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2011年4月30日 (土)

ダールロワゾーに凝っている

三軒茶屋のモロッコ料理店「ダールロワゾー」。
味とボリュウムよし
ワインのセレクションもよし
サービスもよしで
「今日はうまいものを
腹いっぱい食べよう!」なんていうとき
友人たちと出かけていくのに
ぴったりで
僕の好きなレストランだ。

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世田谷区三軒茶屋2-13-17/03-3418-8603

画像はモロッカンサラダ
ほんのすこし
スパイスで風味がつけられている
季節の野菜が並ぶ。
2色パプリカはクミン
キュウリはクミンとコリアンダーと
赤唐辛子、といったぐあいに。

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こちらは前菜のブリワト
春巻きの皮を使って揚げた
ぱりぱりの食感。
ボリュウム感があるが
意外にさっぱりしている。
チュニジアンブリックもうまい。

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ツナが入っていて
さらに半熟の玉子も。
半分に割って
なかの黄身を
皮にからめながら食べるとうまい。

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これはベルベルオムレツ
じつは玉子を3つ(だっけな)しか
使っていないそうだ。
それにジャガイモ
カボチャ
ニンジン
ピーマン
タマネギといった野菜がはいる。
こうしてふわっと
仕上がるのが
「タジンのよさなんですよ」と
オーナーシェフの石崎まみさんは言う。

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ラムのケバブ
ラムと牛の挽き肉を合わせている。
タマネギ
香菜
ヨーグルト
赤唐辛子
ニンニク
クミン
カルダモン
シナモン
クローブ
ナツメグ
こういうスパイスを
フードプロセッサーで粉砕して
肉と合わせて寝かせたあと
グリルで焼いたもの。
これもうまい。
薄いパンにはさんで食べるのが夢なのだが
このあたりで
だんだんお腹がよくなってくるので
これは見果てぬ夢かもしれない。

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クスクス
セモリナ粉を平皿でこねて粒状にしたもので
画像のように野菜のスープなどかけて
食べる。
これも味わいぶかい。
ダールロワゾーのランチでは
これ1品もある。
そしてデザートは
カカオ72%のチョコレートと卵のみ
ベーキングパウダーを使わないのが自慢という
ガトーショコラ

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適度な甘みと
重くないボリュウム感で
すっとおさまる。
デザートもけっこう充実している。
一緒にいったユキちゃんが頼んだ
パトフィロを
コアントロー風味のミルククリームと
サンドイッチにした
小さなミルフイユともいうべき
パスティラもいける。
これを書いていたら
行きたくなってきた!

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2011年4月29日 (金)

なぜ新宿か

都内の環境放射線測定は
つねに「新宿」の値。
なぜかなーと思っていた。
じつは
こういうところ
計測しているからだと聞いた。
1時間単位で計測値を発表している。
水道水も細かいデータが出ている。
ははあと思う。

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2011年4月27日 (水)

ランチ1週間その257

今週のランチ報告です。
月曜日はN社アンドウ氏と
取材のあと
駒沢「バワリーキッチン」で
ビーフステーキ。

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世田谷区駒沢5-18-7/03-3704-9880

ステーキというより
ロース薄焼き。
シェフはもうすこし
料理用語に対して真摯にならないと(少し笑)
火曜日は代官山「ラ・フォルナーチェ」で
焼きリゾット(1200円)。

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渋谷区代官山町14-24/03-3463-9106

いつもながら
丁寧につくってある。
アンチョビとオリーブが風味を増す。
最後に出てくるエスプレッソがまたうまい。
木曜日は取材で富津岬へ。
どこでなにを食べるかという
けんけんがくがくの議論があったすえ
結局1軒しか開いていなかった
たかはし」という魚貝料理専門で
煮あなご丼。

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それほど風味があるわけでないのが
残念だった。
店はかなり混んでいた。
富津になにしに?
金曜日は打ち合わせをかねて
東銀座「ダルマサーガラ」にて。
ミールスと(南インドでは)いう
ランチの定食(1200円)

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央区銀座4-14-6 ギンザエイトビル2F/03-3545-5588

今回も右手でごはんをこねて食べた。
あーうまい。
これに慣れるとスプーンやフォークで
カレーを食べる気になれない。
土曜日は深沢「パルメット」で
ハンバーガー。

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世田谷区深沢3-4-1/03-3703-9399

まあ、
誰がみてもハンバーガーだ。

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2011年4月26日 (火)

スペイン料理の新星

町場のレストランが
だんだん活気を
取り戻しつつあるように思う。
さきごろは麻布十番に
スペイン料理店「スリオラ」が
4月15日にオープンした。
シェフは
龍吟にも務め
サンパウではスーシェフ(二番手)までやっていたひと。
スペイン・バスク地方の
サンセバスチャンで修業をしていたこともあるそうだ。
スリオラでは
フランス料理でもイタリア料理でも食べられない
食材のフレッシュさを活かしたり
意外な「デザイン」をされたりした料理が食べられる。
ランチもディナーも
おかませコースのみ。
たしか9品でディナーは構成されている。
なかでも印象に残ったのは
ひとつはフォアグラ

