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2008年8月31日 (日)

GSからフラワーへ

GSってなんのこと?と
金曜日のブログを読んだひとから
問い合わせがありました。
いうまでもなく
グループサウンズ。
当時のビートルズ
ベンチャーズ
シャドーズといった
英米のバンドに刺激されて結成された
歌謡曲以上
ロック未満の
日本のバンドのことである。
ロック未満というのは
曲づくりは
自分たちでなくプロがやっていたから。
(そういうケースが多かった)
それからかわいこちゃんルックスを
大事にしていた点もそう。
映画「GSワンダーランド」にもあるけれど
音楽史のなかでは短命で
60年代後半に
ビートルズがスタジオでの録音に
専念するようになったり
反戦や自我をみつめることをテーマに
複雑な技法を駆使した演奏をする
ロックバンドが台頭してくるにつれて
そんな世界的潮流が日本でも
知られるように。
それに合わせて
GSブームは尻すぼみになったのだった。
なにしろオックスに女の子がキャーって言っているとき
海外ではジミ・ヘンドリックスだから。
だいぶ差があったわけだ。
でもいまでも根強いファンはいる。
だからこういう映画が出来るのだ。
その意味では
短い間だったが
GSはわが国に大きな足跡を残している。
そのなかのひとつ
GSブームにどこかで根ざしている
フラワートラベリンバンドが
今年再結成だ。
「Mama, do you remember」の
あの映画「野生の証明」の主題歌を
うたっていたジョー山中の
日本人ばなれした歌唱力をはじめ
石間秀樹のギターワークはすごかった!
いま聴いてもいい。
このように当時のロックファンも
GSからフラワーのような世界へと
移行していったのだ。
どのアルバムもいいけれど
「SATORI」はとくに
個人的に気に入っているアルバム。
コンサート行きたいなあ、と
思う今日この頃。

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2008年8月30日 (土)

アメをなめては

最近はすごい雷雨だ。
なんでも上空にいる寒気のせいだとか。
地表の暖かい空気と混ざりあって
それで大きな雨雲が形成されて
とのところ体験しているような
集中的な豪雨になるとか。
昨日の夜も
なーんだ晴れか
かさ持って歩いて損したよ、なんて
思っていたら
飲んでいるときにいきなり雷雨。
最近いうところの
ゲリラ集中豪雨の被害にあったのだ。
早く切り上げたが
もはや東急の私鉄各線はどれも
運行停止。
てくてく歩いてバスをようやくつかまえたが
今度は大渋滞。
通常20分少々のところ
2時間かけて家にたどりついた。
アメをなめてはいけません。
教訓だった。

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2008年8月29日 (金)

世代を超えたGS

GSの映画を観た。
「GSワンダーランド」という
11月15日公開予定の日本映画で
舞台は68年から70年にかけて
GSブームが最も熱かった東京。
日劇ウェスタンカーニバル出演を
夢見る若者たちが主人公で
それがGSブームに乗って
ひともうけしたいレコード会社の
思惑に巻き込まれて
デビューしたのはいいけれど
だんだんほころびが見えはじめ……。
ストーリー展開でみせる映画なので
あまり多くは書けないのだけれど。

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10代が観ても楽しく
50代が観ても懐かしく……というのが
監督、本田隆一の狙いのようで
仮面ライダーカブトで
若い女のコに人気の水嶋ヒロらが主演
脇役には岸部一徳らが登場。
岸部一徳が
会議の席上で
「こんな歌が流行っているんだろ」と
タイガースの「小さなスナック」を
口ずさむシーンでは
若くない方のひとたちが多い
試写室のそこかしこで笑いが爆発していた。
とりあえずお父さんと娘が一緒に
行ける映画を作るというのが
監督の意図だったら
成功している。
この映画のために
かつてのGSブームのときにも活躍した
筒美京平と橋本淳が書きおろした
「海岸線のホテル」
いつまでも耳に残った。
日劇が東京にあるシーンなど
丁寧につくってある。
そのころを知らない
この試写会に招待してくれた
D社のKさんも
「おもしろいですねー!」と言っていた。
30代にもおもしろいというのが
僕にはおもしろかった。
GSって日本人の心のなかに
必然として生まれたものなのか?

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2008年8月28日 (木)

シトロエンは寒かった

真夏なのにフリースを必要とする会が
昨日あった。
新横浜のスケートリンク場で
フランスの自動車会社
シトロエンが行った新型車「C5」の発表会。

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入るなり
息が白くなる会場で
来場者にはシトロエンのフリースが
配られた。
そして時間がくると
フィギュアスケーターだろうか
男女4人がくるくると
音楽に合わせて舞ったあと
2リッターと3リッター
2つのガソリンエンジンと
セダンとワゴン
2つのボディスタイルをもつ
C5が姿を現したのだった。

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今度のC5は
BMWもかくやとばかりの
「サーフェスおたく」ぶり。
どういうことかというと
クルマのデザインって
ふつう横のボディラインとか
窓の枠とか
タイヤハウスの切りかきとか
そういう「線」で印象づけていくのだけれど
BMWでは
光があたった面の濃淡で表情をつけるという
手法を開拓して
いまやほかには最近のスバルとか
ホンダとか
これに追随する動きを見せる
自動車メーカーが出てきている。
シトロエンC5もやはり同様で
結果は現代的でマッシブな印象。
いっぽう油圧で車体を上下させる
ハイドラクティブサスペンションは健在だし
その点ではいまも「ひと味」ちがうクルマ。
価格は2リッターセダンで399万円(ワゴン419万円)
3リッターで479万円(499万円)。
悪くない価格設定だ。
発表会も都心から遠い新横浜で
かつ寒いと
妙に「個性的」だった。
昔からシトロエンも
イディオシンクラティックと形容されたが
そこはマネしなくていいところだから。

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2008年8月27日 (水)

