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2009年2月28日 (土)

スイスシャレーとペトリュス

西麻布にある「スイスシャレー」は
たいへんおいしいスイス料理店だ。
とくにここのチーズフォンデュは
ときどきたまらなく食べたくなるもの。
「そりゃあグラスでも出せるほど
いい白ワインを使ってるし(笑)」とは
オーナーの中上スミ子さんの弁。

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パン片を鍋に落とすと男はワイン1杯おごり、女は……

中上さんは知るひとぞ知る
日本のフレンチ界の重鎮で
いま40代のシェフで
中上さんにワインを教えてもらったというひとは
フレンチ、イタリアンともに多い。
店のワインはフランスものが中心で
ほんと「こんなものが!」という貴重なものが
お店にはゴロゴロというかんじで置いてある(模様)。
もうひとつの名物料理である
キッシュを食べさせてもらいながら、というのが
僕はもうかなり好きだ。
このキッシュは
店頭によくあるような硬いものでなく
出来たてのフワフワ。
玉子料理が好きなら
絶対に病みつきになるうまさなのだ。
中上さんがもうひとつかっこいいのは
ライフスタイル。
たとえばポルシェ911をずっと乗っている。
色も特別に注文したという
「ペトリュスのプリミエール(新酒)」色。
そういうことを僕が言っても
説得力がないが
中上さんだからさまになる。
「以前ペトリュスノシャトーで味見させてもらったとき
グラスに入っていたワインと
似たボディカラーがあったのよ」と笑うのだ。
その中上さんにレストランとクルマの話しを聞いて
それを今月のリクルートの「EDGE」のためにまとめた。
ほの暗い店内の雰囲気もよく
外国人が多いのもよくわかる。
いちど中上さんに
これまでのレストランの経験をじっくり聞いて
まとめてみたいものだと思う。


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2009年2月27日 (金)

インサイトの楽しみ方

ホンダの新型ハイブリッド車「インサイト」は
自動車販売に超がつくほど逆風がふく
いまのご時勢にあっても販売絶好調。
ホンダ自身が「すごいですよね」と言うほどの
人気ぶりのようだ。
価格も189万円というのが注目を集めている。
僕の周囲にも「興味ある」という編集者が何人も。
で、先日試乗をした。

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プリウスとの比較で
語れることの多いインサイトだが
実際のスタイリングはかなり異なる。
「過去に成功した例がほとんどない」というだけあって
ホンダがこれまで消極的だった
5ドアハッチバックのデザインを採用したのは
空力とトランクの使い勝手を重視した結果で
「最後の最後までセダン案が復活して
一時はどうなるかと思った」と
デザイナーが苦笑していた。
車体はコンパクトで
これは日本を意識したのかと尋ねると
「大きくすると燃費の面などで不利なので
欧米のカスタマーがガマンできる
ギリギリのサイズでまとめました」とのことだった。

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でもって走るとどうかというと
ひとことでいうと
プリウスとは全然ちがう。
ホンダの個性がいい意味でも悪い意味でも出ている。
そもそも駆動方式が
インサイトは最初からエンジンがかかり
それを発進時はモーターがアシストするという
独自の方式。
メカニズム全体のコストは
こちらのほうが安く
それが車両価格に反映されている。
発進加速がいいのはハイブリッドならではで
そこはプリウスに近いものがある。
しかしハンドリングがめちゃくちゃスポーティ。
足まわりも固めてあって
まるでポルシェ911の、しかもスポーツ仕様というかんじだ。
首都高速のように
荒れた路面を走ると
床のバイブレーションが足裏に伝わってくるほどだ。
これはどうなのかなあと思うのだが
そのぶんハンドリングは的確で
シャープで
運転感覚はかなりスポーティだ。
「ホンダらしい走りを重視した」と
開発担当者は語っているが
その点ではこのクルマにしかない個性があるといえる。
そのぶんシートの作りがよくて
材質といい構造といい上質感がある。
振動もからだには伝われず
シートが上手に吸収してくれるのだ。
今回首都高速ちょっとと
ふつうの交通状況での都内を走って
燃費は約リッター17キロ。
エンジンがひんぱんにかかるので
ドライバーのアクセルワークで
燃費が左右される模様。
うまく走れば20キロ台は軽いとか。

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クルマが燃費のいい走り方を教えてくれる


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2009年2月26日 (木)

21_21での安藤忠雄

安藤忠雄さんのインタビューを雑誌の仕事で。
場所は六本木ミッドタウンの「21_21デザインサイト」。
安藤さんが空間構成を手がけた
「U-Tsu-Wa」展をやっているので
ここが選ばれた。
この展覧会では
オーストリアの陶作家、ルーシー・リィの器が
見ものなのだが
リィは安藤さんも気に入っているらしく
「評価が定まってもあぐらをかくことなく
常に新しいことに挑戦しつづけた。
日本人はそんな気概にかけてるんとちゃう?」と
言うのだった。
ほんとそのとおりだ。

