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2009年3月31日 (火)

ジョンも好きだったスプリングコート

ジョン・レノンが好きだった
テニスシューズ。
それがフランスのスプリングコートだ。
アビーロードのジャケットで
白いスーツと合わせていたり
ヘイジュードのフォトセッションや
たしかウェディングアルバムでも履いていたのでは。

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実際にとても履き心地がよくて
二重底の下には
生ゴムのクッションが横方向に
いくつも渡してある。
どうやらこれがハンモック構造になって
ショックを吸収しているのではと
僕は観ているのだが。
外観上の特徴は
ソールに左右4つずつ開いている
通気用の孔。
蒸れ防止というのもおもしろい。

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スプリングコートはフランス製

もうひとつ履き心地がいい理由は
キャンバス地がソフトなので
紐を締め上げていったとき
足の甲をきちんと包んでくれるからなのだ。
これを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
春に真っ白なテニスシューズ
いい取り合わせになったと思う。

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2009年3月30日 (月)

ひとりで行けるごはん屋は

「ひとりで行ける上質ごはん」という
グルメガイドが東京書籍より出版された。

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1400円で絶賛発売中

タイトルどおり
ひとりで夕食を、という場合に
お勧めの店を網羅したガイドブックで
食に関するなんらかのプロフェッショナルが
参加メンバーの
フードジャーナリスト会議編ということで
僕も末席を汚しつつ
ここなら夜
仕事からの帰りみち
ぱっと寄って
満足いける食事が出来ると思うおすすめ店を紹介した。
執筆者が多いので
そのぶんバリエーション豊かなのが特徴で
ページをめくる楽しみがある。
書店でぜひ手にとるか
どこかネット書店で即購入してください。
やや問題があるのは僕のプロフィール。
このブログに掲載しているものが
使われているのだが
いまとなってはない雑誌も(苦笑)。
これはプロフィールの訂正をするのに
パスワードが要求されるなど
煩雑なので
更新をサボっていた僕の責任です。
もし重版になったときは直したいので
いろんな意味で売れることを願うのだ(^.^)

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2009年3月29日 (日)

トーヨーキッチンでクマに会う

トーヨーキッチンの
新ショールームが
表参道交差点ちかくに出来た。
かつてドリアデのショールームだったところで
トーヨーキッチンでは
キッチンを中心とした
新しいライフスタイルを提案するための
アンテナショップの役割も
そこにもたせたい、と話している。

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トーヨーキッチンの製品がいろいろ

そもそも刃物で知られる
岐阜の関で創業したトーヨーキッチンは
約40年前からキッチン事業に進出。
近年はデザイン性を売り物に
値が張っても
価値が高い商品を選択する
顧客層に受け入れられてきた。
もうひとつの特徴は
ステンレスの加工技術の高さ。
つなぎ目なしで
どこまでも長いワークトップを作れるのも
トーヨーキッチンならではなのだ。
今回のレセプションでも
技術者の腕前を見せるため
ステンレス製のクマが展示されていた。

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500万円

関節部分にはラチェット式のジョイントが入っていて
カチカチと動かせるそうだ。
同時にムラーノグラスのシャンデリアをはじめとする
ランプやテーブル、デザイナーズチェアなど
さまざまな「いいもの」の輸入販売もするとのこと。
「一般に住宅を建てるときは
外観、内装ときて、家具選びは最後になりがち。
でもV字型キッチンのように
キッチンを中心に右と左で
リビング機能とダイニング機能を分けた提案など
キッチンを中心に
インテリアを構成していただきたいと思い
このショールームを作りました」と
広報担当のひとは言うのだった。

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inoと名づけられている

価格はそれなりだが
「東京ではすこし消費が上向いているかんじなので
セールスに期待している」とも。
たしかに高級なオーストリア・ブリム社製ヒンジなど使い
じつに機能的なトーヨーキッチンのキッチン(重複している気が)
大事な生活のパートナーである。


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2009年3月28日 (土)

永瀬正敏さんとオウプナーズ

いま人気のウェブポータルサイト
「オウプナーズ」で
永瀬正敏さんとアウディという取材をした。
ここでは
永瀬さんの自動車観を中心に話しを聞いたのだが
そもそも
「運転免許とれる年齢になったら
すぐ取りました」という永瀬さん。
自動車の運転は大好き、と言う。
とくに好きなのは「ゴツいクルマ」で
撮影車アウディA4は「面構えがいいですね」ということだった。

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取材の日は
風つよく花粉とび黄砂吹き荒れるという
ひどいコンディションだったが
写真をとった吉澤さんは逆境を克服して
ドラマチックな画像にしてくれているのに感心。
この取材に先立って
永瀬さんが主演の映画
「ゼラチンシルバーLOVE」を観た。
ストーリーは
意外に他愛もないものだけれど
写真家・繰上さんが監督だけに
映像と音へのこだわりは
けっこう印象に残る。
なかでも僕がとくに好きなのは
砂漠の昆虫のシークエンス。
夜中にはい出してきて
逆立ちして
体表に夜露を結露させ
それを飲む昆虫の映像と
それが太陽がのぼった瞬間に
太陽熱で蒸発してしまう
(これは本当かな?)シーンも
かなりの出来。
どこかのライブラリーの映像だろうかと
思っていたが
最後のエンドロールとのところに
アメリカ撮影班とクレジットが出たので
わざわざ撮ったのかも。
小さな昆虫のシーンが
映画の印象をより強くしている
おもしろいものだ。

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2009年3月27日 (金)

わぐりたかしさんの語源の旅

友人の放送作家わぐりたかしさんが
新著を出した。
「地団駄は島根で踏め」(光文社新書)。

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880円で絶賛発売中

地団駄を踏むってどういうこと、という疑問を胸に
語源になった島根を訪れてリポートする。
そして答えは意外にも「もののけ姫」の中に……。
この形式で23の言葉をとりあげ
その出自をアクションリポート。
文章力もかなりあるひとなので
その様子がとてもおもしろく読める。
このところわぐりさんは
語源ハンティングの旅で
出張つづきだったから
その成果がこうやって
一冊の本として結晶したのは
ご同慶のいたりだ。
日本語っておもしろいと
あらためて思わせてくれる本だ。


