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2008年3月31日 (月)

一生やめられないもの

男が一生やめられないもの。
いろいろあるかもしれないが
そのひとつがヒゲ剃りだ。
しかし理想的なヒゲ剃りというのはなかなかない。
これは雑誌の記事のテーマになるかもと
先日も日本橋の木屋をのぞいて
昔ながらの片刃のカミソリと
床屋でよく見かけたとぎ革を見てみようとしたら
いまは職人がいなくなって
木屋でも探しているが
継続的に顧客に供給できないのだそうだ。
なんと!
人類の半分は男だというのに
それだけ数がいても
昔ながらのカミソリを使っているひとはいないのか。
刃だけ替える金属製の安全カミソリですら
供給が危なくなっているそうだ。
でも僕もひとのことはいえない。
ずっとプラスチック柄の2枚刃のかみそりで
安直にひげを剃ってきたからだ。
この日はその2枚刃の中でも
「質が高いと思います」とすすめられた
ドイツ製を買ってみた。

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金属のものに、とも思ったが
どうも触るのが怖い。
なんでかな?と記憶をたどったら
3歳ぐらいの時に
風呂場で遊んでいて
父親の安全カミソリで
脚をすーっと5センチほど切って
驚いて泣いたことを思い出した。
ひげそりとはそんな昔からのつきあいなのだ。

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2008年3月30日 (日)

多く売れないいいもの

僕の弟が今月からボストンに引っ越した。
アメリカの会社に就職したのだ。
彼があちらで乗るのに選んだのはボルボ。
なぜかというと
日本からオーダーできて
値引き率も期待以上に大きかったからと聞いた。
しかもオプションは米国の
ディーラーが用意しているセットオプション以外に
スウェーデン本国でのものが選択できるので
より細かく自分の好みの仕様に出来るらしい。
ボストンなどいわゆるニューイングランド一帯は
雪も降るので
たとえばBMW3シリーズ(けっこう売れている)ですら
4WDが人気とは以前聞いたことがある。
僕の弟もXCを選択していた。
ちょうど僕も今月の「VACATION」でボルボV70を
とりあげた。

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昨年秋にフルモデルチェンジしたV70は
そもそもワゴン専用車型として開発されたもので
日本でもヒットした車種だ。
日本車にはこのクルマに合致するような
乗用車型のワゴンがとても少ないのだが
外国車には多い。
そんなことも販売台数を押し上げたいたのだろう。
大ヒットしないが
それなりにお金があって
ライフスタイルカーが好きなひとが乗る……。
国産車ではカバーできない領域があるのだ。
乗ればV70、とてもよく出来ている。
ハンドリングはこれまでよりスポーティになって
3.2リッターエンジン搭載車など
山道でもかなり速い。
でもBMWや最近のアウディほど
ハンドリング命、というかんじでなく
リラックスして気持ちよく乗れるボルボのよさは健在。
ボディ色と内装色もバリエーションがあるし
色もよく考えられている。

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このクルマ、端的にいうと
多くうれない
でもいいもの、というジャンルに入るだろうか。
そんなところは
少なくても「VACATION」のような
女性を中心とした富裕層を対象にした雑誌に
ふさわしいのだろう。

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2008年3月29日 (土)

ハンズのルーシー・リー

東急ハンズを僕が初めて知ったのは
たしか17歳の時だから
30年ぐらい前になる。
そのときは藤沢にしかなくて
そのあと二子玉川に出来て
のちに渋谷で本格的なオープンとなったと
記憶している。
去年は銀座のマロニエゲートの中に
オープン。
そのとき驚いたのは
来場者にインタビューしたら
「東急ハンズを知らなかった」というひとが
7割いたということ。
ま、時間帯とか曜日によっては
そういうひとたちが多くなるかもしれないが。
その銀座・東急ハンズの中に
ハンズブックスという書籍コーナーがある。

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ふとのぞいたら
これがけっこうおもしろい品揃え。
コーナーが「トイレ」「庭」「道」「クローゼット」とかと
分類されていて
トイレのところには便器の本もあれば
トイレで読むのにいいという本も。
コンセプトは北山創造研究所、
セレクションはバッハの幅氏、とあとで聞いたが
「ふと立ち寄る」つもりが
1時間ちかくいてしまった。
僕は「台所」のコーナーで
ウィーンの陶芸家、ルーシー・リーの本を買った。
お金がたまったら
本物を買いたいと思っている陶芸家だ。
ひょっとしてハンズの未来形は
そういう趣味的な作家ものを揃えて販売すること?
そんなことも想像させる書籍コーナーだ。

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2008年3月28日 (金)

バンタンポルテ

持ち帰り、というのに
世界でいろんな言い方がある。
アメリカではご存じのようにテイクアウトだけれど
イギリスではテイクアウェイ。
トゥゴーというのもありますね。
フランスではvente a emporterと
字面だけではほとんど発音不可能、ってかんじだ。
そのフランスのテイクアウト専門店が
ル・ジャルダン・ゴロワ。
荻窪や東中野に店舗をかまえている。
フランス人パティシエのオーナーが
キッシュの数かずと
ファーブルトンという
小麦粉で浅いカップのような生地をつくり
そこに果物とともに蒸した
硬めのプリンのようなものを入れる。
やさしいかんじのデザートなどを作る。
僕たちにもなじみ深いプリンもおいしい。
いろいろあって、店頭は宝箱のようなかんじだ。

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その店をテイクアウトという点に注目して
今週のカーセンサーエッジで取材した。
自動車と相性がいいでしょう?