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港区麻布十番3-2-7/03-5730-0240

アーモンドとチョコレートを混ぜた
プラリネが
フォアグラにも微妙に混ぜ込んである。
甘くはないが
独特の風味をもつプラリネと
フォアグラが意外によく合う。
それから魚貝のひと皿。

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食材の味がうまく活かしてある

スペインの中でも
魚貝をよく食べることで知られる
ガリシア地方の料理を参考にしたそうだ。
トマトのエキスを回しかけてサーブされる。

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その場でソース、は2品ほど

魚はもうひとつ
アイナメのア・バプール(蒸し煮)。
そして肉は2品
ひとつは乳のみ仔牛のグリル。
もうひとつは
牛のほほ肉の煮込み

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ソースうまい、火通しもかなりよい

オーソドクスな料理だが
ソースが濃厚すぎず
肉の火の通し方もよく
これはかなり好きだった。
また食べたいと思うほど印象に残る一品。
チーズがデザートの前に。

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左からシェーブル、マンチャゴ、ゴルゴンゾーラ

たとえば中央のマンチャゴには
ハチミツのような甘さのあるナスが
組み合わせてあり
一緒に食べる。
マドリーでは朝
マンチャゴにメンブリーヨという
カリンのジャムを合わせて食べるが
そんなイメージだろうか。
もと「エノテカキオラ」があったところに出来た
洒落たスペイン料理店。
今後の発展が楽しみだ。

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ワインはスペインもの中心に充実

真っ白なテーブルクロスに
美しい照明
きちんとしたディナーがイチバン似合う

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2011年4月25日 (月)

いまさらミレニアム

いまさらですが……
ミレニアム」3部作を読み終わり
いまビデオに……。
震災のときはこういう小説が
もっとも読みやすいと痛感した。
「ザロード」も読んだが
めちゃくちゃ重かった……。
家人はスリラーを
結末から読んでも平気なタイプなので(笑)
映画から観ている。
映画から観ると
けっこうわかりにくいな。
映画だけのシーンで上手なのは
クルマが炎上するところ。
これ以上書きませんが。
小説の登場人物の心理描写を
ごく短い時間に
上手にやっている。
そこに挿入される
記憶のフラッシュバックは不要だと思うが。

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2011年4月24日 (日)

憧れのパリ

パリで人気の「ブラッスリー・トーミュウ」の
料理人に
(パリでなく)東京ブノワで取材した。
そのあとパリの店を予約したのだが
今回の騒ぎでキャンセル(涙)。

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ゆっくり行きたいなあ……。
こういう願いはくだらないかもしれないが
きっといい未来を
招いてくれるのではないかと思っている。

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2011年4月23日 (土)

浜辺にて

ENGINEの取材で
千葉の海岸へ。

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「あの突堤のところ
崩れていない?」とか
地震の痕跡が妙に目に入る。
自動車に乗っていた
編集部員は
3月11日の当日
首都高速上で
「揺れで
クルマごと下の道路に
振り落とされるかと思った」とのこと。
怖~。
無事に自宅に戻ると
妙にほっとする。

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2011年4月22日 (金)

ウグイスダニのイタリアン

レストランでの旧交あたため週間継続中。
先日は渋谷「ピノサリーチェ」で
ミヤザワさんとカトウさんと。
けっこう混んでいてご同慶のいたり。
地震の日は帰宅難民で
すごく混んだそうだ。

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渋谷区鶯谷町15-10/03-3496-3555

前菜は1500円で8皿のコース。
それにパスタはフジッリ。
ホウレンソウ!のグリーンソースがけ。
上にモッリーカという
パン粉のような粉末がかけてある。
パサパサ感がなかなかよかった。

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5000円ぐらい

ワインは赤も白のシチリア・エトナ付近のもの。
赤はネレッロマスカレーゼ
すこしピノノワールのような雰囲気だった。
だんだん客が戻りつつあるようでよかったね。

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2011年4月21日 (木)

ランチ1週間その256

先週のランチ報告です。
日曜日は駒沢大学「ラビコッカ」で
ピッツァ・マラドーナ(1900円)。

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世田谷区上馬4-5-1/03-3410-7700

それと
マルゲリータ(1600円)。

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トマトソースのピッツァがとくにうまい。
月曜日は取材で合羽橋。
どぜう飯田屋」で
どじょう鍋。

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台東区西浅草3-3-2/03-3843-0881

ほねぬきという開いたのもあるが
苦みのあるはらわたが入っている
丸鍋のほうがいい。
それと出色なのがどじょう汁(300円)。

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甘みのある白味噌仕立て。
これ一杯とごはん3杯なんてひともいるらしい。
政治家からブルーカラーまで
あらゆるひとがくる店だ。
水曜日は「ザ・ペニンシュラ東京」の
ブティック&カフェで
クラブハウスサンドイッチ(1200円)。

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6270-2717

濃厚でよい。
ポテトチップスは自家製ではないそうだが
塩加減が絶妙。
また食べたくなった。
木曜日は蛎殻町「ラグー」で
ミートローフと鶏唐揚げのランチ(940円)。

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中央区日本橋蛎殻町2-16-9/03-3663-6740

