで何冊も置いてあるようになり
買いやすくなったのが嬉しい。

自動車は乗りものなのだが
じつは
読みものでもある。
なぜかといえば
多くのジャンルにまたがる
プロダクトで
科学技術をはじめ
工芸
社会
文明
文化など
あらゆる要素が入っているからだ。

日本の書籍には
マニアックなものや
ジャーナリスティックなものが多く
欧米では洗練されたものが多いのも特徴。
僕は自動車ジャーナリズムにおける
大先輩の
山口京一さんに
アメリカの自動車産業(の黄金時代)について
ぜひとも本を書いていただきたいと思っている。
売るのも大事だし
作るのも大事。
自動車を読む楽しさが
蔦屋書店をきっかけに広がるといいな。

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2012年2月16日 (木)

レクサスの新型GSに横浜で

久しぶりにレクサスに乗った。
新型GSだ。
特徴は4.8mの全長という
大ぶりなボディで
メルセデスでいえばEクラス
アウディならA6
BMWなら5シリーズという
それぞれのブランドの中核をなす
アッパーミドルクラスの
ど真ん中に切り込むモデルだ。

横浜のパンパシフィックで行われた
新型GSの試乗会
すごい人気で
(つまり乗りたいという
ジャーナリストが多かった)
いつもなら
いろいろ余裕で試せる試乗会でも
今回は午前中かかって2台がやっと。
注目されているのだろうな。

僕が乗ったのは
GS350バージョンL(670万円)と
レクサスなりに
ダウンサイジング化という
世界的潮流への回答として設定した
GS250 Iパッケージ(550万円)。

今回のGSは
レクサスのセカンドステージ
頭出しモデル」とレクサスが言うように
これまでの
静粛
快適といった価値に
運転しての楽しさを積極的に加えたのが特徴だ。

エンジンもさることながら
コーナリング時には
自動的にシフトダウンして
つねにトルクをたっぷりと感じさせてくれるATとか
前後左右のダンパーの減衰力を
自動的に制御して
快適なのだけど
運転するとロールは過度にせず
気持ちよくスピードが出せる
AVSという電子制御サスペンションとかの
テクノロジーがこなれて採用されているのが
気持ちよさに大きく貢献しているようだ。

こういう試乗会では
開発担当者がおおぜい来ているので
裏話など聞くいいチャンスだ。
このGSの「味」を作った
レクサスマイスターなる
伊藤好章さんと話したら
「9段階に分けたダンパーの減衰力を
ハンドルを切ったときの速度など
パラメターを多くして調整しているのが
操縦しての楽しさにつながっているのでしょう」と
教えてくれた。

フロントグリルなどは新世代のレクサスの
先鞭を切るもので
新しい印象が強いが
全体のスタイリングは
もう少し個性が強くてもよかったかもしれない。

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スピンドルグリルという新意匠

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着座位置などきわめて自然なかんじ

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運転席は豪華な仕上げ(一部オプション)

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後席空間はおとな2人に充分


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2012年2月15日 (水)

ランチ1週間その299

先週のランチ報告です。
火曜日は新宿のカレー専門店「草枕」で
トマトチキンカレー(800円)

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新宿区新宿3-1-32/03-6426-2302

スパイスたっぷりのカレー。
すごい湯気でしょう。
量はルーとライスともに1.5倍あっても
へっちゃらというかんじ。
水曜日は五反田のペルー料理「アルコイリスベンボス」で
アロスコンポヨ(1050円)

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品川区東五反田1-15-5/03-3449-6629

ピラフの上に素揚げした鶏肉が載っている。
鶏の大きさが以前より小さくなった気がする。
が、かんじもいいし
いつ行っても悪くない。
夜のほうが楽しいが。
あとはワインが充実すればいうことなし。
スピリッツを飲むのかな。
木曜日は六本木「小天地」で
豚肉と豆腐のしょうゆ炒め(900円)。

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港区西麻布3-1-22/03-3405-5508

悪くないが
どっちかというと
麺類のほうがエッジがたっている。
金曜日は神宮前「玉笑」で打ち合わせをかねて。
絶品のそばがき。

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渋谷区神宮前5-23-3/03-5485-0025

契約農家が焼き畑式で栽培する
そばで作ったそば粉を使う。
すばらしい香りと
プチプチ感のある食感が絶妙なうまさ。
それに豆腐そば。

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これもうまし。
緑豆豆腐はあまみもある。
土曜日は
やはり「玉笑」。
粗挽きせいろ(1050円)。

