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2008年7月31日 (木)

家族のためか自分のためか

クルマにもお国柄というのか
ボディタイプにも違いがある。
たとえば日本ではステーションワゴンは
いまかなり少ない。
「家族」のクルマというコンセプトを
小さなリビングルーム=ミニバンとしてしまったのだ。
でも、ステーションワゴンのほうが
スタイリッシュでいいんだけれどなあ。
さきごろ原宿のアウディフォーラムで発表された
アウディA4アバントも
僕好みのステーションワゴンだ。

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特徴は
実用一辺倒ではなく
テールゲートをかなり大胆に
傾斜させたデザイン。
アウディは昔から
スタイリッシュさをウリにしてきた。
アルファロメオもかつて
156というモデルで
やはりスタイリッシュなワゴンを出したが
セダンのほうが荷室容量が大きかった。
笑う。
アウディの場合はメーカーによると
傾斜していても
BMWの3シリーズやメルセデスCクラスより
容量が大きいそうだ。
1.8TFSI(437万円)と
フルタイム4輪駆動の
3.2FSIクワトロ(663万円)の2本立て。
2つのモデルは価格差があるので
中間があってもいいのでは、と思うが
いまはディーゼル化してしまっているのだ。

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A4は運転して楽しいクルマだから
こちらもかなり期待できるでしょう。
家族のため、というより
自分のために買うクルマ。

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2008年7月30日 (水)

ランチ1週間その120

先週のランチ報告です。
水曜日はA社のUさんと
青山「豚富」でピビンパ。

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ホンダの裏という立地もあるのか
いつもすごい行列に驚く。
でも店員がせわしなくしていない
居心地のいい店。
この日はもうひとつ
銀座の「ぴょんぴょん舎」で
「ぴびん冷麺」(900円)。

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店員がその場で
鋏で麺を切ってくれる本場ふう。
見た目はメチャ辛そうだけれど
じっさいはそうでもない。
にんにくはすごいけれど
さらに
一緒についてくるスープが絶妙。
僕には上品な鶏ガラだと思われるが
牛骨という話しもある。
いずれにしても
これだけでも飲みにいきたくなるほど。
木曜日は青山の「青山グリエ」で
「鶏と肉だんごとソーセージの炭火焼き」(1260円)。

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オウプナーズという
おもしろいウェブサイトをやっているAさんが
おごってくれた。
青山グリエのシェフとは
以前、共通の友人のCさんの家でのパーティで出合い
お店に行きたくて
今回ようやくランチに。
豚、牛、ハンバーグ、そして鯖など
いろいろな炭火焼きがある。
大にぎわい。
煙草OKなことを除けば
落ち着いていられる店だ。
今度は夜行ってみます。
金曜日は築地の「刀削麺」で
野菜刀削麺。

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この欄にたびたび登場する
仕事関係のFさんにごちそうになった。
野菜たっぷりで
もうひとつの特徴は
八角など
ちょっとシンガポールふうというか
アジア的なフレーバーが加味されていること。
少しだけ入っている豚肉を口に入れると
その感覚が口中にひろがる。
僕だったら
もうすこしゴロゴロと
角切りを入れてみるのだけれど。

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2008年7月29日 (火)

信じられない掃除機

掃除機が個人的には好きらしい。
アメリカに行ったときは
田舎の金物屋で売っている
魔女が乗るようなほうきが欲しくなった。
それを掃除機といえるかどうかはともかく。
いまおもしろいと思うのは
スウェーデンのエレクトロラックス製の
オキシジェン。
部屋の空気よりきれいな空気を排出するのが
この掃除機のウリなのだ。

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そんなのあるの?
信じられないと思うだろうけれど
それはマイクロフィルターの効果によるもので
オキシジェンに装着されているものは
煙草の煙の粒子まで付着させる。
そんなことを聞くだけで
僕はびびびっと来てしまう。
それで今週の「週刊朝日」の連載でとりあげた。
そういえば
スウェーデンつながりで
自動車のボルボも
そんなふうに外気よりきれいな空気を出す
ラジエターを装着している。
まあでも、後ろから排気を出しちゃうので
気は心というレベルなのかもしれないが
すべてのクルマが装着していれば
大気はもっときれいになるかもと思わせる。
いずれにしても大事なのはフィルター。
これがない掃除機もあるけれど
あれは埃を大気中にばらまくのだ。

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フィルターより爪に目がいきます……

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2008年7月28日 (月)

アニバーサリーレストラン

先日、誕生日でした。
なのでこの日は赤坂「もりかわ」へ。
最高においしい日本料理屋の1軒で
我が家のアニバーサリーレストランでもある。
今回は
あわび、たこにはじまり
エビの笹寿司
はも

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さらにあおりいかなどの刺身
鮎の炭火焼き
そして最後は1.3キロもある
天然うなぎのミニうなどん。
ふかふかの食感で
黙って出されたら
うなぎだって
わかんないじゃないか、というぐらいのもの。
もりかわの主人
体格のいい若い客がいると
「まだおなかいっぱいにならないでしょう」と
わざわざ1品増やしたりと
なんだか体育会のやさしい先輩ふう。
そんなところも人気の理由なのだろう。

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2008年7月27日 (日)