ピリ辛のチョリソーが入っている。
金曜日は日産自動車にいって
隣のSKYビル内「アントニオ」で
スモークサーモンとグレープフルーツのサラダ。

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045-442-0688

それにパスタが
ラビオリ。
クリームとチーズ仕立て。

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土曜日は
またまた「ラビコッカ」。
ビスマルク。

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とろりとした玉子の黄身がうまい

それにピッツァイオーロ、ペッペのスペシャル。

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サルシッチャと
ポルチニと
トマトソースで構成されている。
こちらもうまい。
ソースのベースを変えて頼むと
バリエーションが楽しめる。

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2011年4月20日 (水)

青山でインディアン

青山のインド料理店「ゴングル」で食事を。
青山の夜はいまも暗く
なんだか静かだ。
タンドーリチキン
シークケバブ
フィッシュティッカ
それにカレーがひとつ
セットになったプレート(1900円)

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港区南青山5-9-6/03-3406-0464

パパドゥムとナンとライスがつく。
ライスは後から持ってきてくれるとなおよい。
ヨーグルトがつくとなおよい。
それにもう1品
野菜炒めであるアルゴビ。
カリフラワーとポテトとオクラ。
僕はこれが大好きなのだ。

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店内はやたら暗かったが
あれは演出だろうか節電だろうか。
暗いのが好きなのでよいが。
そのあとTwo Roomsのバーをのぞいたら
外国人だらけで少々驚いた。
やたら騒いでいた。
なんであんなに騒ぐのか。
やけになっている?
静かな街と
喧噪に満ちたバー。
ふしぎなコントラストだ。

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2011年4月19日 (火)

春は子豚の季節

今週の週刊ポストの連載では
子豚をとりあげた。
「テーマは春の味でお願いします」と
編集部にいわれ
では、と考えたのが
赤坂「キッチャーノ」。
ランチはとくにひきもきらず客が入ってくる。
いまは改善の方向だが
取材したときはディナーは
みな帰宅してしまうのでガラガラということだった。
ポストの記事は
そんな状況をすこしでもよくする一助になればと
編集コヤマさんと話したものだ。

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港区赤坂3-13-13 赤坂中村ビルB1/03-3568-1129

フランス製の
ガス・ロースターで
2時間かけて
じっくり炙った子豚が
ランチに供される(1200円)。

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中はジューシー、皮はパリパリがウリ

火を通しているところを見ると
脂がゆっくりしたたり落ちていて
「やわらかく
まんべんなく火がとおり
オーブンと違い
水っぽくもならない」と
山縣シェフが自慢するのもわかる。

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鶏まるごとだと4羽いけるそうだ

5月は仔牛の季節だが
子豚も「通年手に入るけれどイチバンおいしい季節でしょうね」とシェフ。・
さらにランチでは
前菜盛り合わせ

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カプレーゼやイタリアふうオムレツなど

そしてその場でスライスする
プロシュット(生ハム)もついてくる。

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イタリア人マネジャーがていねいにスライス

最後はエスプレッソ。

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オーナーはコーヒーサーバなどを手がける会社

これもよい芳香だ。
肉に特化していることをウリにする
キッチャーノ
ランチ時はとくに
客を「満席です」と断り続けるのも
忙しそうだった。

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2011年4月18日 (月)

Peterに戻ってきている

震災の夜
夜を明かすひとたちを受け入れ
おにぎりと水などを提供した
ザ・ペニンシュラ東京」。
24階にある「Peter」でのディナーに誘われた。
窓の外には
慎ましやかになった東京の夜の灯が
遠くまで見える。
こういってはなんだが
暗さがまたよい雰囲気をかもしだしている。
前菜はフォアグラのテリーヌに
ニンジンのデギュスタシオン
3種類の調理法で
言われないとニンジンと気がつかないかもしれない

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03-6270-2763

魚は
クルマエビのロースト
マッシュルームのフランと
空豆のソテー添え

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メインは牛肉を頼んだので
フォアグラとの橋渡しにも
このやや淡泊な皿はよい
そしてメインは
牛フィレ肉のドライフルーツ包み
アスパラとジャガイモのフライが添えてある。

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肉は脂がよくのった
ボリュウム感のあるもの。
デザートは
「桜の香りをきかせた」とつく
ホワイトチョコレートのスフィア(球体)

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サクランボのエスプーマ添え。
これらの皿が
リズムよく出てくる。
それなりにお客も入っていて
「だんだんこれまでのPeterに戻っているかんじ」ということだ。
よかった。
レストランでのダイニングは
味はもちろん
サービスが落ち着いていて
かつ特別な気分になれる。
こういう時に
しばしいい気分に浸れるのが嬉しい。
Peterでそれを再確認。

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2011年4月17日 (日)

