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2007年4月30日 (月)

箱根のエスプレッソ

やはり今週の「エッジ」で
箱根にあるバールをとりあげた。
芦ノ湖スカイラインを抜けて
三島に向かう旧東海道沿いにある
「コルソマルケ38」というお店である。

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ここのよさはエスプレッソのおいしさ。
林さんという女性バリスタが
ていねにタンピング
(専用の器具でコーヒー粉をかためる)してから
淹れてくれ
濃厚な風味である。
最後に残った砂糖が固まったのを
スプーンですくって食べるのも
また楽しい。
テーブル席もあり
軽食も食べられるのだけれど
立ち飲みが出来るスペースが
たっぷりとられている。

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「イタリアっぽくていいですね」と
僕が言うと
「いえ~ここに立たれて
手元をのぞきこまれると恥ずかしいです……」と
もとアナウンサーだった林さんは
照れて言うのだった。
ドライブがてら
行ってみることをオススメする。

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2007年4月29日 (日)

交通標識を作るひとたち

今週のカーセンサーエッジで
道路標識の開発に携わっているひとに
取材した。
会社は住友スリーエム。
ここが大きなシェアをもっていて
その理由は夜間でも遠くから
くっきり文字がみえる
技術力の高さという。
技術革新も日々行われていて
新世代のものを見せてもらうと
より視認性が高い。
ふだんはぜんぜん意識していないが
こういうところで
交通安全に寄与しているひとたちが
いるのだと感心。
そういえば住友スリーエムは
自動車のリアウィンドウに貼られている
ディーラーステッカーや
ビルの「自動ドア」というステッカーでは
独占的ともいえるシェアを誇っている。
その理由は
「はげにくく、はげやすい」技術にあるそうだ。
ミクロン単位のガラスビーズが
接着面にちらしてある。
おもしろいものである。

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2007年4月28日 (土)

トマト七変化

いま出ている「デパーチャーズ」で
トマト料理の特集を。
トマトを使った有名なひと皿をもっている店を
イタリアン、フレンチをはじめ
中国、日本、メキシコなど
世界各国の料理からピックアップして取材したのだ。
おもしろかったのは
浅草橋にある中国料理「馥香(フーシャン)」の
エビチリソースの馥香的解釈。

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手長えびを使い
トマトソースを使って
あっさりと仕上げてある。
高木料理長は
ひとり1皿ずつ、
西洋料理のようにサーブするスタイルをとっており
フレンチの飾りつけが
大いに参考になると言う。
休みはほとんどなしで
常に自分が厨房に立つ。
そうしないとわざわざ来てくれたお客さんに
申し訳がないというからエライ。
当たり前だけれどなかなかこの当たり前がムズカシイようで。
いっぽう感心したのは
「ヨネムラ」の冷製トマトソースのパスタ。

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やはり米村料理長流の解釈で
麺とソースが別々になって出てくる。
しかもホタルイカなども入り
食べ進むと食感がツルツル、シコシコ、プリプリと
変わっていくのがたいへんおもしろい。
楽しい料理である。
とくに京都・高台寺の本店は
雰囲気のある店なので
そこでこれが出てきたら
ゲストはかなり喜ぶだろうなあと思う。

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2007年4月27日 (金)

ミッドタウンのスカイライン

六本木のミッドタウンで
スカイラインの50周年を記念する
イベントが開かれた。

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僕も取材をかねて出席。
12台のスカイラインをもちこんで展示するなど
日産自動車、気合いがはいっている。
当日は渡辺謙もゲストで登場。

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背が高い。
それから歴代のスカイライン開発者も姿をみせ
なかに
ミスタースカイラインともいうべき
桜井眞一郎さんもいた。
姉キャンのモデル、
堀内葉子との2ショットいうのもあった。

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これがなんとなく
いまの自動車メーカーが
歴史を大事にしながら
ライフスタイル志向といって
横へひろがり
さまざまな文化をとりこもうとしていることの
象徴とも見え
おもしろかった。
で、堀内葉子と並んだ
桜井さんがうらやましかったのか
伝説のひと、桜井さんと並んだ
堀内葉子がうらやましかったのか
それはムズカシイ質問だ(笑)。

