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2005年6月30日 (木)

サラダ発達史

先日のブログでサラダのことを書いた。
そのとき、サラダは英語で混ぜ合わせるもの
といった意味……としたら
そのとき取材させたいただいた松木さんご本人から
もともとの語源はラテン語の「塩」で
塩味をつけたもの
ぐらいのおおざっぱな意味ですヨ。
というご指摘をいただいた。
たしかにそのとおりでした。
なんでも、プロバンス語のsaladaが
「塩を加えたもの」で
それが合わさってsalade(英語はsalad)に
なっていったようだ。
サラダの発達史というのはものの本によると
葉もの野菜の発達史でもあったらしい。
菊ぢしゃ、ロメーヌ、アンディーブ……
新しい葉ものが登場すると
サラダの人気が広がる
そういうふうになったいたようだ。
フランスではルイ14世がサラダ好きで
いろいろなサラダを「開発」し
やがてイギリスにサラダの食べ方が
ひろまるきっかけになったという。
日本人がサラダを食べるようになったのは
ごく最近で
団塊世代のひとは
いまだに生野菜に抵抗があるらしい
(某ライフスタイル誌の編集長はかつて
「サラダは女子どもの食べ物」
という暴言を……)
で、松木さんは
そもそも語源的におおざっぱなのだから
今もいろいろなバリエーションのサラダが
あってもいいですね!
と結んでいた。
そのとおりです。
60年代、海外にいった知人は
NYでほうれん草とベーコンのサラダを食べて
こんなおいしいものがあるのか!と驚愕したという。
ちょっと前はシーザーズサラダ。
時として流行が生まれるのがおもしろい。
最近はちょっと低迷してますネ。

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2005年6月28日 (火)

食い物のウラミ(おおげさ)

金沢市に日帰りで出かけたきた。
名目は撮影のロケハン。
金沢は何度か行っているが
ふと気がついたら
泉鏡花の記念館すら見ていない。
いけないいけない。
でも今回はそんな時間はなし(涙)。
こんなふうに東茶屋街に行ったりしての
駆け足の取材だった。

kanazawa





でも、明るいうちに東京に戻ってきた。
そのせいで
寿司すら食べられなかった(やはり涙)。
この日は食い物の恨みに前段がある。
ANAを使ったが第2ターミナルが整備されて
ゲートへのアクセスがうんと楽になった
のはいいが
おいしい朝食がない
というか
おいしい朝食があるかどうか
わからない。
というのは
ひとつにはこの時間開いている店が少ない、
もうひとつはどこも席数が少なく入れない。
せっかく新しい施設が出来たのに。
日本人って基本的に朝食をしっかり食べる習慣
をもつ人が多いのだから
それを意識してほしいものだ。
おいしい朝食が羽田では食べられる
となれば素敵ではないか。
で、結局、我われはカレーライスを食べたのであった。
それ自体、ひどいということはないが
望んだものではなかったのですこし涙、である。

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2005年6月26日 (日)

なんにも考えていない強さ

仕事でこんな車の撮影をした。
おぼえていますか。
バブルの頃、日産が発表して話題になった
「パイクカー」シリーズの第2弾
Pao
である。
実は10年以上たったいま見てもスタイリングも
コンセプトも意外に古びていないのに
驚いた。
プロポーションがいいのと
細部の作り込みがしっかりしていて
ハリボテ感がないせいだろうか。
いまもういちど
同じ車を
もうすこしモダナイズして出しても売れる!
その場合、
ボディカラーにブラックマイカとかを加える
エンジンは大きくなくていいが
ハンドルの後ろに変速レバーを備えたパドルシフトにする
などがあるといい。
あとタイヤサイズももうすこし大きくして。
ということを考えると楽しい車であった。
そういえばネーミングの包(パオ)。
当時、アークヒルズのあたりに
建築家、伊東豊雄さんがコンセプトメーキングをした
ノマド
というカフェもあったりして
定着しないことへの憧れがそこはかとなく
社会的ムードとしてあったのと
無関係ではないだろう。
ああいう気分もお金がなくなったとたん
どこかに行っちゃいました。
お財布が苦しいからこそ
そういう生活がいいのかもしれないのだが。

pao

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2005年6月25日 (土)