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2009年3月26日 (木)

3代目プリウスのプロトタイプ試乗

いまかいまかと
登場が待たれている新型プリウス。
先頃は朝日新聞に
「価格は205万円から」という記事が出て
インサイトで先行しているホンダの広報が
「うそー!」と驚いていたが
そのプロトタイプに先日試乗した。
これが外観。

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スタイリングは現行の2代目にけっこう似ている。
空力をつきつめていくと
こうならざるをえない、ということのようだ。
3代目の特徴は
エンジン排気量が1.8リッターに拡大するとともに
電気モーターの出力が50kWから60kWに向上するところ。
インサイトがエンジンを小さく(1.3リッター)したぶん
電気モーターでパワーを補おうという発想だったのに対して
トヨタでは状況に応じてモーターのみエンジンのみと
使っていく方式。
排気量アップについては
「気筒あたりの容積を大きくすると
とくに高速走行ではエンジン回転が下げられるなど
効率がよくなって燃費も向上する」と
トヨタの開発者は話してくれた。
ほほお。
ボディサイズは大きくなって室内も広くなった。

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ダッシュボードのデザインはクリーンで
しかもタッチトレーサーディスプレイという
ハンドル上のボタンに触れると
空調やオーディオ操作のための虚像が
中央のモニターに表れるので
視線の移動が少なくてすむという
新機構も採用。
BMWなどがでかいダイヤルで
ギコギコとやっているのに対して
エレトロニクスを駆使したアイディアだ。

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これに軽く触れると……。

さらに今回は電気モーターだけでも
2キロぐらいなら走行可能のEVモードを採用して
将来の(燃料電池の)電気自動車への布石を見せたり
そうとうなテクノロジーのかたまりだ。
燃費運転に挑戦したところ
リッター48キロなんて数字が出た。
でもこれはありえないぐらい低速。
公道をふつうに走るとそれでも30キロちかくいきそう。

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日経BPtvでさっそくリポートしています。


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2009年3月25日 (水)

ランチ1週間その153

先週のランチ報告です。
月曜日は新橋の「むさしや」で
カレースパゲティ(700円)。

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駅前のニュー新橋ビル1階

250グラムぐらいあるんじゃないか。
すごい量。
でも意外にスイスイと食べられる。
でもこれすごく原価率は低いだろうなと思う。
火曜日は五反田のペルー料理「アルコイリス」で
「牛肉のポテト炒め」(1470円)。

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品川区東五反田1-15-5 第5本宮ビル2F/Tel. 3449-6629

牛肉とタマネギとトマトと
どういうわけかフライドポテトを炒めたもの。
ほんとは生のジャガイモじゃないかなあ
知らないけれど。
でもまあそんなに悪くはなかった。
僕はフライドポテト好きだし。
ペルー料理は醤油を使うので日本人は
なじみやすいと
店内に表記してあるとおり
この料理もどっちかというと中国テイストで
たしかになじみやすい。
最初は東京外語大スペイン語科出身の
週刊A誌編集部Uさんが教えてくれた店なので
今度確認してみよう。
木曜日は東銀座の「ダルマサーガラ」で
カレーとプーリとパパドと
それにラッサムスープと野菜のサブジなどがついた
お得なランチ(1200円)。

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中央区銀座4-14-6 ギンザエイトビル2F/Tel. 03-3545-5588

僕はいつもこれ。
慣れないながら手でゴハンと
混ぜ合わせて
口にほおりこむとホントうまいと思う。
時間はかかるのだけれど。
料理と手を使って対話している気分になる。
スプーンだとよそよそしい気にすらなる。
ただこの日はプーリもパパドも
出来がイマイチだったが。
土曜日は大岡山のラーメン屋「むらもと」で。

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大田区北千束3-31-6/Tel. 03-3727-8282

これは2玉(通常は1.5玉)+メンマというメニュー。
むらもとはスープがやや塩辛いことを
除くとけっこう気に入っているのだ。
店はおそらく家族経営だろうけれど
とてもあたたかく
ここが街場のラーメン屋と違うよさ。


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2009年3月24日 (火)

0系新幹線の思い出

昨今の鉄道ばやりは
電車男とかタモリ倶楽部とか
大宮の鉄道博物館とか
そんなものが後押しをした結果ともいう。
僕が鉄道に魅力を感じるのは
1)デカい鉄の塊を目の前にした時
2)操車場での線路と電線の複雑な模様を見た時
3)列車が走り出して後は乗り続けるしかない
一種心地よい無力感を味わう時、となる。
子どものときは鉄道模型でよく遊んだが
それはまた別の楽しさだ。
いま鉄道模型も列車ブームに後押しされて
けっこう好調なのだとか。
そんななか
去年の暮れに「引退」した初代新幹線
(0系という)の模型を
今週の週刊朝日でとりあげた。

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トミックスの「0系」新幹線

僕にとっても
母の郷里が豊橋だったので
こだま号にはお世話になりました。
(ひかりは逆に憧れだった)
その前は東海道線でのながーい旅だったので
ほんと「夢の超特急」だった。
よく覚えているのが水。
冷たい水が出るのを
平たい形状で
指で拡げてコップのように使う
独特のデザインの「紙コップ」で飲んだ。
底がないので
置くことが出来ず
ちょっと困ったものだった。
省スペースだからデザイナーは得意だったかもなあ。
引退といえば
このあいだはブルートレイン。
2週間ほどまえ
京浜東北線に乗っていたら
隣を走っていた。
ほの暗い室内照明が
なんともわびしくて
これがきっと雰囲気なのだろう。
最後に乗ったのはまたひとケタの年齢のときだった。
座席が硬かったことを思い出した。

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2009年3月23日 (月)

銀座で湘南の小湘亭

街の定食屋というのは
いくつあるのか
その数は定かでないほど沢山ある。
たいてい焼き魚とご飯とみそ汁。
あまり雑誌などには出てこないけれど
愛着をもって通うひとは
とくに会社員には多いはず。
銀座にある「小湘亭(こうみてい)」を
このジャンルに入れては申し訳ないが
ここを今週の週刊ポストの連載
「定食」篇でとりあげさせてもらった。