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で、安藤さんの撮影をしようと
建物の外に出て
カメラマンのひとがベストアングルを探るべく
芝生の上を後退したところ
どこからともなく警備員がやってきて
「離れて撮影してはダメ
こっちの芝生に入ってはダメ」と
高圧的に言い放つのだった。
それを聞いて安藤さん
「おかしいなあ。
この敷地すべてが21_21のはずだけれど。
まあ、わけのわからないひとには
かかわらないほうがええ」と大人の発言。
まあ、無事に終了したから
よかったのだが。
帰りしな
ふと見ると
同じ警備員が今度は犬を連れた年配の女性と
もめている。
耳をすますと
犬が立木にオシッコしたのが
彼の気に入らないらしい。
「そんなこと言われてももうしちゃったわ」と女性。
これはどうやら互角の勝負のようだった。

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2009年2月25日 (水)

ランチ1週間その149

先週のランチ報告です。
月曜日は台場の「ホテル日航」で
とろとろ豚と野菜のインド風カレー。

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日産の試乗会場でのランチ。
大きなバラ肉が2つも入ってた。
水曜日は日本橋「今泉」で
穴子フライと鮭フライの盛り合わせランチ(1000円)。

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界隈で「超」がつくほどの人気店で
11時15分には満席。
ほとんどは近隣のサラリーマンの模様で
どうやって
仕事場から出てきたのだろう。
穴子も鮭も
素材のいい香りが上手に封じこめてある。
木曜日は恵比寿の「光麺」で
塩光麺(780円)。

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独創性を押しつけていないところがよいね。
金曜日は東銀座「小湘亭」で
江ノ島直送アジフライの定食(1000円)。

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食材は鎌倉、茅ヶ崎、江ノ島と
こだわりのある店。


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2009年2月24日 (火)

gentenの究極トートバッグ

男とカバンってむずかしい関係だ。
男って本当にカバンが大好きだが
なかなかしっくりくるものがない。
自分が勝手にそう思っているならまだしも
他人が持っている姿をみても
「うーんこれはどうなの……」と
言いたくなることもあるぐらいだから
ほんとぴったりのものを探すのは難しい。
そんななか
僕がずっと使っているのはgentenのトート。

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3万7800円

タンニンを使った植物系の染めによる
革とひとの手による縫製という
ナチュラルな成り立ち。
メーカーはクイーポといって
以前はハンドバッグを作っていたりしたが
あるときから
ナチュラルなものが一番いいと
信じるところを変えたそうだ。
タンニンのよさは使っているうちに
革がいいかんじに変色していくこと。
一説によると
革のなかのワックス分が表に出てきて
こすれるからツヤが出るとか。
売り場でも
「使っているうちにこんな色になりますよ」と
実際に社員たちが使った中古を見せてくれる。
僕もそれで感心して
こんなふうに色がおもしろく変わるなら、と
購入を決意したくちだ。
これを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
取材で提げていると
「このバッグいいわね」とガイジンには
間違いなくホメられる。
日本でも女性のウケはいいもよう。

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2009年2月23日 (月)

味噌煮込罠はうまい

うどんかそばかといったら
僕はどちらかというとうどん派かなと思う。
とくに地方に行ったとき
郷土色を味わえるのはうどん、というのもある。
東京ではさまざまな地方の
うどんが味わえるが
じつは僕が好きなうどんはない。
それは母の故郷である三河地方の
「煮かけ」うどん。
白じょうゆでも関東のしょうゆでも作るが
あっさりしたかつお節の出汁に
太めのうどん。
上に花がつおと青ネギを刻んだもの
それに薄いかまぼこが1枚、といった程度。
これがうまくて
食べる機会があるときは2杯は軽くいける。
で、次に好きなのは
味噌煮込み。
これも三河と尾張のものだ。
東京にこちらは何軒か
おいしいなと思う店があるが
そのうちの一軒
本郷三丁目の「味噌煮込罠(みそにこみん)」の
味噌煮込みうどんを
今週の週刊ポストの
「うまいもの探偵団」で紹介させてもらった。

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800円

八丁味噌と赤みそと白みそのブレンドだが
もちろん要は
岡崎で作られる八丁味噌。
ひとりずつ土鍋に出汁をはって
そこに味噌を溶き入れるのだが
ぐつぐつっと煮立ったとき
豆味噌の香りがぷんと強く立つ。
それがたまらないのだ。
しかもうどんも独特で
塩水ではなく真水で打ち
しかも寝かさないので
ものすごく硬い。
最初食べたひとがたいてい
何かの間違いではないかと思うぐらい硬い。

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それを少しずつ鉢かフタにとって
冷まして食べる。
うどんがなくなったあとは
味噌がとけた出汁がうまい。
ご飯がついてくるときは
土鍋から玉子だけすくって
白いご飯の上にのせて食べても
八丁味噌の風味と見事に合って
たまらなくうまい。
向かうところ敵なしのうどんというかんじなのだ。

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2009年2月22日 (日)

ドンチッチョでの夜

ついに、というかんじで
先日青山のイタリアン「ドンチッチョ」に
行ってきた。
大人気で
席の予約がかなり困難な
シチリア料理の店である。
秩父宮ラグビー場となりの
「トンマズィーノ」時代は
何度か行ったことあったのだが……。
それをTちゃんが予約してくれた。
実際このときも満席。
しかも入れ替わっている席がたくさん。
2回転(すべてのテーブルに2回客がくること)とまでは
いかないかもしれないが
大にぎわいなのがわかった。
頼んだのはTちゃんで僕は食べるだけだったため
肝心の料理については
完全におぼえていないのだが
まずは魚介類のフライの盛り合わせでスタート。

