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2011年6月30日 (木)

うなぎ好きにきびしい夏

ウナギは
稚魚を漁で捕まえて
それを大きくする、ことが多い。
近年
稚魚が捕れなくなっていると聞いている。
このあいだ
銀座「ひょうたん屋」でそれを実感。
張り紙に
7月初旬からの値上げが告知されていた。
うなぎのシラスの捕獲量が
どんどん減っているので値が上がっているとあった。
聞けば
「20年がんばってきましたが
ついにそうせざるをえないので」とのこと。

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そうなのか。
写真のうな重(梅)はいま1500円だが
まもなく1700円になる。
うなぎのような
嗜好性の高い料理は
質が落ちるより
価格が上がるのはしようがないかもしれない。
農産物の値上げが控えているし
ツライ夏になるのか……。

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2011年6月29日 (水)

ランチ1週間その266

先週のランチ報告です。
月曜日は東京・八重洲の
BMW JAPANに行った帰りに
有楽町「小洞天」で
酢豚ランチセット(1260円)。

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千代田区有楽町1-11-1 B1/03-3213-0056

甘い!
かつガラガラなのに
ひとり客はみな相席にさせる無神経さ。
けっこう年のいったサービスが多いので
ていねいかと思いきや
投げやりというダークサイドが出ている。
うーん至急改善したほうがよくないか。
火曜日は
青山「レフェルヴェソンス」に
S英社のハタカさんと。

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港区西麻布2-26-4/03-5766-9500

もと「サイタブリア」があったところ。
というか
サイタブリアのリニューアルオープン。
以前から「リニューアルして店名も変える」と
聞いていたので
こうなったのかと感心。
料理はていねい。
上は鮎とスイカ。
それからシグネチャーというカブの一品。

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パセリの風味が意外に相性がいい

メインは子羊のラグーのパイ包み焼き。

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こちらもあっさり仕上げすぎたきらいがあるものの
もちろん悪くない。
デザートは
モンブラン。

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メレンゲのなかにモンブラン

メレンゲで作ったリングが3層。
なかに栗とかシャンティイ-クリームとか
モンブランの構成要素が
ばらばらに入っている。
そしてメレンゲじたいも
それぞれ酸味が強かったり
甘みが強かったりと
味付けが変えてある。
水曜日は六本木「リューズ」。
こちらはもと「趙陽」あとに開店。
鉄板焼きフレンチという
おもしろいコンセプトだ。
前菜はアオリイカをさっと焼いたものを
サラダ仕立てに。

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港区六本木4-2-35/03-5770-4236

トマトのジュレが
ほどよいアクセントになっている。
それからシイタケ。
やはり鉄板焼き。
上にパトフィロならぬ
半透明の薄いラルドが載せてある。

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肉厚で味もしっかり

そしてスズキのポワレ。

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もうひと皿メインは
単角牛のソテー。

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目の前でシェフがていねいに
塊を焼き
それを切り分けるのを見ていたので
皿が来るときは
かなり食べる気満々。
このように
フレンチの中でも
ポアレやソテーするもので
メニューを構成していて
品のよいソースで変化をつけている。
一種のアイディアの勝利。
デザートは
フロマージュブラン。

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中にレモンクリームが入っている。
上はフロマージュブランのアイスクリーム。
「評判のよいひと皿」だそうだ。
木曜日は
釜浅商店のクマザワさんと「飯田屋」でうなぎ。
飯田屋はクマザワさんの古くからの友人。
一緒に行くのは初めてだが。
いいかんじの店だ。

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台東区西浅草3-3-2/03-3843-0881

金曜日はヤマグチ編集長と「ラビコッカ」。
ピッツァイオーロのペッペが
出してくれたのはまずマリナーラ。

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世田谷区上馬4-5-1/03-3410-7700

見た目も美しいし
トマトの甘みがすばらしい。
それからカルボナーラ。

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こちらはペコリーノチーズの香りがとてもよい。
うまし。
そして珍しいリピエノ・ナポリターノ。

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リピエロは詰め物の意で
これも薄いピッツァ生地の中に
リコッタチーズとハムなどが入っている。
生地もピッツァとはまた違う味わいでうまい。


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2011年6月28日 (火)

御茶ノ水は美しい

水のある街というのがいい。
運河を大切にして
それを景観にもうまく活かすと
とても美しい。
東京ではそんな景色が少ない。
たとえば築地かいわいも
昭和でいうと30年代までは
築地川をはじめ
運河としての川が交錯していて
とても雰囲気がよかったようだ。
でも公害問題が出てきて
川から悪臭がしはじめ
この際
埋めて道路にしちゃえと
無謀な計画が通って
昭和37(1962)年に道路になってしまった。
美しさを想像すると
なんとも残念。

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昭和通りのアンダーパスになっている

いまではこんな景色だよ。
深い川だったんだなと思う。
その点
いまでも川と街との共存を
楽しませてくれるのが御茶ノ水駅。

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昌平橋からの眺め

ここだけは変わらない。
四季折々の景色がよい。
ツユの合間の夕方
飲みに出掛ける前に通りかかったので
しばしこの光景を堪能した。

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2011年6月27日 (月)

黄牛が意味するものは

今週の「週刊ポスト」の連載で
とりあげたのは
韓国料理「黄牛(ファンソ)」。
麻布十番で2006年にオープンした店で
動機は
ママ(とみなが呼ぶのでそれにならう)のユーヒさんが
「東京でおいしい料理食べたいな」と
思ったことがきっかけだったとか。

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港区麻布十番2-12-10/03-3456-6260

ウリはカムジャタン。
豚の背骨をカムジャ(ジャガイモ)で煮込む。
ポイントは
乾燥した大根の葉
エゴマを入れること。

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見た目は地味だが……

僕は15年ぐらい前に
偶然食べて
カムジャタンの大ファンになったのだが
そのことをママに言うと
「そんな前からあったんですか。
私が出合ったのは
ソウルに住む弟が
おいしいものを
食べさせてあげるよと
クルマで1時間ぐらい走って
田舎の料理店に行ったとき。
それがそんな昔のことじゃないんですよ」と
驚かれた。
そもそも韓国で
一般家庭が食べる料理ではないというのは
なるほどうなずける。
背骨とちょっとした野菜だけだもんな。
僕もべつにソウルに詳しいわけではないが
ソウルでうまいカムジャタンを食べさせてくれる店は
ゴザみたいなのの上にあぐらをかくたぐい。
かなりカジュアルだ。
でも煮込んでいくとうまい。
韓国では最後にラーメンを入れたりするらしい。
僕はとろとろになって
水分が飛ぶまで煮込むのが好きだ。
(この話は先週書きましたな)
それをご飯にかけるとカレーライスみたいで
またうまい。
サムギョプサルと並んでうまいね。

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店内に掲げられた黄牛の絵

ところで「黄牛」なる店名の由来は
韓国、中国をはじめ
東南アジアで一般的に飼われている牛の種類で
すべてを捧げます、というシンボルだとか。
すべてというのは
労働力から肉まで。
哀しい。
けれどありがたい。
黄牛が意味するものは
サービス
それとも
おいしさ、か?