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江ノ島直送・一夜干し定食(1000円)

小湘亭とは
ちょっと変わったネーミングだけれど
オーナーが藤沢の片瀬出身で
食材を湘南のものを中心に
扱うという特色をもたせているので
この名前に。
実際この一夜干し定食のアジも
江ノ島の「鈴傳」という
干物の老舗が作っているもの。
天日乾燥ではなく機械乾燥だが
きちんと管理すれば
そのほうがおいしいというそうだ。
で、一夜干しをさらにおいしく食べるには
ポイントは焼き方だそうで
まだ半生じゃないの?というぐらいのところで
火を止める。
僕も最初食べたときは
「少し生っぽくて潮の香りが強いなあ」と
そんな気がしたので
そう言ったら
料理長が
「そのように焼いてほしいと言われている」と
教えてくれた。
僕は街の定食屋で
本当においしいと思う店に出合ったことが
ほとんどない。
たいてい焼きすぎで半分炭じゃないの?という
アバウトな火入れだし。
でも小湘亭は
つけあわせ(このときは湘南の大きなひじきなど)といい
ていねいだし、おいしい。
オーナーは銀座8丁目で知るひとぞ知る
「EDIT」というバーの経営もしている。
銀座で気軽においしいものが食べられたらと
というのが小湘亭オープンの理由だとか。
メニューには下のような
腰越の鈴木豆腐店の豆腐に
江ノ島名物のシラスをからめた料理も(夜)。

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それから藤沢のみやじ豚の
串カツもうまい。

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いずれにしても
銀座のど真ん中で湘南、というコンセプトは
とてもおもしろいと思う。
中央区銀座5-9-5田創館ビル2F/Tel.03-3289-4753

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2009年3月22日 (日)

ベージュ東京と日本の料理人

フランスと日本との
文化交流を食で、という趣旨による
「ランデブー~日本料理名店との饗宴」と
題した催しを
「ベージュ/アラン・デュカス東京」が
開催するという記者発表が行われた。
ベージュのシェフ
ジェローム・ラクレソニエール氏が
「美山荘」の中東久人氏
「祇園さゝ木」の佐々木浩氏
「銭屋」の高木慎一朗氏と
3回にわたって食のコラボレーションを
開催するというもの。
どういう料理を作るかについて触れ
6月10日から14日に
銀座にやってくる中東氏は
「じつは5月から6月は山菜がおいしい季節。
山菜を使った自分の料理と
フランス料理とのコラボレーションを
堪能してほしい」と話していた。

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ベージュ東京のシェフは右端

ほかには
さゝ木が8月16日~20日
銭屋が11月11日~15日。
料金は共通してランチが1万7000円
ディナーが3万5000円となる。
今年は2回めとなるこのイベント
去年の経験をどう活かすか質問すると
ラクレソニエール氏は
「素材そのものや
その活かし方をだいぶ勉強させてもらったので
それをうまくとりいれていきたい」と
話した。
料金が高いのでは?という質問が会場から出たが
「準備にかける時間と
料理人が行き来する手間などを考えれば
けっして高くないはず。
料金を下げて質を落とすより
ちゃんとした料金で
ちゃんとした料理を出したい」ということだった。
まっとうな考えです。

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2009年3月21日 (土)

47都道府県の贈り物

最近は昔から作られている
日本製品がウケているようだ。
そんな流れを受けてか
いま松屋銀座で
「47都道府県からの贈り物」と
題した
ちょっとおもしろい展覧会を行っている。

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松屋銀座で23日まで

各都道府県のローカルな伝統工芸品
(地元では人気だが全国区ではないもの)を
2点から3点セットにして
ギフトの形にしたプレゼンテーションだ。
たとえば沖縄だと読谷壺焼のどんぶりと
オキコラーメンと箸がセット。
それだけ見ていてもおもしろいが
会場ではiPod Touchを貸してくれて
各「贈り物」の簡単な解説も聞けるようになっている。
これはナガオカケンメイ氏のキュレーションによるもので
「ニッポンのデザインを感じとる」ことが
出来るようにというのが目的のようだ。
松屋銀座では一部しか購入できないが
YD&DEPARTMENT PROJECT TOKYOでは5月14日から
すべてのギフトボックスの展示即売を行うようだ。
順ぐりに見ていくと
けっこうホンワカしか気分になる。
でも欲をいえば
オバマ夫人が着ていて
家人も注目している
山形の佐藤繊維の高度なニットとか
福井のチタン眼鏡とかカーボンファイバー製品など
先端的な技術が思い当たるが
ここでは無視。
価格的なこともあるだろうが
古いだけが日本じゃないという視点も
どこかに欲しかったなあ。

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2009年3月20日 (金)

リストランテ寺内とゴルフ

海外に出張に行く機会が多かった頃
当然あちらでレストランに行くのだが
ドイツでもイタリアでもイギリスでも
とりわけ印象に残っているのは
炭火焼きの店だ。

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港区西麻布1-4-7/Tel.:03-5414-1808

いろいろな肉を選び
それを焼いてもらう。
ドイツだとソーセージのような
加工食品も多くて
かなり目移りする。
こういう店を記憶しているのは
やっぱり肉がおいしかったからだろう。
日本では
西麻布の「リストランテ寺内」が
肉を焼くといえばその最右翼。
「いちばんうまい肉の料理はと
つきつめていったら炭火焼きだった」と
オーナーシェフの寺内正幸さんが
言うとおり。
この寺内さんに
今月の「エッジ」の
「クルマグルメ」というインタビュー記事に
ご登場いただいた。
これはクルマ好きのシェフのひとたちに
クルマと料理のことを聞く連載だ。
寺内さんはゴルフ。
ゴルフを何台も乗り継いできている。
ゴルフは足まわりが硬くて
シッカリ感が気に入っているとのこと。
感覚的にクルマを判断するというのは
とても大事だと僕も思う。

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「ホワイトアスパラガスのソテー、ポーチドエッグ添え」(3000円)

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2009年3月19日 (木)