大河内さんのチベット

写真家、大河内禎さんの個展に行った。
Coyoteなどに発表したチベット行の
写真で構成されたものだ。
ワイドで撮られた写真などはその近くに立つと
画面の中にひきこまれそうな空気感がある。
大河内さんはとりわけ「アリガット」という
雑誌を編集していたとき
よく仕事をしていただいていて
この人と一緒に旅に行ったら楽しいだろうなあ
と思わせる好人物である。
その証拠に
旅に行くとき大河内さんを指名する人の多いこと。
ホテルジャーナリストとして知られる
せきねきょうこさんもそのひとりだ。
そんなふうに人とつながっていくのも
大河内さんの持ち味で
写真展でもそんな雰囲気が漂っていた
ように思うのだが。
1週間以上の個展だったが
行けたのは最終日のギャラリー閉館まぢか。
晴天に恵まれた青山の夕方であった。
でもおかげで
滑りこみセーフで楽しい思いをさせてもらえた。

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2005年6月23日 (木)

サラダ

「エスクァイア」誌9月号のために
サラダを取材。
取材したお店は以下のとおり。
「ミラヴィル」(渋谷)
「ラリューン」(東麻布)
「ラストリカート」(神楽坂)
上記2店はフレンチ、3店めはイタリアンだ。
共通している点はどこでしょう?
3店とも
以前このブログでも書いた
松木一浩さんの野菜でサラダを作っているところに
注目しての今回の取材である。
出てきたサラダは
直球派
ひねり派
いろいろで、たいへんおもしろい。
途中、
どういうサラダを作ろうか
って考えていくと
そもそもサラダってなんだろう?って
根元的な疑問につきあたるようになっちゃって……
という話しまで出てきたりして。
ちなみに英語でsaladというと
混ぜ合わせたものをいうようだ。
ここの画像は
ミラヴィルの都志見シェフが芋をむいて
サラダの下ごしらえをしているところ。
出来上がるまでに
20分以上かかったこだわりの一品である。
ちなみにこの3店、
とてもおいしいので
ぜひ行ってみることを勧めます。

miraville

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2005年6月22日 (水)

清潔だけれどカビくさい

水族館の続き。
帰り、久しぶりに東海道線を使ったので
藤沢から東京までグリーン車をおごった。
グリーン車の車両だけ昔のまんま。
なんだか妙になつかしい。
四角い窓の立て桟にきちんと 合わせて
ずれることなく
座席が配列されている。
空いていたせいもあって
シーンと静まりかえっていて
こんな世界がいま存在しているのが
不思議なぐらい。
ほかにはない空間である。
清潔だけれどちょっとカビくさい。
昔の旅館などに通じるところもある。
映画でいうと
うーん……
鈴木清順監督の
ツィゴイネルワイゼン
を思わせるような。
(そういえばあの映画の中で愛しているシーンは
樹木希林が川でとった、つまり天然もののうなぎを
蒲焼きにしてそれを塗りの器で出すシーン。
おいしそうなのだー)
グリーン料金も、藤沢と東京間で1000円しないし
これで手に入る40分は貴重である。

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2005年6月21日 (火)

アウディと国立競技場

アウディの新型車の発表会に出席。
会場は、国立競技場。
フィールドに新型A6アバントをずらりと並べ
記者会見は選手控え室で
という凝った演出である。
とりわけ会場のスコアボードのところまで
長く急勾配のスロープを設け
上のほうに同車を停めるという仕掛けが
印象に残った。
これはアウディの総輪駆動システム、
クワトロシステムの能力をアピールしたもので
雪が積もったスロープをぐんぐんのぼっていくという
高所恐怖症の人はめまいを起こして
卒倒しそうな
有名なコマーシャルをなぞったものだ。
この日はちょうど夏至で、
しかもこの時期なのに好天!
夕方6時から始まったレセプションでは、
広い競技場でシャンパーニュがふるまわれ
梅雨前の最高の季節を
堪能できる楽しいものだった。