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キッシュというのは
もともとドイツ語でお菓子を意味する
クーヘンがなまったもので
昔は菓子職人が作っていたとか。
そうフランス人の共同経営者が説明してくれたが
なるほどたしかに
おいしいキッシュは皮がパリッと香ばしい。
それと玉子の部分がふわふわっとしていると言うことない。
書いていて食べたくなってきた。

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2008年3月27日 (木)

記憶に残るよう話す

以前、ある作家に
「いちど講演やったらボロくて
(注:儲かって)
小説書く気なくなっちゃう」と
聞いたことがあるが
僕は書くのはともかく喋るのは苦手だなあ、と
思っていたら
その喋るほうのシゴトが先日あった。
A5の発表にあわせて
アウディオーナーを
原宿のアウディフォーラムに招待して
三國清三シェフの料理でもてなす、という
イベント。

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そこで僕は三國シェフとトークショーを
やるハメになった。
まあ、みなさんの温かいはげましのおかげで
なんとか30分を乗りきることが出来
「おもしろかったです!」と
言ってもらえたが
それは書くまでもなく
三國シェフのおかげ。
印象に残っているのは
その時に
「とにかくこの日この時を記憶してもらえるよう
料理を作っている」という言葉だった。
それっておそらくトークでも
最も心がけなくてはいけないことかも。
喋りはダメな僕にも
納得できるものである。
これは当日のサプライズ
A5のヌガー。

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やっぱり僕は料理を食べるのが精一杯。

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2008年3月26日 (水)

ランチ1週間その102

先週のランチ報告です。
日曜日は旗の台駅前の「でら打ち」へ。
カレーうどんにおろしうどんのセット(1100円)。

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いつ見てもうどんの水を切る手つきがあざやか。
うどんを入れたざるを持ち
腕を思い切り振ってぱっと止める。
腱鞘炎になりそうと
傍でみていてハラハラするほど。
月曜日は銀座の「ラッフルズテラス」で
「肉骨茶(バークーテー)」(1800円)。

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仕事先のFさんをムリやり誘ったのに
ごちそうになってしまった……。
スパイスの香りとほんのり甘いスープが
食欲をそそる。
牛肉、もう少しいい肉を使えばいいのだが。
火曜日は四ッ谷のオテル・ド・ミクニで。
じつはそのあと
イベントで三國シェフと会うので
最近の料理を食べておきたかったのだ。
頼んだのはコース(10500円)。
前菜、魚、肉、と出て
デザートも2品。
ケーキは取り放題というかんじで
女性に焦点をしぼっている。
これは豊後水道のヒラスズキのグリエ。

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山菜をいれたオランデーズソースと合わせている。
一緒にふきのとうやこごみなどが入り
最後に仕上げでレモンオイルが回しかけてある。
ヒラスズキ、少しソースの中でおぼれそうになっている……。
水曜日は下取材もあって
高田馬場「大地の木」で
海南チキンライス(750円)。

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マレーシア人のシェフの店で
料理はマレー料理、日本の中国料理、
シンガポール料理と多彩。
でもこのチキンライスは
広東料理の「白切鶏」、蒸した鶏に
しょうゆとしょうがで味付けしたものでした。
スパイスもほかの料理と流用。
鶏じたいは悪くないのだけれど……。
独自解釈の海南鶏飯であると思えば。
金曜日はおもちゃの駅(栃木県)の
駅前で見つけたフレンチ「セジュール」の
ハンバーグ(1050円)。

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刻んだタマネギがプチプチとたくさん入った
昔子供のころわが家で食べていたような
食感が妙に懐かしいものだった。
土曜日は恵比寿のシンガポール料理「新東記」で
チキンの沙鍋飯(サーグーファン)1500円。

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熱い土鍋でサーブされて
それをかきまぜて、おこげも楽しむという料理。
ただチキンはご覧のように質、量ともに控えめ。
おこげだけではなくチキンも楽しめると
もっといいだろうなあ。

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2008年3月25日 (火)

押し入れとTUMI

僕が自動車雑誌の編集をやっていたときは
1カ月に1回は海外取材があった。
そこでいつも話題になるのは
旅行カバンのこと。
自動車関係のモノ書きのひとは
ドイツのリモワが好きなようで
ドイツ車が人気というのと
どこかでつながるような気がする。
僕はTUMI派で、これは90年代から使っている。
昔はスーツケースが3パターンぐらいしか
日本に入っていなかったことを思えば
昨今の豊富なラインナップには驚くばかり。
それだけ旅行カバンって
好きなひとが多いのだろう。
僕みたいにいろいろ買い足したくなるのでは。
今週の「週刊朝日」の連載でとりあげているのは
このTUMIのビジネスキャリーなる
キャスター付きのソフトラゲッジ。

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PC用のケースもおまけに入っている。
収容物が少ないときはPCケースはしまっておいて
増えたら外に出して持ち運べるというアイディア。
なにより僕がTUMI製品を愛用している理由は
セットアップ機能といって
背後のハンドルバーを延ばして
そこに別のカバンをさせる仕組みゆえ。
いくつかTUMIをもっていたら
旅行の目的や期間に応じて組み合わせて
それをひとつに合体させて持ち歩ける。
そんなところがよくて
一時期は時どき買い足していたわけだが
収納に苦労するようになって
いまは自分を抑えています。
わが家には増えたTUMIを収納できる
セットアップ機能がないもので……。

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2008年3月24日 (月)

フシギ、ヨコハマ、アート

世の中には美術館がいろいろあるが
聞けば苦労がいろいろあるとか。
現代アートが流行っているようでも
展覧会では集客に苦労するそうだ。
でも美術館としての義務感もあったりするから
泰西名画だけ展示するわけにもいかない。
指定管理者制度というか
いまは美術館も自分たちで
稼いでいかなくてはならない時代になったので
理想と現実の板挟みでどこも大変らしい。
そのなかでかなり好きにやってるな~と
その肩の力が抜けたような展示で
僕が好きなのが
横浜は馬車道駅の上に建つ
BankART1929だ。