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2007年4月26日 (木)

いらぬ心配をしたくなる

先日、新丸ビルの
オープニングレセプションを
のぞいてきた。
もう、すごいひとで
ほんとうに「のぞいてきた」というかんじで
早足で回った。

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おもしろいのは
「大宮」とか「萬鳥」とか
浅草あたりのお店が出店していることで
(沖縄の「うりずん」まで!)
それってもうほかに店がなくなっているってこと?と
うがった見方をしたくなる。
もっともこういうビルに似合わない気もするけれど。
本店のほうは大丈夫なのか、と
いらぬ心配をしたくなったり。
1階には3ツ星シェフの
ピエール・ガニエールのカフェもオープンしていた。
これは都会的でいいかんじである。
まあ、落ち着いてからまた行ってみます。

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2007年4月25日 (水)

ランチ1週間その54

先週のランチの報告です。
日曜日は下取材を兼ねて
ニューオータニの「トレーダーヴィックス」で
ハーフパウンドバーガーを。
ほんとうに名前のとおり
ハーフパウンド(約275グラム)のパテなのか
それはさだかではないが
しかしいずれにしてもすごいボリュウム!

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フライドポテトとオニオンリングも
しっかりついてくるので
じつにたべごたえがある!
月曜日は東銀座の「チャコ」で
ハンバーグステーキ。
ごちそうになりました。

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じつはこの日は
夜も下取材でハンバーガーを食べたのだった。
(番外編)
これは帝国ホテルにオープンした
パークサイドダイナーのもの(2300円)。

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人気メニューだそうだ。
水曜日は取材で出かけた新潟県で
名物へぎそば。

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へぎとは
かいこの糸を入れておく箱のことだそうだ。
そば自体はご存じの人が多いだろうが
ふのりを打ち込むので
やたらプリプリしている。
慣れていないとけっこうヘンなかんじ。
そばのようなうどん、というか。
で、食べ方としては
半畳ぐらいあるへぎ一杯ぶんひとりで
食べるものらしい。
すごいね。
木曜日は六本木にオープンしたばかりの
「マイレバノン」でカレー(1000円)。

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まったく個性がない。
それよりなによりオープン仕立ての店で
寿司屋に居抜きで入ったということで
なんと寿司種のケースがそのままある。
レバノン料理で何に使うのだろう?と
思っていたが
このアバウトさは日本人にはない感覚でいいね。
金曜日は品川「パシフィックホテル」で
カツカレーをごちそうになる。

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カツだけソースで食べて
そのあとご飯にカレーをかけて食べるのが
個人的には好みである。
土曜日は白金の「カンテサンス」。
メニューがないコース料理で知られる
フランス料理で
このときもただひとつのコース(7500円)を。
オープニングに行って以来だったが
なるほど評判が高いのもわかる。
楽しく工夫があり手間がかかっている
料理が次つぎに現れて
驚かせてくれる。
これは殻つきで仕入れたホタテ貝を
薄くスライスして
ビーツとともにミルフイユのように仕立てたもの。

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ビーツのほんのりとした酸味が
ホタテの甘さをうまく引き締めている。
酸味と貝とは相性がいいわけで
レモンやすだちの代わりに
色のあざやかなビーツを使ったアイディアだ。
そしてこの時のメインは
しゃも。

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表面に火を通したあと
オーブンで絶妙に焼いている。
肉汁がみごとにとじこめれ
いっぽう皮はパリパリに仕上がっている。
つけあわせに
レンズ豆のガレットと
ういきょうのサラダというのもおもしろい。
シアワセな気分になれる店である。

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2007年4月24日 (火)

ためいきのキュー

今週の週刊朝日の連載では
キューをとりあげた。
ビリヤードで球を撞く棒である。
これがなかなか奥が深い。
僕もじつは参考のためにと1本購入した。
テニスをうまくなりたいときに
レンタルのラケットで練習しますか?と
言われたことがきっかけである。
そういえば映画「ハスラー」のなかで
「自分のキューをもってくるようなヤツとは
勝負しないよ」というセリフがあったが
自分のキューを使わないとうまくならないとか。
そういう言葉に弱いのが僕なのだ。
しかし--
今回取り上げた超プレミアムなキューをじっくりみて
はあ~と
自分のキューのショボさにため息が出た。
インレイ(象嵌細工)などに凝りまくりなのだ。