ランチ1週間その124

先週のランチ報告です。
日曜日はノースウェストの機内でオムレツ。

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アメリカってどうして
なんにでもチェダーチーズを入れるのか。
カロリーすごいよな、きっと。
味?
訊かないでください。
火曜日は森下の洋食「モンブラン」で
ハンバーグステーキ(880円)。

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まん丸なかたちで
入ってくるひとほぼ全員頼むのがこれ。
ソースは数種類あって
画像のはロシアふう。
ドミグラスだ。
なんでロシアなんだろう。
イタリアというとトマトソースなのでわかるけれど。
水曜日は帝国ホテルの「パークサイドダイナー」で
ハンバーグステーキ。

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出版社の編集氏と打ち合わせ。
このハンバーグのよさは
オーソドックスに徹していることと
肉の質
そしておそらく固めかた。
ほわっと空気が残るようにしてあるので
食感がよい。
ナイフをいれると
完全に火が通っているけれど
肉汁がジュワジュワ~と。
肉のうまみがきちんと残っている。
木曜日は築地「千秋はなれ」で
ハンバーグステーキと刺身の定食。

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打ち合わせを兼ねて。
経営者が
魚河岸3代目のモデルになったこの店で
ハンバーグは意外に人気メニューとか。
吉野屋の1号店は場内だそうで
魚を商売にしているひとは
肉で息抜きしたいのでは、とは
この店に連れていってくれたKさんの話し。
笑う。
金曜日は東銀座のインド料理
「ダルマサーガラ」で(1200円)。

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僕が選んだのは
キーマと
マメとナスのカレー。
それにラッサムスープと
野菜を炒めたサブジがついてきて
マメで出来たパパドとパラタ
それにライスがついてくる。
久しぶりにおいしいインド料理を食べた。
店内はインド人だらけで
手で食べているひとばかり。
じっくり観察していると
手で執拗なまでに
くちゃくちゃとこねて
少しつまんでぽいっ口に
ほおりこむ。
「手で食べると
スプーンの何倍もおいしいですよ」とは
店員の弁だけれど
おにぎりや寿司を食べる国民としては
よくわかる。

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2008年8月26日 (火)

うまいゴハンを食べるには

日本人って弥生時代とかから
米を食べているのだけれど
不思議だなあと思うのは
いまだに米を炊く技術が
「完成」していないこと。
常に新しい技術を備えた
炊飯器が登場するし
みんな
「どうやったらおいしいゴハンが炊けるか」を
話題にしたりする。
そんななか
僕が最近凝っているのは
KAMADOという鋳鉄の
火で炊くごはん釜。

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といだ米をいれて
火にかけ
ぐつぐつと煮たってきたら
そこでフタを閉め
12分ほど超弱火で。
そのあとおこげが欲しければ
一瞬強火にして
火を止めたあと15分ほど蒸らして出来上がり。
要するに
昔のまんまの炊き方。
これがうまい。
このKAMADOを
今週の週刊朝日でとりあげた。
作ったのは
東京・北砂にある
野田琺瑯(ほうろう)で
本来は鉄にガラスの釉薬をかけた
あの白いホーローのボウルなどを
手がけてきたメーカー。
あるとき鋳鉄にホーローびきした
ルクルーゼやストウブで
おいしい料理が出来ることに着目して
KAMADOの開発にいたったそうだ。
開発を陣頭指揮する社長の奥さまが
料理が大好きなのも
この製品開発の後押しになったそうだ。
やっていないけれど
ごはん一膳ぶんという
ごく少量でも炊ける点が
おこげを作れるところと併せて
電気炊飯器にはない特長だという。
僕には懐かしいやり方が
なんとなく嬉しいというのもあるのだが
愛用している。
結局僕たちは
昔にもどるのかなあ。

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2008年8月25日 (月)

北京からスペインへ

マッサが危なげない
走りでフェラーリを優勝に導いた
24日のF1ヨーロッパGP。
昨日の夜の
わが家のチャンネルは
早くも北京からスペイン、なのだった。
舞台となったのは
今年はじめてというスペインの
バレンシア。
アメリカズカップの
艇庫が並ぶ海岸ちかくに
市街地サーキットを建造したのだ。
僕が6月に行ったときは
「ぜったい間に合わない!」と
断言したくなるような
進捗状況だったにもかかわらず
きちっと6キロに少し欠ける長さの
コースを完成させたのだった。
僕がバレンシアに出かけたのは
いま出ている「デパーチャーズ」の取材で。
バレンシアにはいま
建築家カラトラバの手になる
芸術科学都市が出現している。

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バレンシアは16世紀に城壁が出来たという
スペインのご多聞にもれず
比較的歴史の新しい河口の町。
かつてはパリのように
街中を大きな河が通っていたが
たびたび氾濫するので
工事を行ってコースを変えてしまった。
いまはそこが遊歩道になっていて
そんなところを利用したのが
水族館からイベントホールまで
いろいろ備えたこの芸術科学都市というわけだ。
さらに海岸線も観光の目玉。

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でも真実の姿はといえば
中央市場がまだ本当に
市街地の真ん中にある古い町、のようだ。
6月は石油価格急騰に抗議した
運送業者のストで
魚があまり入ってこないと
みんな困っていた。

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状況はすこしは改善されただろうか。


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2008年8月24日 (日)

ミスター・ガーニーと僕

憧れのひとって
どんなひとにもいると思う。
生きていたり
もう他界してしまっていたり
絶対に会えなさそうだったり
身近にいたり
いろいろだろうけれど。
先日アメリカの西海岸で
僕はひとりの「憧れのひと」に会った。
場所はサリーナス。
サンフランシスコから170マイルぐらい
南にいったカーメルという
C・イーストウッドが市長を務めたことで
知られる高級リゾートの隣町にある
クエイルロッジで
モータースポーツ・ギャザリングなる
クラシックカーのイベントが開催されたのだ。

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そこで出合ったのが
アメリカ人のダン・ガーニー。

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かつて60年代にイーグルという
レーシングカーを作り
その後F1に参戦して勝利をおさめたこともある。