がんばるフランス人たち

このところ
いろんなひとに
震災にまつわるインタビューをしている。
このあいだは
4月初旬に福島・郡山まで
原発で避難しているひとたちに向けて
炊き出しに出かけた
フランス人(たち)
動機などを聞く機会があった。
中心は都内の高級フランス料理店のシェフたち。
「温かくておいしい料理を食べてもらいたい」と
東京で仕込んで
あとは現地のシェフたちと
力を合わせて料理を提供したそうだ。
レンタカーにいろいろ積んで
毎日往復で1週間。
その間シェフは交代。
「基本的には
やわらかくて
なじみのある料理」ということだったそうだ。
「原発で避難を余儀なくされているひとたちは
じつはすごくかわいそうです。
家には戻れない。
子どもは外で遊べない。
最初は1個所でも
みんなちりぢりに避難させられて
情報も届かなくなる。
彼らの状況をもっとシリアスに
考えてあげたほうがいい」と
音頭をとったオステア氏は言う。
オモチャもたくさん持っていったそうだ。
「温かいディナーにしたのは
昼はみな作業で出払っているのと
フロに入れないひとたちに
せめて料理でからだを温めてから
寝てもらいたいと思ったから」
いま東京のフランス人は帰れるひとは
ほとんど帰国して
リセ・フランコ・ジャポネ
生徒数は3分の1だそうだ。
「それでも3分の1は残っているんですね」と
僕が言うと
「親のどちらかが日本人の子どもだけですよ」と
教えてくれた。
でもそんな動きのいっぽうで
「これからは宮城まで視察にいって
必要なものを用意するつもりです」と
熱く語るフランス人たちがいる。
頭を垂れるしかない。
週刊A誌が彼らの活動について触れ
最初は持ち上げてから
「原発の廃炉には莫大なカネが動く。
原発関連技術の先進国である
フランスにとって、
新たなビジネスチャンスになる可能性は高い。
今のうちから
あの手この手で
フクシマでのプレゼンスを高めようと
しているのでしょう」
そう落としている。
この記事によると
とっくに閉店になった
レストラン「ロオジエ」も
営業していることになっているし
まあ
真剣にとりあわないほうがいいのかもしれないが
哀しい記事である。

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2011年4月16日 (土)

ジェーン・バーキンで涙

外国人が
日本に応援に来てくれるのは
見捨てられていないと思えて
すなおに嬉しい。
先日ちょこっと書いた
ジェーン・バーキン
本人にインタビューしたとき
とても感激的だった。

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「復旧作業で被爆した作業員の話を聞くと、
他人のために
自分の命すら捧げる覚悟のあるひとたちがいるなんて、
信じられないと思いました。
人間にはすごい力があると痛感しました。
じつはフランスはチェルブイリで、
放射能に強いアレルギーを持つひとが多いんです。
国内にも原発が多いし。
それで私が“すぐ日本に行く!”と言ったら、
家族から“やめろ! でもどうしても行くというなら、
靴は3足持っていって履き替えるようにしろ、
手袋しろ、
マスクしろ、
外出から戻ったら服はすぐ着替えて
ホテルで洗濯してもらえ”とか言われました(笑)。
でも日本に到着して東京に来たら、
みんな笑顔で、
“桜の花とともにジェーンが来てくれた”と
歓迎してくれました。
それを観て、ひとの力ってすごいと思いました」
ほぼノーメイクで
にこにこ笑いながら
市谷の日仏学院の1室で
そんなことを語ってくれた。
途中
交通事故でジェーンの甥っ子が
命を落としたことに話がいくと
通訳の若い女性が
涙をぼろぼろ流した。
プロっぽくない、と
言うのは簡単だけれど
いま僕たちは
ほんとうに感傷的になっていると思う。
だから彼女の気持ちがわかる気がする。
おそらく誰もが
かつてないほど不安定なのだ。

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2011年4月15日 (金)

音楽にはパワーがある

ブルーノート東京
震災直後からずっとライブを提供してくれている。
ビルボード東京のほうは
ずっと閉まっていたが。
直近ではナイル・ロジャース&シックが公演中だ。
僕も誘われて行ってきた。
これがもう
かなり楽しい!

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公演延期になったミュージシャンも多いが
ロジャースは震災直後から
「いま行く! すぐ行く!」と
日本でのライブにものすごく前向きだったそうだ。
シンディ・ローパーも震災直後の公演で
「みんなはひどい週末をすごしたわけだけれど
しばし私が忘れさせてあげるね」と語りかけたし。
こういうのはとても嬉しく思う。
最近「Everybody Dance!」という
コンピレーション2枚組を出したばかりで
女性シンガー2名を伴った
今回のセットは
かつての(大)ヒット曲で構成されたものだ。
Dance Dance Danceにはじまる
シックの一連のヒット曲に加え
シスタースレッジに書いた
We Are Familyや
ダイアナ・ロスのI'm Coming Out
そして僕的にはかなり盛り上がったのが
デイビッド・ボウイのLet's Danceだ。
ナイル・ロジャースのギターカッティングは
ややセーブぎみだったとはいえ健在。
外国人客がほとんどいなかったようだが
会場はお姉さんがたが立って踊って
じつに楽しそう。
いま日本に必要なのは
こういう場なのだとよくわかった。
広報のハラサワさんが
「(震災で)からだの一部が傷ついたけれど
それで活動を止めてしまっては
生命が停止してしまう。
音楽はなくても生きていけるが
癒す力の大きさを信じていたいです」と
語ってくれたことがある。
それに同感。

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ライブは週末から4月18日の月曜日にかけて
毎日2ステージで構成されている
そして日曜日の1部は子どもも入場できる
家族向けという。
これだ!と思った。
みんな行くといいよ。