究極のエコカー試乗

インサイトの販売が好調のホンダが
先日「FCXクラリティ」に乗せてくれた。
こちらは「FC」の名前のとおり
燃料電池車(Fuel Cell)。
インサイトはガソリンエンジン+電気モーターの
ハイブリッド車だが
クラリティは水素を燃料に
それを分解して電気を取り出し
電気モーターを回して走る。
究極のエコカーといわれるクルマだ。

Clarity



未発売

1台1億円には達しないらしいが
値段のつかない試作車であることに違いはない。
そのクルマのキーを
青山一丁目で「はい、楽しんできてくださいね」と
渡してくれて
あとは好きなところへ行ってください、というのが
今回の試乗だった。
水素の充填ステーションが大黒ふ頭なので
箱根往復はできますよ、と言われた。
結局首都高速で横浜のほうへ行った。

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全長は4845mm

僕は2005年にこのクルマの前の世代の
燃料電池車に乗せてもらったことがあるが
今回乗ってみてビックリしたのは
クラリティには走る楽しさがあること。
「走りを重視する」というホンダの企業理念どおりだ。
長足の進歩。
走り出すとモーターならではの
力強い加速。
あっというまに法定速度を超えてしまういきおい。
クラリティは
高級4ドアセダンといってもいい大ぶりの車体だが
加速感はかなりのもの。
でもメーター内の燃費計が気になって
ついエコ運転モードになる自分が情けない。

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僕はガソリン車にしてリッター20km弱の燃費

乗り心地もよく
いますぐこのクルマ欲しい!と思わせられた。
以前ホンダから聞いたところによると
目標は10年以内に1000万円を切る価格で
販売すること、だそうだ。

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日経BPtvで喋っています

試乗は自分で水素を入れにいく。
水素はまだ慣れていないので火災のこととか
頭をかすめてちょっと緊張する。

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燃料電池車はけっこう都内を走っているとか


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2009年3月18日 (水)

ランチ1週間その152

先週のランチ報告です。
日曜日は奥沢のピッツェリア「イモラ」へ。
去年偶然通りがかって見つけた新店で
「時々バイク屋さんですかって
お客さんが入ってきます」と
オーナーが笑うように
店内にはヘルメットが並ぶ。
知っているひとは知っている。
不世出のF1ドライバー
故アイルトン・セナのかぶっていたものの
リプロダクションだ。
イモラとはサンマリノGPが
かつて行われていたイタリアのサーキット。
好きなんだなあ。

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で、頼んだのは
ピッツァの入ったコース(1260円)。
上のサラダと
下のマルゲリータをオーダー。

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世田谷区奥沢3-31-9ラ・リベルタ1階 TEL:03-5734-0550

これにエスプレッソがつく。
火曜日はトヨタの新車(ナイショ)の試乗会で
富士スピードウェイ。
そこで出たのが……どうです。

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駅弁、空弁があるので
走弁とかで売り出したらどうだろう。
内容は普通。
でもていねいに作られていた。

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右上のちぢみ風のものは
ニラが入っているのは
ごく上の層のみ。
大部分は卵と寒天を合わせたもの。
これはちょっとサムかった。
木曜日はホンダに行ったので
その帰りに青山一丁目の「実之和」なる
カレーラーメンの店で
カレーラーメン(750円)。
仕事関係のSさんのオススメだ。

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港区南青山1-3-6都営アパート1F

実際には麺は太めで
スープはかつお節の出汁が効いた
そば屋を連想するのだが
実際は鶏ガラのようだ。
かなりアッサリしている。
蒸した豚バラ肉が入る。
これもアッサリしている。

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金曜日は銀座8丁目の洋食「Yamagata」で
かつカレー(1050円)。

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中央区銀座8-5-1プラザG8 2F TEL:03-3575-1553

かつとカレーの間に
キャベツが敷いてあるのが特徴。
「これがヘンだというお客さんもいるけれど
こだわりなんです」と
以前ご主人が言っていた。
僕はかつだけ先に食べる派なので
これ歓迎。
かつは衣がサクサクとした
洋食ふう。
カレーは野菜をミキサーにかけて
濾しているように思う。
嫌みのない独特の味。

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2009年3月17日 (火)

ル・シャモーの最高級長靴

長靴はたいていのひとは
1足は持っているのでは。
とくに男にとって
長靴は釣りに代表される
アウトドア活動の象徴だったりして
手に入れたくなる時がある。
まあ女性もカラフルな長靴を
雨の日に喜々として履いている姿を見るから
男女ともに長靴好きはいるのだ。
で、そのなかでも
最高級の部類に入るのが
フランスのルシャモーのもの。
フツーのゴム長も作っているが
究極ともいえるのが
天然ゴムを使用したうえ
内部に牛革を張ったものがある。

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6万900円

メーカーに言わせると
蒸れ防止とのことだが
フィット感はけっこういい。
本来これは「シャスール」
ハンターという意味だ。
ライバルメーカーのひとつが
「ハンター」だから
ちょっと不思議なかんじがするが。
これを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
多くのメーカーが生産基地を中国に移すなか
シャスールは少なくてもフランスメイドにこだわる。

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足のほうまで革張り

フランスではこの微妙な緑色をした
ゴム長を履いて
田舎道を歩いている男たちを見るような気がする。
なんだかそれがとてもカッコいい。
ゴム長に美があるとしたらまさにコレ。

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A&Fから輸入代理権がFENに。シャスールは在庫のみで終わりかも……

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2009年3月16日 (月)

東銀座のkairadaで

新店開拓というのは
誰といくか、という大きな問題がつきまとう。
この新店というのはレストランのことだが
まず行くひとは新しい味への「興味」がないと
いけない。
それからある程度趣味が共通のこと。
たとえば鮨ならとりあえず食べてみたいとか。
フレンチでもイタリアンでも居酒屋でも同じだが。
最近出掛けた新店は
東銀座の「Kairada」。
銀座のフレンチ「アピシウス」出身の
皆良田さんが料理長を務め
サービスのひとと2人の
小体なフレンチである。
このとき食べたのは
前菜の盛り合わせ。

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ほんとはメニューにない

それからメインにほうぼうのロースト。

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上にホタテのムース

これにデザートがつく。
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オリーブオイル風味のアイスクリーム美味