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60年代の米国のモータースポーツ業界は
ヨーロッパでも
戦えるレーシングカーを作ろうという
理想に燃えるひとが多く
キャロル・シェルビーという
ガーニーの盟友だった
レーシングドライバーが作った
シェルビーコブラは
いまでも世界的に最も人気ある
スポーツカーの1台となって歴史に残っているほどだ。
ガーニーはこのイベントで
モータースポーツへの貢献を表彰された。
さっそく僕は彼のところへ駆け寄って
「おめでとう!」と言うと
嬉しそうに
「ありがとう」と笑っていた。
なんだかジーンときてしまった。
するとガーニーの隣にいた
彼の友人が
「ダンの足元見てくれよ」と言う。
ミスター・ガーニーはネクタイはないが
ジャケット着用。
それにフロックスを合わせていたのだった。
ははは、と照れて笑うガーニーの姿を
見ることが出来たのは
僕のほかにあまりいないだろうなあと思うと
またそれもなんだか嬉しかった。

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2008年8月23日 (土)

ゼッドが来た

「シルク・ド・ソレイユ」という
モントリオールで1980年代に旗揚げされた
ニューサーカス。
フランス語で「太陽のサーカス」といい
昨年はビートルズの楽曲を
サンプリングで構成したステージ「ラブ」を
発表して大きな話題になったばかり。
日本では以前から「サルティン・バンコ」が
人気を集めていたが
今年の10月に
幕張に常設シアターが開設されることに。
その演目「ゼッド」が8月15日から
トライアウト公演を行っていて
それに友人Kさん夫妻に招待された。

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「シルク……」は
サーカスというが動物や乗り物や奇術は出てこず
空中ブランコやロープワークなど
アクロバティックな動きを
美しい照明と音楽で見せてくれる。
日本のために書き下ろされた「ゼッド」も
軽くストーリーはあるのだけれど
オリンピック選手だったメンバーもいるという
「シルク……」ならではの
みごとな演技の数々を楽しめば
それでいいと思っていったほうがよさそう。
でもって「ゼッド」は
いやすごい。
これ生だよね?と眼をうたがうような
超絶アクロバットの数々。
どうか失敗しないで、と
よけいな心配でハラハラしてしまう
そんな演技が連続するのだ。
はあ~と
終わったときはみんながため息をついていた。
Kさん夫妻は仕事もあって
「ラブ」の常設小屋であるミラージュをはじめ
ラスベガスのホテルなど回って
「シルク……」の公演は
かなり観て回っているが
「ゼッドかなりいい!
10月の正式オープンまでに
もっと磨きがかかるだろうから
それが楽しみ」とのこと。
アメリカのホテルは劇場をもって
このようなコンサートを毎晩やっている。
日本では規模的に無理かもしれないが
シグネチャーレストランが
やや行き詰まりをみせている今
そろそろこっちを考えてもいいかも?

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2008年8月22日 (金)

警備から誘導へ

アメリカにいったら
空港のセキュリティチェックで
全員靴を脱いでいて
鼻白んだ。
このあいだ
虎ノ門にある某国大使館に打ち合わせにいったら
そこも空港なみか
それ以上のセキュリティチェック。
門の向こう側に到達するのに
10分かかった。
それはともかく
日本の警察が警備にあたっていて
その態度が
もうめちゃくちゃ高飛車。
道を歩いてきただけで
眼光するどく「どこ行くんですか」と来た。
「我われの仕事は大使館の警備ですから」。
考えてみれば
大使館に対しては「警備」でいいのだろうが
我われ一般人を「警備」の対象にするのは
間違ってない?
我われに対しては
行くべきところを告げる「誘導」という態度が
正しいと思う。
ご再考ねがいたいものだ。
って誰に言えばいいの?

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2008年8月21日 (木)

あまい横丁

タウンガイドというのが
よくあるが
必ず「なんとか横丁」が紹介されている。
そこには
昔からの生活をしのばせる家や
ちょっといいかんじの店があったり。
日本人って「横丁」が好きだ。
そんなひとに人気なのが
川越にある「菓子屋横丁」。

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もともと製菓工場が集まっていた
一角を1980年なかばに
町おこしとして
いっきにレトロな雰囲気の横丁として
仕立てなおしたというもの。
たしかにその入り口に立っただけで
雰囲気のある店先にのぞく
色とりどりのお菓子に
心が奪われる。
いまは20軒が軒を並べるというが
手がけるものは
少しずつ差異化をしていて
ばっちり競合店というのはないもよう。
なかには小売りだけの店もあれば
その場で作っている店もある。
僕が今月号の「EDGE」で話しを聞いた
「稲葉屋」は
川越名産のさつまいもを使った
芋どうなつを手作りしている。

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からりと揚がっていて
沖縄のお菓子
サーターアンダギーを思わせる。
けっこうおいしくて
いま思い出しても
また食べたいなあと思うほど。
おもしろいのは
菓子屋横丁の近くにある
駐車場のそばに
いかにもレトロふうな外見にした
「無関係者」の店があり
そこに
なにも知らない観光客が
喜んで入っていること。
知恵者だ。

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2008年8月20日 (水)

ランチ1週間その123

先週のランチ報告です。
月曜日は「クエイルロッジ」でサンドイッチ。

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豚肉の香りが強いヒッコリーベーコンをはじめ
玉子、ポテトなどが入った
こってりサンドイッチ。
クラムチャウダーはあさりのほかに
ベーコンも入って美味。
「クエイルロッジ」はサンフランシスコと
ロサンジェルスの中間ぐらいの
カーメルにあるリゾートホテル。
ゴルフコースの中にロッジが点在している。
仕事です、仕事。
火曜日はカーメルちかくのスコッツバレーにある
カネパミュージアムという
スポーツカーのミュージアムのなかに
即席でこしらえられたテーブルで。

