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2008年6月27日 (金)

ハマーよりH3

スピンオフって言葉がある。
なにかの目的に開発された技術が
ほかの分野でも
製品として役立てられること。
戦争モノに多い。
このインターネットだって
米国海軍が開発したものだし。
いま出ているエスクァイア誌で
試乗記を書いた
ハマーなる米国のクルマも
もとはそうだった。

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米国陸軍用に
次世代ジープとして開発されたのがオリジン。
密林の戦争が多かった時代には
小型のジープ。
なかにはヘリコプター輸送を考えて
総アルミボディの軽量タイプまであった。
ハマーは砂漠の戦争のために
開発されたものだった。
かつてはランボルギーニも
この市場を狙って
LM002なるミドシップの
高速ヨンクを作ったことも。
結局、アメリカのAMCという
クライスラーに吸収されたメーカーが
基礎開発を行って
それが採用されることになったのだけれど。
かつて僕が乗ったことのある「ホンモノ」は
ディーゼルV8を搭載
ハンドルはなんと塗料を塗っただけの鉄製。
誰でも運転できるようにと
変速機はオートマチック。
ただし秒単位での操作が出来るようにと
ギアの間にロックがついていなかった。
つまりパーキング位置からすぐに
ドライブに入るし
リバースに入れるときもまっすぐ引くだけ。
ロックなんてついていたら
解除のための一瞬だけでも
戦場では落命のリスクが高まる。
楽しさとは無縁の「道具」だった。
でもH3は戦争とはとうてい無縁。
とてもよい乗り心地と
路地でも楽々走れる操作性のよさが特徴だ。
5気筒エンジンで
ハンドルを切ると気持ちよく走れる。
ノリがいいというか
ドライブが楽しくなる1台だ。
もちろん
こちらのほうがいいに決まっている。
平和が一番。

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