これで4800円。
アラカルトもいろいろあるが
どちらかというとオーソドックスなかんじ。
飲んだのはMUMM(約1万円)。
少しワインの価格バランスが悪かった。
もう少し廉価な発泡ワインがあってもいいかな。
で、一緒に行ってくれたのは
フランスの鋳鉄鍋ストウブの輸入元のiさん。
食べることへの好奇心旺盛のひとと行くと
まことに楽しいのだ。
中央区銀座 2-14-6 第2松岡ビル1階/Tel.03-3248-3355


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2009年3月15日 (日)

ラ・ニュイ・ブランシュのうまい夜

銀座で時どき足をはこぶ
ワインバーが「ラ・ニュイ・ブランシュ」。
外堀通り(旧電通通りともいう)と
電車の線路の間の通りにあって
地下に入る。
幅さんというオーナーがやっていて
フランスのワインが中心。
グラスワインも充実している。

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中央区銀座7-2-8東建ビル/Tel. 03-6909-9501

かつ料理はイタロフレンチというか
イタリアンの繊細な部分だけ抜き出したものが
食べられる。
このようにシンプルでうまいものもある。

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僕は幅さんとは
銀座のグットドール時代からの知り合いで
そこの店長を辞めて
自分の店を持つといってから
この店の開店まではけっこう待った。
でも時間をかけたぶん
内装にしても
とても落ち着いたいい雰囲気になっている。
カウンター席はそれほど多くないが
絶対カウンターがおすすめだ。
幅さんと話しをしないとはじまらないから。

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2009年3月14日 (土)

シュタイフの熊熊熊

テディベアで知られる
ドイツのシュタイフ社。
さきごろ
リヤドロジャパン
正規輸入代理店となり
銀座にブティックがオープン。
ポーセリンの置物で知られる
リヤドロのショールームである
リヤドロブティックの
5階のフロアがまるごと
シュタイフ
ぬいぐるみで埋め尽くされた。

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1880年にフェルト製のぬいぐるみでスタートした
シュタイフは
1990年代初頭のモヘアのくまのぬいぐるみが
アメリカなどで大ブームを起こし
その後ずっと人気が続いているのは
ご存じのとおり。
リヤドロブティックのシュタイフフロアで
おもしろかったのはいくつもあるが
まずリヤドロとのコラボぐま。

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6万1950円

頭部にリヤドロの「スプリングフラワー」を。
各シーズンで揃えていくのだという。
それからスワロフスキとのコラボぐま。

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クリスタルテディベアといい2万3100円

キーリングがついていて
バッグにつけるのだという。
もうひとつ「テディベア・カール・ラガーフェルト」。

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18万9000円

シャネルなどを手がけるラガーフェルトがモデル。
このポーズにするために
そうとう苦労したとか。
かつてはたしかゴルチェぐまもあって
このシリーズは今後増やしていく予定とか。
次はトム・フォードぐまか?
森英恵ぐまはいらないが。
僕はぬいぐるみ趣味はないのだが
フロアをぐるぐる回っているうちに
なんだかこの独特の魅力にやられて
つい購入。
大小を家に連れて帰ってしまった。
そういえば
リヤドロのデザインディレクター
ハイメ・アヨンが手かける新作もこのとき見た。

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ひと組1万7325円

「サーカスのマジックとカラー」を
テーマにしたカフリンクスで
ポーセリン製。
ハーレクインをはじめ6種類用意される。
ダーク系のシャツにこれ、というのは
けっこう洒落てるだろうな。

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2009年3月13日 (金)

ル・ガラージュが変わった

六本木は飯倉片町交差点そばにある
ル・ガラージュ
上質の自動車関連製品を扱うショップだが
先頃リニューアルした。
同店のリリースによると
自動車を中心とする周辺環境が
化石燃料消費社会」→「再生エネルギー活用社会」へ
それに合わせて「ル/ガラージュ」の業態規定は
「カーライフセレクトショップ」→
「カーライフメディアショップ」へと変わるという。

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そしてマーチャンダイジングポリシーは
「セレクション」→「発見、クリエイション」へと
これが新しい「ル・ガラージュ」なのだそうだ。
こういうコンセプトメーキングはおもしろいね。
思えば同店がオープンしたのは
まだまだ自動車に乗ることがカッコよかった
1981年。
僕は大学生だった。
六本木の家庭に家庭教師にいっていたので
まず「ル・ガラージュ」に寄るのが
週に一度の楽しみだった。
この店の特徴として
珍しいクルマやバイクを店内に飾るというのがあって
当時クルマ好き学生だった僕は
雑誌でしか見たことない
ガイシャの実車を目のあたりにして
撫でては
「オッホン(咳ばらい)触らないでネ」と
注意されていたが(苦笑)。
今回も古いクルマの展示は続けるようだけれど
まあそれがいいか悪いかはともかく
その背後にバルになる予定という
カウンターまで出来て
どんなふうにこの店が
変わっていくか
楽しみだ。

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個人的には
音楽のメディアがダウンロードできたり
休日のドライブのために
予約しておけばハンパー(お弁当)が用意されたり
とりあえずあのお店行っておこうか、という
そんな場になるのもいいのでは、と思ったりする。

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2009年3月12日 (木)

ワインとクイーン@き

西麻布にある「き」は
ワインと創作和食の店で
けっこう気に入っている。
価格もワインがだいたい3000円台から5000円台
料理も単価が高くて945円。
たとえば砂肝とセロリの和え物。

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砂肝のこりこりという食感と
セロリのさくっとした
また違う食感がよく合う。
ほんのり酸味のドレッシングも品がよく
うまい。
もうひとつ「き」を僕が
気に入っているのは音楽。
某フレンチに勤めていたといわれる
オーナーがなんでも
熱狂的クイーンファンとかで
BGMはみなロック。
それも有線などではなく
店長が
客のかんじや
会話に少しずつ合わせてかけてくれる。
「ミルマスカラスが70すぎて
今度リングに上がるらしい」なんて話すと
あれ、「スカイハイ」がかかっているではないか!
(笑)
深夜を過ぎると混んでくるようで
そのときはたしかにカウンターが特等席だろう。
これは牛すじのカレーパスタ。

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「き」は西麻布の日赤下通り沿い
昔からの「ドリエール」カフェの向かい側のビル3階。