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プリモは女性が多かったので
当然「盛り合わせ}
名物のストレッツァプレッティなる
切れ込みが入ったマカロニのような
パスタをいわしとういきょうであえたものをはじめ
カルボナーラのスパゲティと
トマトソースのリゾット。

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メインはかじきまぐろのオーブン焼きでした。
ワインはここにきたらコレと
シチリアのドンナフガータ。

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ルキノ・ビスコンティの「山猫」の舞台となった
架空の土地の名前をつけたもので
重いタンクレディ(ネロダボラとカベルネ)は
登場人物の名前だし。
で、なんでここでかというと
ドンチッチョというひとも出てくるのだ。
しかしお店のマネージャーは
「よく訊かれるけれど違いますよ」と言うのだった。
ゴッドファザーの登場人物の名前と書いたものを
読んだことがあるが
それって誰……?
ま、そんなどことなく
ロマンチックなところもよい。


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2009年2月21日 (土)

甚六で居酒屋開眼

居酒屋っていいもんだなーと
思ったのが
友人であり仕事仲間のMちゃんと
飲食のPRなど担当しているKさんと
一緒に青山の「甚六」に行ったとき。
まず店のたたずまいがよくって
いるひとが長居しないのがよくって
そして料理がうまい。

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これはタコときゅうりとトマトの
梅酢和え。
それから名物料理といわれる
たまごの油揚げはさみ揚げ。

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それから僕はこれいいなーと思った
ブロッコリ。

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ブロッコリを出汁で茹でているのか
ほんのり味わいがある。
マヨネーズもお手製だろう。
そして砂肝の唐揚げは
とまらなくなる。

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ほかにもいろいろ頼んで
酒飲んで
最後はしめの炒飯。
これもじつに丁寧につくってあって
うまし!
それで会計は1万500円。
ひとりかと思ったら
3人でであった。

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2009年2月20日 (金)

セイフティベルトの50年

自動車の3点式セイフティベルトが考案されて
今年で50年なんだそうだ。
先日なにげなくテレビを観ていたら
BSの世界各国ニュースのフランス篇で
そういう短い番組を流していた。
開発したのはボルボだが
そのフランスの番組ではなぜか
シトロエンの博物館のようなところで収録。
コメンテーターはまずメアリに乗り
次に2CV
そしてGSブレックと
日本のクルマ好きからみたら
やたらマニアックなモデルを移り歩いては
セイフティベルト
(日本ではシートベルトというが)の
重要性を説いていた。
そういえば以前
メルセデスベンツで衝突安全性についての
プレゼンテーションを聞いたことがある。
そのとき
衝突安全性の重要性を説き
衝突時に車体が変型することで
衝撃を吸収する構造を車体に採用した
メルセデスの名物エンジニアと
話しをする機会に恵まれた。
おもしろいひとだったが
そのとき
「昔は衝突試験でデータをとれる
クラッシュダミーなんてないから
自分で運転席に座って
クルマを衝突させては
車体の変型度合いなどをチェックしていました」と
言っていたのがおもしろかった。
時速30キロで壁に激突すると
もう死ぬかと思うほどの衝撃で……と
そのドイツ人設計者は
遠い目をして言うのだった。
自動車はこういうひとの努力の上に
成り立っているのだ。

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2009年2月19日 (木)

フェアレディZはいい

先頃モデルチェンジした
日産の新型フェアレディZに乗った。
特徴をひとことでいうと
車体はコンパクトに
エンジンは大きく
デザインはスタイリッシュと
ようするにスポーツカーとしての完成度が高くなった。

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362万2500円から

実際に運転しても
先代よりずっといいクルマになって
楽しい。
エンジンの力が出てくるのは3000回転から上と
メリハリがあるし
ハンドルを切ったときの車体の反応速度は速いし
マニュアルギアボックス車も用意されているし。
スタイリングは
ホイールベースが先代より100㎜も短くなったが
車高がほとんど変わらず
むしろエンジンに新しい機構が加わったことで
エンジン高が高くなるなど
デザイナーにとって問題山積のなかで
ここまで仕上げた手腕はさすが。
本物を観ると
ラインや面のつくりこみのきれいさに
ほれぼれする瞬間が何度もあった。
スポーツカーに限らず
クルマに逆風が吹くなか
なんでもクルマは買いたいと思っているひとが
少なくないとか。
これオススメです。
いいクルマは人生を
楽しくしてくれる。


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2009年2月18日 (水)

ランチ1週間その148

先週のランチ報告です。
月曜日は家人と白金「カンテサンス」。
ご存じのひとも多いと思うけれど
ここはメニューは完全におまかせ。
このときは九条ねぎとフォワグラを使った
一口スープからはじまり
タラとつまごいキャベツ
そして下記の北海道の鹿に
クルミ増量のノワゼットソースなど。

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火曜日は本郷三丁目「味噌煮込罠」(みそにこみん)の
「イタリアン味噌煮込み」。