大事にしたい監督

好きな日本映画は?と訊かれて
最近のものですぐに思いつくのが
「運命じゃないひと」。
内田ケンジ監督の作品だ。
少しスリラー(サスペンス)で
最後は腹を抱えて笑ってしまう作品。
その内田監督の最新作
「アフタースクール」を観た。
「運命じゃないひと」と
ずいぶん間が空いたので
その間に
なにか映画を撮っていて
僕たちが見逃しているんじゃないかと
焦ったりもしたけれど
これが「運命じゃないひと」に続く作品のようだ。
(映画監督って
時間があるときはCMのコンテを描いたりしているらしい)
今回は俳優が豪華な顔ぶれで
映画館も大きくなったし
よかったね、と
他人事ながら喜んでしまうのだった。
で、映画の出来はというと
やはり今回もプロットが
よく組み立てられていて
最後は「なるほどねー」と唸る
そんな構成の妙が楽しめる。
観ても絶対損はない。
ディテールの描き方とか
役柄の魅力とかの点では
やや不満はあるけれど
大事にしたい監督であることに
変わりはない。
次回はまったく違う作風も観たい。

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2008年7月26日 (土)

蝙蝠と白い箱

日本だと
いちばん日が長い
最高の時期が
梅雨にあたってしまうので
本当に夏の夕べを楽しめるのは
真夏になってから、に。
でもまあ
それでもいいか。
夏の夜は気持ちいいから。
この週末
六本木アクシスで「白い箱」という
ジャズのミニコンサートなどを含めた
イベントをやっていて
僕はさっそく金曜日に楽しんできた。
これは友人が企画したもので
サービスされるドリンクは「白」ワイン
白い花の展示即売会など
「白」を基調にした
さまざまな企画が。

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各テナントとはどんな連携を?と訊いたら
家具の店には
白い椅子を用意してもらった、とのこと。
白い椅子って
日常生活だとあまり馴染みがないけれど
実際は意外なほど多いのよ、ということだった。
そのとき
「サボワビーブル」という
器の店でおもしろい展覧会をやっていた。
相場るい児という作家のオブジェ。
蛙、猫、金魚
さらに骸骨や蝙蝠(こうもり)などを
モチーフにした
白とはまた違った意味で
たいへん夏らしい?ものが並んだ。
根付けや帯留めといった
クラフツの流れを意識している部分もあるようだ。

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これ花瓶。
夏の夜のふたつの出合いだった。

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2008年7月25日 (金)

青山の幽霊

イギリス人って幽霊が好きらしい。
以前、知り合いのカナダ人写真家が
ロンドンにあるサイキック(超能力者)の
訓練学校の取材にいったことも。
「彼らが言うには
超能力は失われた技で
たとえば遠くまで見えるとか
あるいは地下の水脈を発見するとか
生き抜いていくために
必要な技術に関連していて
現代はその必要がなくなったので
ほとんどのひとは失ってしまったんだ。
それをいまでも備えているのがサイキック。
でも15歳までに出てこないと
ずっと出てこない、らしい」
そう聴いた。
そういうことをずっと調べているひとたちなのだ。
もうひとつ「幽霊」といえば
伝統的にその名を車名にしているのが
ロールスロイス。
1910年代に最初の量販シャシーを発売したとき
つけた名前がシルバーゴースト。
そのあとがファントム。
あとはクラウドとかドーンとか
実体を定義するのが難しいものを
車名に選んできている。
そのファントムの新型クーペに
先日試乗することが出来た。

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ひとことでいって
ロールスらしいロールス。
エンジンはじつに静かに
「まるで幽霊のように」回り
走り出してもゆるかな上下動が
じつに落ち着いた雰囲気。
そこにまず感心。
ただしアクセルペダルを踏み込むと
もりもり力が出てくる。
車体は比較的ロールするのが早いが
どちらも独特の個性となっている。
僕が個人的に
重くて力がたっぷりあるエンジンを
搭載しているクルマが好きなこともあるけれど
乗っていると
じつに気持ちよい。
細巻きのハンドルもいいかんじ。
あとひとつ
新しい発見があった。
iPodが接続できるのだ。
ロールスロイスにiPod。
このときも日本のロールスロイス現地法人の
代表をつとめる
英国人のドクターベネットが
自分の好きな音楽をいろいろ聴かせてくれた。
かかったのは
ファントム・オブ・ジ・オペラ、のはずはないです。
今のロックミュージックでした。
でもファントム・イン・アオヤマ
真夏に青山で「幽霊」を体験できて
気分は爽快に。

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2008年7月24日 (木)

魔法使いは真実のスター

音楽とか小説とか
(ひとも?)
再会して好きになるものがけっこうある。
僕がここ数年
しょっちゅう聴いているのが
トッド・ラングレンの
「魔法使いは真実のスター」。

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アメリカはウッドストックで活躍した
敏腕音楽プロデューサーで
60年代にいいアルバムをたくさん残している。
彼の周囲のミュージシャンに集まってもらい
コンサートを開いたら
ひとがいっぱい集まるだろうと企画した
ビル・グレアムというプロモーターがいて
その結果が
69年の「ウッドストック」だった。
といっても
トッドの周囲のミュージシャンは
「そんな商業主義的なイベント、けっ」と
誰も参加しなかったのだけれど。
で、「魔法使い」は
彼がひとりですべての楽器をこなしたアルバムで
短い曲が宝石箱のように
ぎっしり入っている。
アップビートもあればスタンダードもあって
どの曲も飽きることがない。
僕が最初にアルバムを買ったのは
中学生のときだったが
そのときはどうもいまいち。
しかもカドがいろんな形に切り抜かれている
変型ジャケがオリジナルなのに
日本版はただの四角だった。
それを知ったときの損した気分……。
いまはCDも日本が世界に誇る技術で
切り抜きになっています。
すごいね、日本。
最初からやればいいのに。

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2008年7月23日 (水)