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頼めば基本的にどのメーカーにも
自分のオリジナルをつくってもらえる。
以前、日本でF1サーキットを作ろうとした
実業家が
自分のためにオーダーした
F1マシンがインレイされたキューを見たことがある。
趣味はいまいちだったけれど。
ついでにビリヤードのレッスンも受けてみた。
これも目からウロコの体験である。
ビリヤード(アメリカ的にはプール)
習うとますますおもしろくなる。
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2007年4月23日 (月)

ビル・ワイマンの鼻

日曜日に伊勢丹に出かけたら
偶然おもしろい展覧会にでっくわした。
ビル・ワイマン
(ローリングストーンズのベーシスト、
だったひと)による
ミュージシャンのポートレート展である。
ストーンズの面々からはじまり
(ミック・テイラーはいない)
ロックンロールサーカスにおける
ジョン・レノンや
ボブ・ディランや
クラプトンといった人たちとの交流がわかる
写真が小さなコーナーで展示即売されている。
日曜というのにガラガラ。
いったいここでこんな展覧会をやっているの
誰が知っているんだろう。
ストーンズの面々はやはり素顔っぽい
作っていない表情が多い。
おもしろいのは鼻。
みんなやたら鼻の存在が目につくのだ。
いままでそんなことを意識したことなかったのに
ロニー・ウッドの鼻は巨大だし
チャーリー・ワッツも
ブライアン・ジョーンズもである。
ハハハ。
へんなところに目がいく写真展なのだ。

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2007年4月22日 (日)

つい買ってしまう本

つい買ってしまう本というのがある。
たとえばビートルズ本。
新しいのか古いのか
ちゃんと奥付をチェックしていないのだが
このあいだは
「ビートルズ売り出し中!」という
当時の広報担当者による回想録を
書店で見つけて購入した。
読むのはこれからだけれど
さっと立ち読みしただけで
ジョージは静かなビートルと言われていたが
じつは話したいことが山ほどあってとか
いろいろなトピックスが目にとびこんできた。
こうして今回も
新たなビートルズ本に出合い
楽しみを見つけたのである。

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2007年4月21日 (土)

オークションとハンマー

今月号の「マネージャパン」の連載で
週末の楽しみにオークションはどうですか、という
取材をした。
取材をさせてくれたのは
銀座のシンワアートオークション。
書画骨董から現代アートまで扱う
我が国における最大手である。
実際、何度も足を運んで
インタビュー数回
下見会をふくめたオークションの見学数回など
すごく時間がかかった取材だった。
でも、レイアウトが出てから1日で
原稿を書かなくてはならず
ものすごく急ぎ足の原稿になったことに
悔いが残る。
でもオークションって楽しいなという発見が
僕にとっての収穫だ。
これ、なんだと思いますか?

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ハンマープライスでおなじみ
象牙のハンマーである。
でも叩いているうちに
柄がとれてしまい頭だけ残ったそうだ。
それでも専用に作らせたという台を叩くと
いい音がするけれど。

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2007年4月20日 (金)

タケノコの季節

暑くなったり
寒くなったりしているうちに
タケノコが出はじめた。
これは「カーザビニタリア」で。

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ストウブに入れてオーブンで加熱調理してある。
ストレートにタケノコを食べさせようという
コントルノ(メインのつけあわせ)。
で、こちらは日本料理の
若竹煮。

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赤坂の「かさね」で出てきた。
しみじみする料理である。

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2007年4月19日 (木)

オガワメン!

取材先で見つけたメニュー。

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おいしいのかどうか……。
店は自信をもっているようだ。
あいにく開店時間前で試せず。
今度機会があれば!