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八丁味噌にトマトが加えてあり
上に少しチーズが載せてある。
コレが意外に合う。
そういえば永福町の「黒森庵」の
「イタリアのもり」も
つけ汁はミネストローネのようなものだった。
かえしや味噌とトマトというのは
意外に相性がいいのだなあと
このときも感心して食べた。
水曜日は鍛冶橋ちかくTOKIA内
「インデアン」でカレーライス。

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ここのは最初甘くて次に辛い!
けっこう汗が出る。
でも案外病みつきに。
木曜日は友人Cちゃんと
白金「ロンホウトイ」で焼味飯。

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豚と鴨が載せてある。
少しご飯がべちゃっとしているのが残念。
金曜日は赤坂「涵梅舫」で
D誌のOさんと。
豚焼団子しょうゆ煮のランチ(1050円)。

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白菜とキクラゲが食感に変化を出している。
それと名物といわれている麻婆豆腐。

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煮えたぎった状態でテーブルに

そもそも北京宮廷料理の店だが
ランチはいろんな地方の料理をやるのだ。
土曜日は大岡山の「むらもと」で
ラーメンにメンマと煮たまごを入れて。

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強烈な煮干し出汁と
化学調味料不使用がウリの「むらもと」。
家族経営のよさで
客に対してあったかい。
居心地がいいのももうひとつの魅力だ。

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2009年2月17日 (火)

栗久のおひつにハマっている

ご飯をおいしく炊きたい、というのは
日本人に共通する願いのようで
「どうやって炊いてる?」というのは
会食時の話題としても
かなり盛り上がる。
でも大事なのは
「どう炊くか」もさることながら
「炊いたあとどう保存するか」なのである。
そう自信をもって書けるのは
おひつを使っているからなのだ。
いま愛用しているのが
秋田杉で作られた曲げわっぱ。
大館の栗久(くりきゅう)によるもので
底に水分がたまりにくい(=カビが生えにくい)形状などが
独特だ。
しかもタガではなく
きれいに桜の皮でとめてある美しさ。

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これを今週の週刊朝日でとりあげた。
炊いたあとご飯をこれに移すと
水分が適度にとんで
べちゃべちゃ感がなくなり
本当にうまい。
冷めるがうまい。
「熱々」というのが
ご飯のおいしさの表現のように思われるが
そうではないということがわかる。
3合用で価格は4万円強と安くはないが
これだけは買ってもソンはない。
そう断言できる
たいへん優れたものなのだ。

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「本体」は内側と外側の二重構造

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2009年2月16日 (月)

世界料理サミット

「世界料理サミット」なる催しが
先日、東京国際フォーラムで開かれた。
世界各国から錚々たるシェフが参加したわりに
あまりマスコミ報道されていないのだが
小泉純一郎元首相に対して
麻生首相が
「奇人変人」と言ったとき
そのコメントを求められた小泉元首相が
白ワインを飲んでいた場が
そのオープニングレセプションの会場だった。

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まあ、それはともかく。
ここではたとえばスペインなら
エル・ブイのシェフ
フェラン・アドリアが
マルチスクリーンを背にして
自分がいま最も凝っている料理などについて
実演とともに壇上で語るというのが内容。
僕はフランスのパティシエ
フィリップ・コンティシーニと
ドイツの
ベルント・ジーフェルトによる
和の素材とスイーツの融合という
テーマのデモンストレーションを聞きにいった。

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ふたりともユーハイムでブランド化

コンティシーニが主に使ったのは
虎屋のあんこ。
それを酒を牛乳に混ぜて攪拌した「ニュアージュ(雲)」と
組み合わせたりして
このときのためにスイーツを創造した。

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ジーフェルトのほうは
ドイツの伝統的なケーキ
「シュバルツバルダー・キルシュ・トルテ」を
伝統的なもの
彼が現代的に解釈していまお店で売っているもの
日本的な解釈、という3パターンで作りあげた。

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かつては生クリームが使えず
チョコレートの使用量も控えめだったのが
いまはチョコレートたっぷりとなっているように
「伝統」も新しくなっているのがおもしろかった。
この料理サミット
3日間通しで5万円という価格にもかかわらず
チケットは完売とも聞く。
僕も本当は雑誌の仕事で
シェフのインタビューをする予定だったのが
広報のだんどりが悪くて
中止になるという経緯があった。
そのあたりが
報道の少なさと関係しているのだろうか。
でもいろんな業者が出展していて
たいへんおもしろい内容だった。

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このスプラウト屋さんもグッドでした。
世の中には見たことも
聞いたこともない食べ物があると
変わった味のスプラウト
(要するに野菜の芽)を
試食させてもらって
感じ入った。

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2009年2月15日 (日)

ヒルトンホテルと田丸麻紀

日本のヒルトンホテルの記者発表会が
先日コンラッド東京で開かれた。
東京ヒルトンホテルが
日本では開業して45周年なのだそうで
それにちなんでの大々的なキャンペーン。