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2011年4月14日 (木)

愛しいうどん

こんな時代でも
ひとは生活している。
先日合羽橋で
「ここはうまいですよ!
うちはいつも鍋のあとはここのうどん」と
釜浅商店のクマザワ社長に教えてもらった
合羽橋通りの
うどん屋さんへ。

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ここの麺はすべて手作り。
ひと玉80円とかなりリーズナブルで
味もよい。
頼むと
ステンレスの筒で
ビニール袋に入れてくれる。

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ほかにも
ラーメン用の麺(これは4種類ぐらいある)や
きしめんなど
バリエーションに富んでいる。
焼きそばの麺(やはり80円)は
「蒸すのに3時間ぐらいかかるのよ」とのこと。
太めで
すこし日本そばを思わせるけれど
存在感がある。
ソース焼きそばにしなかったが
次回はそうしてみたくなる。

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さらに浅草のほうにいくと
豆腐がうまい「栃木屋」も。

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ここの油揚げを使う
弁天山美家古寿司」のおいなりさん
かなり評判がよい。
買って帰る途中
地震で地下鉄が止まり
トンネルの途中で
「もしかしたらこれ食べることになるのかな
味なしで……」と思った記憶も
一緒に残ってしまった。
幸いそういう事態は避けられたが。
いずれにしても
うどんや油揚げといった
昔から日常的に接してきたものが
ことさら愛おしくなる昨今だ。


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2011年4月13日 (水)

ランチ1週間その255

先週のランチ報告です。
日曜日は駒沢大学駅前「ラ・ビコッカ」で
ビスマルクピッツァ。

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それから
ピッツァイオーロ、ペッペおすすめの
フンギのピッツァ。

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世田谷区上馬4-5-1/03-3410-7700

うまいよ。
最近の週末は
駒沢公園を対角線で横切って
ここに行く。
火曜日は五反田の「フランクリンアベニュー」で
BL&Tサンドイッチ。

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品川区東五反田3-15-18/03-3441-5028

マヨネーズの味つけが上手で
ここのはうまい。
水曜日は浅草の「弁天山美家古寿司」。
美人の女将が
連れていってくれた合羽橋の
釜浅商店のクマザワさんのお友だち。
ということもあって
おいしく
かつ楽しいひとときを過ごせた。

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台東区浅草2-1-16/03-3844-0034

ここは
存在感があるようでないような
ごはんと
厚切りの魚が特徴的。
浅草は桜が満開だったが
例年より人出は少ない、とのこと。
木曜日は
銀座の「京橋屋カレー」で
ツインカレー(1400円)。

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中央区京橋3-4-3千成ビル2F/03-5203-2810

キーマ(右)と辛口伊達鶏の合盛り。
とくに伊達鶏は
トマトソース仕立てで
スパイスの風味が効いている。
金曜日は水天宮前「ボントン」で
組み合わせサンド(1365円)。

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中央区日本橋蛎殻町2-15-2/03-3666-5561

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2011年4月12日 (火)

ミュージアムレストランの日々

今月号「日経おとなのOFF」で
ミュージアムレストランの紹介という企画を
やっている。
選ぶにあたって
いろいろ出かけてみた。
たとえば新国立美術館
「ポール・ボキューズ・ミュゼ」。

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鶏もも肉のコンフィ

ひらまつが運営していて
メニューはけっこうしっかりしている
それからサントリー美術館のカフェ。

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麩と湯葉のあんかけ丼

加賀麩の不室屋が運営している。
いっぷう変わったメニューだが
女性を中心に人気のようだ。
それから根津美術館の「Nez Cafe」

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ベーコン・レタス&トマトのサンドイッチ

こちらの運営はユーハイム
魅力は根津美術館の庭園が
大きなガラスごしに楽しめるところ。
ただし入るには美術館の入館料も必要

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それから庭園美術館
「cafe 茶洒 kanetakana」。

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春の蒸し寿司

金田中が運営している。
でもメニューは基本的に
セントラルキッチン方式で
温めるだけというのが基本のようだ。

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それから東京都現代美術館の「カフェハイ」。

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バゲットサンド

こちらの運営は
西麻布のベトナム料理店「キッチン」。
デザートのプリンもおいしい。

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コンデンスミルクで作るプリン

室内もミュージアム内とは思えないほど
リラックスした雰囲気だ。

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それから横須賀美術館の「アクアマーレ」

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タコのトマト煮と春キャベツのスパゲティ

そしてメインは恵水ポークのロースト。

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このミュージアムも気分のいいところだ。
アクアパッツァの系列店だが
メニューなどは独自開発という。
レストランも芝生をミュージアムと共有。

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新国立美術館に取材した日が3月11日だった。
原宿からてくてく歩いて
たどり着いたら
広報のひとが外に立って待っていてくれた。
美術館から退去命令が出ていたからだ。
先週の金曜日に
同じ美術館のVogue Cafeに打ち合わせに出かけたら
桜が咲いて
リラックスした雰囲気も漂っていた。
少しほっとした。