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2007年4月18日 (水)

ランチ1週間その53

先週のランチの報告です。
火曜日は打ち合わせ中のランチとなって(涙)
先方が買ってきれた
サンドイッチ。
パテが入っているのだけれど
あまり見えない。

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水曜日は築地の「新三浦」という
鳥鍋屋で親子丼(850円)。
黄身は硬めで白身は柔らかめ。

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13時40分に入ったが
「14時30分の閉店までには出てほしい」と
入れ替わり出てくるおねえさん方に言われた。
あまりにしつこくて
親子丼が出てくるのがそうとう時間がかかるのかと
思ったがすぐ出てきて
14時には店を出た。
フシギな店である。
金曜日は神保町のぎょうざ専門店
「スイートポーズ」で
ぎょうざ中皿定食(1003円)。

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中身はあまりない
皮を食べるような餃子である。
それにしても3円ってなんなのだろう。
昔から変な定価づけをしている店だったが。
土曜日は東麻布のフレンチ
「ラリューン」で。
前菜は青森のさくらます。
たっぷりの野菜とともに出てくる。

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メインは甘鯛のポワレである。
しかし野菜に隠れてサカナがよくわからない(笑)。

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ここはセンスのいい店だと思う。
ガラス張りなので昼はとくに
明るくて気持ちがいい。

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2007年4月17日 (火)

砥石にハマる

今週号の週刊朝日の
巻末グラビアで取り上げたのは木屋の包丁。
刃渡り20センチと少しおおぶりの牛刀である。
お店のひとと話していたら
このぐらいの長さだと
男が趣味として使うのに使いでがあるとのこと。
僕も試しに1本使っているが
たしかに肉を切ったりするときは
気分がいい。
ついでに趣味ならばということで
砥ぎも教わった。
プロになると3種類の砥石を使っていくらしいが
ふつうのひとは2種類
やや粗いものと細かい仕上げ用のもの、があれば
いいでしょう、ということで
包丁の持ち方から
手の動かし方
最後にチェックのしかたまで教わった。
これがなかなかおもしろく
砥石も購入して
家の包丁もみんな砥いだ。
でもよくみると刃が波状になったりして
ガッカリ。
包丁砥ぎも練習あるのみのようだ……。
ハマります。
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2007年4月16日 (月)

世田美の太郎

週末に世田谷美術館に行った。
魯山人の器のコレクションが見たいと思ってだが
なんにも調べずに行ったら
「世田谷時代の岡本太郎」しか見られないという。
出来てすぐ訪れていらい
十数年ぶりの世田美だったので
それでもいいかと入ったのだが
内容的にはうーん。
岡本太郎の両親
マンガ家の岡本一平と
作家の岡本かの子の本がいろいろ展示してあり
そっちのほうがおもしろかったりして。
僕が好きな、かの子の「金魚綾乱」の
小さな豆本みたいな装幀のものがよかった。
でも表紙は金魚を横から見た絵だった。
絶対に上から見た金魚を描いてほしかった
(小説の主人公はその美しさを
追求していたはずだし)と思ったけれど。
そのかの子が太郎に
自分の「老妓抄」の装幀をさせているのだが
それが思わずうなってしまうほど合っていない(笑)。
無能な若い発明家に資金を提供する
老妓の、若さに対するちょっと屈折した
心境をうまく描いた作品に
太陽の塔みたいな原色のあの絵が載ってくるのだから。
岡本一平の作品もけっこういい。
そういう家庭で育って
画家になるレールを敷かれていたという岡本太郎。
幸福だったのか不幸だったのか。
そんなことを考えさせられる展覧会でした。

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2007年4月15日 (日)

マニアックな車庫ソフト

「カーセンサーエッジ」で
住宅設計ソフトウェアを手がけている
会社の取材をした。
社長は自動車好きで
「簡単な操作でしろうとでも
車庫を建てたらどうなるか
コンピュータ上で
立体的に検証することが出来る」というのが
ウリである。
最初はプラン(平面図)で入力して
(これも意外に簡単)
そのあとマウスのクリックで3次元で
見ることができる。
壁の素材や色なども選択できるし
なかでもクルマのデータが豊富で
マニアックな車種が多いのには
思わず笑ってしまう。
聞けば趣味的なクルマを持っているひとほど
車庫へのこだわりが強いとか。
わかる気がします。
昨今、家を建てるとか
リノベーションするとき
もうこの際だからクルマ売ったら、と
言われるひとも少なくないとか。
「そういう時はこのソフトで
ほら車庫いいかんじだろ、と
家人に見せるとけっこう効果があります」
これはその社長の言である。
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2007年4月14日 (土)