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このアートスペースについて
いま出ているカーセンサーエッジで取材したのだが
横浜を活性化させることを
目ざしているようだ。
今年の2月にやっていた食をテーマにした企画展も
まじめにやってるんだか
よくわからない内容。
きわめつけは馬車道エリアの飲食店の多くと
コラボレーションして
その店に行くとアーティストの作品が
観られるようになっていた。

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これは沖縄海人の写真で知られる古谷千佳子の作品。
レストランにさりげなく展示されていた。
あまりにもさりげないので
レストランの趣味かと思ったほど。
そろそろ横浜野毛地区を舞台にした
企画がはじまるはず。
「野毛っていまは少しすたれているけれど
おもしろい店いろいろありますよ~」
このアートスペースの担当者は
笑顔でそう教えてくれた。
ここにくると
不思議と横浜に興味がでる。
不思議なアートスペースだ。

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2008年3月23日 (日)

茶筒とGT-R

自動車はどうやってデザインされるのか。
僕たちはデザイナーというひとたちが
仕事をしているのだろうと漠然とは知っている。
でも、実際にあらゆる行程が分業化されていて
いまではコンピュータのオペレーションに携わるひとが
クルマの造型をする現場では
かなり重要なポジションにいる。
これから出るクルマの模型を前に
いろんなひとが集まっている部屋の片隅で
コンピュータモニターを眺めながら
「このラインは……この面は……」なんて
検討している。
でも、やっぱり一番大事なのは人の手だそうで
特殊な熱可塑性の粘土を手で削って
微妙な光の当たりかたでどう美しく見えるかを考える。
その仕事をするのはモデラーというのだが
なかには若い女性もいる。
特殊なオーブンから出てきた
ほやほやの粘土製の
実物大のクルマのモデルを
特殊なヘラでおいしょおいしょと
彼女たちが削るのだ。
今出ているエスクァイア誌で
日産自動車に勤務するそんな若い女性モデラーに
インタビューした。
いちばんおもしろかったのは
やっぱり個人の傾向とかセンスとか出る、ということで
少し女性的だね、と言われることもあるそうだ。
でも彼女が担当したGT-Rのリアパネルは
4つのランプの大きさや位置
それに周囲のパネルのくりぬき方まで
現代的にうまく造型していると僕など思うが。
けっして女性的なかんじはない。
その彼女がこの仕事を担当したとき
参考にしたというのが茶筒。
金沢で作られているNUSSHAというブランドのもので
古い着物を張っているのだそうだ。
平面なのに濃淡で深みが表現されている。
そこが大いに勉強になったそうだ。
そんな話しを聞くとデザインって仕事は
やっぱりおもしろいと感心。
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2008年3月22日 (土)

ヤナセと梁瀬さん

梁瀬次郎さんが亡くなった。
あのヤナセの中興の祖であり
日本の輸入車史を語るときは
けっして避けて通れない逸物だ。
ヤナセを語ることは
日本の自動車史を語ることであり
梁瀬さんを語ることは
日本の戦後史を語ることである。
インタビューをすると
それがよくわかる。
1台のクルマから広大なエピソードが広がるのだ。
このように、ものを輸入をするということが
いかに日本の経済にとって大事だったか
よくわかる。
生前、僕も何度かお会いしたが
話しがおもしろい。
でも話しに入る前に
「あなた、ご出身大学はどちらですか?」と
必ず聞かれる。
慶應です、というと
「それはいい。こちらへどうぞ」と言い
その列には慶應出身の役員をずらりと座らせる。
テーブルをはさんで
反対側の列には
ヤナセでもうひとつ大きな学閥だった
成城学園出身者。。
いつもこんな具合に
席決めから始まったものだ。
不思議だがユーモラスな一面だ。
僕の世代では、ヤナセというと
ビートルとゴルフ。
なかでも初代ゴルフには憧れが強かった。
ヤナセと聞くだけで今も
そのときのゴルフの姿とともに
なんだか甘酸っぱいものが湧き上がる。
だから、梁瀬さんのご逝去は
それを封印してしまうようでとても悲しい。
ご冥福をお祈りします。

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2008年3月21日 (金)

鬼太郎の家、発見

最近、食べてみたい食べ物を
ケンタロウが作った本が出た、という広告をみた。
たとえばギャートルズの骨つき肉である。
僕にもそういうものならある。
ゲゲゲの鬼太郎でのっぺらぼうが食べる
ひとだまのフライ。
風船より少し小さなものに薄く衣をつけて
さっと揚げてから
薄くスライスして食べる。
おいしそうなのだ。
で、鬼太郎が住んでいた木の上の家は
住みたい家の一軒。
1年中花が咲き、虫の鳴くゲゲゲの森は
作者、水木しげるにとって理想郷なのだろう。
それがよくわかる。
その鬼太郎が「ゲゲゲ」になる前
まだ「墓場の鬼太郎」だったとき
鬼太郎が生まれた家というのがある。
それがこの世に存在する。
お父さんはミイラ男(だった)
お母さんは幽霊
どういうわけだか身ごもって生まれた子が鬼太郎。
厳密にいうと鬼太郎は
絶命した母親とともに埋葬されて
墓地から生まれるのだが
そんなことはどうでもよろしい。
墓場の鬼太郎の家があるのは
小金井の江戸東京たてもの園。
明治から昭和初期にかけての建物を移築している。
ル・コルビュジエに師事した
建築家の前川國男が建てた家など
太平洋戦争中とは思えないほどいいかんじだ。