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いまはどこも開館時間短縮など
震災後は縮小ムードだ。
この取材をしていた
ミュージアムレストランの日々は
いまからだと夢のようだ。
でも夢でなく
またすぐ現実になるはず。
そのためにはみんなで
出かけていかなくては。
ちなみに僕がとりわけいいと思ったのは
カフェハイだった。
もっともミュージアムレストランっぽくないところだ。

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2011年4月11日 (月)

タルトフランベはかわらずうまい

広尾のフランス料理店「ラ・シゴーニュ」へ。
アルザス料理を中心としているのが特徴で
フランス版ピッツァともいうべき
タルトフランベのメニューが充実している。

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港区南麻布4-12-4/03-6277-244

これは「シャンピニオン」(1400円)。
サラダ感覚が特徴だ。
その前に
出色のフォアグラのクレームブリュレ。
そしてブーダンノワール。

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マッシュドポテトとともに

これらもセンスのよい出来だ。
そしてもう1枚
「キャナール」という鴨のタルトフランベ。

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砕いたクッキーがおいしさをひきたてる

ダイアモンドパターンが美しい。
小技が効いている。
こういうことが大事なのだ。
載っているのは
鴨のロースト
フォワグラ
ルバーブ
くるみ
そしてクッキー。
ほんのり甘いクッキーが
大きな特徴だ。
これでけっこう腹いっぱいに。
タルトフランベ
変わらずうまかった。
もうひとつの看板料理
ストウブを使ったシュークルートには
たどりつけなかったので次回に。
外食してるよ。

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2011年4月10日 (日)

築地がんばれ

築地市場へ取材。
魚離れがあり
景気が悪くなり
メガストアが産地への直買い付けをしたり
ここ数年の世の中の変化で
築地の危機といわれているが
そこに
震災
放射能汚染
そして自粛ムード
ひどく追い打ちをかけているという。

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場内を歩いていると
「おはようございます!」とか
「なにやってんですか?」と
シェフたちに声かけられる。
みんな来ているんだなあ。
産直ブームといわれるが
じつは卸や仲卸は
クオリティや価格を
安定化させるのに重要な
役割を果たしてくれている。
築地がなくなると
質のいい魚貝や野菜が
レストランにも回らなくなる可能性が大きくなる。
だからなんとか
築地にがんばってもらわないといけない。

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取材のあと
豊ちゃん」でオムハヤシ(1050円)を食べた。
11時になるとかなり空く。
観光客も激減しているのだ。

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2011年4月 9日 (土)

早く2回転に

震災前から楽しみにしていた
仕事仲間のひとたちと
四谷「蜀香郷(シューシャンシャン)」での食事会が。
当然辛いものコース(6300円)。

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新宿区舟町5-25/03-3356-0818

前菜のあと
豚の煮込み。
トンポーロ-の原型だとか。
花巻で最後はソースをすくって食べる。

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それから
トウガラシがブカブカ浮いている
四川の火鍋。
中身は白身魚とエビ。

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同席していた
カメラマンのイガラシさんは
「四川で食べたのとすごく似ている!」と
喜んでくれた。
そのあと辛くない一品。
ナスと挽き肉を
エビせんべいに載せて食べる。

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油だが
軽くてもたれない。
そして坦々麺。
これ名物のひとつ。
うまい。

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そして麻婆豆腐。
豆腐の味がちゃんとする。

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そういうのがうまい。
そして卵白のスープ。

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やや塩辛いのだが
この塩辛さが最後によく合っている。
いつもは2回転近くする店だが
今回はずっと空席まであった。
やっぱり自粛ムードか。
早く終わることを願う。
早く2回転に戻るといいな。

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2011年4月 8日 (金)

ジェーンさんと呼びたくなる

ジェーン・バーキンが来日中
(今日帰国だそうだ)
6日には友人のリエさんが誘ってくれて
クラブクワトロでのライブ
7日にはインタビューをすることが出来た。

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ライブ前にクラブクワトロにやってきたところ(サイン中)

いや~自然体。
以前として美人で
かつ本人は肌がきれい
なのだが
その秘訣はまったく気取ったりしないことだろうか。
誰が「いっしょに写真撮って」と言っても
ニコニコしながら
必ず決め顔。
それがまたいい。
ファンになりました。
ジェーンさんと呼びたくなる人柄だ。
インタビュー内容については後日報告したい。

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2011年4月 7日 (木)

めちゃくちゃなお願い

総務省が
めちゃくちゃなこと言い出してる。
原因と結果が逆。
そりゃあ
僕だって
時々ツイッターとか拾い読みしているだけで
日本はどうなるんだ……と不安になることはある。
たとえば昨日の夜の宮城沖の地震
書き込みでは
女川原発がもうダメみたいなものがあったりするからね。
それが現場からのツイートだったら
大変だけれど。
ただ逆にいうと
今回こんな規制要請を真に受ける
プロバイダーが出てくると
本当に現場からのツイートだって
規制されてしまう可能性だって出てくるわけで……。
規制があってはいけません。
もう妄言。
そんなこと考えているヒマ
ないはずでは?