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各地にあるヒルトングループ
「ヒルトン”彩”発見」がテーマで
2月14日から12月31日まで
7つの」ヒルトンファミリーホテルで
特別な宿泊キャンペーンを開くとのこと。
たとえばコンラッド東京における
「ラブスプレマシー」というパッケージは
ルームサービスか「セリーズ」での朝食
チャイナブルーでのコースディナー
ワイン1本
そして宿泊がセットで
1泊1名あたり30500円、といったぐあい(2名必要)。
しかも2月14日から3月31日までに予約すると
それが45パーセント引き
つまり30500円が16775円になる。

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発表会ではモデルの田丸麻紀が登場。
低音ボイスでホテルをいろいろ
利用する楽しさを語ったのだった。
ぼくがおもしろそうと思ったのは
ヒルトン東京の「東京リュクス」なるパッケージ。
先に書いた3月31日までの
特別期間中に予約すれば
ひとり30190円で
エグゼクディブタワースイートでの宿泊に加えて
「ル・ペルゴレーズ」でのコースディナー
客室でのシャンパンブレックファスト
そしてジャガーXFを滞在中
何度でも利用できるという。

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XF(650万円~)はジャガーの中核をなす高級セダン

参加ホテルは
ヒルトン東京
コンラッド東京
ヒルトン東京ベイ
ヒルトン大阪
ヒルトン名古屋
ヒルトン小田原リゾート&スパ
ヒルトンニセコビレッジ(北海道)。


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2009年2月14日 (土)

京都プレミアムその続き

「Kyoto Premium」なる
京都の伝統工芸のひとたちの
新たな挑戦について書いた
昨日の続き。
昨日は「金網つじ」のことを書いたが
ほかにもいろんな京都ならではの
伝統工芸の会社が
自分たちの技術を活かしつつ
新しいもの作りに挑戦している。
帯の「細尾」はクッション。

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能衣裳の柄を使って
これを出品したパリでは
外国人に
これは刺繍ではなく織りでやったのだと
技術力の高さをアピールしたという。
「派手な柄にしたのは
内装をモノトーンに仕上げつつ
色をぽんっとアクセントに入れるという
昨今の欧州の内装趣味を意識して」とのことだ。
羽裏の「岡重」は500あるという
羽裏の柄を用いてクッションやフォトフレームを。

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こういうフォトフレームいいなあと思うが
「いちばんウケるのは
こういう日本的ととらえられている柄なんですなあ」と
語ってくれた。

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和装小物の「アンドウ」では
絞りの技術でポリエステルを加工した生地を用い
クッションを提案。

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これは「今っぽい」と
代官山の展示会場でも
やってきた日本人のレストラン内装などを
手がけるひとたちから注目されていた模様。
クッションばかりになってしまったが
錫の道具の「清課堂」は
盆のサイズを大きくしたり
向こうの生活様式に合わせて
微妙にアレンジした道具を展示した。

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そんなぐあいで見飽きないのだ。
プロデュースを手がけた北河原さんと
話しをする機会を得たが
おもしろかったのは
「その場かぎりのものを作るのは簡単。
たとえば椅子の座面に
しゃれた日本風デザインの生地を貼ればウケる。
でも注文があったら
誰が椅子ごと制作するのか。
それが無理なら提案はしない。
そういう現実性が大事」という発言だった。
がんばれ
日本のモノ作り!なのである。

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2009年2月13日 (金)

京都プレミアムを代官山で

代官山ヒルサイドテラスE棟で
「京都プレミアム」の展覧会を
今日まで開催している。
昨晩レセプションがあったので
のぞいてきた。
これは京都の伝統工芸の職人さんたちが
その技術をもってなにが出来るか
世界規模の作品に挑戦したもの。
さる1月にパリで開催された
インテリアの見本市
「メゾン・エ・オブジェ」に出展したものの
凱旋帰国展覧会という位置づけだ。
ぼくは「金網つじ」の辻さんに誘っていただいたが
辻さんの手がけたのはみごとな金網細工。

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茶こしは紅茶用をわざわざ作って
持っていったところ
かなり注目を浴びたとか。

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ほかにも扇、絞り、紐といった
伝統的な職人さんたちが全部で10組。
とてもおもしろいので
追ってまた詳細を書こうと思う。

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2009年2月12日 (木)

マルテルとワンガーデン

G.H.マルテルという
シャンパーニュのメゾンがある。
場所はエペルネ。
錚々たるメゾンが軒を連ねる街で
シャンパーニュ通りにここも門を構える。
そのシャンパーニュを先日
輸入元であるM&SインターナショナルのS社長に
たっぷりとごちそうになった。
場所は渋谷・桜が丘町の「ワンガーデン」なる
日本料理をメインにしたフュージョン。
料理部長はフランスで修業したひとで
勝ちどきの「双葉亭」にいたという。
料理の特徴はとにかく
「おいしい!」って言わせたいでしょう?と
聞きたくなる料理が並ぶこと。
力士鍋なんていう季節限定メニューもある。
G.H.マルテルはまだ日本では扱う店の少ない銘柄だが
とてもおいしい。
このときは最初は「ビクトワール」(勝利)という
シャルドネ60パーセント、ピノ40パーセントのものからスタート。

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こちらでは25000円

酸味は少なく
苦みがほんのりあって
すっきりした飲み口。
泡が強くないのも好みだ。
蟹味噌をチーズに和えた突き出しと味わう。

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それからシャルドネ、ピノ、それにブジで構成されたロゼ。
こちらのほうがいくぶんドライだが
やはり飲み口はマイルドで
日本料理にもよく合う。

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「ピンク」ともいってやはり25000円

そのあとはやはりS社長が扱う
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ「トガータ・リゼルバ」。
酔っぱらってて画像ありません。
どんと豪華に35000円。
合わせたのはなんと和風ブイヤベース。

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このワイン
濃厚さがほどほどで
やはりマリアージュにも強みを発揮した。
しかし……
料理と一緒ではもったいないぐらいの
味わいのあるワインだった。
そうそうこのレストランで感心した料理がある。
ポテトサラダ。
カリカリしていておいしいのだ!