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どの家もまるでひとが住んでいるようで
広い敷地を歩きまわると楽しい。
そこを「カーセンサーエッジ」の今週号で取材した。
で、なかにボロい一軒の家があり
これなんですか、と取材させてもらった
学芸員の立場のひとに聞いたところ
「墓場の鬼太郎の家なんですよ」と教えてくれた。
以前「大水木しげる展」を
両国の江戸東京博物館で開いたときに
作ったものだそうだ。
ここはあまり住みたいと思えなかったが
こういうシャレ、好きだなあ。

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2008年3月20日 (木)

ランチ1週間その101

先週のランチの報告です。
月曜日は以前おなじ雑誌を編集していて
今はアート系ライターをしているNさんと
「トキオネーゼ・コジマ」で。
頼んだのはシェフのおまかせコース(5250円)。
ところがよく考えると
ゆっくりと何皿も食べている時間がないことに気づき
アンティパスト、プリモ、セコンドと
早く出してもらうことを聞き入れてもらった。
これは海の幸のスパゲティ。

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才巻きえびやシャコが入っている。
スパゲティとトマトソースが美味だった。
メインはメカジキでした。
火曜日は下取材で西麻布の「Old Vine」。
オーストラリアやニュージーランドを中心に
カルトなワインを揃えた
新しいかたちの鉄板焼きの店で
自慢のハンバーグ(2600円)。

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カウンターに座ると目の前で焼いてくれる。
山形の大木牛とアグー豚を使い
軟骨を少し入れて歯ざわりも楽しい。
肉がおいしいのがやっぱり決め手と
思い知らされる。
水曜日は取材で京都へ向かう。
車内でシュウマイ弁当。

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これ、エバーグリーンな弁当。
シューマイとメンマだけでも充分と思うが
それだけだと殺風景になりすぎるんだろうなあ
そんなことを思いながら新幹線で食べた。
木曜日は銀座の「八眞茂登」でチャーハン(1000円)。

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はっきり言います。
今回はひどい出来。
ご飯がベチャベチャでしかもしょっぱい。
空腹でお皿を前にして高揚した気分が
いっきにしぼんだ……。
金曜日は日本橋の「寿保羅」で釜飯定食(1000円)。

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和風ポトフで知られる小料理屋なのだが
座った時点で釜飯が準備に入っている。
「店に入った時点で
釜飯いがいのものを注文するのは至難のわざ」と
知人から聞いていたが
それがよくわかった。
日替わり釜飯はごぼう、れんこんなどの根菜と
きのこや鶏肉、それに空豆やグリーンピースを
炊き込んだもの。
塩味抑えめで
いわゆる身体にやさしいかんじ。
土曜日はコンラッドホテルで。
かつて東京で広報をしていたKさんは
いまシンガポール本社勤務だが
ひさしぶりに東京に来たということで
一緒に「チャイナブルー」に。
ベイクトパイナップルと北京ダックを合わせた前菜。

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それから蟹のたまごを使ったスープが出て
黒オリーブの炒飯。

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上品でおいしい料理の連続だった。満席。
Kさんがいるシンガポールに
遊びに行きたいなあと思った。

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2008年3月19日 (水)

声を大に言いたい

男が一番好きな服装について
僕は持論がある。
白いTシャツにジーンズ(今はデニム、か)だ。
まあ、あまり「そうだよね!」という
同意を得られることがないので
あくまで「持論」ですが……。
でもどの白Tがいいか、ということで
いろいろ議論があるようなので
少なくても気にしている男は多いとみている。
そんななか
僕が気に入っているフランス・プチバトーのTシャツを
今週の週刊朝日の連載でとりあげた。

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理由は、着心地。
プチバトーは繊維産業がさかんな街で創業され
同じ街にはラコステもある。
日本では赤ん坊の服で知られるが
実際フランスでもプチバトーを着たことのない
人間はいない、とまで言われるとか。
僕ははっきり知りませんが。
そこで大人に向けてTシャツを作るようになった。
アウターとして着るTシャツもいいが
下着として着るTシャツもかなりいい。
とくに襟ぐりがUSスリーブといって
すっとかぶれるタイプがおすすめ。
僕も気に入っている、と書いたら
いま紳士用下着は入れていない、と注釈がついてしまった。
困るよ。
せっかくだから入れてくれよ。
そう声を大にして言いたい「いいもの」なのだ。

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2008年3月18日 (火)

許せるパスタ許せないパスタ

僕はあまりイタリアンに行かないのだけれど
それでも時どき食べたくなるのは
「まっとうな」パスタ料理。
とりわけトマトソースとか
ミートソースとか
そんなものが好きだ。
反対にこれは許せない、と思うのは
よくある焼きうどん状態のスパゲティ。
具材にそのへんにあるものすべてぶちこんでいて
結果、料理としてはバラバラ。
そんな店でもイタリアンでござい、って
顔をしているところが
僕がイタリアンにあまり行かない理由かも。
なんてことを言っていられるのも
逆を返せば
ちゃんとした店があるからだ。
今週の週刊ポスト「うまいもの探偵団」で
僕がとりあげた
淡路町の「ラ・テスタドゥーラ」はその1軒。
紹介させてもらった料理は
岩手の白金豚のラグーと春キャベツのパパルデッレ。

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ミートソースの味といい
パパルデッレの噛みごたえと風味といい
これこれ、って嬉しくなるかんじ。
しかもランチには常に
日替わりパスタが2種類用意されている。
しかもさっさと食べられるよう
サラダから最後のエスプレッソ(これもうまい)にいたるまで
所要時間は短い。
さっさと出してくれる。
そんなところも、実にまっとうだと僕は感心している。