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うまい。
これも。
今回はとりわけうまいと思った。
それに豆腐そば。

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毎日食べてもいいぐらい
僕は浦川さんの豆腐そばのファンである。

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2012年2月14日 (火)

にもの丼の中の日本橋

週刊ポストの連載で
日本橋蛎殻町「かきがら町都寿司」の
にもの丼をとりあげた。

にもの丼
ホタテ
エビ
アナゴ
カンピョウといった煮物を
煮つめを塗って
ゴハンのうえに載せたもの。

出来たきっかけは
兜町のいそがしい
サラリーマンのためだったとか。
金は使うが
時間は惜しいというひとたちが
この界隈の飲食店を
支えていたらしい。

いまは周囲の会社で
もっと地価の低いところに
引っ越してしまうところが多くなり
だいぶ様変わりしたとか。
でもにもの丼は
そんなかつての
猛烈サラリーマンの置き土産なのだ。

あなごを仕込める量が
限られているので
ランチ時は限定約20食。
あっというまになくなっちゃう。
そこはかとなく土地がらみの歴史もあり
同時にある種の希少性もある。
こういう料理の話しは楽しい。

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2012年2月13日 (月)

CREAで東京レストラン

CREA」の3月号
「東京24時間旅行のすべて」という特集で
レストランのことを担当。
僕はビストロと深夜まで食事が出来る店
それにエッセイを書いた。

ビストロはポップな感覚の
いまっぽい店を中心に。
レカンが開いたビストロ「ル・シャ・スリヨン」(銀座)
吉野健シェフの「ラ・トルチュ」(広尾)
岩手の食材にこだわるビストロ「岩ヴィーノ」(渋谷2丁目)

深夜のほうは
90年代に人気だったイタリアンが復活した「ROSSI」(半蔵門)
COEDOビールを生で飲ませてくれる「GOSHIKI」(六本木)
「TWO ROOMS」のスタッフが開いた「R2 SUPPERCLUB」(六本木)

編集のウエダさんは
いつもニコニコしているが
なんだかやけに忙しそうで
その理由は本誌を手にとってわかった。
とにかく盛りだくさん。
これは倒れますよ。

もし僕がなにか興味あるものをと言われたら
銀座の割烹のランチ
浅草の老舗レストラン
代々木上原
そんなところをやってみたい。
食べ物好きが推す寿司屋というのもいいよね。
どんな親方が出てくるか
興味あるし。

いずれにしても
さきのウエダさんとアリマさんによる
渾身のCREA
書店で手にとってください。

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ポップなビストロ「ル・シャ・スリヨン」

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「ラ・トルチュ」の南の島のヤギのカルパッチョ

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「GOSHIKI」はポンプで5種類の生を飲ませてくれる

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「岩ヴィーノ」の岩中豚を使ったコロッケ

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「R2 SUPPERCLUB」のメッゼプレートはフモスなどの盛り合わせ

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2012年2月12日 (日)

モザイクが食欲を刺激する

料理にとって
ビジュアルは大事であり
時として
幾何学的な模様が
食欲をそそることもある。
これフシギ。

サンドイッチは三角
(厳密にいえば三角柱)。
どら焼は円
(同じく円筒)。
球に近いおはぎも人気だ。

大阪寿司も
折りに入ると
モザイク模様を成すことがある。
それに江戸前寿司にも
そういうパターンが往々にしてある。
思うに
「こんな発想いいね!」と
作り手のデザイン力とか
着想に感心すると
ふしぎと食欲も湧くということかな。

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新大阪駅で買ったバッテラはおいしそうなモザイク

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銀座「二葉鮨」の隠れメニュー鉄火丼もモザイク

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2012年2月11日 (土)

テスラのモデルXとカリフォルニア

ちょっと変わった
プレス発表会があった。
映画「アイアンマン」の
モデルにもなったといわれる
米国のベンチャリスト
イーロン・マスクが設立した
電気自動車の会社
テスラ」による
新車発表会が青山で開かれた。