ランチ1週間その119

先週のランチ報告です。
水曜日は有楽町・TOKIAに入っている
大阪のカレー専門店「インディアン」で
カレーライス(750円)。

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大阪出身のひとにファンが多いようで
僕にこの店を教えてくれたひとも
大阪出身。
このときは大阪出身のカメラマンAさんと
一緒に行ったがやはり
「ここのカレーライス、うまいです!」と
喜んでくれた。
やや甘みがあり辛味は抑えめ。
肉のフォンというか
ルーには牛肉の細切れがたっぷり入っているのだろう
そんな仕事をするサラリーマン好みの濃厚さがある。
同じルーをスパゲティにかけた
カレースパもよく出ている模様。
木曜日は七里ヶ浜の「ビルズ」でブランチ。
「世界一の朝食を作る男」と呼ばれる
シドニーのシェフ
ビル・グレンジャーが海外に初めて出した店。
日曜日などは2時間待ち!
このときは取材もかねて出かけたので
堪能させてもらいました。
リコッタチーズのパンケーキ。

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パンケーキといっても
僕たちが慣れているホットケーキとは
ちょっと違い
もうすこしふわっと仕上げてある。
そのあいだに
リコッタチーズが入っている。
濃厚だけれど
口当たりがいいので
あっというまに食べてしまえる一品。
でもこのあと
ぜんぜん腹が減りませんでした。

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2008年7月22日 (火)

ワークブーツのような帽子

今年はあまり梅雨の思い出がない。
空梅雨だったのかな、というと
みんな「けっこう降ったように思う」と言う。
どっちなんだろう。
小雨の場合
僕が愛用しているものに
オイルびきのコットン帽がある。

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バーブァーというメーカーのもので
いまから10年以上も前に
スコットランドに行ったときに
コートを購入
そのあとロンドンの釣り具店
ハウス・オブ・ハーディで
ダブルネームのハットを購入。
オイルが落ちて
生地がボロボロになっていくのを
見る楽しみがある。
それを今週の週刊朝日の連載でとりあげた。
メーカーもわざと
ポケットが破れたコートを
宣伝に使ったりしている。
袖口が革で補強してあるタイプもあるが
人気はいまひとつ、というのも
わかる気がする。
ワークブーツのような帽子と服なのだ。

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2008年7月21日 (月)

スペインきている?

パークハイアット東京で
ラモン・フレイシャというカタルニアからの
シェフを招聘しての特別週間が開かれ
そのディナーに招かれた。
一般のひとも含めてほぼ満席。
場所はジランドールだったのだが
このときスペイン料理の人気が
上がっているのだなあと思った。
このひとは少しとんがった料理で知られる。
「とうもろこしを多彩な料理法で」は
スープとポップコーンと……と
とうもころしを使った食材を
組み合わせたもの。

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内容を解き明かしていく楽しさがある。
「鴨のハンバーガー」は
ハンバーガーといっても使うのは
カタランの薄いパン、コカ。
赤オニオンのマーマレードと
マスタードのアイスクリームが付いてくる。

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少しずつ切って一緒にほおばってみると--。
ハンバーガー的な味でした。
メインは
「海の幸と山の幸をカタラン風ロメスコソース」で。

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ウズラと牛肉を
エビと合わせる。
こういうのが海と山とがあるカタルニアでは
得意というが
フレイシャもそんな1品を出してくれた。
最後に飲み物が出るときに
ふと見ると客は僕たちだけ。
8時から4時間かけてのディナーでした。
スペインは11時からレストランが開くけれど
25時にはたいてい終わっている。
日本のほうがスペインっぽい?

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2008年7月20日 (日)

東京でも飲みたい!

世のなかには
自分の知らないものが
山ほどある。
そう思ったとき
長生きしたくなりませんか?
そんな体験を先日もひとつ。
スペイン・バレンシアで
オルチャータという飲み物と出合った。
バレンシアのひとは
暑いときに
オルチャテリアという専門店に入って
揚げパンといっしょに
10時のおやつとしても
これを楽しんでいるようだ。

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カヤツリグサの地下茎をすりすぶしたものに
すこし加糖して
ちょっと冷やした状態で飲む。
すごく冷たいものが飲みたいひとは
サクサクになるまで凍らせたものもある。
ほんのり甘くて
さやかな飲み物だ。
そういえば!と思い出したのが
以前エルブイが
スポイトのなかにこのオルチャータを詰めて
スポイトの先に
ファルトンと呼ぶ揚げパンを挿し
一緒に口にいれて
スポイトからオルチャータを絞り出す、という
前菜を出していたこと。
エルブイはカタルニアだけれど
スペイン人はオルチャータが好きなのだろう。
以前、福岡にいったとき
鶏鍋を気楽に食べているのを見て
(いい)スープをさっと飲めるのはいいなと思った。
オルチャータもそんなもののひとつ。
東京でも飲んでもらいたいものだ。

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2008年7月19日 (土)

スーツの軍人

ロールスロイスが新車を発表した。
その発表会が先日
白金の八芳園で行われた。
ファントムクーペという
2プラス2
つまり基本的に2人乗りの2ドア。
エンジンは6.7リッターのV12。
車体は5mを超える。
室内も真っ白の革を使っていて
集まったひとたちの関心は
そのあたりにとくに集中していた。
4998万円のこのクルマ
今年販売ぶんはすべて売約済みだそうだ。
夢がしぼみがちなこのご時勢
こういう豪儀な話しがあってもいい。

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米国ではSuiside Doorという後ヒンジのドア

このとき僕は
日経BPtvの取材を
一緒にしたのだけれど
エンジンルームを開けたら
いまどきのクルマのように
エンジンを隠さず
大きな存在感を出していたのに感心して
ロールスロイスの魅力は
あまり語られていないけれど
じつはものすごく男性的で
ふだんは上等なスーツを着ている
軍人みたいなもの、と喋った。
こんど乗ってみます。

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2008年7月18日 (金)