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2008年3月17日 (月)

CDと肉骨茶

友、遠方より来たる、という言葉があるが
先日、かつてCホテルで広報をやっていた
Kさんから突然「いま東京にいるので
よかったら食事でも」というメールをもらった。
今はシンガポールの本社に勤めているとのこと。
結局会えたのは帰国の日
バスが出る直前のランチになった。
ミシュラン東京で星をとって
ますます予約困難になった同ホテルの
中国レストランでのランチ。
行くと担当者がKさんをみて
「久しぶりですね! 帰ってきてたんですか!」と
嬉しそうな顔をしたのが印象的。
2週間近くホテルに滞在していたのに
いまごろ「久しぶり」って少しヘンじゃない?と訊くと
常にひとに会っていて
全然出歩けなかったとのこと。
おみやげにシンガポール名物
「肉骨茶(バークーテー)」の素をもらった。

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それとホテルが編集しているCD。
土地柄だろうかそれとも世界的な流行だろうか
インドふうのメロディが多く入ったいまふうの音楽で
独特の雰囲気がある。
料理素材といい音楽といい
いままで我が家になかったのものなので
ある種の違和感がいつまでも
Kさんに会ったことを思い出させる。
おみやげってそういう効果があるのだと
いまさらながら感心した。

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2008年3月16日 (日)

待った甲斐があった

昔、偶然出合って
それ以来になってしまったけれど
ずっと気になっていた。
ひとではなく、今回は音楽。
それがイギリスのジョージー・フェイムという
すぐれたミュージシャンが
1974年に発表したアルバム
「ジョージー・フェイム」。
当時僕は中学生でお金がなかったから
ラジオで聴いたそのアルバムが
すごく気に入ったけれど
そのうち買おうと思っていたら
あっというまに店頭からなくなってしまった。
以来30年間ずっと探し続けていたのだが(おおげさ)
まったくお目にかかれなかった。
それが先日初めてCD化された。
音楽雑誌の隅っこで広告を見つけたので
さっそく予約して
ようやく先日届きました。
記憶ってすごくて
僕がおぼえていたとおりの内容。
レオン・ラッセル、マーク・ベノ、JJケールらが
バックに入っていて(という噂)
クオリティが高い。
ボーナストラックもいっぱいだ。
その意味では待った甲斐があった。
いましょっちゅう聴いています。

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2008年3月15日 (土)

ぜいたくはむずかしい

両国に「江戸遊」という
銭湯スパがあって
ここは江戸切り子のガラス細工を
レセプションに使ったり
神輿の金具職人が下足入れの番号札を作ったりと
江戸職人のワザをとりいれたコンセプトが
とてもおもしろい。
まだ活躍する職人のワザに注目してもらいたいというのは
各地に共通の思いのようで
先日は京都府の肝煎りで
地元の伝統職人たちと
オーストラリアTetsuya's仕込みの料理との
コラボレーションディナーが
Kyoto Artisan Dinnerのタイトルのもと開催された。
場所はハイアットリージェンシー京都。
ごく限られた人数だけの招待だったが
それには理由がある。
「この時のために器を特別に焼いてもらったので
数がごく少量しか用意できない」(ホテル)というのだ。
器はすべて京焼の名でくくられるが
いろいろな試みを続けている作家たちの手になるもの。
たとえば撥水効果をうまく使った鉢に
カリフラワーのパンナコッタと
キャビアを入れて、という具合。

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僕は同席してくれた伊藤南山さんの手になる
きれいな器にさくらシャーベットをいれた
アバンデセールのプレゼンテーションがよかった。

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じつは楊枝入れだそう

女性にもウケがよかった。
会場はしだれ桜が用意され
テーブルの横の丸窓(特別に作られた)の向こうに
それがうまく反射で映って
2本のしだれ桜にはさまれて食事するような具合になる。

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ホテルでは
「たとえば24節気などを利用して
一般のひとにもこんな催しをしてもらえたら。
そのためになんでも協力します」と話している。
ぜいたくなお遊び。
これこそ京都の真骨頂かもしれない。
主宰者になれば自分の審美観がまんま出る。
ほんとうの贅沢は自分磨きからなのだというのも
まさに京都だなあ。

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2008年3月14日 (金)

京都のうまいもん

京都のハイアットリージェンシーで
レセプションがあったので1泊。
ここはこじんまりにしていて
いつも気持ちがいいホテルだ。
意外にいままで気がつかなかったけれど
部屋に置いてある水がうまい!
よくよく聞けば
伏見の黄桜の仕込み水なのだそうだ。
日本人が好む超軟水。
どんどんからだに染み渡っていくかんじで
一息でほぼ飲みきってしまうほどの自然さ。

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京都の水道水はどうにもいただけないけれど
この水、京都のうまいもん、だ。

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2008年3月13日 (木)

期待の店

グルメについて書く世界はタイヘンだ。
同業者、あるいは雑誌編集者と会うたびに
交わされる挨拶は「ホワッツニュー?」
そのなかで話題になっている1軒
銀座の「ヌガ」で先日、友人たちと食事をした。
ここはシノワというワイン・ダイニングで知られる店の
姉妹店。
ワインを楽しむビストロ。
そう聞いていたが、半分当たりで半分はずれ。
当たりはワインを楽しめること。
ハズレは料理がワインの添え物ではないこと。
料理はちょっと前にはやった言葉いうとガッツリ系。
ポーションといい、こってり感といい、もうガイコクだ。
このとき好評だったのはシャルキュトリ盛り合わせ。