変わったというのは
ブロードキャスティングを使って
カリフォルニアでの
発表会と同時中継するというスタイルのことで
青山に実車はなし。
プレスはみな
モニタースクリーンを見ることになった。

モニタースクリーンが小さいとか
開始が遅れたとか
中継中にしょっちゅう
バッファといって
主催者がわのPCの
一時保存機能が働いて
画像と音声が中断するなど
よくいえばライブな雰囲気満載だった。

それでもフシギなもので
どうやら大きな会場の盛り上がりかたが
ものすごく強烈で
ずっと印象に残っている。
マスクCEOがモデルXとよばれる
電気モーターで走るSUVを紹介するさまとか
加州のブラウン州知事
おおげさな演説のようなスピーチとか
ロックコンサートか
政治集会のような盛り上がり方だった。

モデルX
まったく新しいプラットフォームを使ったモデルで
前後に電気モーターを搭載して
前輪と後輪を電子的に統合制御する
総輪駆動(テスラはAWDと呼んでいるが)するシステム。
7人乗りの大型で
リアドアは「こうとしか呼びようがなかった」と
マスクCEOが語っていた
ファルコンウィングドア」なる
AMG SLSを思わせる跳ね上げ式となっている。

「SUVは進化してきた。
モデルXは
(アウディQ7の画像を指して)このようなスタイルと
(ホンダ・オデッセイ)このような機能性と
(ポルシェ・パナメーラ)このような性能を
ひとつに合体させたモデルなのです」
マスクCEOはそう語り
それを電気モーターをコントロールすることで
可能にした、とした。

「iPadより洗練されたシステム」(マスクCEO)という
タッチスクリーンを車内の備えているのも
新世代のEVの特徴のようだ。
「自由な雰囲気と
ベンチャー企業を育てる気運にあふれる
カリフォルニアから
このような先進的なクルマが生まれるのは
必然でもある」ということを
ブラウン州知事は叫ぶようにして「演説」した。

2013年に生産開始
2012年に納車開始
それがいま発表されているスケジュールで
今回見せたクルマはまったくの試作車
これから「アルファ版」そして「ベータ版」
最後に完成車にいたるそうだ。
僕には「カリフォルニアだから生まれたのだ」という
知事の演説がものすごく印象に残った。

日本でもこうして英語を駆使しながら
「ここだから世界に誇るべきクルマが
生まれたのだ!」と
世界に向けて発信していくべきろう。
それがクルマであれ
PCであれ
ファッションであれ。

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英国のスポーティカーを思わせるスタイル

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静止から100km/hまでの加速は5秒以下という

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リアにはファルコンウィングドア装備

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カリフォルニアでの発表会の風景

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2012年2月10日 (金)

アウディがA6アバントを発表

アウディの発表会が
グランドハイアット東京であった。
車種はA6アバント
アッパーミドルクラスセグメントといって
ライバルは
メルセデスベンツEクラスや
BMW5シリーズという
強豪のいるマーケットだ。
ここはドイツ車の独壇場だな。

新型の特徴は
「ウルトラ」とアウディが名付けた
軽量シャシーによって
従来より約20kgボディが軽くなっていて
それが燃費にも貢献していることだという。
ラインナップは
2.8FSIクワトロ」(640万円)と
3.0TFSIクワトロ」(865万円)。

アバントは
アウディが
ステーションワゴンに対してつけた名称で
最初に100アバントが登場してから
35年になる。
なぜアバントなのか、について
「ステーションワゴン
(ドイツではコンビと呼ばれたりする)は
荷物を運ぶためのクルマ
アバントは運ぶ荷物があるひとのためのクルマ。
つまり一種の
ライフスタイルビークルなのです」と
アウディでは説明している。

だからアバントはテールゲートが傾斜している。
メルセデスが
ほぼ垂直に立っていて
荷室の容量を重要視しているのと
対照的なのだ。

発表会では最前列に座ったので
じっくり顔を拝見する時間があった。
LED使用に先鞭をつけた
ヘッドランプをもつ
アグレッシブな顔つきと
ヘッドランプの上から
テールまで
すぱっと入れられた
鋭いキャラクターラインによる
硬質感が「いいもの」感につながっている。