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2011年4月 6日 (水)

ランチ1週間その254

先週のランチ報告です。
外食すくなめ。
水曜日は駒沢大学駅そばの
ピッツェリア/トラットリア「ラ・ビコッカ」で
ズッキーニと小柱がトッピングされたピッツァ。

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世田谷区上馬4-5-1/03-3410-7700

ここは別のレストランのイタリア人マネージャーが
教えてくれた店で
ナポリ出身のピッツァイオーロがやっている。
それとサルシッチャ(の中身)が載っている。

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コルニチョーネ(ピッツァの縁)が厚いのが特徴

休日とか夜は
ピッツェリアというより
パスタやメイン料理が食べられるトラットリアになる。
よい店だった。
金曜日は赤坂のイタリア料理店「キッチャーノ」で
ポルケッタの春野菜添え(1200円)。

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港区赤坂3-13-13/03-3568-1129

ポルケッタは子豚のこと。
じっくりロースターで焼いたものを
限定で提供している。
多くのひとはパスタを頼むが
肉を得意とするこの店は
肉料理を食べないともったいない。

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2011年4月 5日 (火)

進藤さんという旧友

そういえば
少し前の週刊アスキー
進藤晶子さんの対談に呼んでいただいた。
僕がゲストで4ページも対談。
進藤晶子さんとは
以前アリガットという雑誌に
レギュラーで出ていただいていたご縁があり
それでもお会いするのは
じつに久しぶりだった。
いまもきれいで明るい。
お嬢さまである育ちが
最もいいかたちで出ているひとだと思う。
旧友に会った気分だった。
ほとんど雑談のような
座談会になってしまったかもしれないが
「大阪の焼き鳥はおいしいですよ。
いくら東京でも
あれぐらいおいしい店はないのでは」と
おすすめの店を教えてもらったりした。
大阪育ちで大阪が大好きなところも
昔の進藤さんのままだった。
それもよかった。

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2011年4月 4日 (月)

しっとりしたい時には

今年は桜も遅くて
春がなかなか来てくれないという印象。
日経おとなのOFF」4月号で
桜の見えるレストランという企画を
手伝ったのだが
これではいつ
桜の景色が堪能できるのか
少々心許ない。
でも公園にいくと
無理やりにでも、という心意気で
桜の木の下にシートを拡げているひとたちも(笑)
それだったらちょうどいいから
歩いて桜みて
レストランで宴会すると
一石二鳥では?
「花見のシーズンはいつも
お客が入らない。
雨降らないかなあって
いつも願っているぐらいで」と
レストランは言う。
今年はさらに自粛ムードが追い打ちが。
電気を節約するなら
どうせ開いているレストランで集まるのはいいと思う。
選んだレストランのひとつが
京都の「吉田山荘」。

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かつての東伏見宮家の別荘

吉田山の丘の上にあって
そこから京都の町の景色が楽しめる。
桜は庭に
りっぱなしだれ桜もある。
どの部屋からでも楽しめるようになっている。

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場所は南禅寺などある岡崎で
なんでも岡崎とか
岡=吉田山
崎=崎
つまり吉田山から崎は京都ではない、という意味とか。
そんなことを
タクシー運転手から聞いたことがある。
京都のタクシー運転手は
ほんと物知りだ。

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旬の食材でかつ有機にもこだわっているという

吉田山荘は料理でも知られ
通常は会席だが
望めば鍋だろうが
なんでも作ってくれるという。
そこが京都人には魅力だそうだ。
いまは同じ敷地内にカフェも出来ている。

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都市左京区吉田下大路町59-1/075-771-6125

画像はそのあと
NILE'S NILEの取材で行ったときのもの。
「雨の日に行くと
しっとりして
これも京都か、と驚くほど」と
案内してくれたひとが言っていた。
たまには
そんな気分になりたいなあ。

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2011年4月 3日 (日)

ブラッスリーは8割

繁華街の飲食店が
わりと空いているいっぽう
私鉄沿線ではがんばっているレストランもあるようだ。
むしろ「早く帰宅してください」と
総務などにうながされる昨今
自宅そばのほうが落ち着くのかも。
「お客さんの入りは8割がたで落ち着いています」と
言うのは
東京・三宿の「ブラッスリー・デュ・クワン」のシェフだった。
PホテルのSさんとこのあいだ食事をした。

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空豆のムースと生ハム

じつは前から行ってみたくて
自宅が近いというSさんに
お願いしていたのだった。
その間に震災があったが
「せっかくなので行きましょう」と
灯火が消されて真っ暗な
246沿いにあるこのブラッスリーに出かけた。
前菜はほかにサーモンのタルタル。

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ディルの香りがよい

それからカキのムニエル。
バルサミコで味つけがしてあり美味。

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もうカキも終わりだなあ

そして僕が愛するサラド・ニソワーズ。

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上品な作りです

そのあと久しぶりにスープが飲みたくなって
タマネギとサツマイモのポタージュ。

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スープっていいよね

そして途中でSさんが
「ここに来たらこれ食べなきゃ!」と頼んでくれた
自家製ブリオッシュ。

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フォワグラと合わせればよかった

メインは塩漬け豚と白菜の煮込み。

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世田谷区池尻3-30-10 4F/03-5481-5218

デザートは冷製チョコレートムース。

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甘みおさえめでブティック菓子的感覚

客の平均年齢は高くて
みな楽しんでいた模様。
いい光景だ。
でもそのあと自宅へ帰るバスが予定どおりに来なくて閉口した。
あたたかい春の宵だからまだよかったが。

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2011年4月 2日 (土)