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もちろんメインもカスレや若鶏のフリカッセや鴨のローストと
いろいろ食べてどれもハズレのない出来というのは
確認できたが
量がたっぷりで腹が破裂するかと思った。
ルイ・ロデレール(9800円)からはじめ
サンブリ「レ・タン・ペルデュ」、そしてラピエールのムーラン・ナバンへと。
今度はカラッと上がったポムフリットで
ワインをメインにしてみようと。

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そんな期待をもたせてくれる店だった。


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2008年3月12日 (水)

ランチ1週間その100

先週のランチ報告です。
火曜日はムートン・ロチルドの原画展を記念した
プレスランチに招かれ、六本木ヒルズクラブに。
当主フィリピーヌ・ド・ロチルドさんとその夫も
参加してのもの。
ワインはムートン・カデ・ブラン(06)にはじまり
シャトー・クレールミヨン(90)と
シャトー・ムートン・ロチルド(85)という素晴らしさ!

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それに合わせて用意された料理は
パテ・ド・カンパーニュ

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それに黒毛牛フィレ肉のローストに
エシャロットと赤ワインを煮詰め
そこに肉汁を加えていく伝統的な
ソース・マルシャン・ド・バンをかけたもの。

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「ワインと合うもので
かつ忙しい方々にさっと食べていただけるものを」と
主催者が話してくれたように
ワインとのマッチングはとてもよかった。
ソースに使ったワインはムートンか?(笑)
水曜日は大塚「太肚魚飯店」の「鴨ご飯」(900円)。

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木曜日は大阪で来栖けい氏らと
辻芳樹氏に「福喜鮨」で
ごちそうになる。

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これはほのかに磯の香りが口中に残るかき。
鯛の白子や、ほぼ生のはまぐりを煮汁につけこんだものなど
凝りかたといい
種によって握り方を変える名人の主人の腕といい、絶妙。
店の雰囲気もとてもいいです。
おみやげの太巻きは次回のお楽しみだ。
金曜日は下取材で三田の「桃の木」で焼きそば(1500円)。

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玉子麺をオイスターソースと蝦醤によるソースで和えている。
シンプルなのだけれど
意外に満足感がある一品。
それからもう1軒、「ロンホートイ」で
「黄ニラともやし入りしょうゆ焼きそば」(800円)。

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細麺を油でしっかり炒めたもの。
うーん、これはどうでしょう。
ほかのおいしいものを頼んだほうがいいだろう。
土曜日は大丸の「ポール・ボキューズ」で買った
サンドイッチ。

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可もなく不可もまあない、という内容。
その前に大阪行き新幹線の車内で購入した
JR東海パッセンジャーズなる会社がつくった
サンドイッチが
24時間前のパンで作ったの?というぐらい
パサついたひどい内容だったので
それに較べれば上出来。
でも車内は乾燥しすぎていて
サンドイッチにもいい環境でないのだ。

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2008年3月11日 (火)

あこがれの復活

昔の若者向け雑誌をめくる機会があると
印象ぶかいのは広告にオーディオがやたら多いこと。
70年代までは
生活の中心大きな家庭用オーディオだったのだ。
いまはiPodというかたちで極小化しているが
音楽再生装置という点では変わらないか。
僕はいまでもそんなかさばるオーディオを愛用していて
引っ越しのたびに邪魔がられる。
でも、いい装置でいい音を聴くのはじつによろしい。
ということで今週の「週刊朝日」の連載で
とりあげたのは
英国はグラスゴーのオーディオメーカー、LINN(リン)の
レコードプレイヤー。
そもそも70年代に創始者が
自分のためにいい音が欲しくて
金属加工技術の粋を凝らして作りあげたという
経緯があるだけに
レコードをかけるとその音の力強さ、クリアさ、
そして音楽家の気持ちを汲んだような
各楽器の再生能力には驚くほどのものがある。
そのぶん価格も100万円を超えるのだが……。

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「これからCDはデータ量と簡便さで
はるかに上をいく音楽配信に道を譲り
一部のマニアのためのものとして残るぐらい
でもレコードの価値は永遠」
これはリンの技術者の信条らしいが
僕としては嬉しい言葉だ。
昔は憧れのオーディオという言葉があった。
LINNを前にすると
僕の中でその言葉がよみがえるのだ。

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2008年3月10日 (月)

いまだにいつかはクラウン

少し前に三浦展の「下流社会」が流行ったが
僕がとくにおもしろいと思ったのは
「いつかはクラウン」というコピーが無力化して
どんどん上をめざすという志向が
若いひとの中になくなったという指摘だった。
そのクラウンがそうは言われながらも
先頃13代目にモデルチェンジ。
その試乗のために大磯に出かけた。

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今回はV6エンジン搭載のロイヤルサルーンと
アスリートのフルモデルチェンジで
これに加えてハイブリッドが設定されたことが新しい。
ハイブリッドの発売は5月なので
今回乗ったのは前の2車。
乗るととくにロイヤルサルーンの3リッターは
レクサスLS460のいいところを持っていて
よく出来ていると感心。
居眠り防止装置をはじめ
安全装備が盛りだくさんなのが
新型クラウンの特徴なのだが
レクサスがどこが違うのですか、と
開発責任者に尋ねると
さんざん訊かれたのだろう
「サイズとパワーの出方。
日本での使いやすさを重視したのがクラウンです」という
答えが返ってきた。
僕はこのクラウンがけっこう気に入ったせいもあって
子どもがいる家庭とか
いままでミニバンと決めつけていた層向けに
オプションを充実してあてていけば
意外なニッチ(すきま)になるように思った。
それは子どもを乗せたお母さんが
Eクラスやアウディやボルボを運転しているのを
見ているせいもある。
「いつかはクラウン」は
オジサンのための宣伝文句ではない
そう考えるのが今の時代に向いているのではないだろうか。