もうひとつおもしろかったのは
アウディでは
装備をライバルと比較
4WD
19インチホイール
レザーシート
14スピーカー
こういうものが標準装備なのは
アウディだけだと強調した。
「最初から装備を豊かにするのも
アウディのポリシーだ」と
マーケティング担当者。
ははあと思った。
個人的には
必要ないと思うものもあるが
(大径ホイールとかレザーシートとか)
おもしろい主張である。

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上質な磁器を連想させるきれいな面を持つ

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軽やかがキーワードでバレエダンサーも登場

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インテリアの上質さもセリングポイント

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傾斜のつよいテールゲートがアバントの特徴


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2012年2月 9日 (木)

自分だけのフェラーリを

クルマ好きならいちどは夢みるのが
自分仕様のクルマを作ること。
子どものとき
クルマの絵ばかり描いていた
記憶が鮮明なひとは、
エクステリアからインテリアまで
自分好みをクルマを
デザインしてみたいと思っているかも。

そんな気持ちをくすぐるのがフェラーリだ。
なにしろボディデザインからして
世界で1台しかないクルマを作ってくれる。
これはすごいサービスだ。

さきごろは「テイラーメイドプログラム」といって
インテリアとボディのカラリングを
お好みで仕立てるサービスを開始した。

少し前に僕はその発表会のためにイタリアまで出かけて、
実際にフェラーリがなにを考えているか
この耳で聞く機会があった。
発表会は本社で
フェラーリの社長
デザインディレクター
そのほかのお歴々が列席して。
前の晩はフェラーリの
ルカ・ディ・モンテツェーモロ社長の自邸で
世界中のファッションプレスとともに夕食会に招かれた。

このプログラムは3つのテーマで成立している。
「スクデリア」はレースのイメージ
「クラシカ」は歴史的なロードゴーイングカーのイメージ
そしてイタリア語で未発表の意味する
「イネディタ」はオリジナル。

たとえば
いま40代後半でレースファンなら
フェラーリF1チームのジル・ビルヌーブとか
ニキ・ラウダの活躍は鮮明におぼえているだろう。
そんなひとだったら
たとえば1976年にラウダが操縦していた
312TというF1マシンのイメージで
内外装を仕立てることが出来る。
もちろんシューマッハでもいい。
あまり趣味がいいとは言えないが。

おもしろかったのは
フェラーリのデザインコンサルタントを務める
ラポ・エルカンというデザイナーであり
フィアットグループにかつて君臨してい
た故・ジャンニ・アニェッリの孫であるひとが
自分のために仕立てた仕様。
イタリア・インデペンデントという
ファッションブランドを持っているだけに
ジーンズ生地をカリフォルニア・スパイダーの
内装に張ってしまった。

「価格は車両代金の25%以上。
クラッシュしたときに
乗員をけがさせる可能性があったり
ワシントン条約に抵触したりしないかぎり
どんな素材でもお望みのものを使います」とは
デザイン・ディレクターの弁。
なんでもやってくれるが
あまりに悪趣味に走ると
ブレンドイメージが傷つくからと
注文にあたっては
デザイナーがコンサルタントとしてつく。

最近聞いた話では
日本人がひとり
この「テイラーメイドプログラム」をオーダーしたそうだ。
まず日本で車両を注文して
次にボローニャ近郊にあるフェラーリ本社で
内装の仕様を決定する。
どんな仕様にしたのだろう。
興味を惹かれる。

おそらく注文に際しては
よほど明確に引用先をもって臨まないと
生半可な美意識では
あっというまに陳腐化する仕様になってしまうだろう。
それゆえセンスのみせどころだ。

以前イタリアのランチアという自動車メーカーが
Y(イプシロン)というコンパクトカーを発表したとき
たしか112色のボディ色を用意した。
しゃれてるなあと思ったが
「イタリア人はこういうのが苦手。
自分を表現するのに臆病になるから」と
イタリアのデザイナーに聞いた。
だったら日本なんてどうなっちゃうんだ。