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2009年3月11日 (水)

ランチ1週間その151

先週のランチ報告です。
火曜日は先日も書いたように
ザ・ペニンシュラ東京のヘイフンテラスで。

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ここのテーブルについて
食いしん坊がなんとなくワクワクするのは
目の前に調味料は用意されているからだ。
XO醤と香辣醤(だと思う、辛いから)。
区別はXOのほうが
唐辛子で「X」の頭文字と
なかなか洒落ている。
右は甘いクルミ。
そして水曜日も同じくヘイフンテラスで。
ここのひとつの特徴はお茶。
中国茶をわざわざ現地に買い付けにいくそうだ。
プーアルを飲んだが
濃厚で美味。

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先にも書いたが4月からは
飲茶がスタートとのこと。

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木曜日は朝日新聞社内の「アラスカ」で
名物といわれるチキンカレーをごちそうになる。

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時代が止まったような
クラシックさで
そこがここのいいところ。
朝日の大坂本社内の
アラスカはもっとさらに古典的らしい。
チキンがかぶと切りより小さくカットされているのは
高齢なゲストへの配慮?

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2009年3月10日 (火)

ストウブで焼く肉はうまい

調理器具好きですね、と
ひとから言われることがあるが
その最大の理由は
食欲と直結しているからだろう。
たとえば
肉を家で焼くとき
わが家の必需品ともいえるのが
フランスはストウブ社が作るグリルパン。
鋳鉄にホーロー引きしてある。

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ストウブのサイトもあり

分厚い鋳鉄なので
保温製が高いのも肉がおいしく焼ける理由だが
もうひとつ
焼き面にリブが切ってあるのも特徴。
このリブのおかげで
脂が落ちて
それが肉にからむことがない。
このグリルパンで豚でも牛でも焼いてみると
フライパンとはまったく違う味に
仕上がると思う。
焼き色がきれいなところもよい。
これを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
いま内食ブームともいわれるが
(なんで「ブーム」というかはともかく)
このようなすぐれた調理器具があると
ブームとか関係なく
家での食事が楽しくなる。


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2009年3月 9日 (月)

上海に新ペニンシュラ

香港に拠点をおく高級ホテル
「ザ・ペニンシュラホテルズ」が
今年年末に「ザ・ペニンシュラ上海」を
オープンすることに。
その概要を説明してくれる
「メディア・ラウンドテーブル」に行ってきた。
ちなみに「ラウンドテーブル」というのは
よくある記者発表会のように
椅子が壇上に向かって並べてあるのではなく
円卓を囲んで
お茶とか食事でもしながら、という形式。
もちろんこちらのほうが
質問もしやすいしずっとよい。
でもって、「上海」はグループにとって
9つめになるホテル。
いま建設が進められているのは
上海のひとつの中心である「外灘(バンド)」。

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「バンドでの建築物には
市当局による厳しい景観保護条例による
規制があって
何度設計やりなおしをさせられたかわかりません(苦笑)」
当日説明をしてくれた
上海のジェネラルマネジャーはそう教えてくれた。
上海は「ザ・ペニンシュラホテルズ」の親会社
「ザ・香港上海ホテルズ」が
20世紀前半に4つの最高級ホテルを持っていた場所であり
かつ現オーナーのカドゥーリ氏が育った場所なので
思い入れも格別とか。
場所に敬意を表して
新しいホテルはアールデコを意識したスタイルになるとか。

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内外装を手がけたのは
パリのリッツなどもやったフランス人の
ピエール=イブ・ロション。
ザ・ペニンシュラ東京は橋本夕紀夫さんが手がけたので
中国人の起用は考えられなかった?と尋ねると
アールデコにこだわりたかったので、ということだった。
おそらく
中国は文革という文化の空白期に
建築の勉強をしたひとがほとんどいなかったということだろう。
でも中国人の手がけた最高級ホテルって
ぜひ見てみたい。
で、この「ラウンドテーブル」が行われたのは
ザ・ペニンシュラ東京の「ヘイフンテラス」。
さきに書いたル・ロゼ・ド・ムートン・カデの試飲会の前日だった。
まず椎茸入り春巻き
アワビと豚肉入りタロ芋の蜂の巣揚げ
海鮮入りカレーパイ

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それから同じ餃子やシューマイの4点セット。
これらは4月から「ヘイフンテラス」で始まる
飲茶でも出されるものとのこと。
XO醤などつけてもおいしいが
なにもつけないのが
素材の味がしてとてもよい。
それから鶏肉と冬瓜入りとろみスープ。

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そしてほうれん草の蟹肉あんかけ。

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しめは叉焼入り煮込みそば。

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上海もアールデコも財産だが
料理はほんとに偉大な中国の「財産」である。


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2009年3月 8日 (日)

ボルボのシティセーフティ

衝突事故の75パーセントは
時速30キロ以下で起きている--。
そう語るのはスウェーデンのボルボ。
世界で初めて3点式安全ベルトを採用し
その特許を公開したボルボでは
今回、追突回避のための新安全システム
「シティセーフティ」を発表
それを装備した新型車XC60での
ジャーナリスト向け試乗会を開催した。

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これは約6メートル前の
先行車両あるいは障害物を
レーザーで感知
するとブレーキの反応をよくするために
ブレーキは「プレチャージ」
(軽く踏んだのと同じような状態)され
さらに
ドライバーが危機回避行動をとらないと
自動的にブレーキをかけ
先行車両との速度差が時速15キロ以内ならば
衝突せずに停止するというもの。
で、実際に体験した。

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XC60は秋発売予定の3リッターターボ

駐車場内を使っての試乗で
僕がハンドルを握って
自分で速度をコントロールしながら
そこに向かって突っ込んでいく。
「20キロまで速度を出して」と
ボルボのひとに言われるが
最初は意外にこれが難しい。
なにしろ目の前に障害物があるのだ。
しかし意を決してブレーキを踏まず
アクセルを踏み込んで障害物に突っ込むと
衝突か、と思われた瞬間
クルマは軽くタイヤのスキール音とともに
みごと停止するのだった。