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2011年6月26日 (日)

Faster Horse

今月のENGINE(8月号)は
セダン特集。
そこでメルセデスCクラスのことを書いた。
「新感覚派ってテーマなんですが……」と
編集部のアライさんから連絡があった。
たしかに
Cクラス
どの角度からみても
「新感覚派」と呼ぶには違和感がある。

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C200セダンは399万円から(いい買い物だと思う)

すばらしくいいクルマだから
セダンの究極といえるかもしれないが
なにかを変えるために変えるというところはない。
125年前に内燃機関搭載の
自動車を作ったメーカーだからな。
王道を行くのが好きなのだ。
僕は原稿では
ヘンリー・フォード
かつてクルマのことを指した言葉
Faster Horseというのを使った。
馬という
当時貴重だった移動の道具
それを進化させたことに対する
すごく大きな誇りを感じさせる言葉だ。
セダンの本質から逸れていないという点で
Cクラスは
フォードが目指した
より速い、
つまり新しい馬の正統な後継者だと思う。
ではどこが新感覚か。
それは少しレトリカルな結論になった。


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2011年6月25日 (土)

低炭素社会を目指すクルマ

クルマの世界も
このところ
「目指せ低炭素!」だ。
EVが本当に実用化するのは
もうすこし先なので
現実的なものといえば
ひとつはハイブリッド。
ガソリンエンジン+電気モーター。
代表選手がトヨタ・プリウス。
それに対して
欧州はいまのところ
エンジンを小さくする方向を選択している。
なんとなれば
高速走行が多い欧州では
ハイウェイでは電気モーターが停止してしまう
(高負荷だから)
日本のハイブリッドシステムは
向いていないと考えられているからだ。
そんな欧州独自の考え方を
端的に反映したクルマといえば
さきごろ新型が発表された
フォルクスワーゲン・パサートだ。

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ヴァリアントと呼ばれるワゴン

車型はセダンとワゴンの2種類。
全長4.8m近くと
コンパクトでないボディに
1.4リッターエンジンを組み合わせている。
たかだか1.4リッター!
しかし過給(ターボ装着)しているので
実際には驚くほどよく走る。

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セダンは軽快感のあるリアビュー

走行感覚はとてもよい。
かつノーズが軽くなっているので
ハンドルを切ったときの動きも軽快だ。
小さなエンジンを載せているのが
頭がよいというイメージにつながり
これこそ「いまっぽい」感覚だと思う。

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従来型の継承だが少し高級感が増した

仕様は2つ。
コンフォートライン(セダンで324万円、バリアントで346万円)
ハイライン(同374万円、同396万円)
パワートレインは共通で
仕様がハイラインのほうが豪華になっている。
タイヤサイズもハイラインが1インチ大きい。
乗ったかんじから純粋に判断すると
タイヤ径が小さく
ファブリックシートのコンフォートラインのほうが快適。
まあ、どのクルマでも共通して言えることだけれど。
フロントマスクはゴルフをはじめ
最近のフォルクスワーゲン一族に共通したもの。
でもパサートは
なかでもいちばん地味な印象を受けるのはナゼだろう……。

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ワゴンボディの荷室は大きい

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2011年6月24日 (金)

「道」との遭遇

「ベターデイズ」という
デザイン事務所をやっているオオクボさんと
友人たちと
湯島のバー「」で久しぶりに飲み会をした。
ミュージックバーといい
店内でいろんな曲をかけてくれるのはもちろん
さきごろ上野の水上音楽堂で
道との遭遇」と題して
高橋幸宏
高野寛
鈴木慶一
鈴木博文
原田知世
そのほかの多くのミュージシャンを集めて
コンサートを成功させている。
飲み会では
僕が80年代にお世話になった
編集者の大先輩
ネモトさんが来たり
懐かしく
楽しいものでした。
オオクボさんはグラフィックデザイナーだし
あとは出版社と
フリーのライターとで
ジェシ・エド・デイビスを聴きながら
おおいに盛り上がった。
ネモト大先輩が手がけた
被災地の写真集
The Days After」(飛鳥新社)
すばらしい美意識を感じさせる写真集だ。
対象はどれも悲惨だが。
「見渡すかぎりなにもなかった」と
ネモトさんは言っていた。
途中のチャプターで
「On The Road」というのがある。
コーマック・マカーシーの
「ザ・ロード」という名作を連想した。
東北大震災が起きたとき
僕もあの小説をすぐ思い浮かべた。
あまりにも衝撃的で
あまりにも悲しい世界がそこにあった。

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2011年6月23日 (木)

鏡のなかの世界

このあいだ朝
押上駅のそばにいた。
なにをしていたかというと
東京スカイツリーを背景に
クルマの撮影をしようとしていた。
すると通りかかった
おじさんが
なにも言わず
指さすしぐさ。
みるとそこにはミラーが。
のぞいてみるとこんな世界が。

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おもしろいね。
あのおじさんは誰だったのだろう。
カメラマン?
ディレクター?
そのあと
蛎殻町の「ラグー」で朝食。
僕はサンドイッチをオーダー。

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中央区日本橋蛎殻町2-16-9

パンがふわふわすぎ。
焼いてもくれたみたいだが
そのほうがよかった。
カメラマンのイガラシ氏は
そこで解散したあと
森下の「カトレア」にカレーパンを
買いにいった模様。
いいな。
ロケって
なんだかんだいっても
食べることと結びついているもんだ。

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2011年6月22日 (水)