美しい首都高

いま店頭に並んでいる「エスクァイア」で
建築評論家の五十嵐太郎さんにインタビューをした。
五十嵐さんは
新宗教(いわゆる新興宗教のこと)の建築や
結婚式場建築など
文化的な側面を含めて
建築物のもっている役割を研究するという
おもしろい評論を数かず書いている。
昔、僕が自動車雑誌の編集をやっていたときは
首都高速をテーマに
これは都市を破壊するゴミなのか
日本を代表するひとつの建築なのか、という
話しを書いてもらったこともある。
五十嵐さんは首都高速のなかでも
最初の頃出来たものは
当時の技術の結晶で
それなりに美しいという見解をとっている。
たしかに首都高速を下から見上げたとき
日本橋あたりの構造と
7号線とかではまったく見た目も違う。
新しければ新しいほど
無骨というか
「構造基準を守って作っていればいいんでしょ」という
なげやりなかんじすらする。
建築って
ふだん気がつかないところから光を当てると
たいへん興味ぶかいテーマが
ぎっしり詰まっている。

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2007年4月13日 (金)

ボネガットさんに神の祝福を

昨日の新聞で
アメリカの作家
カート・ボネガットが死んだと知って
ショックだった。
ボネガットといえば
「ローズウォーターさんに神の祝福を」
「ネコのゆりかご」
「スローターハウス5」
「ブレックファスト・フォー・チャンピオンズ」など
好きな作品がいっぱいある作家である。
じつは村上春樹が群像新人賞を受賞したときも
その群像を読んでいて
ああ日本でもボネガットみたいな文章を書く作家が
出てきたんだなあと感慨にふけった記憶がある。
それがいまからほぼ30年前。
人は歳をとるし、人は死ぬ。
そういうものだ。
と、いうことになるのだろうか。
ご冥福を祈ります。

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2007年4月12日 (木)

懐かしい出合い

今週号の「カーセンサーエッジ」で
自動車関係の輸入書籍をとりあつかう
北斗通商をとりあげた。
ここは僕が20年以上お世話になっているところである。
とくに昔は(今も?)自動車の情報が少ないので
海外の書籍は貴重だった。
で、取材していると
なにやら存在感を主張している本がある。
1950年代に英国で出版された
The Grand Prix Carsという有名な大型本で
僕が以前勤めていた出版社にも
ボロボロになったものがあった。
それがものすごくきれいな状態で
書架に入れてある。
懐かしい出合いというかんじだ。
聞けば最近仕入れたもので
価格もそれなりだけれど
それでも世界的な水準からすると破格。
それで1巻と2巻を大枚をはたいて購入することに。
買ったあとで
北斗通商のひとが
「イギリスに持っていけばこの5倍の値が
すぐにつきますよ」とささやいた。
でもなんだかとても嬉しくて
毎日、眺めているのだ。

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2007年4月11日 (水)

ランチ1週間その52

先週のランチの報告です。
今週でまる1年間続けたことになる。
おめでとう←自分の根気をホメた。
月曜日は目黒で打ち合わせがあったので
その流れで
駅のちかくで昔から営業している
「香港園」でランチを。

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白菜と貝柱の煮込みなるものだが
失礼ながら「ナニコレ」という代物。
会食でお金を稼いでいる中国料理屋で
食事をしてはいけないと改めて教訓を学んだ。
これで1800円ほどするのだ。
火曜日は三島に取材。
早く着いたのだが
おいしいものを探してまわる時間はなく
「ロイヤルホスト」で
ハヤシライス。

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そのあと取材先で
ピッツァを焼いて出してくださった。

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イタリア風バルなのだ。
コーヒーも美味であった。
水曜日は原宿の「ペルティエ」で
シーフードカレーをごちそうになる。

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豪華海の幸てんこ盛りのカレー。
木曜日は築地の洋食屋「蜂の子」で
肉グラなるランチをごちそうになる。