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ブッフェ形式なので
サラダや鶏肉などを適当に。
近くのキャストロビルは
アーティチョークの名産地。
それでこんなでかいものを。
取ったのはいいけれど
隣の席のアメリカ人に
「それひょっとして生じゃない。
生だと食べるの難しいかもよ」と言われ……
案の定無理だった。
芯だけなら生でも食べられるのだが
そこまでたどりつけず。
それにしてもシェルビーコブラや
シェブロンB21といった
アメリカの名スポーツカーに囲まれて食べる昼食というのは
なかなか味があるものだった。
夜はモンタレー水族館で水槽を前にして、だった。

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「生きてる魚を前に魚を食べるってなんだかなあ」と誰か

水曜日は宿泊していた「クエイルロッジ」の
クラブハウスで「クラシックスタイル・ハンバーガー」。

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どこがクラシックだか
よくわからないのだが
少なくともチェダーチーズとベーコンは抜いてもらった。
バンズがほんのり甘いのは僕の好み。
これでミディアムで、と頼んだ肉が
ベリーウェルダンでなければ
よかったのだけれど……。
木曜日は同じクラブハウスで
地場のオーガニック野菜
とくにヘアルームトマトを使ったサラダ。

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色によって味に違いがあり
赤は甘味が強く
オレンジは香りが強い。
それにアメリカ人が好きな
チキンヌードルスープ。

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このマカロニを平たく延ばしたような
ヌードルが入っている。
あっさり味がおいしいスープ。
金曜日はイベントがあったので
そこの会場で。

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レストランのシェフによる料理が
芝生の会場に用意されていた。
僕が食べたのは
やはり放牧のチキンのローストと
地元のアーティチョークなどの野菜。
基本的にすべてオーガニック農家なのだという。
今回あらためて発見したのは
アメリカはパンがうまい、ということ。
もともとサワードーなる
酸味の強いパンはとても好きだったが
マフィンをはじめ
どのパンも皮がしっかりして
味わいが深く
思い出に残るようなものばかり。
日本ではフランスとイタリアとドイツのパンが多いが
アメリカのパンづくり
あなどれない!
土曜日はノースウェストの機内で。
やはり鶏だったが
同じ鶏でも……。

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2008年8月19日 (火)

乗ったら懐かしい

「明日は早起きで迎えにいくよ。
なぜって一緒にバイクに乗るからさ。
朝はホンダのショップにいって
そのあとどうするか説明しようか……」で
始まるのは
ビーチボーイズの「リトルホンダ」。
この歌でうたわれているリトルホンダは
ホンダ・スーパーカブのことで
ホンダが本格的に米国市場に進出する
足がかりを作った二輪車だ。
日本だとそば屋の出前用、というイメージも強いが
米国市場向きにはフレームを赤く塗った
お上品なイメージを強調した。
そのリトルカブが今年で
発売50周年。
実家が商店をやっている友達がいたひとなら
1回ぐらいは乗ったことあるのでは?
人生のどこかで一度は出合う
そんなバイクだ。
そのスーパーカブの姉妹車として
1997年に発売された
リトルカブを今週の週刊朝日でとりあげた。

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最大の特長は
燃費がいいこと。
リッター109キロというからすごい。
たしかに
このバイクの燃費は?と聞かれて
すぐに答えられるひとは少ないのでは。
計測するのも大変だ。
もうひとつの魅力は耐久性。
フレームが頑丈なことに加え
遠心クラッチを採用するなど
通常の原チャリより
本格的なつくりが
車両のロングライフにつながっているのだ。
久しぶりに乗ったら
なんだか懐かしい。
ロータリー式といって
前に踏んでいくとどんどんギアが
上がっていく
トランスミッションを操作していると
高校生の頃のことを思い出した。
ビーチボーイズの歌では
「3速にいれるよ。つかまっといで」とある。
まあ、ちょっとおおげさかもしれないが
ひとつの時代を築いたバイクが
いまも生産されている。
それってすごいことだ。

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青山ショールームでの初代。よく出来ている

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2008年8月18日 (月)

硬すぎず柔らかすぎず

冷麺っていうと
僕なんかは「硬い」という印象が強い。
なにを混ぜてつくるかで
歯ごたえは変わってくるようで
たとえば冷麺の発祥の地といわれる
平壌ではじゃがいもが多く
そば粉とでんぷんだと
それより柔らかくなる模様。
僕なんかだと
硬い麺というと讃岐うどんどまりで
あまり硬いのはちょっとなあ、というのがある。
その意味で盛岡冷麺は
日本人好みにアレンジしてあって
噛みごたえも適当。
今週の週刊ポストでとりあげた「ぴょんぴょん舎」は
盛岡冷麺の名店が
銀座に進出したもので
麺はでんぷんと小麦粉をこねて
その場で打ったものを
30分以内に茹で上げ
飲み干せる薄味スープは盛岡から
もってきているという。

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噛みごたえは「硬すぎず柔らかすぎず、を
いろいろ研究した」と言い
オーナーに聞いたところ
「通常は2.3がベスト
場合によっては2.4ということも。
そのへんは湿気なども考慮にいれて」と細かい。
スープについても当然こだわりがあり
「あまり濃厚にして
それでいて麺が細いと
食べたひとには濃厚すぎる、と感じてしまう」とか。
で、この「ぴょんぴょん舎」
銀座に2軒ある。
ひとつはワインバーで知られる「ル・コフレ」の隣り。
銀座4丁目交差点の近く。
ここは小さい店だけれど雰囲気があって好きだ。
もうひとつはプランタン近くに
三井が開いた「ギンザ・グラッセ」の中。
こちらでは焼き肉も食べられる。
おもしろいのは冷麺の値段が
2軒で違うところ。
4丁目店のほうが50円安い850円。
でもグラッセ店ではほかにもピビン冷麺とかあって
楽しめる。

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2008年8月17日 (日)

