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2008年6月30日 (月)

世界でたった300人

ワインにまつわる仕事は
数多くあれど
この資格をとったら
一生食うに困らない、と
言われているのが
マスター・オブ・ワイン。
ソムリエの親玉みたいなもの。
資格をとるのは
はなはだ困難。
世界中で300人弱しかいず
英語による表現力も審査の対象となるので
日本人がこの資格を取得するのは
かなり難しいと言われている。
そのマスター・オブ・ワインに会った。
場所はコンラッド東京。
オーストラリアの
マスター・オブ・ワインが
ゴードンラムゼイ東京の
前田シェフと
料理とワインのマリアージュをしたディナーが
先日開かれたのだ。
僕も呼んでもらったのでホイホイ出席した。
僕なんかでいいんでしょうか、というかんじだが。
ルイロデレールからはじまり
ポーチした冷製イトヨリ鯛と鰯
トマトのバジルのタルト添えには
ベネトの
「カルバリーノ・ピエロパン」(ソアベ)を
合わせる。
キングサーモンのポワレには
オーストリア・マーガレットリバーの
「ボイジャーエステート」のシャルドネを
合わせる。
メインの子羊のロースト、ニース風には
ローヌの
「タルデュ・ローランのシャトーヌフ」を
合わせる、といったぐあい。

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今年ロンドンから赴任した前田シェフも
大車輪でがんばっていた。
僕はS学館のYさんや
ホテルジャーナリストのせきねさんといった
旧知のひとたちと楽しいひとときを
過ごさせてもらったが
申し訳ないぐらい。
でも後日
「いかがでしたか?」とわざわざ電話をくれるという
気配りに感謝である。
ワインはとてもおいしかったが
個人的に超をつけたくなるほど
樽香のきついボイジャーのシャルドネだけは
「?」であった。
そのことを大胆にも
マスター・オブ・ワイン様に申すと
「冷たすぎるからかな。
もうすこし室温に近づいてから
試してみてください」と言われた。
で、マスター・オブ・ワインに
訪ねたいことは、と言われて
「儲かってますか」と訊くと
「本業が歯医者なので大丈夫です」と
謙虚?なお答えだった。
さすがきれいだった、ような気がする。
中国人が漢詩でやってくれたら
それも聴いてみたい、と
酔っぱらった頭で思った。
表現っていうのは
どんな分野でも大事なのだ。
それを知ったのも収穫のひとつだった。

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