ランチ1週間その265

先週のランチ報告です。
月曜日は下取材で
日暮里「馬賊」の韓国風チャンポン。

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荒川区西日暮里2-18-2/03-3805-2430

韓国風ジャジャメンでも知られている店で
これはなかなか辛い。
連れていってくれた
フォトグラファーのイガラシさんは
時々ここに来ているとのこと。
火曜日は駒沢大学「おんま」で
ピビン冷麺。

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世田谷区駒沢2-18-4/03-6677-0421

駒沢公園周辺の店の例にもれず
ここも犬OK。
そこまではいいのだが
店員が平気で犬を撫で
そのまま料理を運んでくるのに閉口する。
客も客で
犬をシートの上に上げている。
ほうほうのていで
店を後にしましたとさ。
水曜日は
蛎殻町「ラグー」で
ハンバーグ・シャリアピンソース。

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中央区日本橋蛎殻町2-16-9/03-3663-6740
]
土曜日は
麻布十番「黄牛」でカムジャタン。

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港区麻布十番2-12-10/03-3456-6260

ここの名物料理。
ひとり鍋で食べるカムジャタン。
じつは僕は
カムジャタンはぐつぐつひたすら煮込んで
水分がほとんどなくなり
豚の背骨のまわりの肉はすべて溶け落ち
ジャガイモ(カムジャ)も溶けるぐらいのものが
好きなのだが
それはソウルで「はっきりいって邪道」と言われた。
カムジャタンで売っている「黄牛」でも
「うーん、そうはしないですね」と言われた。
最後にラーメンをいれるのがうまいですねえと
韓国人が言うぐらいなので
あまり煮詰めていけないのだな。

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2011年6月21日 (火)

スマートメーター知っていますか

震災後増えた取材に
次世代エネルギーについて、というのがある。
いろいろ回らせたもらった結果
大きなテーマのひとつが
電気の売電というのがある。
個人で発電した電気を買い取ってもらうことだ。
それには先があって
ひとつは発電インフラのこと
もうひとつは誰が売り買いの仲介をするのかということ。
電気の売り買いというのは
個人宅でソーラーパネルを取り付けるなどして
発電した電気を
自宅に蓄電する
そしてそれが余っているなら
足りないところに売るというものだ。
しかし誰がそれをやるのか。
東電などは個人の発電・売電に反対だろうから
個人の集まりである小さなコミュニティで
やるのが望ましい。
そのとき重要な役割を担うのが
スマートメーターという
電気の管理システムだ。

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新(左)と旧(円盤式)を並べてみる

スマートメーターは
個人宅の充電量あるいは電力消費量というデータを
管理拠点に送る。
管理拠点といっても
PCが1台あれば事足りる。
そういう時代になるかもしれない。
アメリカは電力会社を個人が選ぶので
すでに市場に出回っているそうだ。
日本ではかりに全戸で交換なんてことになると
10年ぐらいかかるという試算がある。
やっぱりインフラが大きすぎるのかもしれない。

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2011年6月20日 (月)

ジャングルランドのビッグマン

いいひとたちが
毎分トラックでひき殺されている、と
「なしくずしの死」で書いたのは
フランスの作家
ルイ・フェルディナン・セリーヌだった。
クラレンス・クレモンスの訃報に接したときも
同じように
惜しいひとが死んじゃった、という思いだった。
アメリカのミュージシャンで
とくに知られているのは
ブルース・スプリングスティーン
数かずのアルバムでのサックスプレイ。
ザ・ビッグマンと呼ばれていた。
ステージを観たことがあるが
最初目撃したとき
「ほんとにでかい!」と思った記憶がある。
死去したのは6月18日
死因は脳卒中だと報じられている。
訃報はまず
湯川れい子さんのツイートで知ったのだが
すぐ頭に浮かんだのは
スプリングスティーンの「ボーン・トゥ・ラン
アルバム最後の
ジャングルランド」という曲だった。
曲じたいもカッコいいが
途中で入るサックスソロが
ものすごく輝いている。
少し悲しみを感じさせながらも
ものすごくエネルギッシュで
若いひとの持つ感情が
ぐっと凝縮されているようなプレイだ。

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2011年6月19日 (日)

粉食にこだわる韓国

韓国には粉食というジャンルがある。
オヤツとして食べるもの。
関西の「粉もの」と似ているかもしれない。
たいてい小麦粉製品を使うし。
いちばん有名なのは
トッポッキだろうか。
僕はこれまで不案内だったのだが
仕事を一緒にする
カメラマンのイガラシさんが
若いのに
そのあたりにたいへん詳しく
さきごろ
三河島(日暮里)の「チェリ」という
24時間営業の韓国料理店につれていってくれた。
そこで食べたのがこれ。

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荒川区東日暮里6-51-11/03-5604-2828

ラッポッキという。
ラーメン+トッポッキ。
甘くて辛い。
おとな向けではないが
慣れていると
なつかしい味かもしれない。
粉食には
キンパッというのり巻
魚の練り物をあげたオデン
ソーセージのスンデ
中国のものをアレンジしたジャジャ麺
そういうものも含まれる。
今回はラッポッキに加えて
鶏手羽をカラッと揚げた韓国式味付けチキンも。
大学イモみたいなかんじだ。

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これで1500円

こちらも甘く、そして辛い。
パリパリの食感。
東京でも
鳥手羽を揚げたものが
ときどきあるが
「あれは持ち帰れない
その場で食べないと
おいしくない」と韓国人は言う。
なるほどよくわかる。
ラッポッキにしても
鳥のフライにしても
その場の雰囲気とともに
わいわいと食べると楽しい。
楽しいとは
ある種のおいしさだ。
だからそれでいいのだろう。
じつはチェリに取材を申し込んだら
拒否されてしまった。
そのへんもおもしろい。
こだわりなのか。

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2011年6月18日 (土)