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これを頼むようになると常連なのだとか。
牛肉を入れたグラタンで下にパスタが入っている。
土曜日は下取材で
雪谷大塚の「一富士」という洋食屋で
名物料理のカツサンド(1050円)。

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カツの厚いほうを外側に向けた盛りつけがユニークだ。
4人のテーブル席に7人しか座れないカウンターだけなので
あっというまにいっぱいになる。
入れるのは僥倖だ。
この日はそのあと
恵比寿の「玉笑」でせいろを一杯。

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主人の浦川氏は
その前にそばがきを揚げたものを出してくださった。
これが美味なのだ。

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クルマ談義をひとしきりして帰る。

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2007年4月10日 (火)

ロリーのギター

「週刊朝日」巻末グラビアの連載コラム
今週はギターについて書いた。
フェンダーのストラトキャスターだが
なかでも
「アーティストモデル」と銘打たれた
かつて有名ギタリストが使っていたモデルの
復刻版というのが
ほかではあまり取り上げていないので
いいのでは、と思い
アイルランド出身のギタリスト
ロリー・ギャラハー・モデルを選んだ。

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彼が肝硬変で死んだ後
弟のドネル・ギャラハーが
フェンダー社にレストアに持ち込んだ
ギターを研究して
ピックアップコイルの巻き数から
抵抗値
さらにはげちょろけになった塗装まで再現した、という
徹底ぶり。
こんなふうに12フレット目の
ポジションマークがイレギュラーになっているのも
オリジナルをそのまんま再現している。

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ひとりの職人が最初から最後まで仕上げていて
彼のサイン入りの証明書がついてくる。
で、笑ったのは
撮影のあと
「あ、トレモロアームがついていない!」と
担当編集U氏と一瞬焦ったのだが
文献をみても
ロリー・ギャラハーは
トレモロアームを使用していなかった。
なので、今回の写真も
アームを差し込む孔が空いたまま。
少しストラトのことを知っている読者から
そのことの指摘がきそう。

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2007年4月 9日 (月)

新鮮なケーキ

いま某洋菓子の老舗の仕事で
新ブランドのブローシュアを製作中。
これがなかなかタイヘンだけれど
その一方でおもしろい!
ケーキをコンセプトの状態から
見たり食べたりすることが出来て
「だんだん複雑な味になってきたゾ」なんて
味わえるのだ。
ほとんど天然素材で作られたもので
見た目はシンプルで
味わいもそのまんまのものが多い。
なかには多少凝ったカタチもあるが。

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そのストレートさが
どんどんケーキが複雑化する昨今にあって
かえって新鮮で、
市場でも評価されるのではないかと
僕は思っている。
撮影ではどうすれば
一般のひとにこのおいしさが伝わるか
みんなで頭をひねりながらの作業である。

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2007年4月 8日 (日)

改造と販売

今週の「カーセンサーエッジ」で
カーオーディオの取り付け専門店の取材をした。
見せてもらったのはMINIだったが
じつに上手に自然に組み込んであって
改造前のクルマを知らなければ
どこがどう変わったかわからないほどだ。
といっても実際は
トランクルームはほとんど
アンプリファイアが場所を占めていたりと
100万円単位で金をかけている
大改造なのだけれど。

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このとき
内装の改造にしても
けっこういまは凝っているひとがいるそうだが
お金をかけて大きく改造してしまうと
中古車市場に売るときに
逆に値が下がってしまうという
ジレンマがあるという話しが出た。
そういうものなのだ。
ポルシェにしても
内外装のチューンナップパーツを
ポルシェ自身が出しているが
中古車で買おうというときは
あまりにすごいものは敬遠されがちだもの。
なので同好の士を見つけるのが
てっとり早いのだが
趣味が先鋭化すると
今度はほんの少しの違いが
当事者どうしでは
大きな違いになったりして
それはそれでムズカシイ。
ま、売ることを考えたら
自動車は楽しめない。
これが自動車趣味の第一則である。

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2007年4月 7日 (土)

MINIと円

今月号の「トムソーヤーワールド」
(すごい表紙です)で
MINIについて書いた。
先日は黄色いMINIだったが
今回はブルーのMINI。
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おもしろいのは
円があらゆるところのモチーフになっていること。
ヘッドランプも角度によっては
まん丸だし
メーターも円。