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2009年2月11日 (水)

ランチ1週間その147

先週のランチ報告です。
月曜日はC誌のMさんと
中目黒のイタリアン「ダ・オルト」へ。

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頼んだのは1600円のコース。
サラダと
この「いろいろ野菜の入ったミートクリームソースの
スパゲティ」。
契約農家から仕入れている野菜を使う店で
夜は野菜のグリルとかある。
明るい店で女性客多し。
火曜日は銀座「伊勢廣」。

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通常は3本串の焼き鳥丼だが
僕はここへいくといつも意地汚くなって
5本串を作ってもらう
正肉、だんご(つくね)、ねぎま
ささみ、皮で2415円。
水曜日はC誌のMさんと恵比寿「ウェスティンホテル」の
中国料理店「龍天門」へ。

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これは「郊外油菜遠」といって
その日の野菜を塩炒め、湯引きと
10ぐらいある調理法のなかから
好きなものを選んで料理してもらうメニュー(3150円)。
このときは広東白菜なる
小さな青梗菜のような野菜を
塩漬け玉子とピータンの上湯仕立てにしてもらった。
ほかには蒸し鶏。

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それから紋甲イカと季節野菜の炒め。

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あいかわらず混んでいた。
木曜日は築地の「ラシュエット・ド・ボヌール」で
仕事関係のひとたちと。

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コースでまず軽く燻製したサーモン。
つけあわせの野菜の酢漬けもおいしい。

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メインはリブロースのグリル。
それに赤ワインをつかったソースが軽くかかっている。

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さらに400円の別料金で
タルトタタン(アップルパイ)。
デザートも2品が調和しながら載っていて
とてもていねいな店。

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2009年2月10日 (火)

ヤマギワとコンランのHIGH LIGHT

ベッドで読書
これが楽しくて生きているようなものです、と
僕が行っている美容院のオーナーが
以前話していたが
そのとおり。
しかしいい本はあっては
いい読書灯は少ないと思う。
探しに探して
見つけました。
ヤマギワの「HIGH LIGHT」。

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コンランスタジオがデザインを担当した
コラボレーション企画。
特徴はLEDを使っていて
光源が小さく
それを利用してアーム部分がくねくねと
好きな角度に曲がること。
だから隣で寝ているひとを起こすことがない。
しかも高輝度LEDは消費電力がわずか1.5ワットだそう。
驚く。
これを今週の週刊朝日の連載で紹介した。
じつは僕もずっとLEDの読書灯を愛用している。
僕が使っているのは松下電工のものだが
探しに探して見つけたときは
嬉しかった。
でももう廃番。
当時はLEDをふくめ高価だったので
あまり売れなかったのだろうか。

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2009年2月 9日 (月)

ニコラ家のパーティ

建築家であり工業デザイナーである
グエナエル・ニコラ氏の夫人Rさんの
誕生パーティがあった。
場所は富ヶ谷のニコラ邸。
ちょっとだけでも、と顔を出したら
ひとひとひとですごい状態。
しかしそれゆえに楽しく
なかなか帰る気になれなかった。

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工業デザイナーであり
コンセプターであり
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの政策・メディア科の
教授をつとめる坂井直樹氏とも
夏いらい再会。
「これからの日本は情報とロボットに未来がありますよ!」と
自信をもっていわれて
なんだか少しホッとした気分になったりした。
日本の次世代を担う産業は、というのが
いまの僕の関心あるテーマなのだ。
自動車完全依存から
自治体は脱却しなくては。
そんなことが聞けるパーティっておもしろいよね。


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生ハムを上手に切るゲストも


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2009年2月 8日 (日)

人形町のコッコちゃん

焼き鳥のおいしい店ということで
連れていってもらった人形町「コッコちゃん」。
築地でまぐろの上物師を営み
東京下町に住むTさんの行きつけの店だという。

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豚バラで巻いたアスパラではじまり
ファンが多いという「だんご」(つくね)など
10串ぐらい食べた。

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店はいっぱいで
顔なじみのひとが予約なしで顔を出しては
「満席で」と断られているほど。
僕たちは主人が目の前で焼いているのが
見える席で
いろいろほおばって酒を飲んだ。

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しめは鳥そぼろ丼。
比較的しっかりした味つけは
下町の好みといっていいのだろうか。
それでひとり4500円ほど。
僕は焼き鳥屋が好きだなあ。
なぜかっていうと
焼き鳥そのもののうまさもさることながら
好きなだけ食べられて
さっと帰れるというスタイルゆえ。
隣のひとと距離が近いのも
客どうしの親密感があって楽しい。
タバコOKの店が多いのには閉口するが。