京都はうまかったなあ

NILE'S NILEの今月号で
京都特集をやった。
3月の頭に京都に行ったわけだが
あのときはよかった~と
誌面をめくってしみじみ。
こんなことになるなんてなあ。
と、後ろ向きになっていてもしかたない。
取材で行ったのは
しゃぶしゃぶを考案した
祇園・花見小路の「十二段家」。

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京都市東山区祇園町南側 570-128/075-561-1655

近江牛のしゃぶしゃぶは
驚くほどうまい。
しゃぶしゃぶって
うまいものだったんだなあと
あらためて思うほどだ。

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長くカットしてあるのが贅沢なのだそう

太平洋戦争後
大陸から引き揚げてきたひとから
あちらの羊肉の火鍋の話しを聞き
それを牛肉でやってみたら?と考えたのが
最初だとか。
中央に炭をいれる独特の鍋は
すべて特注。
炭だと湯が沸騰しないのがいいのだそうだ。

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煙突が長いのがオリジナル

ここのもうひとつのウリは
部屋に飾られた
棟方志功の絵や
河井寛次郎の陶器。

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パイプが発想の原点だったとかいう寛次郎作品

じつはあとで知ったが
義理の祖父がここの行きつけで
先代とはかなり懇意だったそうだ。
「はあ……ふうん」というのが
この話しを後日したときのコメントである。
タレも十二段家の名物。
ゴマを使ったもので
なんでも当時
いまはしゃぶしゃぶで知られる
大きな店のほとんどに
手ほどきをしたんだそうだ。
人に歴史ありというが
店に歴史ありだ。
「でもどの店も
同じようには作らないのがおもしろいですなあ」と
ご主人は述懐していた。
いろんな理由で
京都にいるひとも多いと思うので
うまい牛肉が食べたいなら寄るとよいよ。
うまいから。

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突き出しの盛り合わせも楽しい


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2011年4月 1日 (金)

肉好きは行くべし

今週うまいイタリア料理店に行った。
赤坂はサカス前にオープンしたばかりの
キッチャーノ」だ。
「肉専門」と店名の下にあるとおりで
うまい肉が揃っている。
ひとつは生ハム。

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港区赤坂3-13-13/03-3568-1129

パルマから持ってきたプロシュットを
イタリアのスライサーで1mmの厚さに切って
サーブしてくれる。
「この厚さがなにより重要なんだよねー」と
日本語が堪能のマネジャー
フランチェスコ・リバッシィ氏は言う。
もうひとつ重要な脂身の残し方のほうも
僕の好みだ。
日本のレストランでは削ぎすぎのところが多いが
ちゃんと甘い脂身が残してある。
それはこのパルマ製のスライサーで。

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刃が大きいと熱をもたず脂も溶けない

重くて高い機械だ。
「調子にのって刃が大きすぎるのを買ってしまったかも……」と
フランチェスコ。
おかしい。
でもこれがないとプロシュットはおいしくないそうだ。
そしてスライスしてくれたプロシュットをフ
ォークでくるくると巻いて
口の中にいれるととろ~と溶けるかんじがたまらない。
前菜では
クラテッロやモルタデッラなど
アフェッタートの盛り合わせから始まる。

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ほかにもクロスティーニやチーズやグリル野菜や
とにかく数多く出る。
「まだ出るの!」と嬉しい悲鳴が出るほど。
プリモは4品ぐらいから選びスタイルで
画像のように半分ずつを頼むことも出来る。

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リコッタチーズのラビオリ(左)と
松坂牛テールのパッケリ。
どちらも個性がある。
個人的には肉をいろいろ食べたあとだったので
とりわけラビオリに惹かれた。
それもそのはず
注文が入ると
山縣シェフが生地から作ってくれるそうだ。
「たいていの店は作り置きを冷凍しているから
硬いところがおいしくないけれど
これはホンモノ」と
パルマ出身のフランチェスコが胸を張るのもわかる。
セコンド(メイン)はこんなぐあいに盛り合わせで。

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北海道の池田和牛のコースは1万円

キッチャーノのおもしろさは
牛の産地が選べるようになっていて
それでコース価格が変わること。
画像は北海道の池田和牛(褐毛)のサーロイン。
脂身が少ないものを熟成してからグリルする。
それに中央がイベリコ豚。
そして自家製ソーセージ。
牛はほかに
メキシコ産アンガス牛のサーロイン(これだとコース料金が7000円)
島根・岩見和牛のランプ(同9000円)
ほかに松坂牛もあるそうだ。
これがうまい。
ジューシーで。
でも前菜で張り切りすぎると
ここで残すことになる。
「イタリア人は平気で残します。
残ったら持って帰ってもらえるから
そのつもりで来てください」と
前出のフランチェスコ。
デザートはティラミス。

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そしてこの店のオーナー企業が
得意とするコーヒーメーカーで淹れてくれた
エスプレッソ。
赤坂は照明も落ち
エスカレーターが動いていない店も多いが
うまいものを食うと元気になる。
そのいい証明だった。
ごちそうさま!

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