おめでとうベリンダ

「USAトゥデイ」の週末版に
今年50歳になるミュージシャン特集が出ていた。
最も有名どころでは
マドンナ、プリンス、それにマイケル・ジャクソン。
この3人が揃って1958年うまれとは知らなんだ。
50になるからなんだということはないようだが
アメリカと(彼らが言うには)世界に
大きな影響を与えたこの3人が
同じ歳だったので
これもなにかの節目と記事にしたのだろう。
マドンナもプリンスも
いまもって現役だけれど
マイケル・ジャクソンはくすんじゃってる。
「それは認めるが
よきにつけ悪しきにつけ
その曲と行動ゆえに
ポップミュージックの歴史に残る。
ちょうどエルビス(プレスリー)のように」と
書かれていたりして
やっぱり「スリラー」は金字塔だったんだなあと
あらためて思った。
ちなみに今年50歳の有名人は
シャロン・ストーン
「絶叫女優」(古い?)のジェイミー・リー・カーティス
ゲイリー・オールドマン
ミシェル・ファイファー
ティム・バートン
音楽関係では
ケイト・ブッシュ
アイスT
グランドマスター・フラッシュらが挙がっていた。
グランドマスター・フラッシュが
「オレを押さないでくれ
もう崖っぷちぎりぎりなんだから。
正気を保とうと必死なんだ。
ここはまるでジャングルだ。
よく潜ってしまわないものだ」と
ニューヨークの黒人の状況を歌った
ラップの原点的な「ザ・メッセージ」から
もう四半期以上たったものなあと
眼が遠くなった。
そういえば今日17日は
ベリンダ・カーライルの50歳の誕生日だそうだ。
ザ・ゴーゴーズも好きだったなあ。
とくにファースト収録の「ディス・タウン」(いい曲)。
お誕生日おめでとうございます。

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2008年8月16日 (土)

100マイルのサグラ

100ハンドレッドマイルフードとは
半径100マイル以内でとれる食材は
新鮮だし
CO2排出量(輸送)が少ないし、という
利点を強調したもの。
このあいだ札幌でいった
「サグラ」というイタリアンは
道内の食材中心で
メニューには生産者の名前も入っている、という
この考え方を地でいく店だった。
地元の食材を使うということで
有名になったものの
味がおっつかない店も地方にあるけれど
「サグラ」はしっかり味もおいしい。

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ワインはアルトアディジェの白ではじめた。
(地元ではなかったですが……)
こんなオーストリア国境の地域のワインも
しっかり置いてあるところがまたよい。
最近は雑誌にも時どきとりあげられているけれど
扱いが小さいので
「本質を理解して評価していないな」と
ひとりごちている次第。
ちなみにサグラとは
土地の収穫を分け与えるお祭りのことだと思う。
(確かめていないけれど)
ネーミングもぴったり。
連れていってくれたS子さんに感謝である。

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2008年8月15日 (金)

世界一の朝食

世界一の朝食を作る男、といわれるのが
オーストラリア・シドニーの
ビル・グレンジャー。
その彼が初めて外国に持った支店が
鎌倉の七里ヶ浜に。

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何度か出かけてフラれていたが
(いつも長蛇の列)
クルマでいくのにキモチがいいと思い
今月号の「EDGE」でとりあげた。
とくに名物のひとつは
スクランブルドエッグ。

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ふわっとして見えるが
よくあるように
ポロポロではない。
けっこうかたまり感があって
どっしりしている。
これがビル・グレンジャーのレシピだそうで
鍋に溶き入れたら
かきまわさないのがコツだとか。
たしかにアメリカのスクランブルドエッグも
こんなふうに硬いものが多い。
これ
印象に残る食感だ。
家でも出来るかどうか
まだ試していないんだけれど。

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2008年8月14日 (木)

アンドレアを亡くした

アンドレア・ピニンファリーナが亡くなった。
といっても「?」のひとが
多いかもしれないが。
ピニンファリーナはフェラーリやフィアットや
プジョーなど
数多くのクルマを手がけている
イタリア・トリノのデザイン会社。
あちらの言葉では車体製造者を意味する
「カロッツェリア」と呼ばれる。
アンドレアはその跡継ぎだったひとで
年齢も50そこそこだったと思う。
ベスパに乗っていて
交通事故に遭ったそうだ。
僕も以前、一緒に食事をしたことがあったりして
ポレンタというとうもろこしで作った
トリノの冬のつけあわせが大好きだったという
記憶がある。
若いときはかなり二枚目だったけれど
ここ10年は体重も増えて
お父さんに似てきていた(^.^)。
自動車業界は貴重な才能を失ったことになる。

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思えば
カロッツェリアを中心にトリノに話しをかぎっても
自動車事故は多くて
かつてはオゼラという
レーシングカーのチューニングを手がける名人が
バイクで立木に激突して死亡。
そのあとカロッツェリア・ミケロッティの
エドガルド・ミケロッティが
メルセデスでトリノの山道を走っていて
対向車線のトレーラーが
はみ出してきて事故に遭遇。
彼は頭にケガをしたが一命をとりとめたものの
同乗していた
ドイツの自動車会社のひとたちは
2名落命したという事故も。
ご冥福を祈るばかり。

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2008年8月13日 (水)

ランチ1週間その122

先週のランチ報告です。
日曜日は出張で那須塩原に。
東京駅でたまにはうまいサンドイッチにしよう、と
新丸ビルのPGカフェまで
わざわざ足をのばしたのに
サンドイッチの販売はもうやっていないとのこと。
がっかり。
でもうまい弁当が食いたい、と
大丸の地下まで今度は歩き
物色したが
ここにはおいしそうなものはなく
結局
崎陽軒のしゅうまい弁当。

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しゅうまいがもっと入っていてもいいゾ

月曜日は出張前で
打ち合わせが重なって
なんとか買ったのが築地のおにぎり。

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梅、おかか、こんぶと買って
しめて390円なり。
でも手でしっかり握ってほしい。
火曜日は天安門ちかくにある
レストランで
北京ダック。