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2005年6月20日 (月)

バイクとイタリアン

週末にも仕事の打ち合わせ。
といってもフリーになってからは
あまり週末を意識したことないが。
みなさんが仕事を入れないから
こちらも休みになる。
太陽が昇ると明るくなるというような
けっこう受動的な体制でいる。
今週はランチをはさんでミーティングがあった。
気分を少しでも楽しくしようと
レストランは緑が丘(大田区?)の駅前にある
コルニーチェにした。
ここはイタリアンで、雰囲気も味も好きな一軒だ。
最初教えてくれたのは
「東京カレンダー」(名物)編集のH嬢。
感謝してます。
このとき、広告制作プロダクションのM氏が
先週デリバリーされたばかりの
オーストリア製高級モーターサイクル、
KTMでやってきた。
僕も、久しぶりにドゥカティ・モンスターで
(歩いていける距離を)
出かけていった。
レストランの大きなガラスの向こう側に
とめたバイクを見ながらのランチ。
打ち合わせがいつもこうだと気分も楽しい。

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2005年6月19日 (日)

新江ノ島水族館

「毎日が発見」で
大人の行く水族館という特集を取材中。
トップを飾る予定の新江ノ島水族館に取材に出かけた。
ここは昨年春リニューアルオープンしたところで
片瀬江ノ島海岸に張り出すように
建っているが
以前は、国道をはさんで陸側に建っていた。
その頃も時どき行ったことがある。
くらげの展示がとてもおもしろかったのだ。
僕がいちばん好きな展示は
(この水族館ではないが)
これに加えて
イカである。
イカってすごく美しく泳ぐと思う。
感情が体表の色の変化として出るし。
(怒ったりすると色が変わる)
これは大井競馬場ちかくの
しながわ水族館がオープンしたとき
(あれ、葛西臨海水族館だったかな?)
大きな水槽で群泳している姿を見て
感激した記憶がある。
「えのすい」(と略すそうだ)のよさは
適度な暗さである。
なんでも、プロデュースをした中村元さんに
聞いたところによると
海の暗闇に対する人間の畏れを演出するのが大事
とのことで
僕もそれにはまったく同意見。
昔、子どもの頃、家族でよく出かけた
油壺の海岸沿いの崖下にあった
東大の海洋研究室付属の
小さな水族館が好きで必ず行ったものだが
そこにもそういう湿った暗さがあった。
いま思い出したが
南米の作家コルタサールがパリに住んでいる時の
ことを書いた短編集
「Blow Up」
(アントニオーニ「欲望」の原作にもなった)
のなかでパリの水族館の暗ーい空間のなかで
アホロートルを見る
という場面があった。
こういうのを好む感覚は万国共通なのかナ。

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2005年6月18日 (土)

ワインテイスティング

仕事ではないけれど、
今週、六本木グランドハイアットで
ワインの試飲会に参加。
白いシャツを着ていったあと
あ、試飲会では御法度だった
(ワインの飛沫が飛ぶおそれがあるので
試飲会は黒い服がジョウシキ)
と気がついた。
久しぶりだったので
舞い上がっていたせいか?
今回は
LVグループの
MHD(モエ・ヘネシー・ディマジオ)
によるもので下記銘柄が並べられた。
Green Point(オーストラリア)
Cape Mentelle(同上)
Yara Valley(ニュージーランド)
どれも有名なワイナリーである。
各ワイナリーからワインメーカーも来日して
彼らの解説を聞きながらの
テイスティングと相成った。
試飲会は朝11時スタートで
これはMHD初の試みだそうだ。
担当Y氏によると
朝11時は香りを感じるパレット(上蓋)が
最も敏感なのでテイスティングに適している
時間だそうだ。
夜型のジャーナリストから不満の声もあったようで
今後については迷っていた。
朝型の僕としてはこれでいいのでは
と思うのだが。
赤3種、白3種
飲んだなかで
僕はケープ・メンテルのカベルネ(1996)が
最も好みに合うかんじだった。
すごく落ち着いていて。
でもこれだけ日本未発売である。残念。
ないものねだりは昔から得意なのだ。