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2009年2月 7日 (土)

野菜てづくりのまる良

野菜を自分で育てている焼き鳥屋があると聞き
横浜は伊勢佐木町ちかくの吉田町にある
「まる良」に行ってみた。

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看板といえるものはこれだけ。
なので初めてだと探しにくい。
その理由を尋ねると
「あまりお客さんが来て混むと
野菜がていねいに調理できないから」ということを
オーナーが教えてくれた。
野菜はこの日は「少なくて……」ということだったが
ほうれんそう
大根
にんじん……と冬の根菜などが充実。
まず生に自家製の味噌をつけて。

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そのあと里芋も出てきた。
これも自分で育てているのだそう。

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カウンターにも野菜がおいてあって
ほんと野菜が好きなんだなあと
ほほえましくなる。
ねぎも甘ーい。

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そのあと焼き鳥。

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いろいろ食べて
(ただしこのときはクルマだったので飲まず)
ひとり3000円ぐらいか。
僕はここへ行って
街にある中古レコード屋や古着屋を連想した。
オーナーが自分の趣味で
セレクションして
客もオーナーに共感するひとだけという。
まる良も淡々としているのだ。
僕の野菜が好きで
こんなかんじの店が気に入ってもらえたらどうぞ、と。
これを今っぽいとくくってしまっていいか
わからないけれど
こういうかたちの
料理店はこれから増えてくるかも。

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2009年2月 6日 (金)

ホンダ・インサイトは189万円

ホンダから新しいハイブリッドセダン
「インサイト」が登場した。
昨日はザ・プリンス(なんで「ザ」なんだろう……)
パークタワー東京で
発表会が開かれた。

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1.3リッターガソリンエンジンに
高効率化されたモーターを組み合わせて
それを4ドアボディに載せたのが特徴。
空力にすぐれる=燃費がいい、という車体デザインは
好みが分かれそう。
中身でもホンダはがんばっていて
たとえばニッケル水素バッテリーは
モジュールあたりの出力と耐久性を高めたことで
シビックハイブリッドでは11本だった本数を
7本へ削減。
それによって31パーセントの小型化と
35パーセントの軽量化に成功した、というぐあい。
そして価格が189万円から。
この価格にはビックリ。
「これからのエコカーに最も必要な性能は
多くのひとに乗ってもらうこと」とは
ホンダの謳い文句。
「常識を破る価格」と福井威夫社長は
胸を張って述べていた。
トヨタのプリウスの最も安いモデルで
233万1000円なのである。
詳細はこんどまた報告しようと思うけれど
性能を上げると同時に
部品の点数を減らしたりと
コストダウンを行った結果だろう。
ホンダは以前からハイブリッドと燃料電池の
開発に熱心なのだが
意外なほど一般には知られていない。
これでようやく人口に膾炙するようになるのでは。

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この価格でハイブリッド車の市場が拡大するのは確実で
自動車が新しい時代に突入しつつあると
感じられるのだった。


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2009年2月 5日 (木)

たか田の極上からすみ

上り調子の政治家が来るんですよ~という
六本木の割烹「たか田」に
N社のIさんに連れていってもらう。
ふぐ刺しから始まるおまかせで
どれも押しつけがましくなく美味。
からすみが自慢ということで
大根の薄切りとともに出してもらったそれは
ほんとくどさやえぐみがなく
いいかんじの甘みとともに
とろっと口の中で溶けてビックリ。
「たいていの料理屋はからすみの作り方を
知らないですねー」とはご主人。

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といっても高級食材ばかりでなく
「ここのおからはすごくうまいんです」と
Iさんに勧められて食べると
たしかにうまい!
小体で雰囲気もよくて
六本木の路地には
いい店が隠れているなと感心。

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2009年2月 4日 (水)

ランチ1週間その146

先週のランチ報告です。
月曜日は神宮前の知人の事務所で
タイ料理弁当をごちそうになった。

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辛味はおさえたトムヤムクンと
香味のしょうゆソースと和えた蒸し豚の組み合わせ。
タイ通のそのひとによると
トムヤムクンだろうがなんだろうが
タイ人はごはんにかけて
ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのだそう。
時々それをすると順列組み合わせで
おいしさが増えるのだった。
水曜日はレクサスの試乗会で
パンパシフィック横浜ベイ東急ホテル(長い)。
そこで用意されていたお弁当。

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シャケが香ばしく焼いてあったのがいいですね!とは
同行してくれたN社の担当Sさんの言葉。
金曜日は原宿「エンリコ」で
プレス用試食会。
詳細は先に書いたとおりで
「チャレンジ・パスタ・ビュッフェ」なる
客にパスタ、ソース、具材を選ばせて
店が調理してくれる
新しい試みに僕もトライした次第。
自分的には海鮮系のマリナーラなのだが

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ドルチェビュッフェが1000円なので
甘いもの好きにはさらにお得。

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2009年2月 3日 (火)

