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2010年3月 7日 (日)

人身事故を回避するボルボ

ボルボがこのところ
「安全なクルマ」というイメージを
前面に押し出している。
そもそもボルボは
世界で最初に3点式セイフティベルトを採用して
その特許を「安全に関することだから」と
公開したメーカーだ。
(そういえばメルセデスも
安全に関する技術は特許を公開しているとか)
さきごろ
今年後半に発表する
歩行者検知機能付フルオートブレーキシステム
ジャーナリスト向けのデモストレーションを
恵比寿ガーデンプレイスの駐車場の一角を借り切って
行った。

Dscf4131_2

ブレーキと電子制御技術を組み合わせることに
ボルボは熱心で
昨年XC60というモデルには
シティセーフティを搭載した。
これは衝突回避・軽減システムで
追突事故の多くが市街地で
かつノーブレーキのまま起こっている調査結果をもとに
相対速度が時速15kmまでなら
車両に搭載している赤外線レーザーからのデータをもとに
車両がわがブレーキをかけるというもの。
体験(って実験を)したが
ほんとにみごとに止まる。
そして今回はカメラと
ロングレンジとミドルレンジのレーダーを組み合わせたもので
歩行者と車両をクルマが補足して
もしドライバーが気づいていない時には
フルブレーキで制動をかける。
身長80cm以上の人間が対象に含まれたのと
時速4kmから200kmまでで作動する点が
シティセーフティとの違い。

Dscf4138_2

僕が体験したのは駐車場で
時速25kmでノーブレーキのまま
等身大のダミーにつっこむというもの。
こちらもみごと止まってくれました。
この速度に設定した理由は
駐車場なので路面の滑りがよくなっているため
歩道の乾燥路面より滑走距離が長くなることを考慮に入れて。
で、この技術が摘要されるのは
下記のようにまとめられる模様。
・あくまでドライバーの「うっかり」をサポートする技術
・自転車やバイクやベビーストローラーなどは認識しにくい
・ひとの目で補足しにくいものはクルマも補足しにくい
(夜間とか雨の日)
・車両が減速モードに入っても運転者の加減速を優先する
「うっかり」をカバーしてくれるのはすばらしい。
オプション設定になるそうで
価格も未定。
こういう技術が小さなクルマにも採用されるようになることを
望む。
ABSもかつては高いオプションだったが
いまはついていないクルマがない。
そんなふうに普及すると嬉しい技術だ。

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