ならば僕が
「テイラーメイド・プログラム」を使うとしたら
どんな仕様にするかーー。
日本でしか作れないデザインがあるとしたら
それは日光の東照宮ではないかと思っている。
陽明門とか唐門でもいいし眠り猫の色使いでもいい。
あれらをデザイン要素として取り入れると
おもしろいクルマが出来ると思う。
いわゆる宮型の霊柩車になってしまうかもしれないが
ミニマルなデザインしかない自動車の世界に一石
それも大きな石を投じることになるのではないか、などと
思ったりする。

それはともかく。
自分でクルマをデザインするのは夢でも
誰でもおいそれとそれが出来るわけではない。
遊びならいいが
ずいぶん高価な遊びだ。
それを楽しませるというのだから
豪勢な話しだなあ。

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ラウダの312Tをベースにした展示

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ボディの塗り分けやラインの入れ方やシート生地の提案

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このFFはヨットなどを取り込んだ「イネディタ」の提案

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こんなふうに素材を選んでゆく

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荷室まで凝るとこうなる

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ディ・モンテツェーモロ社長(左)とエルカン

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ラポ・エルカンが自分のために作ったカリフォルニア

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内装はジーンズ生地だ(経年変化などは保証されないらしい)

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エルカンのクルマのためのイメージボード


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2012年2月 8日 (水)

ランチ1週間その298

先週のランチ報告です。
日曜日はミュンヘンから東京へ戻る
ルフトハンザの機内で
ナメタガレイの煮付け。

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まあ、悪くない出来。
昔のルフトは意あって
ぜんぜん力足らずってかんじだったが
このところ進境いちじるしいような。
ってそれほど乗っていないんだけれど。
月曜日は六本木「小天地」の
特製醤油炒飯(900円)。

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港区西麻布3-1-22/03-3405-5508

悪くない。
しかしいつも思うのだが
なにかが足りないのも事実だ。
火曜日は「恵比寿公園前カフェ」で
羊のラグーソースのスパゲティ。

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渋谷区恵比寿西1-12-11/03-5459-0505

ここはいつもうまいなあ。
パスタの茹でかげん絶妙。
ラグーソースも
ていねいに作ってある。
価格も1200円からだし
めちゃ混んでもフシギでないが
場所柄かな
いつも空いている。
水曜日は日本橋蛎殻町「かきがら町都寿司」で
にもの丼。

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中央区日本橋蛎殻町1-6-5/03-3666-3851

木曜日は恵比寿「カレーライス協会」で
カレーライス。

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渋谷区恵比寿南2-31-3

野菜をミキサーにかけて
スパイスと合わせたような
独特のルー。
それに茹でた野菜(鶏のドラムスティック1本入り)が
別に出てきて
自分で混ぜて食べる。
ルーは途中でなくなるが
店主がすぐおかわりを持ってきてくれる。
独特の店。
丸いテーブルがひとつだけで
客どうし妙な連帯感が生まれる。
土曜日は取材で京都まで。
新横浜で買った崎陽軒のしゅうまい弁当。

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あいかわらずの味。
上手に作ってある。
でも味濃すぎだな。

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2012年2月 7日 (火)

ヒルズのMOTHER'S食堂にて

六本木ヒルズに
MOTHER'S食堂」なる
レストランが12月にオープン。
そのプレス向けのレセプションが
先週開かれた。

なんでも
社員食堂がコンセプトで
同時に
店名にあるように
おふくろの味を思わせる
メニュー構成がウリだという。

ランチは「昔ながらのライスカレー」(700円)など
ディナーは
「とんぺい焼き」(900円)もあれば
「握り寿司盛り合わせ」(6個1500円)もあるし
「特製ビーフステーキ」(120g/2300円)も。
総花的な内容だ。

聞けば
プロデュースは中村悌二
インテリアデザインは森田恭通
コーディネーションな中村貞裕と
おなじみの名前が並ぶ。
もっと驚いたのは
経営母体の
フィールズジュニア株式会社の社長が
ソムリエの渋谷康裕さんだったことだ。

フィールズという会社の内容をみると
円谷プロダクションとか
角川春樹事務所も入っている。
おもしろいことを知った。

話しをMOTHER'S食堂に戻すと
かつて飯倉片町交差点そばの
ルセップ」で
自然派ワインのことを
いろいろ教えてくれた渋谷さん。
こういう現代的な業態でも
自身の飲食におけるポリシーを貫いて
僕たちにとって
新しいことを教えてもらいたいなあと思う。