ヴェレダのヘアウォーター

ルドルフ・シュタイナーの名は
いたるところで耳にする。
たとえばシュタイナー教育
たとえばシュタイナーのビオディナミ農法
たとえばシュタイナーの化粧品……といったぐあい。
哲学者でもあり教育者でもあり
科学者でもあったひとで
ワインの世界では
月齢にもとづく農事暦をもちこんだ
自然派農法で知られる。
月の満ち欠けに併せて
苗を植え
剪定し
肥料をやり
実を摘むというのが彼の唱えたメソッドで
いまもこれを実践している作り手は
けっこういる。
有名なのはロマネ・コンティで知られる
マダム・ルロワだが
このあいだ飲んだアルザスのワインも
じつはビオディナミで作られたものと
飲んだあとで知ったり。
化粧品の分野では
ヴェレダはシュタイナーがパートナーと組んで
設立した会社。
病気にならないための予防
いまの言葉でいうと「未病」こそ大事と
免疫を高めるために
ハーブをミックスした化粧水とか
マッサージ用オイルとか
いろいろ商品がある。

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そのうち頭皮マッサージ用のヘアウォーターを
今週の週刊朝日でとりあげた。
ローズマリーの香りが
気分をリラックスさせてくれる働きもあるとかで
髪の薄いひとがつけて
髪が濃くなるかどうかあいにく知らないのだが
ストレスがたまってきたら
頭皮のマッサージをするのによいというのを聞いて
実践している。
それで思ったのだけれど
頭皮をマッサージするのって
かなりキモチがいい。
病みつきになる。

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2009年2月 2日 (月)

NAVIのインタビュー

今月のNAVIで
インタビューされたのだが
意外に?周囲から「見ましたよ!」と言われた。
編集部のSさんというひとに
昨年暮れ
歴代編集長のひとりとして
いまのNAVIとか自動車界について
なにか喋ってくださいと言われ
喫茶店での雑談のようなかんじで喋ったのだが
意外に硬いマジメなかんじで
まとめられていて
そういうところが興味ぶかかった。
インタビューはふだん自分がやっている立場だが
されると相手の興味が
「ああこういうところにあったのか」と
後で腑に落ちたり。
原稿チェックはしませんということで
出てくるのが楽しみだった。
原稿チェックが昨今は当たり前のようだが
インタビューは
聞きたいことのあるひとがやってくるのだから
それをチェックしてもしようがない。
こちらが喋りたいことがある場合は
後で見せてもらったほうがいいかもしれないけれど。
ひとつだけあららと思ったのは
リゾットがスペインのもの、と書いてあるくだり。
Sさん、それ違いますから。

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2009年2月 1日 (日)

エンリコのチャレンジ・パスタ

原宿のイタリアン「オフィチーナ・ディ・エンリコ」が
2月3日から平日限定でおもしろい試みを始めた。
「チャレンジ・パスタ・ビュッフェ」
世界に(おそらく)1つだけの
パスタ料理を作ってもらえるというもの。
この試食会に誘ってもらった。
オフィチーナ・ディ・エンリコは好きな店だったが
久しぶりにいってビックリした。
カウンターに生の具材が
肉加工品、魚介類、野菜、オリーブなど
ずらりと並んでいるのだ。
さらにパスタとソース。

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「ビュッフェ」のやり方は
このカウンターで料理人との二人三脚。
料理人に素材の説明を聞きながら
客はパスタを選び
次にソース
それから具材を選んでいく。
その間つきっきりで対応してくれる。
そして選んだものを調理してくれる。
サラダとパスタと飲み物で2000円
メインが入るコースだと飲み物もついて4800円。
僕が選んだのは「タリアテッレ」と「トマトソース」

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それから「天使のエビ」

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ニューカレドニア産と産地表示がすべてに



そしてアサリと小ヤリイカ。

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小ヤリイカは青森・八戸から



そして菜の花とトマト。

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サンマルツァーノから愛知から、というぐあい

さらにプチベールという
小さなキャベツのような野菜。

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唐津産

これをひと皿に盛って
「これでいいですね?」と確認。

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ここで最後に迷う

厨房では僕のためのパスタがスタート。
出来上がったのはこんなかんじ。

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名前はまだない、がマリナーラです

アンチョビと唐辛子を隠し味として
入れてもらったので
ちょっと刺激とコクが出て
悪くないかも、と思う。
一緒に食べた広報のSさんと
PR会社でお世話になっているAさんは
また全然違うものをオーダー。

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これおいしいの?と思うほど
盛りだくさんだが
さすが自分で選んだものだけあって
「おいしいですよ!」とAさん。
きっとこのやりとりも楽しいはず。
その気になれば
すべて入れてもらうことも出来るだろうが
合わないと料理人が判断したものは
少しよけるように置いてあるとか。
「これは食べなくてもいいですよ」と
言われるそうで
それもそこはかとなくユーモラスだ。
なんでも毎日「ベストレシピ」が選ばれ
ディナー券とかが当たるとか。
さらに月間最優秀賞も設定されるらしい。
おもしろいのは
何度もトライしてみたくなること。
僕も次回のために作戦を練りました。
その報告はあらためて!
食がひとつのイベントになっているのは
おもしろい試みだと思う。
そうそうドルチェビュッフェも
甘いもの好きにはいいと思う。
1000円で食べ放題
ひとつでいいやというひとは100円。
僕はスコリアテッラ、ババ、トルタディメーロを。

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