若者にはアバルトを

フィアット500が売れているようだが
その頂点に位置するクルマともいえるのが
アバルト695トリブート・フェラーリだ。

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569.5万円なり

なんともド派手なルックス!
1.4リッターなのに
ターボをつけて
180馬力。
これもなかなかすごい。
街中で撮影していたら
フィアット500に乗っているひとが
道路の反対側にクルマを駐めて
観にきてくれたほど目立つ。
乗った印象は
スポーツカー的だが
意外に乗りやすい。
それより
思うのだが
日本で「アバルト」って知っているひとは
何人ぐらいいるだろう。
戦後オーストリア人の
カルル・アバルトがイタリアで設立した
スポーツカー/チューナー(自動車の性能アップをする会社)で
とりわけフィアット車の部品を使い
やたら速いレーシングカーを作っていた。
70年代にフィアットに買収され
ラリーなどで世界選手権を獲得した
131アバルトラリーなどの開発を手がけていた。
とまあ、こんなぐあいなのだが。

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このモチーフがいろいろなところに

クルマの数個所に貼られている
このプラックも
オリジナルは
1963年から4年連続で
アバルトが当時のスポーツカー選手権で
クラス優勝を獲得したことを誇るためのもの。
それに手をいれて
雰囲気たっぷりにアレンジしている。
まあ、知らないからどうこう、というのではないが
知っていると
にやりと出来るたぐいのディテール。
欧州でもそんなに多くのひとは知らないのでは。
こういうマニアックな事柄が
商品性をアップするというのは
なかなか興味ぶかい。
自動車の世界だからだろうか。
逆にこれを観て
「なんだろう?」と思わず
スルーしてしまっていては
自動車文化も終わりだ。
日本の若者よ
アバルトを知れ!というところだろうか。
高いけれどね。

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2011年6月17日 (金)

男おいどん、か

韓国には
辛(しん)ラーメンという
インスタントラーメンがある。
それを定食化したものが
赤坂で食べられる。
辛め(けっして激辛ではない)のラーメン
ご飯
キムチ
パンチャン(韓国風つきだし)のセット

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兄夫食堂(港区赤坂 2-13-17)の定番メニュー

ラーメンがアルマイト・シュウ酸鍋に
入れられて出てくるのがミソか。
日本の昭和な景色だが
韓国でもそうなのか?
味はどうってことない。
感傷がスパイスの役目を果たすのだろうか。
ある意味おもしろい食べ物だ。
790円は高いのか
それとも
そういう思いを抱くひとには安いのか。
よくわからないが……
日本でも
少年マガジンに
松本零士が連載した
「男おいどん」に
このようなラーメンライスがしょっちゅう登場していた。
しかし……それから約40年もたった今
いろんな意味で
興味ぶかいもの食べものだ。

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2011年6月16日 (木)

夏カゼばやりだそうで

いま夏カゼが流行っているとか。
やっぱりなあ、と思った。
このあいだ広尾「ル・トルチュ」に
編集Kさん
カメラマンIさんと出かけたとき
みないまひとつ食欲がない。
ワインも1.5本しか空かない。
最後は楽しみにしていた
ステーキが進まない。

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次の日Kさんは
胃が痛くて辛かったそうだ。
僕もこのところ
食欲減退ぎみ。
今週は後半に外食が控えているのだが……。
人間は飢餓になれているが
飽食するようになったのは
ごく最近だから
からだがついていかない
ゆえに飽食はからだに毒、とは
整体の先生によく言われることだ。
肝に銘じています。

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2011年6月15日 (水)

ランチ1週間その264

先週のランチ報告です。
月曜日は
三軒茶屋「ダールロワゾー」で
ケフタとスムール(たしか1260円)。

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世田谷区三軒茶屋2-13-17/03-3418-8603

シェフはいっとき
体調を崩していたが恢復して
ご同慶のいたり。
うまいモロッコ料理を堪能できた。
火曜日は取材で訪れた軽井沢で
「せっかく来たんだから
あそこ行こう!」と
編集Hさんと
カフェ・デュ・マロック」。

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北佐久郡御代田町3247-13

まずハリラ。
豆の入ったスープ。

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それからこの日頼んだのは
クスクス(セットで2100円)

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スムール(クスクス)が下に

こちらは味のメリハリがはっきりしている。
個性があって
ダールロワゾーと比較するとおもしろい。
こちらもかなりうまい。
軽井沢にくると絶対寄りたくなる店。
そしてコーヒー。

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熱いミルクがついてくる。
量も計算されていて
ぴったり入る。
うまいミルクコーヒーだ。
水曜日は
赤坂「チョンギワ」で
ピビン冷麺(980円)。

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港区赤坂3-15-2/03-3587-1089

やはりここのはうまい。
店はぶっきらぼうだし
ひとり客だと
店内ガラガラなのに
ひとつのテーブルに相席させるのも
なんだかイヤだ。
このときなど
僕たちのテーブルに4人のひとり客が座り
後は店内に誰もいないというふしぎさ。
でも牛骨スープも出るし
行ってしまうんだなあ。
木曜日は「松川」

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港区赤坂1-11-6/03-6277-7371

もと招福楼(東京)、セイソウカ(広尾)の
松川さんの新店。
上品な割烹。
この日はナガスクジラの刺身も出た。
金曜日は
試乗会で出かけたヒルトン小田原リゾート&スパで。

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小田原市根府川583-1/0465-29-1000

ブッフェだが
ここは月変わり?で
テーマを設けている。
今回はハワイアン。
パイナプルとチキンが合わせてあったり
甘いソースの牛肉だったり。
ロコモコステーションなるものもあった。

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自分でマスタードなどスパイスの
仕上げをするようになっていた。
土曜日は旗の台「でらうち」で
ころうどん。

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品川区旗の台2-7-3/03-3787-0591

コシがあって
10分ぐらい置くと
ツユがしみて
それはそれでうまいと思うほど。
それにカレーうどん。

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こちらもあっさり系のカレールーに
少しやわらかめのうどんがよく合う。
なごむ店。


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2011年6月14日 (火)

いちょうの樹の下で

dフランスの生物学者夫妻が
ハチの巣から作ったのが最初という
自然派のブランド「メルヴィータ」。
さきごろ日比谷公園の
松本楼で新製品の発表会があった。

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「イチョウの木の下のテーブルに
ついてください」と言われ
それと同時にiPadをひとり1台渡される。
ふしぎなプレゼンテーションだなと思ったら
「……植物はいつも私たちに
いま必要なものをたっぷりと与えてくれます」と
画面に表示が表れた。
なんでも季節がもたらす気分は
植物の力が大きく影響する、らしい。
「イチョウの木のどこに注目しますか?」と訊かれ
僕は「幹」を選んだら
「あなたはいま冬の気分です」と出た。
そこからが今回の新製品に関連していて
メルヴィータの
シーズンズ・シャワージェル」シリーズは
季節の力のシャワージェルと謳い
僕がそのとき使うべきは
「ウィンターシャワークリーム」なのだそうだ。