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うっかりしていて「はっ!」という時など
命びろいしそうだと思った。
ボルボではXC60に全車標準装備の方針なのだが
日本では「ユーザーがこのシステムに頼りすぎて
かえって危険では」と
なかなかゴーが出ないらしい。
欧州ではシティ・セーフティ装着だと
車両保険の料金が最大25パーセント安くなるのと
対照的だ。
このときの取材の様子は
日経BPtvでも見られます。

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2009年3月 7日 (土)

ムートン・カデのロゼ

ムートン・ロスシルドのカジュアルライン
ムートン・カデがロゼワイン
「ル・ロゼ・ド・ムートン・カデ(2007)」が
この3月3日より発売された。

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ボルドーだけあって品種は下記のとおり。
メルロー65パーセント
カベルネフラン 20パーセント
カベルネソービニヨン 15パーセント
欧州でも食前から前菜までロゼを飲むのが
流行っているとのことで
日本ではシャンパーニュが高価になる一方
楽しいワインは欲しい、という層にむけて
これを売っていきたいと
バロン・フィリップ・ド・ロスシルド・オリエントなる
日本の事務所の代表は話していた。
日本ではアサヒビールが取り扱い
オープン価格だが実勢は2000円程度。

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その試飲会が開かれたのは
ザ・ペニンシュラ東京のチャイニーズ
「ヘイフンテラス」。
ロゼはフランスに行くと
ベトナム料理とか中国料理には
いろいろ置いてあるぐらいで
エスニック料理によく合う。
もちろんいろんな味を使う日本料理にも。
それを試すいい機会と
まず4種の餃子とシューマイでスタート。

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芝海老入り蒸し餃子
ホタテ入り蒸し餃子
トウモロコシ入り蒸し餃子
牛肉入りシューマイ。
そしてもうひと皿盛り合わせ。

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椎茸入り春巻
アワビと豚肉入りタロ芋の蜂の巣揚げ
海鮮入りカレーバイ
空豆のオブラート包み揚げ
(これはアヒルの塩漬け卵ペーストソースで)
それから
季節野菜のライススープ煮。

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緑色は斗白(トウパ)なる野菜
それに白菜の芯の部分。
ここまでロゼでこのあと
白と赤になった。
地鶏(シャモロック)の黒豆ソース炒め

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しめはチャーシュー入り煮込みそば

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中国料理も日本料理もそうだけれど
通常の赤とか白だと
それ1本でコースをもたせるというはまず無理。
一皿ごとの味のバリエーションがありすぎるから。
その点もっとも合わせやすいのは
ご存じシャンパーニュだけれど
ロゼにもそれに匹敵する「実力」が。
中国料理店だと
中国人は60度ぐらいの白酒を飲むので
あまりワインの重要性を
感じていないようだけれど
日本人は甘い紹興酒かビールになりがち。
そこでロゼはいい。
ほんのり甘いリースリングもいいけれど
このロゼはすっきりとさわやか。
口中を洗い流してくれるかんじだ。
すべての中国料理、韓国料理、タイ料理に
ムートン・カデのロゼがあるといいと思ったほどだ。
ところでカデとは末っ子の意味だそう。
羊の末っ子というのが
このラベルの名前だそうで
かわいらしい。

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2009年3月 6日 (金)

エリオロカンダは大にぎわい

レストランで会食というときは
一緒に行くひとに選んでもらうほうが
正解、ということが多々ある。
その例のひとつが
先日出版B社のAさんが選んでくれた
麹町のイタリアン「エリオ・ロカンダ」。
久しぶりに行く店だった。
行ってみたら大盛況。
外国人が多いのだが
大にぎわいで
僕の隣のテーブルは
最初のガイジンふたりが帰ったあと
別のガイジンふたりが来たので
確実に1回転以上していることに。
このときは前菜盛り合わせ
それから
イカスミのリゾット
フェットチーネのカルボナーラ
トマトソースのスパゲティ盛り合わせ。

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そして子牛のスカロッピーネや
カジキマグロのソテーなど
ど定番の盛り合わせばかりを楽しんだ。

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隣のテーブルでは
サラダと肉、というように
イタリア現地っぽいなあという
料理を楽しんでいた模様。
そういう食べ方が似合う店で
こういう店がきちんとはやっているのは
とてもいいことです。

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ホンダF1の新たなオーナー

08年でF1から撤退と発表したホンダだが
そのレース母体だった
ホンダレーシングF1チームが
今季から新たなオーナーの下で
F1参戦を決めたという発表があった。
いちおうそれについて書いておくと
ホンダから買い取ったのは
ロス・ブロウン。
これまでホンダレーシングF1チームの
代表だったひとだ。
今後はブロウン・ジーピー・フォーミュラワンチームと
名乗り
「今シーズンのF1グランプリ開幕戦から
参戦する計画」(ホンダ)という。
少しホッとした気分。

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2009年3月 5日 (木)

日産の新しいデザイン

日産自動車は厚木にデザインセンターを持つが
先日そこでインタラクション
デザインワークショップと銘打った
デザインへの取り組みをジャーナリストに見せる
催しを開催した。
耳慣れない言葉だけれど
自動車にとって重要なデザインがこれ。
たとえばフェアレディZの内装には
プルハンドルの内側に
触るとエエ気持ちの材質が貼られていたり
そんな意識していないところが
じつはドライバーに与える印象は大きい。

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室内がなんとなく気持ちいいとか
そういうクルマがあるとしたら
ひょっとしたら
この分野でのデザインがいいのかもしれない。
なかでも興味ぶかかったのは
BUI-2と名付けられた研究車両の展示。

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保持しやすいドアとか
どっちの手でも開けやすいドアのインナーハンドルとか
あるいはブレーキング時にも
荷物が前に落ちない助手席のシート座面とか
そんな研究開発の結果が盛り込んである。

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右手でも左手でも

もうすこし安全に関与する重要なテーマは
モニター。
車両の前方を写し出すCCDカメラの
モニターがドライバー前方に設けられている。
いまのクルマの安全装備は
交差点などで左右から近づいてくる車両を
早めに検知して画像で知らせるというのが
どんどん増えてくる傾向にある。
ただし
これまでだと
ダッシュボード中央の
カーナビ用のモニターで兼用していたのだが
それだと右から来る車両の動きを
事前にクルマが察知して
それをドライバーに知らせても
ドライバーはその画像を
頭を左に振ってセンターモニターで確認するという
いわば「逆」の動きをすることで
時間にズレが生じて
危機回避のための判断が遅れる可能性も出てくる。
これはそこに注目して
そのズレを解消したもの。

