iMiEVはかなりいい!
話題になっている
三菱の電気自動車「i-MiEV」(アイミーブ)に
日経BPtvの取材で試乗した。
三田の三菱自動車で車両を受け取り
首都高速を含めて
都内をぐるぐる走ってみた。
プロトタイプにお台場で乗っていらいだったが
いや~よく走る。
電気モーターの特性を活かして
しかも車両が軽いものだから
加速のよさはガソリン車より上。
日本の人たちは軽自動車ってだけで
バカにして
前に割り込んでくるが
ことi-MiEVに関してキケン。
加速力があるので
衝突しそうになる。
ナメんなよというかんじだ。
もうひとつi-MiEVで感心したのは
乗り心地のよさ。
おとな3人で乗ったせいもあるが
そもそもバッテリーなど
重いものを搭載しているせいで
(専門用語ではバネ上が重いという)
意外にもしっとりした乗り心地だ。
左右に通常と急速ふたつの充電用ソケット
まるでガソリンのように
バッテリー残量が表示されるのが
新しい時代のクルマっぽくておもしろい。
乗り心地は高級車で燃費は軽以下
けっこうおもしろい。
あとはスタイリングとか内装で
もうすこし特別なかんじが出ればよい。
深夜電力を使うとフルチャージで
電気代は150円前後。
クルマはやっぱり150kmぐらいの走行が可能というので
ガソリン車に換算すると
1リッターあたりの走行距離は
軽く100kmを超える計算になる。
かなりの好燃費だ。
価格は459万9000円と高価だけれど
経済産業省による
「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」
139万5000円を受けられる。
加えて
たとえば東京都なら
環境局に59万5000円(だと思う)を申請できる。
そうなるとけっこう価格は低くなる。
ただし今年生産分の1400台はすべて法人向けで
個人向けの販売が開始されるのは2010年から。
いまはまだ充電スタンドが
三田の三菱自動車前をはじめ
東京駅ちかく鍛冶橋とか
10個所に満たない状況。
いまは個人による「売電」が禁止されているので
携帯電話の充電サービスのようなかたちで
充電スタンドを拡充していく必要があると
これは三菱自動車の開発担当者の話。
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