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200mlで2100円

アボカドとコットンとシアが主成分で
「満たされたいときにおすすめ」なのだそうだ。
目的は肌の保湿。
でも夏でも使っていいものらしい。
おもしろいね。
実際僕も家で
歯磨き粉とかメルヴィータを愛用していて
そういうことを聞くと
「なるほどなあ」と納得してしまう。
今回はもうひとつ
「頭皮という素肌のために」という
カピフォース・ヘアマスク」も。

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125mlで2940円なり

いまメルヴィータが買えるのはルミネ。

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うちからやや遠いのが
多少難だなあ。


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2011年6月13日 (月)

Cクラス変わる

メルセデスベンツCクラス
「2000個所以上」(メルセデスベンツ日本・広報)の
マイナーチェンジを受けた。
先週
小田原で試乗会があった。

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C200ブルーエフィシエンシー

ラインナップは
C200(セダン399万円~/ステーションワゴン419万円~)
C250(567万円/587万円)
それに新設定のC350(680万円/700万円)。
今回乗ったのは
同じ1.8リッターターボエンジン搭載で
出力が異なるC200とC250。
C250はかなりよい。
速い。
安定している。
たいへんよく出来たクルマ。
C200とはターボの過給圧が違う”だけ”というが
その差がめちゃくちゃ大きい。
もし純粋に2車を比較して
どちらかを選ぶなら
断然C250を勧める。
それぐらい差がある。
高いけれど。

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インテリアの質感向上

メルセデスがなによりいいのは
高速走行で疲れないこと。
どうしてあんなに疲れないのかなと思うほど
疲れない。
ハンドルの重さとか
中立ふきん(直進しているとき)での反応ぐあいとか
人間の感覚的なところを
うまーくチューニングしているのだろう。
マイスターというドイツの職人が
かかわっているから
可能になったクルマづくりと
世界中で言われている。

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ヘッドランプの意匠が変わりLEDでCの字

今回のマイナーチェンジの眼目
7段オートマチック変速機採用による
高効率化。
ギアがより適切に選べるようになって
パワーがもりもり出るエンジンの回転域を
よりうまく使えるようになっているのと
同時に
6速と7速がオーバードライブになっていて
燃費がよくなっている。
それに軽量化。
ボンネットがアルミ製になって
10kg軽量になっているとか
そんなぐあいだ。
いまは「C200ブルーエフィシエンシー・ライト」という
装備がいくぶん簡素化されたモデルの伸びがいいそうだ。
今年はたいへんな出来事があったが
「前年比はクリアできる」(広報部)とのこと。
喜ばしいことだ。

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C250ステーションワゴン

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2011年6月12日 (日)

ペーパーナイフで悩む

伝票整理は
僕が好んでいない作業。
好きだというひとは
それほどいないんじゃないだろうか。
集めたレシートを
コピーし損じとか
用が済んだファクス通信を
2分割してそこに貼って
綴じて整理する。
それが僕のやりかた。
A4を2ツ折りして
それを切り離すのに
ペーパーナイフを使う。
以前使っていたのは
もらいものの
プラスチック製だったが
これが意外にもがんばってくれた。
折れるまで
かなりの枚数を切った。
そのあと
伊東屋で「後釜」を物色したが
あるのはP社のものだけで
厳選した結果だろうと購入したものの
これが見事によくなかった。
デザイン優先で
切れ味は二の次、三の次。
あっというまに
使う気がなくなった。
そこで最近購入したのがこれ。

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コクヨのもの。
これはよく切れる。
ペーパーナイフの使い勝手は
店頭でわからないところが困る。
質感とデザインと機能性
すべてで高得点のものは
なかなかないんだよねー。
目的が
手紙の開封と
紙の切断とは違うということが
明確化されていないからだろうか。

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2011年6月11日 (土)

元競馬のトラットリア

「私、自分の店を開きます」と
以前べつの店で聞いた
その女性が
目黒にトラットリアを開いた。
そこを訪れた。
メッシタ」といい
カウンターだけ。

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目黒区目黒4 -12-13/03-3719-8279

そのカウンターが
スペースの関係か
数個所に分けて設置されているのがおもしろい。
店の壁は黒板になっていて
メニューがチョークで手書きされている。
その前にもカウンターがあり
僕が座ったのはまさにそこ。
眼の前に黒板。
うっかりすると
膝ッ小僧に鏡文字が写る。
料理はすこし創作系の
小皿で構成されている。
たとえばアーティチョークのオムレツ。

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卵のほっこり具合がいいがカルチョフィは少しだけ

ちょこっとしている。
ワインはイタリアものだが
ひとりで厨房を切り盛りしているシェフが
選んでくれる。
これはバラエティが豊富なのか
そもそもチョイスがいいのか
的確に好みをついてくる。
これは2本目に頼んだ
バルベラの赤。

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ほんのり甘みがあって肉によく合う。
カフェのような雰囲気だが
地元密着型としてはいい店だと思う。
ワイン飲んで
すこしつまんで帰る。
お父さんがサービスやってらして
そこがまたよい。

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2011年6月10日 (金)

プチバトーは冬もマリン

フランスの子ども服(だけではない)プチバトー
2011年AW(秋・冬)コレクションを拝見。
女の子の服は
クリスマスシーズンでもあって
キラキラとしていてかわいい。

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コットンにラメ糸が織り込んである。
大人(女性)は
従来お得意のマリニエール(ボーダー柄)が充実。
「冬のマリンスタイル」と呼んでいる。
ボーダーの幅のパターンを
いくつも用意しているのが特徴だ。

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冬にもしっかりマリニエールというのが
フランスっぽい。
もうひとつ
ラグビーストライプと呼ばれる
太いボーダーもいろいろ用意されていた。
おとなの男はこんなふうだ。