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ほんとは全聚徳に行きたかったのだが
見つけるのに失敗して
いきあたりばったりの店に。
でもおいしかった。
半羽で30元(500円)だし。
薄餅はちゃんと出来ていないと
しっかり巻いたとき
甜麺醤がじわーっと小さな穴から
はみ出してくることを発見。
水曜日はウェスティンのレストラン「ゼンセンス」で
「古法干炒牛河」。

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米粉で出来た平たい麺に
ジューシーな牛肉がはいり
しょう油で味つけがしてある。
すごい量。
つけあわせにきゅうり。
「麺は1人前としては多いか少ないか」と
訊いたら
前菜を1品頼むぐらいでいいんじゃない、と
言うから
頼んだがとてもじゃないが
全部食べられない。
これで約100元。
高い。
中国にしては。
木曜日は北京空港のラウンジで担々麺。

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枝豆がアクセントになっている。
日本と違い
甘さも辛さも塩気もほどほど。
でも麺が……。
うどんもサーブしているのだが
使うのは同じ麺。
なんでも使える麺は
結局なにを作ってもおいしくないのだ。
そのあと日本航空の機内で
サーモンを主体としたランチ。

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北京から日本に向かう便はガラガラでした。
「アイアンマン」を観た。
アウディがプロダクトプレースメントをしている作品で
主人公のR8をはじめ
アウディだらけ。
アウディって近未来的な世界に似合うなと
あらためて思った次第。
金曜日は銀座の「ぴょんぴょん舎」で盛岡冷麺。

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それにミニ・ピビンパをつけて。

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土曜日は仕事で渋谷に出かけビロンで。

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ローストポークをメインにランチコースを食べた。
最近のビロンは
それにしても大混みだ。
ただおかげでサービスがものすごく
大味になっているゾ。
それから前菜でとったブーダン。
たっぷりのリンゴのピュレのうえに
真っ黒いソーセージが
とぐろを巻いているかと期待していたのだけれど
あれ、サラミ?というものだった。

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店員はその驚きを無視したけれど。
まあ3000円弱で
あまり多くは期待できないってことか……。


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2008年8月12日 (火)

捨てられない欲しくなる

備えあれば憂いなし、というか
これを持っていれば大雨のとき心強い
これは海岸にいくとき便利
こちらは……と
万が一を考えているうち
手ばなせず
また棚の中で増えていくのが靴。
靴はなかなか処分できません。
強いていえばモード系のものだけ。
プラダとかはみんな捨てたなあ。
靴が魅力的なのは
最も機能的な製品だから。
山登りだって靴から、だ。
今週の週刊朝日の連載でとりあげた
米国バスクのサンダウナーは
四半世紀ほとんど
モデルチェンジなしで
作り続けられているトレッキングブーツ。

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米国の国立公園のレンジャーもこの靴だそうで
特徴はこのつるっとした形状。
縫い目が少ないのは
水の侵入を防ぐため。
底がごつくないのは
岩にソールがひっかかるのを防ぐため。
革なのは岩にひっかかって
裂けるのを防ぐため。
いろいろもっともらしい理由がある。
しかも中にはゴアテックスのライナーが入っていて
水の侵入を防いでいる。
いまこのブランドは
レッドウィングの傘下で
最近ではとりわけトレールラン用のシューズで
人気をよんでいるそうだ。
でもサンダウナー
高尾山ぐらいの山でも重宝するらしい。
そう聞くと
行かないうちから
行くときに備えて、と
1足買っておきたくなる。
そんな魅力ある靴だ。

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2008年8月11日 (月)

北京でドキドキした

そういえば
北京から東京に戻るとき
携帯電話をホテルに置いてきたことに
空港に到着してから気がついた。
こういうときって
頭のなかを
「まあ、もうあきらめようか」
「いや、携帯電話も安くない」
「そうはいっても」
「でも入っているデータはどうなるんだ」
いろんな考えがぐるぐる回るものだ。
結局、データの行方が怖いので
ホテルに頼んで
空港までタクシーで持ってきてもらった。
それにずいぶん時間がかかった。
飛行機間に合うのか、と
ちょっとヒヤヒヤした。
航空会社の地上係員が不安そうに見ていたし。
そういえば--
旅に出たときに絶対忘れ物をしないよう
注意してくれる機械、だかが
むかし、星新一が書いた
SFショートショートに出てきた。
でもその機械を使った人間はみな
旅がつまんなくなった、と感じる。
なぜか--星新一は書く。
旅の楽しさは
忘れものをしていないか
ドキドキするところにあるからだ、と。
今回はこの話しが頭をよぎった。
僕もいろいろホテルに忘れて
あるものは東京まで送ってもらえたし
あるものはそれっきり出てこなかった。
でもとりあえず
空港の中で走って
携帯を届けてくれたホテルの中国人従業員に
大きく感謝しております。

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2008年8月10日 (日)

北京滞在記

先週は仕事で北京にいっていた。
アストンマーティンが
北京出身の女性アーティストと組んで
クルマを使ったインスタレーションを
作ったので
そのお披露目があったのだ。
ジャーナリストは
イギリスの「ウォールペーパー」誌と
ドイツのルフトハンザ航空の機内誌
それに僕。

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アーティストはシン・ユーフェン。
ベルリンでの活動のほうが
よく知られているひとだ。
場所は北京のトゥデイアートミュージアムという
現代アートのミュージアム。
表のスペースにアストンを
勢揃いさせていた。
そこからは
レム・コールハウスによる
CCNNなる中国のテレビ局の
建物がそびえ立つのが見える。

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これは高速から。ねじれてます

胡洞をみても「新しい」中国。
「文化の壁」なるグレイの壁で
かつてのチャン・イーモウの映画に
出てきたような
レンガ積みのあの雰囲気は
いっさい覆い隠されてしまっている。