宮川さんのワイン

グルメ通りと言うそうです、と
以前タクシー運転手に教えてもらった。
いらい「グルメ通りの--」と言うと
どのタクシー運転手も
少し照れたような笑いを浮かべ
「あ、長倉通りですね」と言う。
軽井沢ICから軽井沢町へと向かう途中に
レストランやカフェが並ぶ通りがある。
ジョン・レノンが生前何度も足を運んだという
喫茶店もあれば
東京から出かけていくひともいるフレンチも。
そのなかにピッツェリア「エンボカ」が。
オーナーは代々木上原に住む建築家。

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以前から何度か通った店だが
ここを今月の「EDGE」でとりあげた。
(EDGEはこの号から月刊になりました)
今回はひさしぶりに訪れたが
ピッツァの味もよくなっていた。

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緑のなかの
ガラスの大きな一軒家というこの店で
夏の光が庭にふりそそぐのを観ながら
ぼーっとしているのはいいものだ。

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ソファもあって夜はさらに居心地よさそう。
ワインも宮川秀之さんがトスカーナで作っている
ある意味カルトなものも置いてある。

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宮川さんは
自動車デザイン界の大御所
ジョルジェット・ジュジャーロの
パートナーとして
60年代からトリノで活躍しているひとで
40代から上の自動車好きなら
一度は名前を聞いたことがあるはず。
昔、「トスカーナに農場つくって
ワインもつくっているんです。
飲みにきてください」と誘ってもらったことも。
結局、その機会に恵まれず
ようやくワインに対面できた。
今度エンボカに行くときは
その香りと味を知りたいものだ。
意外な邂逅が軽井沢であったのである。

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2008年7月17日 (木)

ランチ1週間その118

先週のランチ報告です。
日曜日は東麻布の「冨麗華」で。
少し早い僕の誕生日を
祝ってもらった!
メインは北京ダック。

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中國飯店系は
北京ダックに関しては
三田店をセントラルキッチン化しているが
唯一ここだけが独自に
店で焼いているというもの。
しっかり固く巻かれている
かみ応えがあるのも
ここの特徴のひとつ。
デザートは傑作で
桃饅頭。

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福のシンボルである蝙蝠が載った
でかい桃を切ると
中から小さな桃が出てくる。

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桃は長寿の象徴だ。
がんばって長生きします。
月曜日は銀座の「ぴょんぴょん舎」で
盛岡冷麺(850円)。

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辛さは数段階あるうち
上から2番目にした。
麺を食べているうちは
うんうん
ちょうどいい、と
思っていたが
スープは辛くて飲ませんでした(涙)。
火曜日は山形・鶴岡の
「アル・ケッチャーノ」で。
情熱大陸などで話題になったイタリアンだ。
地場の素材を使うことで知られている。
ひとり5000円のコースを。

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庄内湾のふぐと庄内米を使って炊いたリゾット。

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メインは庄内牛のタリアータ。
前菜、パスタ、リゾット、魚、肉、デザートと
盛りだくさんの内容。
でも……リゾットはおじやみたいに柔らかく
タリアータにいたっては肉の切れっ端。
一時は東京から飛行機に乗ってまで
アル・ケッチャーノ詣でをするというのが
グルメのあいだで流行っていたが
そんなことしていたら
後悔していただろうなあというのが
正直な感想デシタ。
水曜日は銀山温泉の「だんごや」なるそば屋で。
ここいら一帯は
そば街道と銘打って
低温で玄そばのまま保管した
「雪むろそば」を提供するのをウリにしている。

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「板そば」(750円)。
味のほうはというと
かえしは甘く
あまり味わい深いないような……。
そばは小麦粉のつなぎをしっかり使って
のどごし重視タイプ。
ま、そばがつながらなくなる夏に
そばの香りをどうこう言うのは
フェアではないですね。
木曜日は北海道・真狩市(洞爺湖のそば)の
道の駅で真狩ハーブ豚のかつ丼(1100円)。

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意外に高いが
肉はかなり厚切り。
でも火を通しすぎで
あまり豚の旨味が出ているとは言いがたい。
まあ、パートの近所のおばちゃんが
作っていたからなあ。
この真狩豚
地元で力を入れているそうだが
大手ハムメーカーに買い上げられて
地元の精肉店に出まわることのない
「幻」の豚だとか。
いまの食流通システムの歪みが
少し感じられる気も。
土曜日は札幌の「すし善」で。
かれいからはじまり時知らず
そして好物のかんぴょう巻まで10個。
すし善は札幌の名店といわれるが
好みからいうとハコが大きすぎ
味は濃すぎ。
砂糖と塩が利きすぎだ。
でも、ラディッシュのようなわさびを
しょうゆで溶き
そこに花がつおを入れた
つけだれを使う
いかそうめんは
さすが北海道
半透明のみごとなもの。

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食感もモチモチの
たいへんけっこうなものだった。

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2008年7月16日 (水)

30より60より300

驚くべき事実!
日本の女性は1週間に30分
欧米の女性はほぼ毎日。
なんだと思います?
アイロンかけにかける手間。
これはT-FALが調べた事実らしい。
日本人は短いねー。
でもひとのことは言えない。
僕だってたまにかけるぐらいだから。
しかし
今週の週刊朝日の連載で紹介した
T-FALのプロミニッツはかなりよい。
進んでアイロンをかけたくなるような
すぐれた商品だ。

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そもそもこれはアイロンとはいわない。
スチームジェネレーターが正しい言い方。
文字通り蒸気を発生する機械で
シワ伸ばしだけなら
押し当てないで
蒸気をじわ~とあてていくだけで
きれいに伸びてしまう。
一般用に売り出されたのは90年代だが
いまや欧州の家庭の約5割が
スチームジェネレーターを使っているとか。
男の趣味としてアイロンがけが楽しくなる
そんなおもしろさがある。
蒸気孔の数も60。
うちのアイロンは30だった……。
こんなところも違う。
でも欧州市場向けには300というのも
作っているそうだ。
それにもがぜん興味が出てしまった……!