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ドアの内張も円。

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キーまで円なのだ。
凝りに凝っている。
こういうところに日本車は
いつまでたっても到達しない。
販売数でいったら輸入車で3、4位といったって
マイナーであることに変わりはないのだから
そんなところに凝っても意味がないなんて
声も聞こえてきそうだが
クルマは趣味のものでもあるので
買いたくなる魅力が必要だ。
MINIの人気は
こういうふうに
細部にまで凝っているところで
そこが日本人の感性に合うんだろうと思う。

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2007年4月 6日 (金)

家具の高級感

今週の「カーセンサーエッジ」で
ヒュルスタというドイツの家具メーカーの
取材を(日本で)した。
ユニークな構造で作られたマットレスを使う
ベッドで知られるメーカーで
ドイツでのシェアは大きいという。
キャビネット家具などは
さすがドイツのメーカーだけあって
ヒンジの剛性感がすごい。
「ドアの開け閉めに高級感が表れる」とは
かつてドイツの家具を扱う代理店から
聞いたことがあるが
ヒュルスタの製品も
キモチのいいかんじで閉まる。
これは日常的にものすごく嬉しいかもしれない。
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2007年4月 5日 (木)

奥の画像

相変わらず咳が止まらず
睡眠不足でふらふらしてきたので
ようやく重い腰をあげて
医者に行ってきた。
すると
「これはけっこう辛いでしょう」
ノドが腫れていて
声帯もきちんと閉じていないですね、と
指摘された。
それを観るのにファイバースコープのようなものを
のどの奥、それに鼻腔の奥まで
さしこむ。
それが目の前のモニターに映し出されるという仕組み。
のどの奥の腫れた様子を撮した
画像をくれたので
そういうのが好きなセンセイなのだろう。
(初めて行った医院)
でもおかげで
処方してもらった薬を飲んだら
咳が一時的に抑えられ
ぐっすり眠ることが出来た。
眠ることが出来るってシアワセだなあ、としみじみ。

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2007年4月 4日 (水)

ランチ1週間その51

先週のランチ報告です。
月曜日は
僕がグルメ系の連載をさせてもらっている
D誌の編集者Kさんと
ステーキの調査のため
汐留の「オレゴン・バー&グリル」へ。
当初はオレゴン州もしっかりバックアップして
同州のビーフを食べさせるというふれこみだったが
狂牛病などが出てきて
そのせいかどうかわからないが
いまは和牛やメキシコ牛も出すのだという。
食べたのはランチのコース。

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ステーキには少し味つけがすぎるようだった。
でもブッフェは好評らしく
汐留シオサイトの42階にある同店はけっこうな
にぎわいだった。
火曜日は出張でロンドン行きのJALの機内で。

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水曜日は
ロンドンから仏アビニヨン空港へと向かう
チャーター機(運営はBA)のなかで。

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サーモンとクリームチーズのサンドイッチである。
このとき僕はカゼにやられていたので
ひと口食べただけ。
木曜日はプロバンス地方の
サンサチュルナン・デ・ザプトという村の
畑の奥にある
「ドメーヌ・デ・ザンデオルス」で。
ミシュラン(2006年版)では
3本フォーク(5本フォークが満点)で
「惹きつけられる雰囲気をもつ店
料理も独創性がある」とホメられている。
前菜はいわし。

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寿司にヒントを得たそうだよ、と後で
自動車ライフスタイルE誌のS編集長から聞いたが
たしかに甘くない酢を使っていて
珍しい味だ。
でも僕には生臭くて残しました。
メインは子牛。

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こちらも硬かったなあ。
「ウルトラデザイン」とミシュランが書いていた
店内はおもしろく
トイレに行く廊下には香がたいてあり
こんな写真がかかっている。

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でもこの店、夜探すとしたら
ほんと大変だと思う。
田舎のレストランは昼間の下見が大事と
改めて思った。
金曜日はメニューというプロバンス地方で
トリュフ採りの見学(遊びか)。
探し当てる犬と掘る犬とがいて
あとは人間がつるはしで掘り下げていく。
くわえるのは犬だけれど
すばやくそれを奪うのは人間の仕事。