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2005年6月15日 (水)

レコード

前回、クイーンのことを書いたので
今回も音楽ネタを。
いまわが家での厄介者は
ステレオセットとレコードである。
ステレオセットは
プレイヤーが2台
(ステレオ盤用と、モノラルおよびSP盤用)に
スピーカーもモノラルおよびSP用まである。
レコードはこれまでためこんできたもので
60年代と70年代の
英米のロックが中心である。
SPは名ギタリストのソル・ホオピやロイ・スメックらの
ハワイアンや、ビリー・ホリデイといったブルースのボーカル
が中心となる
(ロバート・ジョンスンとかも欲しいけれど高価で手が届かない)
そういえばエジソンが作っていた会社が出していた
ハワイアンのレコードもある。
ただし、必要な針圧が高すぎて僕のプレイヤーでは
かけられない……。
持ってるだけ←だからバカにされる。
で、もし僕が死んで処分するなら
ひとつの店に売るよりも
このジャンルはA店
あちらはB店
と分けて売ったほうがお金になる。
でもその仕分けは生きている間にしないといけないので
それを考えると憂鬱になるのである。

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2005年6月13日 (月)

スナックかスナップか(回答編)

6月11日のブログで
松木さんのところで食べさせて貰った
スナックエンドウのことを書いて
ついでに
スナップエンドウ
という名称も見かけるのでどちらだろう?
と疑問を呈しておいたら
さっそく松木さんからご連絡をいただいた。
松木さんによると(以下勝手に引用)
「実は野菜の名称としてはスナップエンドウが正しいのです 」
ということだ。
スナックエンドウは登録商標だという。
某種屋さんの特定品種のみ「スナックエンドウ」で
「他社のものはスナップエンドウと呼ぶべきでしょう・・」
と松木さんは書いてくれた。
目からウロコが落ちました。

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2005年6月12日 (日)

ラジオGAGA

取材で
世の中の役に立つ工業製品
というのを探していたら
手回しぜんまい式のラジオ
というイギリス人が
かつて
電気のこないアフリカの人たちのために
開発した製品にいきあたった。
90年代後半に話題になった
製品である。
それで思い出すのが
クイーンの名曲。
Radio Ga Gaである。
僕はクイーンで最も好きなアルバムは
ブラック・アンド・ホワイト・アルバム(2枚目)だが
曲ではこれにつきる、かな。
歌詞がいいのだ。

僕はひとり夜更かしして
君の灯りを見つめていた
僕のただひとりの友達
10代のときの。
僕が知らなくてはならない
すべてのことは
僕のラジオから学んだ。
ラジオ。

と始まって
サビの部分は−−、

ラジオ、今日のニュースはなんだい?
誰かが今でも君を愛してる。

となる。
ドラムスのロジャー・テイラーの曲である。
先日、再結成関連の映像を見たら
(テレビにプロモーションで出ていたとき)
あの美男子がおっさんになっていた!
でも、someone still loves youなのだろう。

ラジオの深夜放送で、最新のヒット曲を聴いていた頃があった。


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2005年6月11日 (土)