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2008年7月15日 (火)

好きなのは洋食

一番好きなジャンルの
食べ物はなんですか?と
訊かれることが
時々あるけれど
よく考えると
僕は洋食だろうか。
どれでもうまい、という
店があれば最高だけれど
たいてい
この料理はこの店、というのがある。
ハヤシライスだと
僕は五反田の「グリルエフ」が好きだ。
ここを
今週発売の週刊ポストで取材した。

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特徴は山盛りのプレゼンテーションと
とろみのついたルーは使わないことと
人工的な甘さはなく
苦みが強調されている
おとなっぽい味であること。
最初
ちかくの会社に勤務する友人に
紹介された。
かれこれ15年ちかく前ではないか。
それから時どき通っている。
それにしても
場所がフシギ。
駅前の
すごく交通の便がいいところだが
こんな空間があるの?という
ところに立地している。
なんだかすでにマボロシのような
洋食屋なのだ。

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2008年7月14日 (月)

あえてクルマで

クルマで食事をしにいくのは
けっこう好きだ。
このあいだ取材で出掛けた
千葉県の佐倉にある
「カステッロ」というイタリアン
ここも何度か出かけている。
四街道ICで降りて
ずっと走っていく。
ワインも自慢のようだけれど
いつもクルマなので
あいにく話しを聞くだけ。
雰囲気づくりのうまい店で
最初に行ったひとは
みな
「こんなところに
こんな店が?」と驚く。

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それがオーナーでもある山田シェフの
狙いのようだけれど。
クルマの話しに戻ると
レストランにクルマで出かけたときの
いいところは
帰りの車中で
レストランのことを
話しながら
余韻に浸れるところだとか。
これは山田シェフが言ったことだけれど
それはたしかにそのとおり。
クルマで出かけていくのに
いいレストランがいろいろ出来ている。
あえて都内のレストランに行く
回数を減らしても
クルマで出かけるほうが
気分的によいかもしれない。
こんなご時勢だけに
かえってそう思うのだろうか。

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自家製のキターラには自家製のアンチョビ

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2008年7月13日 (日)

横川での出合い

これが、それか!と思う
瞬間がこの間あった。
いま発売中の「EDGE」誌の取材で
出かけた
横川の「鉄道文化むら」での
雪かき車との遭遇だ。
子供の頃の絵本で
でかい羽で雪をかき分けて進む
「雄姿」を見ていらい
すごいなあ、と
感心していたその実物を見たのだ!

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DD53という大出力を売り物にした車両で
1970年代の中盤
北海道に投入されたもの。
ところがあまりに
雪かき能力がありすぎて
すごいいきおいで
飛ばした雪が
民家や電柱をなぎ倒す結果となり
すぐにお役ご免になってしまったとか。
そういう検証をしないで
採用したというのも
ずさんきわまりないけれど
そんなモンスターぶりがまたよい。
でかく
威容を誇るDD53
かっこよかった!
世のなか「鉄」のブームだが
この「鉄道文化むら」で
巨大な鉄の塊をみていると
大きな建造物とかに惹かれる
その心理と同種のものを感じ
ひたすら感心する。
ここ
絶対おすすめしたい。
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2008年7月12日 (土)

ムチムチシコシコ

ひとの推薦の店に行くのが好きだというひとは
多いと思う。
僕もそうで
食事をしよう、というとき
そのひとに出来れば
店選びをおまかせしたい。
すごくいい発見が多いからだ。
先日はGさんという
料理の開発やプロモーションを
手がけている友人に
祖師谷大蔵の
中国料理店に連れていってもらった。
本来は
彼女が大好きな
女性の料理人がいるそうだが
いまは体調を崩して休んでいるとか
でも料理はおいしかった。
豆腐のはいった春巻き

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水っぽくならず
からりと揚がっているが
それでいて
中の豆腐は冷たいぐらいで
みずみずしい香りを失っていない。
それからこの店の名物
刀削麺を使った冷やし担々麺。

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見ると
バンバンジー麺みたいだけれど
実際
食べても少し似ている。
この店ならではの特徴は
むちむちしこしこの刀削麺にある。
この麺は食べ飽きない。
Gさんに誘われなければ
絶対いかない祖師ヶ谷大蔵で
いい店を発見できた。
こういうのは楽しい。

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2008年7月11日 (金)

アルファに驚く

びっくりしたこと。
BMWがフィアットと
業務提携を検討
これが実現したら
アルファロメオは
MINIの部品を使うというのだ。
加えて
フィアットが北米事業を
展開するにあたり
BMWが後押しをするという。
アルファロメオは以前
1980年代に日産と提携をして
パルサーにアルファのエンブレムを
つけて売っていたことも。
そのとき
「両者の提携が生んだ唯一のことは
アルファが会議の際
議事録を残す習慣だった」と
聞いたことがある(笑)。
鳴り物入りだった
ダイムラー(ベンツ)とクライスラーの
合併も
結局、解消されたように
自動車メーカー同士の
提携というのは
いろいろな理由で
うまくいかないことが多いようだ。
そんななかにあって
今回の話しは
久しぶりの驚きだった。
まあ
アルファロメオはいまも
なんとなく魅力がある。
先日も久しぶりにアルファ159に乗って
アルファロメオの
軽快なエンジンとか
ハンドリングに
期待をしている
自分を発見したばかり。
なので今回の提携で
エンジニアリング的に
いいクルマが出来れば
楽しみだといえる。
Mi.To.というのが
先頃写真だけ発表された
アルファの新型ハッチバック。