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これから出る車両に
少しずつあいろんな領域で
このクルマと同じようなデザインが
採用されるようになるという。
人間の感覚には視覚、聴覚、嗅覚などいろいろあるが
「いま自動車の分野で
ほとんど研究していないのは味覚だけ」と当日
デザイナーのひとが説明してくれた。
なるほどと感心。

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2009年3月 4日 (水)

ランチ1週間その150

先週のランチ報告です。
水曜日は雨降る中
ホンダの試乗会に。
会場の東京プリンスでランチは
ミートソースのスパゲティ。

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トレイなんとかならんか。
学食じゃないんだから。
金曜日はウェブサイト、Oの
Y編集長らと表参道ヒルズ「みやした」で
オムライス。

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あいにくごはんとかがねー。
オムライスとかって
米粒の食感とかが大事だと思うんだが
それがどうも……。
特色を出そうとして
いわゆる考えオチ失敗、ってところか。
今週の外食は夜に集中して
ランチは自宅ということが多かった。
なので以下にオマケを。
木曜日に打ち合わせのとき食べた
恵比寿「千疋屋」のストロベリーパフェ。

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チョコレートソースと
ストロベリーソースが選べるようになっていて
僕が選んだのはチョコレートのほうだったが
ストロベリーが正解かもしれない。
それから金曜日に食べた
銀座「よし田」のコロッケそば。

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ここのはうまい。
コロッケとは
鶏のミンチをていねいに叩いて
それを山芋とあえて
素揚げしたもの。
適度に香ばしくうまい。
そばにもよく合って
これはおすすめ。


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2009年3月 3日 (火)

京商のすごいヘリ

僕が熱帯魚の水槽を観ているのが
好きだと言ったら
ダイビングをやると
あんなかんじの浮遊感を味わえるよ、と
かつて友人に言われて、ははあと思ったことが。
3次元に動きまわる感覚は
まことにうやらましい。
魚でなくても
ラジオコントロールで飛ぶ
ヘリコプターでも同じ感覚が味わえる。

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もちろんこれはオモチャ。
だけれどあなどれない。
京商が出している
「キャリバー120」というモデルは
しろうとでも簡単に操作できるのだ。
とりわけ浮き上がらせること。
プロポのスティック操作で
小さなヘリコプターのローターが回転して
ふわっと機体が宙に浮き
あとはすーっと高くあがっていく。
まるで自分が上がっていくような
擬似的な三次元移動の感覚を味わえる。

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2万8500円

ただしシロウトがすぐ出来るのはここまで。
まず難しいのは着地。
ローターの回転を止めると
瞬時に落下してしまうからだ。
ゆっくり回転を落とす必要がある。
そこが滑空する飛行機と違うところだ。
これに慣れるには多少時間がかかる。
時間がかかるところが
また遊びとしておもしろいのだが。
これを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
けっこう売れていて
中には自分で習得して
孫をびっくりさせようというオジイサンもいるとか。
競技も盛り上がっているようで
これなかなか飽きないオモチャだ。


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2009年3月 2日 (月)

本まぐろ三昧の日々(でした)

築地のまぐろ競りの見学を
させるさせないというのが
折りにふれて話題になるが
先日僕も実際の現場を観る機会に恵まれた。
誘ってくれたのは
まぐろ仲卸SのTさん。

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朝5時にスタートして
数ある中卸の中でも10しかない
最も品質の高いまぐろを扱う
「上物師」のSが何本か競り落として
店頭に持ってきて、というのに
ついて回った。

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さっそく見にくる寿司屋さんとかいて
そのひとには
すかさずリンゴが出る。
聞けばお得意ごとに好みのおやつが
用意されているそうだ。
それはすべて場内の店にいる
司令塔のお母様が仕切っている。
僕たちには中落ちを出してくださった。

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そんな様子と
まぐろを出している店とを
今月の「デパーチャーズ」誌に書いた。
同時に取り上げた店はSの本まぐろを入れている
銀座「うち山」。

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それから「鮨 広尾 桂」。

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桂のご主人はいろいろ部位ごとの
食べ比べをさせてくれたりした。
こういうふうに
取材者を教育してくれるのが
うれしい店なのだけれど
そういうところは減った気がする。
だから嬉しかった。
六本木「57」も
欧風マグロ料理で
これにピノを合わせるとおいしい、とのこと。

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脂の融点がとても低いせいで
口の中に入れると溶けるようなまぐろ。
人気はずっと衰えることないんだろうな。

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2009年3月 1日 (日)

アウディA6に雨の小田原で

このところいいなあと思うクルマが
アウディ。
A5、A4と
立て続けによき新車が出たあと
先日はA6がマイナーチェンジを受けた。
それに乗ったところ
これもよいのだ。

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そもそもA6は余裕あるサイズで
使い勝手がいいモデル。
高いのがたまにキズだが
日本でも無理なく乗れる大きさだ。
今回のマイナーチェンジが
おもしろかったのは
エンジン排気量を小さくしつつ
その一方で馬力を上げるというコンセプト。
「一滴の燃料からより多くのパワーを」と
アウディでは謳っている。
実際に燃費がよくなっているようで
いまっぽい考え方だ。
これまでのA6は
ハンドルが曖昧で
どこに向かって走っているか
いまひとつはっきりしないところがあった。
それがなんだかな~だったのだが
今回はその欠点が
ばっちり直っていた。
乗れば気持ちよく走ることが出来るのだ。

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このクルマについて今月の「エスクァイア」で書いた。
雨のなか小田原での試乗だったが
楽しい体験だった。
3リッター(セダンで780万円)の特徴はとにかくパワフルなこと。
うっかりアクセルペダルを踏み込むと
前のクルマに追突しそうになる。
そのぶん2.8リッター(同645万円)はほどよい加速。
こちらで充分だと思う。
それでも高いっていえば高いけれど。

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ワゴンは677万円と812万円

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