暴力的な野菜

いま、サラダの取材中。
それでちょっと前に、
静岡県は富士の裾野で
有機野菜を作っている
松木一浩さんのところに
取材にうかがった。
以前うかがったのは冬だったが
今回は初夏。
畑の変貌ぶりには眼をみはるものがあった。
かつて園芸がおもしろい!
と言っていた
いとう・せいこう氏が
「植物の成長する速度は
暴力的といっていいほどすごい」
と書いていたことがあったが
まさにそんなかんじである。
以前は土がむきだしだった地面が
すべて緑に覆われていた。
松木さんは、すなっくえんどうを
ポキッと折って
その場で食べさせてくれた。
その甘いこと!
豆類やとうもろこしは
収穫したとたん急降下で
味が低下する
とは松木さんの言葉だけれど
まさにそんなかんじ。
そういえばかつてカノビアーノの植竹シェフも
「とうもころしはお湯を沸かしてから
採りにいけっていうぐらいなんですよ」
と言っていたっけ。
野菜って深い。
ところで、疑問がひとつある。
スナックえんどう
なのか
スナップえんどう
なのか。
下の画像は、ズッキーニ。
虫に弱いといわれているのに
すくすくと育っていた。
pic_0007

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2005年6月 8日 (水)

倍賞智恵子さん

やはり「毎日が発見」8月号で
川本三郎さんの女優インタビューシリーズの
編集を担当しているが
今回は倍賞智恵子さんである。
インタビューを行ったのは
倍賞さんが紫綬褒章を受章したというニュースの直後。
お花を買っていったが
倍賞さん
「そんなあ。お花嬉しいです。ありがとう」
とまさに「さくら」を地でいく淡々とした口ぶりだった。
このところ倍賞さんの過去の出演作をいくつか
DVDで観る機会に恵まれた。
なかでもよかったのは
「故郷」
「家族」
「霧の旗」
「男はつらいよ」第一作
といったあたりで
とくに最初の2作は
1970年代高度成長期の裏側で暮らしていた日本人の生活ぶりを
淡々と描いており
懐かしさと、新鮮さという
ふたつの気持ちをもって観ることが出来る。
松本清張原作の「霧の旗」は5月にDVD化されたばかり。
倍賞さんによると
「もう一回出てもいいと思った作品はこれです」
となる。
取材のあとは川本さんと、よこはまばしのあたりの
居酒屋をはしごした(倍賞さん抜き)。
川本さんには「我もまた渚を枕」
(「東京人」の連載をまとめたもの)
など、映画と東京および近郊の都市と居酒屋を
テーマにしたいいエッセイ集があるが
その世界をご本人の案内で
少しのぞかせていただいた次第。

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2005年6月 7日 (火)

介護保険のこと

「毎日が発見」(角川SSコミュニケーションズ)8月号で
介護保険のことを荻原博子さんに書いていただいている。
(これは編集の仕事)
国の介護保険は現在、破綻寸前で
なんとかしようと焦っているという状態。
そこで20歳から早くも保険料を徴収しよう
なんて案もあるらしい。
メチャクチャである。
でも介護保険じたい、ベースになる考え方は
それほどひどいものではなく
とくに2000年の導入前は
自治体から援助を受ける人は
「恵んでいただいている」
という状態だったらしい。
それに比べれば市民の権利として介護保険が
確立した今のほうがずっとまっとうに
暮らせるようになったといえる。
でも最近、友人がクモ膜下で倒れた僕の経験では
お役所のシステムはあまりに硬直している。
たとえばその友人の場合を通して
倒れて3カ月以内にリハビリを始めないと
回復見込み薄し
とそれ以降は受け入れてくれる病院が極端に少なくなるとか。
回復のスピードは人によって違うから
リハビリにスムーズに移れなかった友人は
(というより奥さんと家族は)大変苦労している。
日本に来た先進国の人は
なんて障害者の少ない国なんだろう
と驚くらしいが
なんのことはない
外に出てこない/出てこられない
だけなのだ。
共存の思想が足りない国はろくでもない国である。

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2005年6月 6日 (月)