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半袖ですよ!
いま着たいね。
プチバトーのよさはなにかというと
信頼できるかんじだろう。
プチバトーはみずからを
ファストファッションに対して
スローファッションと位置づけている。
とくに素材のクオリティを前面に押し出した宣伝は
その印象を強くしている。
もうひとつは
ファストファッションブランドのように
誰でも買えるわけではないということ。
価格も違うが
数量がかなり限定されているから
とくにメンズなど買えれば僥倖というぐらい
わずかな数しか入ってこない。
もったいない。
もっと入れてほしいと
ずっと頼んでいるんだが。
子ども服でもうひとつ
2011-12AWのおもしろさは
フランスの玩具ブランドとの提携。

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この子ども用Tシャツは
フランス人にとって懐かしい
ジェコというブランドとのコラボレーション。

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ペタンクのように
ボールをぶつけて
落ちたもので点数を競うゲームらしい。
オモチャをクリスマスシーズンに結びつけた
子どもにとっては楽しいデザインということだ。
なるほど。

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2011年6月 9日 (木)

新宿伊勢丹でクーカル

いま新宿伊勢丹6階で
チアアップ!日本の食という
全国の名産品などを集めた
熱いイベントをやっている。
その一角で
今年も「Cu-Cal」(クーカル)が開かれている。

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端的にいうと
東京を中心に
フランス料理やイタリア料理のシェフたちが
この期間中だけ
特別な料理を作ってくれる
デパート内臨時レストラン。
軽井沢ではじまったイベントで
避暑に訪れているひとたちをメインターゲットに
全国の名レストラン(ここが大事)が
料理を提供してくれることで
根強いファンを増やしてきた。
昨年は物販もいろいろやっていたが
今年はアイテムはぐっと絞られ
レストランのほうが充実。
僕が行ったのは
あいにくカフェタイム。

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ガトーショコラ

このとき
デザートを用意していたのは2軒。
ダルマット(広尾)と
アニュ(広尾)。
軽食もあって
確認していないが
パスタ料理も出ていたから
これはダルマットの料理人が常駐していて
作ってくれるのだろう。
ランチとディナーは
初日だとこの2店のコラボレーション。
「ほかでは食べられないメニューが
受けているみたい」と
プロデューサーとして
東奔西走していたツチダさんは言っていた。
今日(木曜日)は
軽井沢のエルミタージュ・ド・タムラ
田村シェフが
料理を作りにくる。
これは食べてみたいなあ。

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2011年6月 8日 (水)

ランチ1週間263

先週のランチ報告です。
火曜日はアウディの試乗会で
横浜マリンタワー4階の
「The Tower Restaurant Yokohama」で
サーモンのカルパチョ

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横浜市中区山下町15番地/045-263-8117

メインはマダイのポワレ

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こちらはかりっとした仕上がり

サーモンには桃缶!
うーん
これはどうなの……。
水曜日は赤坂「チョンギワ」で
ピビン冷麺(1200円)。

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港区赤坂3-15-2/03-3587-1089

新大久保の冷麺なんて
インスタントに毛のはえたような
いいかげんなものが多いが
ここはきちんとしていると思う。
最初に出てくる
牛の出汁のスープも
辛さこそ控えめだが
本国ふうでいいかんじ。
木曜日はフォルクスワーゲンの試乗会で
御殿場ICそばの
マースガーデンウッド」なる
コンベンション施設が合体したホテルの
メインダイニング「フェニーチェ」で
シーフードのスパゲティ。

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静岡県御殿場市東田中1089/0550-70-1170

金曜日は
某社社長らと某誌編集長らと
六本木ヒルズクラブ」で
鉄火丼ときつねうどん。

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港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー51階/03-6406-6001

土曜日は自由が丘「AEN」で
洋食盛り合わせ(1680円)。

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目黒区自由が丘2-8-20/03-5731-8251

自由が丘のランチは1600円が相場か。
高すぎる……。

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2011年6月 7日 (火)

夜になったらミクソロジーか

新宿「パークハイアット東京」の
ニューヨークバー(51階)で
アート・オブ・ミクソロジー」と銘打った
期間限定のイベントを開催中だ。
昨日レセプションがあったので足を運んだ。

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シャンパーニュにジンとレモンジュースの「フレンチ.75」

「パーク」は久しぶりだった。
このイベントは
ニューヨークから
ミクソロジスト4人を招聘
本日7日から12日まで
特別なカクテルを提供してくれるというもの。

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ミクソロジーは
カクテル作りに
化学や哲学など
いまの時代に適した考えを合わせたもの。
だから
トラディショナルなカクテルレシピに頼らない
斬新なカクテルを作るバーテンダーは
自分のことをミクソロジストと呼んだりする。

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日程によってカクテルのテーマが異なる。
本日と8日はレトロカクテル
9日と10日はキュリナリー・ミクソロジー&ビターカクテル
11日と12日はティキカクテル
レトロカクテルはおなじみのもので
冒頭の「フレンチ75」もこれ。
キュリナリー……はキュウリなどを入れたもの。
ピムスにキュウリは英国人がガーデンパーティで好む
夏向きのカクテルだが
パークのものはもっと凝っている模様。
ティキはポリネシアンの木彫などのスタイルの総称。
日本だとトレーダービックスの
ピニャコラーダなどで知られる
「いまニューヨークではまたティキが
流行っているようです」と
パークのひとが教えてくれた。
おもしろいね。
スタート時間は毎日17時から23時半まで
カクテル各種1700円からで
20時からはカバーチャージ2200円かかる
(日曜日は1900からカバーチャージ)
僕はこの日予定があり
最後までいられなかったが
集まったひとは眼を輝かせながら
ミクソロジストたちが作る
カクテルを楽しんでいたようだ。

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2011年6月 6日 (月)

僕でも食べられるカツオ

僕はあまり魚貝を食べないが
今週の「週刊ポスト」の巻末連載で
「海の幸を」というお題を
編集部のコヤマさんからもらったとき
すぐ思いついたのが
銀座 一二岐(いぶき)」の
カツオのわら焼きだった。

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中央区銀座2-14-6 第2松岡ビル/03-6278-8110

毎日四国から取り寄せるカツオを
注文が入ると
客の眼の前で稲わらで焼く

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いい香りをつけてから
周囲をガスで炙って
ぱりっと仕上げる。
それで出来たかつおは
生ぐささとかいっさいなし。