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2008年3月 9日 (日)

一日まるごとグルメ

食にまつわるテーマはつきることがない。
最近では、ミシュランから
中国のブラックな話題まで。
朝刊に目を通すだけで食に関連するニュースの多いこと。
知人のわぐりさんという放送作家が
フードジャーナリスト会議という
食にまつわるシンポジウムを開催している。
それが今回、大阪で開かれたので参加した。
ゲストスピーカーは
関西のグルメ誌で僕も愛読している「あまから手帖」の
門上武司さんと、来栖けいさん。
ふたりがレストランとその料理をどう書くかについて
ジャーナリストの立場から語り合うというものだった。

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この道を究めているひとには
いろいろ持論があって
それを聞けたのがとてもおもしろかった。
僕が昔やっていた雑誌についても
いまだに「読んでました!」と言ってきてくれるひとが
大阪にもいて
それもありがたかった。
この日の昼は司会を務めた
ジャーナリストの鈴木美和さんと
黒門市場をぶらぶら見学。

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ランチは辻調理師学校の辻芳樹さんに
日本で一番、と太鼓判の「福喜鮨」で
ごちそうになる。

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これは辻さんいわく
「ミシェル・ブラスに食べさせたら
こんな顔いままで見たことないほど
驚きと喜びがまざった表情をした」という
あなご。
でかい。ふたくちで食べる。
味わい深く、食感も、ごはんの握り方も
すばらしいもの。
夜はけいちゃんが「いま最も好き」という
フランス料理店「アキュイール」で
大阪で果物の卸をやっている知人のSさんに
ごちそうになった。

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フォワグラにりんご(右)。
料理は素材の選びから火入れ、調理法まで繊細。
店の雰囲気も
おとなのデートにぴったりというかんじだった。
ごちそうさまでした。
久しぶりに昼から夜まで食づけの一日だった。
けいちゃんはそのあとホテルに返る途中
「ラーメン食べにいこうよ」と言うのだった。

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2008年3月 8日 (土)

スポーツジャケット着てほしい

記憶に強く残るクルマがあるが
BMWのX5もその1台。
初代が出たとき
いわゆるSUVブームが
上り坂にあったということもあり
あのBMWが、という期待感とともに
斬新なスタイリングと
運転してけっこう楽しい感覚が
印象に残ったものだ。
今月の「VACATION」誌では
このX5の2代目に乗って
それを記事に書いた。

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イメージはその初代とそんなに変わっていないのだが
パワー感とかハンドルを切ったかんじに
洗練性の向上をおぼえる。
大きな車体に3リッター超のエンジン搭載という
大型車だが
運転してももっさり感はない。
いま世の中は海外メーカーを含めて
小型SUVへと向かうのが潮流となっているけれど
家族が多くいるとか
大きなクルマが好きというひとは
X5、いいかもしれません。
ちょっとエラそうなところが
僕のなかにあるBMW観と相容れない部分なのだけれど。
BMWは常にスポーツジャケットを着て
身体をシェイプしている
そんなひとのようなクルマであってほしいので。

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2008年3月 7日 (金)

満天で感心

プラネタリウムは
小学生の頃何回か行って
だいぶごぶさただったのだが
昨今の「ブーム」の折りから
このところ何回か足を運んでみた。
それでわかるのは
どこもプラネタリウムをデート空間と
かなり特定していること。
そのぶんシートがよくなって
気持ちはいいのだけれど。
そんなプラネタリウムのひとつで
東京のどまんなかにある
サンシャイン屋上の
コニカミノルタのプラネタリウムの支配人に
今週の「カーセンサーエッジ」で取材した。
コニカミノルタは
じつは(って僕が知らなかっただけだけれど)
プラネタリムの上映機製造にかけては
長い歴史をもっており
納入実績もあげてきている。
このプラネタリウムはしかし同社にとって
初の自社経営の設備だそう。

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上映プログラムでは
山崎まさよしの音楽を大々的に
フィーチャーしたものとか
やはり僕の子どもの頃とはだいぶ異なっていた。
でもけっこう人気だとか。
で、インタビューをして
なによりよかったのは
支配人のひとの
「最大の魅力は本当の星空をみること。
プラネタリウムで星の楽しさを知ってもらえれば。
プラネタリムは星空への入り口」という言葉を聞けたこと。
そのとおりだと
しろうとの僕も思います。

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2008年3月 6日 (木)

生きた伝説

マンガ「神の雫」ではないが
ワインのように歴史ある飲み物には
伝説のような逸話が数多くあり
それがひとを魅了する。
その代表的なもののひとつが
ポイヤックのシャトー・ムートン・ロチルドだ。
20年はたたないと「飲み頃にならない」という
味もさることながら
エチケットには毎年
アーティストの作品を載せることでも知られる。
その原画展がいま六本木ヒルズで開催されている。
それにあたって本国から
やはり伝説的な存在ともいえる
当主のフィリピーヌ・ド・ロチルドが来日した。
ピカソありシャガールありダリありフィニあり
ベーコンありウォーホルありバルテュスありの
貴重な原画の数かずが飾られており
じっくり見る価値がある。

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かわいいミスマッチ感覚のローランサン

それと同時に本国から持ち込まれた
貴重なワインの数かず。

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マイクの前にたったマダムは
「外側も大事だけらど中身はもっと大事」と
笑いながら話した。

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もと女優だけあって
話し方は堂に入ったもの。
この生きた伝説に会えただけでも
レセプションに行く価値があった。