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六本木ヒルズ・ウェストウォーク5F/03-5413-9577

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とんぺい焼

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鮭といくらの土鍋ごはん

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こんなインテリア


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2012年2月 6日 (月)

大阪ならではの眺め

関西へ出張。
京都・亀岡が目的地だったが
そのあと写真家のヨコギさんが
「大阪で夕食を食べよう」と言うので
ヨコギさんのクルマで
大阪まで。

大阪では新御堂を走った。
いつもは御堂筋線から道路を見るが
今回は逆にクルマから
電車をみることに。
なんとなくおもしろい眺めで
好きだ。

東京でもりんかい線の一部で
高速道路が見えたりするところとか
首都高速4号線で
赤坂の歩道と並行するところとか
別の移動手段が並ぶのが
僕は好きだ。
どうしてだろう。

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2012年2月 5日 (日)

銀座は変わらない

銀座についての特集を
雑誌「NILE'S NILE」が組んだ。
その冒頭の
銀座を建築の面から見るという
企画を担当させてもらった。

これは建築家であり
芝浦工業大学の教授であり
さきごろ好評だった
「建築のメタボリズム」展の
キュレーターだった
八束はじめ教授への
インタビューで構成した。

その一部がおもしろいので
ここで紹介させてもらおう。

――銀座らしさを守っているものは。
「いわゆる、老舗のだんな衆でしょうか。

もう少し正確には
銀座街づくり会議という
銀座を代表するような企業のオーナーたちによる
評議会が存在していて
そこに
銀座らしさを守っていこうという
集団意識のようなものを感じます。
たとえば銀座三越のリニューアルですが
あれも銀座的でした。
銀座通りには伝統的なイメージを構築して
増築ぶんは晴海通りのほうに展開しています。
日本橋三越と同じ考えです。
いってみれば表と裏とを使い分ける発想です。
これはおもしろい考え方です。
日本いがいあまり例がない。
でもそれで銀座らしさが保たれます」

――銀座では話題になる建物がなかなか出来ないようですが。

建築のメタボリズムを開催するにあたって
過去の文献をいろいろ調べましたが
終戦直後からずっと
銀座の街をいじろうというアイディアは
まったくといいほど提案されていないのです。
渋谷、新宿、それから深川なんて、
数多くの都市改造計画が提案されているのですが」

「建築家の磯崎新
1963年に提案した空中都市計画は丸の内
丹下健三は1960年に再開発計画を提案したのは築地。
ともに銀座を外している。
おそらく銀座はそのまま残したほうがいいと考えたのでしょう」

話しはそれるが
八束はじめ教授の近著
Hyper Den-City」は
都市論としてかなりおもしろい。
省エネなどの立場から
東京の在り方を論じた本だ。

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発展の可能性を八束教授が説くウォーターフロントの芝浦工大

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2012年2月 4日 (土)

ミネバルうまし

先日ひさしぶりに
連絡をもらった
編集者の友人と
デザイナーの友人とで会食。
男3人で
神泉のスペイン料理「ミネバル」に
またおじゃました。

ここは本当においしいと思う。
「予約はオガワさんたちだけでした」と
オーナーシェフの
峯さんは言うのだが
当日は満席。
カップルが多く
僕たちのような自由業は少ない模様。
このおいしい店に
連れてきてくれる男は
信用していいと思う。

そんなわけで
どれもうまいのだが
当日の白眉は
タラの白子とポテトのギャレット。
とろとろと
シャキシャキ
2つの食感と
どちらも淡い味わいが
うまく活かされている。

「ひとり1万円超えてはいけないと
思っています」と
かつてシェフが語ってくれたように
ワイン3本飲んで
ひとり9000円弱。
満足感のある店だ。

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渋谷区神泉7-6/03-3496-0609

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熱いオリーブオイルの中の白海老(半生で食べなくては)

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カキとほうれんそうのグラタン

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魚貝のパエヤ

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2012年2月 3日 (金)

美味の麻婆豆腐

週刊ポストの連載
「うまいもの探偵団」で
代官山「美味」の麻婆豆腐をとりあげた。

僕がもっとも印象に残っている
麻婆豆腐
このお店が広尾にあったときのもので
一般的なスタイルでなく
ぽろぽろと
炒り豆腐のようなスタイルだった。
それがとてもおいしかった。