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ニンニクスライスとともに食べる

魚を食べない僕でも
「うまい」と思う。
ものの本によると
高知は当然カツオの質にうるさく
うまいものを「グビ」
まずいものを「ゴシ」とか「ゴリ」と呼んで
区別しているらしい。
おもしろいのは
グビでも身の一部がゴシのものもあるそうだ。
ゴシは生臭い魚のこと。
ということは
カツオは生臭いものではないということだ。
眼からウロコ。
ランチは加えて
季節の香りを練り込んだ豆腐
野菜の炊き合わせ
ごはんと味噌汁
デザートまでついて1500円。

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カウンター主体の雰囲気もいい。
なにより注文が入るたび
かつおを炙ることをはじめ
すべての料理を
きちんきちんと作ってくれる
まるで夕食に来て
カウンターに座っている気分だ。
だからいつも混む。

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2011年6月 5日 (日)

パリのみにくいアヒルの子

昨日書いた
シトロエンDSをレンタルしてドライブしたとき
同じタイミングで
もうひとつ
パリで行われている
クルマを使った市内観光ツアーも体験した。
「Paris Authentic」なるもので
シトロエン2CVを使う。

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ほとんどオリジナルの運転席

こちらのツアーの特徴は
1947年から1990年すぎまで生産された
2CVを使うこと
2CVは戦後フランスで
国民の足になるクルマを、と
開発されたもので
とにかく実用的。
小さいがおとな4人が乗れ
ドアも座席もとりはずせるので
農産物などたくさん積める。
当時木の根っこが張り出すなどして
荒れていた田舎道でも快適なように
ふわりとした乗り心地と
よく出来たシート。
「みにくいアヒルの子」などと揶揄されたが
自動車史に残る「アイコン」だ。
これに乗って
運転手パリ案内をしてくれる。
2時間、3時間、半日と
コースがあって
内容もさまざま。
指定場所まで迎えにきてくれる。

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たとえばこんな観光名所はお手のものだ

パタパタと独特のエンジン音をたてる
2CVで夜のパリめぐりなんていうのも
ロマンチックだ
(ルーフが開くし)

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このクルマのルーフは透明PVC張り

2人より3人のほうが割安になる。
4人が乗車定員なのでマックス3名。
僕たちの運転手を務めてくれた
ギヨムは
食べ物に詳しく
もうひとつの職業がクラブのDJ
なので彼のオリジナルプランに従うと
かなりディープなパリを体験できる。
僕たちのときは時間がなかったので
ほんのさわりということで
2区というオペラ座近くの裏道を回った。
たとえば地元のひとが行列するパン屋。

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しゃれた外観だ

ここでサンドイッチを立ち食い。

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チーズサンドイッチが個人的には好みだ

それから
「混んでいる場所の
混んでいないレストラン
しかもうまいところ」ということで
Au Petit Bar」へ連れていってくれた。
パリでバルを開いているのは
ほとんどがオーベルニュ人というが
ここもオーベルニュ人が開き
いまはパリで生まれた息子の世代になっている。

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中央と右がオーナー親子で左は運転手のギヨム

「時間がなくて
ほんとに残念だ」を
運転者のギヨムは繰り返し繰り返し言っていた。
「ほんとうは
トラックドライバーが集まるレストランとか
安くて
うまい
観光客は行かないパリにも連れていきたかった!」
DSもそうだったが
2CVも僕が子どものとき
「外国っぽいなあ」と憧れたクルマだ。
排気量は602cc
日本ではけっこう乗ったが
考えてみたら
フランスでは初めて。
やわらかい足まわりが
石畳の凹凸をうまく吸収していた。

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2011年6月 4日 (土)

ドゴールも乗っていた

自動車界のアイコン(おおげさ)といえば
フランスのシトロエンDSというクルマだろう。
1955年に発表されて
1975年まで作り続けられ
フランス大統領車としても使われていた
(名作映画「ジャッカルの日」でドゴールが乗っているシーンも)。
このクルマをいまも乗れる
しかもフランスで
一種のレンタカーとして。

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シャンティイ城を観に行った

はれ予報」編集部アンドウさんに
「すこし毛色の変わった
レンタカーないですか」と言われ
パリ在住のコーディネーター、ナンヨウさんが
見つけてくれた。
久しぶりに乗ったなあ、DS。

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いまみてもいいねえ

DSのいいところは
とにかくスタイル。
あとは乗り心地。
ふわ~んふわ~んと走る。
ブレーキはいまの感覚からすると
すこし心もとないので
山道で飛ばそうという気にはなれない
かつ
車重があるし
ハンドルの感覚が
それほどダイレクトでないせいもある。
魅力は家具のようなシートを備えた室内。

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フンワフンワの乗り心地(すばらしい)

このクルマは1970年代に入ってからの
ほとんど後期型だが
初期型のインテリアは
もうカフェ(といってもウェスト)感覚。
すばらしいのだ。
DSに慣れていないひとがとまどうのはギアチェンジ。

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1速と後退が一直線というのがシトロエンの機能主義

細いギアレバーが
エンジンスタータを兼ねている。
慣れが必要なのは
とくに1速から2速へのシフトアップ。
あんまり引っ張ってから2速へ、と思うと
かならずギクシャクする。
発進したら
わりと早いタイミングでぽんっと
2速に入れてやるのがいい。
って
こんな細かいこと
誰の参考になるんだろう。
これは「Classic Rent」という
クラシックカー専門の業者。
なんでも借りられるようだ。
個人が登録していて
そのひとから借りる。
今回のDS23も
大きなシトロエンのマニアである
おじさんの家まで出かけていって
そこで借りた。

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本業があるがシトロエン直すのが趣味だそうだ

ほかにも
マセラティのエンジンを積んだSMや
トラクシオンアバン(前輪駆動って意味)と
マニアが通称する11CVもあった。
11CV
スタイルが大好きなので
運転したかった……。
金ためて次回行こう。

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2011年6月 3日 (金)

レスキャリエのよさ再発見

恵比寿駅から
比較的ちかいビストロ「レスキャリエ」に
約1年ぶりに足を運んだ。
オープン当初も悪くないと思っていたが
それほど印象に強く残らなかった。
でも今回は
いいよ!と大声で言える内容だった。
店って前進しているんだなあ。
いいところは……
1)シャルキュトリ(冷製加工肉)が充実している
2)南仏系の煮込み料理も充実