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2008年3月 5日 (水)

ランチ1週間その99

先週のランチ報告です。
月曜日は淡路町で仕事と仕事の合間の打ち合わせ。
そこで「とんかつでも食べて元気を出そう!」と
いうことになり「やまいち」へ。
特ロース定食(2200円)。

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この日は少し揚げすぎ、というかんじもなきにしにあらず。
火曜日は仕事関係の友人Jさんと
六本木の上海料理店「小天地」で。
僕が頼んだのは若鶏とピーナッツと唐辛子炒め(1100円)。

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どうやら一番人気のメニューらしく
多くの客がこれをオーダーしている。
このひと皿は姉妹店である中國飯店と同じランチメニュー。
店内が狭くて雰囲気がカジュアルなぶん100円安いのだ。
水曜日はカメラマンAさんと
横浜・馬車道にあり「とんかつ発祥の店」を謳う
「勝烈庵」の「勝烈定食」(1370円)。

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四角い見た目が印象に残るひれカツだ。
肉は薄めで味もあっさり。
店の雰囲気はいいので
馬車道に行ったら記念にどうぞ、というかんじだ。
1370円の価格は消費税5パーセントで1365円のところを
切り上げて、だろうか。
なぜ切り上げ?
僕はどうもこういうところに反応してしまうタチである。
木曜日は築地A社でIさんらと「アラスカ」に。
「名物」とされるビーフピラフをごちそうになった。

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名物の名物たるゆえんは
香りも適度な歯ごたえもあるビーフの
大盤振る舞いもさることながら
何回でもよそいに来てくれるのだ。
僕はこの日、それほど空腹ではなかったので
おかわりをしなかったが
Iさんはたしか3回していたような……。
土曜日は横浜・赤レンガ倉庫でイベント取材があったので
建物に入っている中国料理店で
小龍包と炒飯のランチメニューをごちそうになる。

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2008年3月 4日 (火)

気持ちのいいスイス

園芸というのは
規模の大小にかかわりなく楽しいものだ。
僕なんてチューリップの球根を植えて
このあいだ引っ越した家に
小さな庭があるので
そこのあじさいの枝を剪定したぐらいだが
それでも楽しい。
そんな気分を伝えたくて
今週の週刊朝日の連載で選んだのは
フェルコのフェルコ7。
スイス生まれの剪定鋏だ。

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特徴は4本の指がわのグリップにあって
軸に対して回転するようになっている。
なので力を入れて枝を切るとき
つねにグリップと指の位置関係が変わらない。
それにどんな意味があるかというと
実際に切ってみると
思っていたより力が入るのだ。
硬いな、という枝を切るとき
このグリップの効用を感じる。
あと、手入れのときは
バラバラに分解できるのももうひとつの特徴だ。
使って気分のいい剪定鋏。
快感のある道具である。

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2008年3月 3日 (月)

おめでたい話

最近のおめでたいニュースといえば
仕事関係者でもあり友人でもある
Mさんにお子さんが生まれたことだろう。
「入院して15分で出産してしまいました」と
彼の喜びが行間から溢れ出るような
メールをもらったのは朝6時前。
電車に乗って東京から
奥さんの実家の新潟へと向かう列車の中からだった。
そのあと画像も送ってくれた。
元気そうな女の赤ちゃんだ。
(性別はすでに彼に聞いていたけれど)
後は奥さんの実家が
奥さんを彼のところに帰してくれるのを
待つばかりだろう。
奥さんを帰してくれない実家の例というのが
まわりでいくつかあるが(怖)
そうならないことを祈りつつ
再びおめでとうを。

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2008年3月 2日 (日)

赤レンガの副産物

久しぶりに自動車の屋外イベントに顔を出した。
今日まで横浜の赤レンガ倉庫でやっている
日産のモータースポーツ・エキジビションだ。

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GT-Rをベースにしたレース車両をはじめ
GT-R関連が一番人気だが
15秒でのタイヤ交換などピット作業の実演など
ふだん実際に見る機会のない作業の
デモンストレーションがあったり
新旧の日産車がずらりと展示されたりと
自動車好きにはとても嬉しい内容。
子どもも多かった。
僕が自動車の雑誌の編集をやっているときは
この種のイベントには
よく行ったものだ、国内外とわず。
アメリカ人がとりわけ熱心だと思うが
おもしろいのは
主催者がわに女性が一枚噛んでいると
展示が華やかになること。
花が飾られたり
クッキーが置かれたり。
金属とゴムとプラスチックとガラスで出来ている
自動車に
日常生活の香りと色が加わるのだ。
それを教えてくれたのは
ロサンジェルスに住む自動車好きのTさん。
それから10年以上たっているが
日本のイベントはどうも男くささが抜けない。
ところで横浜から帰った夜
どうも顔が火照って熱っぽい。
また風邪か、と思ったが
日焼けじゃないかと指摘された。
鏡でみるとどうもそうらしい。
こんな季節はずれの日焼け。
思わぬ副産物をもらったものだ。

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2008年3月 1日 (土)

魚くさい訪問

最近(いまさらながら)凝っているのは
家で作る吸い物やそば・うどんなどのつゆの
だしを自分でとること。
あっというまにとれるのもいい。
中国とか西洋だと鳥ガラを煮込んで、とやるが
日本人ってほんとこれだけ簡単につくれて
しかもおいしいものを開発したのだから
食文化の違いっておもしろいものだ。
使う昆布や削りがつおは
築地の場外で買う。

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仕事でこの界隈に行くことが多いので
まず買って
それから「こんにちは~」と
訪ねていくので
「今日もまた魚くさいですね」と苦笑を買っている。

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