Mito01





アルファの本社があった
ミラノを表すMiと
いまの本社がある
トリノを表すToを
組み合わせたヘンな車名。
でもこの角度からみるとカッコいい。

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2008年7月10日 (木)

日用品のゆううつ

ふだん使っているもので
本当にこれに出合ってよかった!というものは
意外に少ない。
だから日用品の傑作というテーマは
つねに好まれるのだろう。
僕たちにとって「日用品」というと
しょうゆさしとか鉛筆削りというより
ファクスとかプリンターかもしれない。
これもなかなかいいものと出合えない。
ファクスだと
リボンの寿命
交換方法
給紙
サイズ
子機の音質
どれもが高得点のものって意外に少ないのだ。
というのも
僕はこのところファクスを
2台続けて購入する羽目になったからだ。
最初カカクコムを見たら
おたっくすが高得点だったので
実物のチェックなしにアマゾンで注文した。
はたして薄くていいなと思ったが
それもつかのま
プリントアウトすると
インクリボンが細くて
A410枚ぐらいで交換の必要が出てきたりと
基本機能がなっていない。
操作がすべて上面にあるので
細い棚に入れて使うこともないので
なぜ薄くしたのか意図不明。
これではあまりにも不便と
ブラザーのものに買い替えたのだった。
プリンターもエプソンのものを
いま使っているが
インクの減りがすさまじい。
とくに疑問は
白黒印刷しかしていないのに
赤とか青のインクが激減するのはナゼ?
しかもカラーインクがなくなると
白黒印刷も出来ないのだ。
これって
文章を印刷してファクスしたりする
機会の多い
僕のような職業にとって致命的。
今度インクがなくなったら
本体こそ交換したほうがいいかもと
悩んでいる。
こちらも憂鬱の種である。

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2008年7月 9日 (水)

ランチ1週間その117

先週のランチ報告です。
日曜日は鎌倉・浄妙寺の
石窯ガーデンテラスで
鎌倉野菜とハムのサラダと自家製パン。

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食事をしていると
石窯で焼いている
パンのいい匂いが漂ってくる。
雨だったが
山の中腹にある
このレストランへの道すがら
あじさいが満開なこともあり
かなり混んでいた。
乗っていたメルセデスのカーナビを
見ていったら
行きはとんでもない経路で
1時間以上。
帰途は自分で帰ったら30分。
月曜日は五反田の「グリルエフ」で
ハヤシライス(1200円)。

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不自然な甘さのない
独特のおいしさでファンの多いハヤシライス。
ふだんは注文するひとの多い
ハヤシライスだが
この日はカニコロッケがやたら
出ていた。
おいしそうだったので
今度はあれを注文しようと思った。
火曜日は箱根の「竹やぶ」で
熱もり(850円)。

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メニューにはないのだけれど
お願いするとさっと作ってくれるのが
さすが竹やぶだ。
熱いのでそばの甘みと香りが
ぷうんと出ていて
じつにうまい。
たまごの黄身も付いてくるけれど
なにもつけず
そばだけ食べてもおいしい。
水曜日は都立大学の「HIBUSUMA」で
小龍包とマレーふうカレーライス。

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その場で作っている名物料理

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カレーライスは牛のスネ肉が
ごろごろ入っていて
風味は肉骨茶のようなかんじに
酸味を効かせたもの。
ある夜とつぜん「食べたい!」なんて思うかも。
木曜日は友人でPR会社に勤めるJと青山「ブノワ」のカフェで。

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前菜から魚と肉
そしてデザートがワンプレート(2500円)に。
前菜はエビの下にフランが。
冷製茶碗蒸しというかんじ。
魚はマコガレイ
フュメ・ド・ポワソンを使ったソースが
かけてある。
肉は子牛。
こちらはフォン・ド・ボーが。
いずれにしても軽い味つけで
素材をひきたてるように控えめ。
ワンプレートの是非ということはあるが
味は悪くないもの。
金曜日は両国「ほそ川」で
冷やしごぼうそば(1550円)。

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やや太めのごぼ天が
そこはとない甘みと苦み。
かえしは控えめ
出汁で食べさせるほそ川のそばに
よくマッチしたおいしさ。
これ
しょっちゅう食べたくなる一品。
土曜日は品川・戸越の「タケガミ」で
メンチカツ(1100円)。

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下町ふう、とついているのだが
どこがだろう。
パン粉が多めにふりかけてあって
わざと厚めにした衣が香ばしいからか。
このお店の存在を教えてくれたのは
もとニューオータニ東京広報のTさん。
シェフはサツキ出身で
材料もホテルのルートなどを
活用しているらしい。
それもあるし
腕も当然いいしで
おいしいメンチカツだった。
ソースも別についてくるが
ほとんどつけずにいっきに食べてしまった。
でもソースはソースで
塩味のためとかではなく
いい香りを添えるためのものと
考えるとよい。
半分はそのまま
半分はソースをつけて、というのが
楽しむ方法かもしれない。
ランチ営業は土日だけなので
今度は夜いってまた報告します。

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2008年7月 8日 (火)

美術にもいい道具を

絵画展のイヤなところは
混んでいると流れが出来てしまい
それがはやい速度で動くことだ。
ダビンチコードが出る前の
ルーブルではモナリザを好きだけ
鑑賞できたし
プラドではボッシュの失楽園を
やはり至近距離で1時間ほど観たことも。
これは至福です。
こんなふうに細部まで
じっくり観たい、という気持ちが強い僕が
今週の週刊朝日の連載で取り上げたのは
ニコンの単眼鏡だ。

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簡単にいうと双眼鏡の片割れ。
もっとコンパクトに作ってあるので
ポケットに入れて持ち運べる。
気に入った作品があれば
これでじっくり観察できる。
ニコンの名声が確立したのは
かつてピカソの作品を撮影したときに
作家がプリントをみて
「寸分の狂いもない正確なレンズだ」と
評価したからとか。
でもじつはニコンのスタートは
大日本帝国海軍(いやな言葉)のために
双眼鏡からである。
いまはカメラと双眼鏡は会社じたいも
分かれてしまっているけれど
開発者には自負もあるようだ。
ま、それはさておき--
双眼鏡でもいいのだけれど
少しおおげさだと思うなら
単眼鏡。
美術鑑賞にも「いい道具」は必要なのだ。

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2008年7月 7日 (月)

美食の王様より速い?