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渋谷区恵比寿南1-13-1/03-3713-8893

少し知っているひとなら
すぐ「ああ、あの料理!」と
想像がつくメニューが並んでいるのが
なにより上手な構成だと思う。
シャルキュトリーはこんなぐあい。
とくにブーダンノワール
このまま食べたが
甘みも入っていて印象的だった。
ガスパチョも夏の定番とのこと。

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こんな皿で
ちょっと気取って飲むわけだが
上手だ。
基本がわかっているレストランの
こういう料理は本当にうまいと思う。
そしてメインは
ホロホロ鳥の白レバーと
うずらを
キャベツで巻いたもの。

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蒸し野菜のつけあわせで

こちらも印象に残る
しっかりしたうまさがある。
ワインは
ヨシムラさんというワインに詳しいかたが
アルザスワインのコレクションを持ち込んでくれた。
なかでもグランクリュ・ランゲン
おもしろかった
いや、おいしかった。
ピノグリ100%。

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ごちそうさまでした、ヨシムラさん!
そうそう
レスキャリエはデザートも
けっこう充実している。
こちらはサワーチェリーと
チョコレートムースを合わせたもの。

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2011年6月 2日 (木)

FAROはほっこりしている

リニューアルした
資生堂のレストラン
FARO_slow time」。
銀座の資生堂ビルの11階という
ロケーションと
高い天井に
ライムグリーンの壁紙という室内からは
ファインダイニングという印象を受けるが
実際はストウブのココットなどを使って作る
ほっこりした料理がウリ。

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中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル/03-3572-3922

先日ここに
仕事関係というより
友人関係のほうに触れている男4人で
食事をしにいった。
このキッシュ(900円)は1階にオープンしたデリでも買える。
ぶ厚いが
ひとりでペロリと食べられる。
野菜がたっぷり入っているメイン感覚の料理。
それからこちらは
いろいろなトマトの温かいパイ(1000円)。

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忘れてしまったが(汗)
めずらしい品種を使っている。
酸味もそれなりにある。
ぱりっと皮がしていて好み。
メインは牛肉のロースト(価格忘れました)。

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じつは肉より野菜の印象が強い。
魚貝のメニューも多い。
ワインは最初から最後まで国産に。
ソムリエ白根氏によると
「グランバンも置いてあります」とのことだが
すっきり透明感のある
日本のワインもここの料理には合う。
しいていえば
夜はもうすこし暗いほうがいいかな。
男どうしの客が意外に多かった。
ビストロの雰囲気で行ける店だが
やっぱりおしゃれが似合う。
そこは資生堂だから。

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2011年6月 1日 (水)

ランチ1週間その262

先週のランチ報告です。
日曜日は
友人の出産祝いを買いに
青山「プチバトー」へ。
その帰りに「アンデルセン
地下でベーコン、レタス&トマト。

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港区南青山5-1-26/03-3407-4833

バランスがよくとれていて
おいしい。
好きです。
問題は地下だということ。
BL&Tには日光が似合う。
月曜日は下取材をかねて麻布十番へ。
しかし前の打ち合わせが延びた関係で
目当ての店はすでに昼休み。
そこで韓国料理「黄牛」で
プルコギ石焼きピビンパ(1300円)

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港区麻布十番2-12-10/03-3456-6260

ネムミョンがついてくる。
そちらはまだしも
ピビンパはおいしくない。
つけあわせもどうにもショボ。
本当はカルクッス(豆乳うどん)を
食べたかったのだが
「被災して作れないんです」と。
どういうこと?
なにがどこで被災したのだろう。
火曜日はプリウスαの試乗会で
河口湖ハイランドホテル&リゾート
特別弁当だ。

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富士吉田市新西原5-6-1/0555-22-1000

ソース焼きそばをおかずに白飯を食べる。
水曜日は取材で宿泊した
リゾナーレ小淵沢」の「ワイワイグリル」で。

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北杜市小淵沢町129-1 リゾナーレ内/0551-36-5205

朝食もここで食べる。
どちらもブッフェ形式。
はっきりいうと朝食のほうがいい。
おそらく昼食をリゾナーレ小淵沢で食べるゲストは
少ないのだと思う。
木曜日は編集者アンドウ氏と
打ち合わせの帰りに
六本木一丁目駅に隣接した「PAUL」で
ジャンボンクレープ。

Dscf6940_2 港区六本木1-6-1/03-5545-9515

意外にサンドイッチはない。
金曜日は広尾の「ル・トルチュ」で
コース(5600円)。
吉野建氏がオープンしたばかりのビストロ

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渋谷区広尾5-14-14/03-6459-3713

アミューズはサーディンのエスカベシュ。
フタを開ける趣向が楽しい。

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前菜はフォアグラ。
上品な味わいだ。

Dscf6956_2 海ブドウが入った大葉のビシソワーズ。
悪くないがすこし凝りすぎか。

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もう1品
豚のテリーヌが出る。
いろいろな部位を固めてある。
これはとてもよい。
フォアグラが入っているのが
すこしカブり感があるが
好きなので全然問題ない(笑)。

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メイン1皿めは
サーモンのミキュイ。

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夜のグランドメニュにも入っている。
くん香が印象ぶかい。
サワークリームソースの出来がとてもよい。
メイン2皿めは鹿のロースト。

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和歌山で吉野シェフの友人が
狩りで仕留めたものだとか。
和鹿?
うまいと聞いている。
たしかにこれもとてもよかった。
食感といい
肉の味といい。
ソースが強めなので
鹿と聞いただけで尻込みするひとでも大丈夫。
デザートは
クイニーアマンとアナナスのソルベ。

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ブルターニュのお菓子である
クイニーアマンを
ふわっとブリオッシュのような雰囲気で仕上げてある。
添えてあるコンフィチュールをつけて食べると
絶妙なうまさ。
これも好きだなあ。
「アラカルト(昼はない)もおすすめです」と言うので
こんどは夜行ってこよう。
土曜日は
奥沢のとんかつ「ミカド」で
ロースカツ定食。

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世田谷区奥沢3-5-9/03-3727-4156

うまいのだが
肉に塩味がけっこうしっかりついているので
ソースは不要。
もともとトンカツって
なにもつけないで食べるものだったとか。
いつのまにか
ソースをつけて食べるようになった。
僕はいつもなにもつけない。

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