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右にちら見えるのが文化の壁

公衆トイレも相変わらずドアはないけれど
やたらきれいになっている。

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ガイジン用もあるがドアはない

北京ではスクラップ&ビルドが進行中で
天安門広場の周辺でも
まるで中華街のような
町並みがどんどん生まれている。
変わる中国という点でいえば
空港のパスポートコントロールもすごかった。

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これ係員の態度を
僕たちが評価するのだ。
係員はみんなニコニコしていたのはそのせい?
もちろん「大変満足」を押してあげた。
なんて書いていたら
アメリカ人刺殺のニュースが……。
すごい国に行ってしまったと
改めて思ったのだった。

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2008年8月 9日 (土)

ご冥福を祈ります

北京にちょこっと行っているあいだに
赤塚不二夫が亡くなってしまった……!
ずっと聖路加病院に入院して
ほぼ意識がない状態が続いていたので
僕たちとの接点は
かなり前に失われていたのだけれど。
その意味で今回の訃報によって
同じ世代に属していて
いまも頑張っている
我孫子素雄(藤子不二雄A)や
ちばてつやの存在がより貴重なものに思えた。
もちろん
少年サンデーに連載していた「レッツラゴン」で
人語をあやつるベラマッチャなる熊キャラに
大笑いした世代としては
喪失への悲しみは大きい。
この作品のあまりにひとを食ったばかばかしさに
「子どもに悪影響を与える」と
PTAからの抗議で連載中止になったと
(同級生からの噂で)聞いたときは
なるほどー残念だがよくわかると
納得したものだった。
そんな大笑いの記憶はたくさんある。
ただ--
あの「いいひと」はいない「ハッピーエンディング」もない
赤塚不二夫のマンガは
どうやって生まれたのだろう。
赤塚を失って
僕たちにはなにが残るか考えたとき
なにもない、と思わざるをえない。
そこには後をひきとって
同じ世界観でモノを作っていってくれるひとが
見あたらないからだ。
どうやって生まれたかわからない赤塚ワールドは
誰にもマネできないものだったからだろう。
赤塚の下で修業してフジオプロからデビューした
古谷三敏など
はちゃめちゃな「ダメおやじ」で大ヒットをとったものの
連載が続くうちに
ヒューマンな世界観に引き寄せざるをえなかった。
それは古谷三敏の人間性ゆえだろう。
草も生えなければ
水も流れていないような
荒唐無稽な赤塚作品は赤塚だけのものだったのだ。
タモリの涙をさそう弔辞がいま話題になっているけれど
僕はあいにく個人的に
「いいひと」だった赤塚不二夫を知らないだけに
誰もマネできない作品を生んだ才能へ
あらためて感謝したいと思う。

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青梅の赤塚不二夫会館で……

そういえば
タモリと赤塚不二夫の関係も
さることながら黄金時代の
赤塚を支えていた
小学館の武井俊樹記者は
いまどうしているんだろう。

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よくマンガのネタにされていたひとである。

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2008年8月 8日 (金)

4号線の花火見物

昨日の夜
デザイン評論の第一人者として知られる
K先生のお宅におじゃまするべく
クルマで4号線に向かったところ大渋滞。
なにかと思ったとたん
ドーンッ!と大きな音とともに
眼の前に花火があがった。
神宮の花火大会だったのだ。
いつも神宮の花火大会って
平日のへんなタイミングでやるけれど
なにか僕が知らない理由があるのだろう。
クルマの中から見る花火も
迫力があった。
ポイントは環状線から4号線に入った
下り坂の手前
それから外苑出口の手前。
とくに外苑出口の手前は
花火が降りかかるのでは、と思えるような近さ。
今年はじめての花火で得した気に。

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2008年8月 7日 (木)

やっぱり結局洋食

しばらく外国にいて
日本に戻ったら何を食べたいか?
意外かもしれないけれど
洋食ではないだろうか。
このあいだボストンに住んでいる弟が
帰国したので
うまい寿司でもいこうか、と言ったら
寿司はガイジンと一緒に食べていて
ちょっと食傷気味と言われた。
そこで戸越公園にある洋食屋
「タケガミ」へ。

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名物のメンチカツ

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焼き肉としても上等という牛肉のハヤシ

たっぷり食べて堪能しました。
その前には西麻布の「コット」。
紹介がないと行けないといわれるフレンチの同店で
メインにはタルタルステーキを。

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これだけとって
パンと一緒に
ゆっくりとワインでも飲みながら
食べるのがいちばんかもしれない。
でもこのときは
ここの「名物」と言われるオムライスも。

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これが目当てで訪れる客も
少ないと聞く。
やっぱり結局
僕たちは洋食なのだ。
どうでしょうか?

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2008年8月 6日 (水)

ランチ1週間その121

先週のランチの報告です。
火曜日は西麻布の
「グットドール・アキアーノ」で。
前菜とパスタとデザート&コーヒーのランチ(2310円)。

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野菜ごろごろスープや鶏のパテなど
トスカーナふうの2品に加えて
海の幸のマリネ。
どれも上手。
パスタはかなり数のあるリストの中から
カルボナーラを選択。

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こちらは塩が弱めの
あまり印象に強く残らないもの。
この次に肉料理かなにかがくるための
プリモピアットとしてなら
このぐらいの塩かげんでもいいかもしれない。
全体として「おいしい」という
印象が残ればいいのだから。
でもランチのときは
もう少し存在感があってもいいかも。
木曜日は六本木ミッドタウンの
「ユニオンスクエア」で
イベリコ豚となんとか牛(忘れた……)の
ひき肉を使ったというラグーをかけた
タリアテッレ。

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一緒に行った友人のJさん
お目当てはハンバーガーだったが
12時半にははやくも売り切れでした。
土曜日は「カンテサンス」で。
自然の味をいかした
とうもろこしの信じられないぐらい
甘いスープからはじまって
魚はかじきマグロ。

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身を大きく焼いてジュースを保存し
そのあとスライスして
焼き目をつけたもの。
香ばしくジューシー。
メインは小鳩。