ひと呼んで美食の王様こと
来栖けいさんの出版記念パーティが
青山で開かれたので出席。

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さすがけいちゃんだけあって
女性の多い
華やかなパーティだった。
会場も彼が気に入っている「ランベリー」で。
ただ--
料理には人気があって
食事にはなかなかありつけず(涙)

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メロンの冷製スープはうまかった!

そこで
一緒にいった料理研究家のGさんと
帰りに食事をしたのだった。
ランベリーの隣は
某有名作家も住んでいた
高級マンションだったのだが
取り壊すらしく
工事用の防護壁が出来ていた。
ちょっと古いけれど
外国の船会社の所有らしく
とてもいいかんじのマンションだったので
なんだかもったいないなあと思うのだった。
街が変わるスピードは
来栖けいが1冊本を書く速度よりも
速いかも、なんて思った。
なんだかおそろしいことだ。

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2008年7月 6日 (日)

サービスとはなにか

僕が好きな話しに
知るひとぞ知る名人の技、というのがある。
某老舗ホテルのレストランには
ブッチャーと呼ばれる係がいて
客が何日ぐらいたった肉の
こんなところを食べたい、と事前注文を出すと
きちんとその部位を熟成させてくれる。
肉の周囲が変色するとそこだけ
削って……というふうに肉を
熟成させるのが好きな関東ならではの話しだけれど。
そんなふうに
きちんと目配りをしてくれているのが
老舗だよね、と思うのだが。
このあいだ銀座の角にある老舗Mデパートに
シャツを仕立てにいった。
かなり楽しみに出かけていったのだが
採寸は売り場のごみごみした一角で
細かい希望はあまり訊かれない
しかも……
採寸した係のひとの指が
ものすごくニコチンくさいのだ……!
首まわりの採寸では
うっと顔をそむけたくなる。
気配りの真逆では。
そんなひとだから(失礼)
シャツの出来にも不安が募る。
たとえば左右の腕を別々に計測しない。
僕の場合
スーツは友人Mさんのところで作るのだが
そのときは左右の袖まで細かく
微調整してくれる。
こういうことが嬉しいのだ。
そこで今回
腕もちゃんと計測してくださいよ、と
三度頼んだら
渋々というかんじでやってくれた。
それでいいのか、M!と
頼まれてもいないのに
叱咤激励したくなる出来事デシタ。

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2008年7月 5日 (土)

シイタケとかコブラとか

自動車を意味するAutomobileが
語源的には
自分で動く(auto)+家具(mobile)だったように
自動車の概念としては
家具にエンジンとタイヤをつけたもの、なのだ。
家具と自動車の共通点を探すと
なるほど
つねにひとの興味を惹く、というところだろうか。
先日、ドリアデのショールームで
新作の展示会があったので
そのレセプションに足を運んだ。
おもしろいところでは
マルセル・ワンダースの
合成樹脂製のストールモロッソ「Shitake」。

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46200円

「どこが……」と言いたくなるところもあるが
キノコ型ストールが「シイタケ」と名づけられていた。
それだったら苗木のような木の幹から
シイタケ型のストールがいくつも出ている
集合ベンチでもよかった?
こちらは僕も写真で見ていて
興味があった「エアロコブラ」。

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ロン・アラッドがグッツィーニのためにデザインした
小型照明だ。
ところどころが回転式で
まるでコブラが
鎌首をもたげたようなかたちにも出来る。
実際は画像では見えない先端部の下に
白色のランプが4つうめこまれているので
意外に明るい。
そして今回のレセプションのもうひとつの目玉が
ドイツのバルター・クノルの家具の
輸入が開始されたこと。
アメリカ読みすればノルで
日本でも昔から売られているノルの
姉妹会社
「姉」のほうにあたる。

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ピアスン・ロイド設計で27万9300円

ドイツ本社の子息がアメリカに行ったら
そこで出合ったノルの令嬢と恋におちて
結婚して……とか
いろいろロマンチックで複雑な関係があるようだ。
日本のオフィスに合う
落ち着いたデザインが多い。
それにしても外国のデザインは元気だ。
家具がなんだか生命をもって
存在を主張している
そんなかんじのレセプションだった。

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2008年7月 4日 (金)

連日満席の理由

このところスペイン料理づいている。
そのなかの1軒
小笠原伯爵邸は
けっこう楽しめた。
デザートを別にして
9品でてくる
コース(1万500円)のみなのだが
最初はちょっと
アバンギャルドな仕立てから始まり
魚、肉となると
オーソドックスになるという流れ。
これは飽きないし
よく考えられていると感心した。
ふかきれをパスタに見立てた
フィデウア
(カタルニアで食べるパスタ料理)とか
青梅で作ったガズパチョといった
おもしろい料理も。
個人的にはスターターの
パン・コン・トマテがおいしかった。

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パンににんにくとオリーブオイルと
トマトを載せて食べる前菜だが
(スペインではこれのでっかいのを
たくさん食べたりする)
グラスに入っているのも
じつは同じ料理。
フレークやエキスになっている。
かきまわしてスプーンで食べると
同じ味がする。
いっぽうメインは
山形の黒毛和牛ほほ肉の赤ワイン煮