教えてくれたのは
当時ちかくに事務所を持っていた
故・渡辺和博さんで
原稿をもらいにいくと
「ちょっとメシくおうよ」と
美味に行くのだった。

そのあと美味では
料理長が替わり
麻婆豆腐も一般的なスタイルに。
といっても
豆腐の味がちゃんとする
よく出来たもので
僕はこれはこれで美味の特徴ではないかと
思っている。

もうひとつの特徴は
オーナーの欧陽蓓蓓(ペペ)さんという
欧陽韮韮の妹さんの美意識を反映して
豆腐がみごとに同じ形に切れて
すべて角が立っていることだろう。

オーナーは常に店の一角にいる。
これも大事なことで
それを守っているから
いつも埃が落ちていない
清潔さが保たれている。
僕はこれも大事なことと
おおいに評価している。

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渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山/03-3770-2168


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2012年2月 2日 (木)

冬はおでんでしょう

冬になると
1週間に一回は食べたくなる
おでん。
でもおでん屋は
おいしいと思えるところに
行ったことがない。
家のほうがうまい。

具は日本橋の「神茂(かんも)」と
決めている。
近所のスーパーでも
詰め合わせを売っているが
やはり
日本橋の本店がいい。
なにしろ種類が多い。

あれやこれやでいつも
たいてい
買いすぎて
寸胴があふれそうになってしまう。
(懲りない)
海老やゴボウや
具がはいった練り物もいいが
具なしも光る。

でも食べるときは
まず大根と昆布とちくわぶ。
それから練り物にして
また大根。
大根が好きなのだ。
で、ひょっとして
外で食べても
いまひとつ
おいしいと思えないのは
遠慮せず好きな具を頼むのが
はばかられるせいかも。

寿司屋みたいに
(何度も同じものでは嫌がられるかも)なんて
自己抑制してしまい
結果(悪くないけれど
手放しで称賛はできないなあ)ってなことになる。

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2012年2月 1日 (水)

ランチ1週間その297

先週のランチ報告です。
月曜日は
麻布十番「イルマンジャーレ」で
「スパゲッティ・ラトゥーガ」。

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olor="#0000ff">港区麻布十番1-9-2/03-6459-1577


ラトゥーガとはイタリア語で
レタスのこと。
「温かいサラスパです」とは鵜野シェフの弁。
しゃきしゃき感がおいしい。
火曜日は以前も書いた
帝国ホテル東京」の「レセゾン」で
オテル・リッツ・パリの「レスパドン」との
コラボレーションの
プレス向けランチ。

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千代田区内幸町1-1-1/03-3504-1111

こちらはプチフール。
抹茶を使うなど
日仏コラボレーション。
水曜日は神楽坂のカレー専門店「キサク亭」で
キサクカレー(500円)

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新宿区神楽坂1-14/03-3260-6639

スパイスが効いていて
僕が好きな味だ。
なんでも30種類ぐらいスパイスを入れているそうで
あと200円出して「キサクマサラ」にすると
さらに20種ぐらいスパイスが増えるとか。
木曜日はフランクフルトに向かうルフトハンザ機内で和食。

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そして主菜。

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これも前に書いたが
ザ・ペニンシュラ東京」とのコラボレーション。
なかなかおいしい。
金曜日はニースの「ロワイヤル・リビエラ」という
高級リゾートホテルで。
溶けそうなおいしいモッツァレッラに
カポナータの前菜。

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フジッリを使ったサラダふうパスタ料理。
日本人好みの味付け。

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そしてビーフのサーロインを使った(きっと)タリアータ。

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つけあわせはトウモロコシを使ったポレンタ。
どれもイタリア風味の料理だ。
ニースとかお隣のモナコは
イタリア料理が多いな。
上品なイタリア料理。
金曜日はニースからミュンヘンへと向かう
ルフトハンザ機内で。

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独特の臭みのある加工肉だった。
一瞬どきっとしたが
食べても無事だった。
すこし足りずに
ミュンヘン空港での同航空のラウンジで
ソーセージとポテトサラダ。

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カレー風味のポテトが妙に印象に残った。

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