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真っ赤に血がしたたる
フレッシュなおいしさが
堪能できる1品。
この日も満席。
しかしそれにしても
カンテサンス(とくに昼)に来る男性諸君は
どうしてみな
Tシャツか半袖のポロシャツなのか。
ジャケットぐらい着てきたほうがいいのでないか、と
思うのだが
ミシュランには書いてないものなー。

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2008年8月 5日 (火)

へこむからいい

アラウンドワールドなら3回。
旅行用スーツケースの寿命の話しだ。
何度もチェックインさせて
ほおりなげられたり
高いところから落とされた
スーツケースは消耗品だ。
僕もけっこう買い換えている。
僕の基準は頑丈で
大と小を組み合わせられる
拡張性が高いもの。
だから、自動車と同じように
へこんだら修理して
一生使えるを謳ったドイツのリモワには
ずっと好感をもっている。
最近は軽い合成樹脂製のシリーズが
大人気だが
戦中から作られているアルミニウム製のものに
リモワの真骨頂がある。
それを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。

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1930年代に当時の軍の要請で
頑丈で軽くて
大事なものを運べるケースを
作ってほしいと言われた
リモワの技術者が注目したのが
航空機と同じように
アルミニウムを使い
補強用のリブを入れるという手法だったとか。
そのことを宣伝する資料には
戦中は輸送機として広く使われた
ユンカースJu52の画像が使われている。
へこむ
修理して使う
男はこんなことが好きだ。
それをリモワはわかっているのだ。
僕のまわりには
リモワをコレクションしているかのように
たくさん集めている人間がいるが
彼らもそんなところに
惹かれているようだ。

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2008年8月 4日 (月)

映画後の問題

映画や舞台のあと
どこでなにを食べるか……。
けっこう頭の痛い問題ではある。
渋谷にしても上野にしても……。
最近だと10時半にbunkamuraで舞台を
見終わったあとは
夕食を食べ損ねた。
原稿もあったので
急いでなにかを食べて帰ろうと
いうことになったのだが
その「なにか」が見つからない……。
気がついたら家でした。
そのあとは前回の反省を活かしつつ
映画が終わったのが
比較的早かったので
渋谷・宮益坂のフレンチ
「コンコンブル」へ。
電話したら空いているというので
かけつけた。
僕たちのあと
どんどん混んできて
しまいには飛び込みで入って
断られる客まで出て。
僕たちも飛び込みだったので
ほんといいタイミングだった。
コンコンブルの料理は
オーソドックスなうまさがある。
しかも値段も安い。
混むわけだ。

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僕が食べたのはプレロティ、ローストチキン

難をいえば
店が古くさいこと。
どこかにモダンな家具を入れれば
古さも引き立つように思うのだが。
そんなぼくとつなところが意外に
渋谷らしい。

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2008年8月 3日 (日)

ラテンかアングロサクソンか

5、6年前から
立ち飲みというのが流行っている。
ビール、日本酒からワインまで
ちょっと洒落たスタイルで
食事をつまみながら飲むというもの。
パーティなどのとき
椅子に座らないのはアングロサクソンで
ラテンのひとたちは
どちらかというと座るようだが
日本人もこと座ることにかけては
ラテン系だと思っていた。
でも立ったまま飲むのも
けっこう楽しいものだ。
少なくとも僕は好き。
そんな1軒
東中野にあるワインバー
「プチ小西」に
友人でPRエージェントをやっている
のFさんとMさんと行った。

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ワイン販売店の中2階を
バーに改装したもので
食事も食べられる。
ワインはそこでも買えるが
ショップのほうで選んで持ち込むことも可能。
当初はオーナーも
僕たちの飲み会に参加していた。
そんなある種のゆるさがまた楽しい。
でもこんなスタイルの飲み屋は
僕が住んでいる東京南部には少ないようだ。
アングロサクソン文化は
東京東部とか西部のものなのか。
増えると気楽で楽しいと思う。

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2008年8月 2日 (土)

チャコリとパエヤ

さいきんはスペイン料理づいていて
先日、高校・大学の友人たちと食事したのも
渋谷のサンイシドロ。
カジュアルだけれど
味もよく
対応もいいレストランで
昔からの友人と行くにはぴったり。
パエヤもしっかり食べた。

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「日本のパエヤは
かたつむりで出汁がとれないから……」なんて言うと
「おいしければいいんだ」なんて
叱られるのも昔からの友人ならでは?
チャコリが置いてあったので
途中で頼んだが
これは酸味が強くてマリアージュは失敗。
しかし、専用のタンブラーに
高いところから
注いでくれるサンセバスチャンふうの演出が楽しいので
タパスとともに飲む白ワインとしては最適。
昔はチャコリなんてなかったのに
日本のスペイン料理も徐々に変わってきている。

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2008年8月 1日 (金)

虹のボルボ

今月もガソリン値上げで
いったいどうなってるんだ!とうんざり。
その一方で
自動車会社は新車販売増をめざして
趣向を凝らしている。
ボルボがさきごろ発表したのが
「C30グラフィックカー」。

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日経BPtvで公開中


パーソナルな志向が強い
2ドアハッチバックのC30の車体を
キャンバスに見立てしまおうというもの。

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試乗が行われたのは横浜みなとみらい地区。
僕が乗ったのは「虹」で
後輪のアーチをうまく活かしたデザインだった。
スウェーデンで企画されたもので
デザインパターンは20種類に及ぶという。
黒い水玉という
ちょっとえぐいものもあれば
ウッディパターンも。
実際は塗装でなく
都バスなどでおなじみの3M社のフィルム。
かなりしっかり張り込んであり
このクルマは実際のボディカラーが赤だと
ボンネットを開けるまで
わからなかった!
本国では2年間の保証つきで
「飽きたらはがせます。
不透明フィルムなので
塗装の保護にもなり
リセールバリューもあがります」とは
ボルボのひとの弁。
「反響によっっては
日本市場での市販化も検討」
(ボルボカーズジャパン)だそう。
本国では約15万円。

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