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結局、こんな黒トリュフが獲れた。

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しかし食べさせてはもらえず
(それはそうか……)
かわりにトリュフの香りの軽食で
もてなしてくれたのである。

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これがランチかと思っていたら
ロンドンに向かうチャーター機で
しっかりランチが出た。

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もちろん残しました。
もったいない。
土曜日は日本に向かうJALの機内で。
夕食いがいは
好みのメニューを好みの時間に、というのが
JALのスタイルなのだが
どれもものすごい化学調味料の香り。
結局、玄米のおにぎりを頼んだら
なんともシンプル。

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おしんこぐらいつけてくれても
バチはあたらないと思うが
最初からそう頼めばよかった……。

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2007年4月 3日 (火)

もしヘミングウェイが

「週刊朝日」の連載が始まりました。
「Goods Bless You」という
秀逸なモジりのタイトルで
毎週、このモノを買えばもうシロウトでも
達人になった気になれる!という
商品をとりあげていく。
第1回めは
オービスという米国最古の釣り具メーカーの
フライフィッシング用ロッド。
いわゆる釣り竿である。
でももうひとひねりあったほうがいいだろうと
編集K氏と考え
ヘミングウェイが「日はまた昇る」で書いた
ジェイクがスペインで釣りをするシーン
あそこでモノ好きなら
きっと持っていくよね、と想定される
旅用のトラベルロッドを選んだ。
ふつうのロッドが3本とか4本を接ぐのに対して
トラベルロッドは収納時のコンパクトさが
命なので
7本にバラせる。
そしてブリーフケースに収納できるのだ。
これは実物をみると
釣り好きでなくても
食指をそそられるものだ。
そういえばもう釣りも解禁である。
今年は釣りにいくぞといま決心を新たにした。
(毎年そう思いつつつい忙しさにかまけて……)
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2007年4月 2日 (月)

悲しいハチミツ

飛行機に乗るとき
持ち込める液体がひと瓶100cc以下という
バカげた規制がはじまり
おかげでいろいろおいしいものを
あきらめるハメになった。
今回出かけたのは
プロバンス地方のモンバントゥ。

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自動車好きにはヒルクライムレースで
知られた場所だが
いまは別荘地だ。
そこではペリゴールにはかなわないが
トリュフが獲れるので
トリュフの加工品が多い。
たとえばオリーブオイル。

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トリュフの香りがつけてある。
これをおみやげにもらった。
でも持ち込むわけにはいかないし
この栓のデザインだと鞄にいれるのもキケンだしと
ホテルの部屋に泣く泣く置いてきた。
小さなトリュフの香りがついたハチミツもあり
こちらは180gなので手提げに入れておいたら
ロンドンでチェックされた。
説明したら
「規定を上回っている量ですが
ハチミツということならまあいいです。
でもこの場で開栓して内容物をなめてみてください。
そうでないと廃棄処分になります」と言う。
薄いフタがついているだけなので
いちど開けたら鞄の中で溢れるのは必至。
しばらく悩んで(やはり)泣く泣く廃棄処分に。
隣でその様子を見ていた
若いガイジンのカップルが
「かわいそうに。
ほんとあいつらのやることって最悪だね!」と
代わりに怒ってくれた。
おそらくそれだけ悲しい顔をして
「廃棄処分にする」って言っていたんだなあ。

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2007年4月 1日 (日)

桜の名所めぐり首都高速篇

自分のクルマに乗る機会が
あまりない週は
(たいていそうなのだが)
日曜日の朝に首都高速を一周したりする。
今週もそうしたところ
いたるところで
桜がきれいに咲いていた。
環状線でいうと
アークヒルズ
北の丸トンネルを出たところ
日本橋
汐留
芝公園というかんじで
ぐるりと回っている間に
桜を楽しめる。
下ではみんなが見物しているのだろうか。
そういえば
「世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし」という句もある。
時々そのとおり、と思うことも。
あと
桜の名所に
提灯それに青いシート
あれがなくなると心がのどかになんだけど、
なんて思ったりしてしまうのだ。

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