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見た目どおりの
オーソドックスなおいしさだ。
ただし
つけあわせのブーダン(血のソーセージ)が
ふだんなら
焼きりんごのスライスなどが
添えられているのだけれど
小笠原伯爵邸のシェフは
リンゴでソーセージを巻いてしまった。
これおもしろいだけでなく
味もよい。
これだけでワインを飲んだら
おいしそうだ!
あとでシェフに確認したら
アラカルトはやる気はないそうだ。
残念。
でもコースを増やすことは検討しているとか。
また行きたくなる1軒。
連日満席というが
それもわかる。

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2008年7月 3日 (木)

ガソリンでイラッ

やれやれ~と思うのは
最近の自動車販売のニュース。
わが国では3年連続減だそうだ。
周囲にも
「ガソリン値上げしたから
クルマを手放そうと思って」と言う人間も。
すごい短絡的だけれど
こんなふうに雰囲気に流されるのが日本人。
これが自動車メーカーにとって
意外におそろしいはずだ。
年間3000キロ走行していたとして
燃費がリッター8キロだったら
ガソリンが10円値上げになると
3750円負担増になる計算。
それが30円の値上げでも
その3倍。
これって
趣味で自動車を保有するひとには
そんな大きな負担増?
もちろん値上げしないのが
いいに決まっているけれど。
なにか手を打て、という
政府への抗議手段としては
これもありだけれど
政府は自動車で
巨額の税収を得ているのに
自動車が売れないことも他人事だ。
別の手を考えたほうがよさそうだ。
自動車のことを言うと
環境問題がからんでくるので
むずかしいのだけれどね。
げんに週刊誌はどこも
「自動車に乗りましょう」という企画も
やってみたいけれど
読者の心情的反発を考えると
二の足を踏む、と
言っているぐらいだから。
いっぽう
米国での自動車市場の縮小も
しょっちゅうニュースで流されるので
それも気分的に追い打ちになっているはず。
そのとき思ったのだけれど
テレビのニュースで米国の
GM、フォード、クライスラーのことを
言うとき
必ず「いわゆるビッグスリー」と言う。
この言い方が出てきたのは
まだアメリカにいくつも
小さな自動車メーカーがあった
1950年代のはず。
いまはこの3つ以外に
アメリカに自動車メーカーは
ほぼないのだから
大昔の言い方を
なんにも考えずに
使うのはやめたほうがいいのでは。
これもガソリン関係のニュースを見ていて
ちょっとイラっとすることのひとつなのだ。

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2008年7月 2日 (水)

ランチ1週間その116

先週のランチ報告です。
月曜日は大岡山で発見した
中国料理「春風廊」で担々麺。

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スープが入っていない担々麺が好きなので
中国人の女性に確認すると
「ウーン、ハイッテイナイ」と言うので
それではと注文したが
出てきたものは
もやしにら肉そば、といったおもむきでした。
火曜日は東銀座でいつも大にぎわいの
とんかつ屋「にし邑」で
ロースかつ定食(950円)。

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仕事関係のFさんにごちそうになる。
混んでいるのだが
店の客さばきがうまく
気持ちよく待てるのと
ボリュウムもハンパではない。
カレーをカツの下に敷く
ここだけのメニューもある。
がっつり食べたいひとに人気なわけだ。
水曜日は麻布十番にソウルからやってきた
「ソソンジェ」で冷麺(1100円)。

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味もなく
なんだかよくわからない一品。
ソウルの店はいい店なのだけれどね。
今度の努力に期待です。
カウンター席にいつも通されるが
厨房に生気がないのもどうなの、ってかんじだ。
木曜日は河田町「小笠原伯爵邸」のカフェで
スペイン風ホットサンド、ビキニ(900円)。

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ハムとモッツァレッラチーズが入っている。
見た目はともかく
味は意外に淡泊で軽い。
カフェは
古さゆえの重厚感があって
なかなかいい雰囲気だ。
金曜日は
取材で出かけた軽井沢の「エンボカ」でピッツァ。

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新玉ねぎと5種の豆のハーフアンドハーフだ。
以前より味がぐっとよくなって
ぺろっと食べられてしまう。
軽井沢では
天気にも恵まれて
じつに気持ちのいい初夏のランチを楽しめた。
土曜日は大岡山の「信濃園」なる中国料理で
カレー両面焼きそば(750円)。

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ここは中華風どて焼き丼とか
中華風ピビンパとか
そんなメニューをかかげている。
両面というからには「梅蘭」のような
焼きそばかなあと
前から興味津々だったのだけれど
はたして
わりとふつうの
カレー風味のあんかけ風やきそば。
どちらかというと
あっさりしている。
上にはポーチドエッグが載っている。
そばは細くてやや焦げ目をつけている。
これはどちらかというと好みだった。

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2008年7月 1日 (火)

がんばれV

いまは雑誌が売れない時代と
いわれて久しい。
それを実感として感じるのは
周辺でも休刊という話しを
時々耳にするからだ。
僕も書いている
ラグジュアリー系「V」誌から
突然、休刊になりまして、という
連絡をもらって驚いた。
「サブプライム」の余波で
海外のラグジュアリー系クライアントからの
広告が激減してしまったせいとか。
ファッション畑出身のK編集長だけあって
美しいビジュアルと
1本筋のとおった編集方針が
僕も好きだったので
とても惜しい。
なんとか続けられないものだろうか。
こういう時はフリーとして
外に身をおいているともどかしい。
誰か雑誌を引き受けてくれるひとがいれば、と
編集長は言っていた。
誰かいないだろうか。

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