乗ってナンボである

「Money Japan」(角川SSコミュニケーションズ)の8月号
(6月20日発売)の連載で
ランドローバーの新型車
ディスカバリー3を取り上げている。
ディスカバリーはレンジローバーの弟分のような位置づけの車だ。
さきごろフルモデルチェンジを受けて
よりオフロード機能が充実し
より豪華になり
ジャガーと共通のエンジンを積むようになった
そういうことが特徴。
朝霧高原での試乗会に行った。
山中湖から下道を走っていくのだが
なんだか迷ってウロウロウロウロしてしまった。
しまいには「もういいや! 帰る!」
なんて自暴自棄な気分になったりして。
でもなんとかとどりつき
乗ってみれば
新しい発見がいろいろとあり
やはりクルマは乗ってナンボである
と安堵の気分を味わった。
会場では旧知の自動車ジャーナリストKさんとお会いした。
無類のネコ好きで
海外の取材で一緒になるとネコグッズを買いにいったりした。
たしかハロッズのペット売り場にも一緒にいって
タイマー付き給餌器を買ったのでは。
でも聞けばその愛猫が先頃死んでしまったそうな。
黙祷。
でもまた、捨て猫の里親になって
いまもネコとの生活を新たに楽しんでいるそうだ。
こういうひとは本当に偉いと思う。
尊敬してます。

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2005年6月 5日 (日)

この車のアソビカタ教えます

今月24日発売の「Esquire」8月号で
「この車のアソビカタ教えます」
を執筆。
この企画は、新車でどこか地方に遊びにいって
その土地のうまいものを食べたり
風光明媚な場所を訪れたり
という内容である。
そこで僕はあえて東京を選んだ。
しかも朝。
訪れた3つの場所は−−
羽田空港第2ターミナル
コリアスンデ家(新大久保)
パークハイアット東京

コリアスンデ家は24時間営業の韓国料理店で
超薄味がうまい!
豚の腸に10種類の野菜ともち米を詰めた
韓国ソーセージである「スンデ」が看板料理で
牛のテールを煮込んだコムタンも滋味あふれる味で
絶対に食べるべき。
まかないを分けてくれた豚の背骨とジャガイモとを
スパイスで煮込んだカムジャタンも美味である。
ここのカムジャタンはさっぱり系だが
これはこれでいいのでは。

パークハイアット東京では
ルームサービスとジランドールとデリカテッセン
という3つの方法で朝食がとれる。
ジランドールには
早朝撮影があったときなど
朝食でお世話になっているが
今回1階のデリカテッセンが意外な発見だった。
わざわざ取り寄せている瓶入り低温殺菌牛乳は濃厚。
口のところはバターになっている。
これが低温殺菌牛乳の本当のうまさなのだ。
200ミリリットルで300円。
ヨーグルトもバターもある。
これにパンというシンプルだけれど豊かな朝食が
ここの魅力なのだ。

BMW3シリーズはこのあいだモデルチェンジした新型。
それについては項を改めて。

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2005年6月 4日 (土)

LOHAS的クルマ選び

「ソトコト」(木楽舎)7月号で
LOHAS的クルマ選びをした。
LOHASとは
Lifestyle
Of
Health
And
Sustainability
の略だそうで、
最近耳にする機会が多くなっている。
端的にいうと、
明るい未来を実現しようと努力する気持ち
ってことかな、と自分なりに解釈している。
3台具体的に選んでほしいと言われ
僕のチョイスは以下のとおり。
1)60年代のジャガー・マーク2
2)フェラーリ430
3)日産フェアレディZ
その理由は−−
1)古いクルマを今も乗るのは省資源
2)欲しいクルマを買うまで貯金(それまで乗らない)
3)これはリースで借りるのが前提(所有にこだわらない)

クルマに乗らないのが一番
という意見は多いけれど
それは都会に住む人の場合で
地方にいる人は車がないと
買い物できない
病院いけない
ってケースが少なくない。
その歪みを直すのは行政の仕事である。
それこそLOHAS的考え方を徹底してほしい人たちだ。

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